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希望の猫〔ギャラリーふげん社〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年6月 7日 09:00

会社のすぐ近く、ランチでよくお邪魔する「新三浦ガーデン」と同じビルの2階ギャラリーで、今日(6月5日)から始まる写真展が開催されていることに気づきました

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築地1-8-4、築地ガーデンビル2階にある「コミュニケーションギャラリー ふげん社」を会場とする「希望の猫 御木茂則写真展」です

下の地図赤〇の場所です。

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ふげん社は、書店ギャラリー、それにカフェが加わって一体となったお店です

展覧会イベントが随時開催されています

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写真展の開催期間は、6月5日)から6月16日)までです。

時間は、火曜日から金曜日までが12時から19時までで、

土曜日12時から17時までです。

日曜日月曜日お休みです。

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会場にいらした御木茂則氏にお話を伺うことができました

御木氏にとって、今回が初めての写真展だそうです

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御木氏はもともと映画のカメラマンで、映画撮影の活動の傍ら、国内外各地を訪れて出会うたちを撮影してこられたそうです

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会場で、作品を拝見しての第一印象は、

まず、色が美しい

発色がよく、の感じられる空間を切り取った作品が、その場にいるような気持ちにさせてくれます

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そして、ローアングルで、時には超アップで、撮影された猫たち表情がとても自然で、のびのびとしています

彼らが、撮影された場所で、たくましく生きているのだなということが伝わってきました

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また、作品の中には、生き抜くためのしたたかさを感じさせるもいて、それがリアルユーモラス温かみにも通じているように感じました

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希望の猫」、元気な猫に会いに、是非、足をお運びください

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なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただき、作品については、ご本人から直接ご説明をいただきました

ありがとうございます

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ちなみに、ふげん社では、6月19日)から、来場者の投票数勝敗を決する鉄道写真撮り鉄 」を開催予定です

こちらもとても面白そう

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ふげん社のHPはこちら ⇒

http://fugensha.jp/

 

 

ベビーと始める歌舞伎・かぶこっこ #2「隈取オムライスを食べよう!」@Hama House

[えだまめ] 2018年6月 6日 18:00

子連れ特派員のえだまめです


4月に行われたHama Houseでの親子で学ぶ歌舞伎入門イベント「かぶこっこ」。

(その時の記事はこちら → /archive/2018/04/hamahouse-1.html )

その第2弾が同じくHama Houseにて行われました。

題して・・・「隈取オムライスを食べよう!」

「隈取?」

歌舞伎の伝統的なお化粧、ですけれども。

そういえば・・・

中央区観光検定のキャラクター

「天晴(あっぱれ)せん太くん」のお顔にも

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隈取がありますね。

でも、隈取ってそもそもなんでしょう???
 
講師は前回と同じく歌舞伎ライターで、ご自身で舞台で演じてもおられる関亜弓さんです。

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娘さん、2か月弱の間にまた大きくなりましたね。

(離乳食が3回になる頃、大変だったのをすごく思い出します・・・
 

会の初めに、まずは「隈取」の説明を。

隈取「怒りの気持ち」「勢い」を表す化粧のやりかた。

イラッ ←現代だと、このマークを「怒り」を表すためによく使いますよね。

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血管が浮き出る様子を表現していたりするんだと思うのですが。

隈取も実は一緒、というのがビックリ。

怒った時に筋肉が隆起したりするのを分かりやすく化粧で表現すると・・・

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こんな風に目の下がムキッってなったり

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ちょっと眉毛もムッキムキになったり

何だかそうやってみてみると、すごく現代的な表現なのかも!って思えてきますよね。

そして、驚いたのが「隈取の描き方は人によって違う」ということ。

役者さんによって、隈取の描き方が少しずつ違うのだそうで。

役者さん同士だと、隈取の写真を見ただけで「あ、これ◎◎さんだ」とわかるらしいですよ。

実際に舞台を見てみた時にはぜひチェックしてみたいポイントになりますね。
 

ではいよいよ。

Hama House特製オムライスの登場です!

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海苔でできたプレーンな顔のオムライス。

これにケチャップで自分なりの「隈取」を描いてみましょう!!ということで。

隈取は「勢い」を表現するもの。

なので何かのお手本をなぞるのではなく、

自分なりの「怒り」「勢い」を表現してみましょう!というわけです。

確かに「歌舞伎」は「傾く(かぶく)」。

まっすぐな「王道」ではない、

ちょっとアウトローだったり、「変わってる」と言われるような姿。

その時代の自由な表現の表れなのですものね。
  
娘あずき(まもなく3歳)にも1プレートいただけたので

ケチャップと共に渡してみたら・・・

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うん、いろんな意味で「傾(かぶ)いてる」わね。

(ボトルのケチャップ、ほとんど出しちゃったんじゃないかしら(大汗))
 

大人たちもそれぞれに。

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それぞれ違って面白い!

「こうあらねばならない」ではない自由さが本来の歌舞伎。

そのエッセンスがどこかに生きているようなみんなのオムライスの隈取でした。

もちろん、こちらのオムライスはみんなで美味しくいただきました
 

おしゃべりを楽しんでお腹いっぱいになったところで

今度は隈取のお面作り!

(前回同様、イラストレーターの瓜谷茜さんの手によるものです)

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赤の隈取は一般的ですね。

正義の味方などもで隈取をすることが多いです。

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青の隈取「悪役」「冷血なキャラ」のイメージ

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茶色「人ではないもの」を表現するときに使われるのだそう。

茶色の隈取の存在は知らなかったので、すごく勉強になりました。
 

・・・とまあ、そんな話はありつつも、

もう一度確認ですが「歌舞伎は傾(かぶ)く」ですので

自分なりの隈取お面を作ってみましょう、ということで。

あずき、隈取お面制作に挑戦です!

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最初のうちはお手本を見つつ、母えだまめがガイドしながら・・・でしたが

やっぱり「あーちゃんやるっ!」と自分でやりたくなるわけでして。

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何とも「傾いた」、ポップな正義のヒーローのお面が出来上がりました。
 
大人の皆様も・・・

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カラフルで鮮やかな隈取の出来上がり!

江戸時代のお化粧用の顔料として赤(紅)や黒以外の色が

あったのであれば、ひょっとしたらこんな顔の隈取も

「伝統」として受け継がれていたかもしれないですよね。

「傾きもの」で、新しいものを取り入れることが大好きだった

江戸時代の歌舞伎役者さんたちなら

きっとそうしていたのかも・・・と想像してみたのでした。
 

そんなこんなで、あっという間の90分でした。

歌舞伎を堅苦しく考えないで、気軽な、身近なものとして触れられる貴重な時間。

また参加できればなぁ、と楽しみにしております。

 
★告知★

7月1日(日)に

『カゴメ×KEYUCA×Hama House トマトの収穫祭「ケチャップで隈取にチャレンジ!」』

http://hamacho.jp/hamahouse/2018/06/01/marchetomato/

というイベントが開催になります!

以前えだまめがご紹介した「トマト植樹会」の続きの「収穫祭」になるわけですが

/archive/2018/05/hama-house.html

こちらのイベントでも「カゴメのケチャップで隈取オムライス」をやってみる時間があるそうです。

興味がある方はぜひお申し込みくださいませ

お申込みHPの 「peatix」はこちら
①12:30からの回  https://peatix.com/event/391483/view
②14:00からの回  https://peatix.com/event/391810/view

(実施時間が2通りあります。申し込み回によってページが違いますのでご注意を!)
 

Hama House 1F Café&Bookstore

中央区日本橋浜町3-10-6

03-6661-7084

営業時間

平日 11時~21時 (ラストオーダー20時)

土日祝 10時30分~18時

http://hamacho.jp/hamahouse/
 

関亜弓さんの個人HP

http://sekiayumi.com/

関さん執筆の連載記事・ oz mall 「恋する歌舞伎」

http://www.ozmall.co.jp/experience/article/13256/

瓜谷茜さんのHP

http://www.uricco.com/

 

 

日本橋高島屋〜山王祭り下町連合半纏〜

[東京ダンボ] 2018年6月 5日 18:00

日本橋高島屋1階のロビーで山王祭「下町連合渡御」に参加する町会や団体の半纏が展示されています。

 

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下町連合渡御は6月10日(日)の9時〜14時頃にかけて、茅場町の日枝神社摂社を6基の神輿からスタートし、八丁堀で4基が合流後、京橋で山車や神輿17基が勢揃いし中央通りを日本橋まで向かい、高島屋GAOLするというまさに山王祭のクライマックスです。

 

街中でも提灯の準備が進んだりして、祭気分が高まってきましたね。

2年に一度の本祭りを楽しみましょう!!!

 

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第15回源氏ボタル観賞会、銀座生まれの蛍です  ~宗家 源 吉兆庵 銀座本店 ~

[rosemary sea] 2018年6月 5日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』にエクスポーションして取材します、rosemary sea です。

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DSC01732b.jpg「果実菓子 自然シリーズ」で新境地を開く、和菓子の宗家 源 吉兆庵(そうけ みなもと きっちょうあん)銀座本店さんでは今年も「源氏ボタル観賞会」が開催されています。

昨年の観賞会もご紹介させていただきましたが、今年は6月4日(月)から10日(日)までとなります。

 

観賞できるのは午後6時から午後9時までです。

 最終日10日は午後8時までとなります。

銀座本店さんの2階・特設会場にて行われています。入場無料です。

 

今回も株式会社 宗家 源 吉兆庵 銀座本店の渡邉マネージャーにお世話になりました。

 

このホタル観賞会は平成16年より開催され、今年で15回目となります。

昨年の観賞会の際に生まれたホタルの卵を、宗家源吉兆庵さんが自ら岡山の自然のなかで大事に育て上げました。

1年後のこの度、成虫として故郷銀座に舞い戻ってきました正真正銘「銀座生まれのホタル」です。

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催し初日の一般公開前に、特別に会場を取材させていただきました。

お店1階のショーケースの前を横切り、奥左のエレベーターで2階へ。

照明の落とされた特設会場には特大の虫かごが設置されております。

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間近に光るホタルを観賞できます。

その数約600匹、荘厳です。

ホタルたち、約2週間の命の光が点滅しています。

かつての銀座もこのような初夏を迎えていたのでしょうね。

今年のホタルの光もひとつひとつ儚く、厳かで、とても綺麗でした。

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昨年の来場者数は7日間で約1,000名とのこと。

例年、平日は会社帰りの方、週末はカップルや家族連れの方のご来場が多いようです。

特に週末はお店の外まで行列ができるほど。

今年も、会場への入場者制限をさせていただくほど大好評、と予想されます。

 

 このホタル観賞会は対象がホタルのため会期が長くとれません。

  ぜひお早めにご鑑賞ください。

 

このイベントに合わせ、こちらのビル各階で特別な催しもございます。

ここ、2階ではドリンクサービスがあります。

冷たいレモンドリンクがご用意されております。

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1階、宗家 源 吉兆庵さんでは和菓子の限定商品「銀座の蛍」を販売します。

闇夜をあらわした小豆羊羹のなかに、白小豆でかすかに光ゆらめくホタルをイメージしたお菓子となっております。

税込 1個194円、5個入りで1,080円、期間限定商品です。

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4~6階 日本料理 銀座松濤(しょうとう)では懐石料理「蛍が舞う頃」、6月限定メニュー、要予約です。

ホタルにちなんだ料理・サプライズな演出となっております。

ランチ 税込5,400円、ディナー サービス税込17,700円です。

銀座松濤_5階銀座松濤(2013改装後)  (1)a.jpg 銀座松濤_銀座 松濤4Fイメージa.jpg

銀座松濤_6階銀座松濤b.jpg

ご予約・お料理に関するお問い合わせはこちらです。

⇒ 03-3569-2361

 

・・・ホタルを堪能の初夏の銀座の夜、必ずや心に響くものがあるかと。

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宗家 源 吉兆庵 銀座本店

銀座7-8-9

東京メトロ銀座駅 A2出口より中央通り右側を汐留・博品館方向に徒歩5分 資生堂さんの手前

03-5537-5457

営業時間   平日 10:00~21:00

       土日祝 10:00~19:00

無休

宗家 源 吉兆庵さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kitchoan.co.jp/

 

 

秀逸 築地のカプセルトイ

[あすなろ] 2018年6月 4日 18:00


築地市場を縦横無尽に走り回る「ターレット式構内運搬自動車」のカプセルトイを場外市場で見つけました。

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積荷は、段ボール、発泡スチロール箱、マグロなど、築地らしいアイテムが精密に再現されてます。

また、波除神社では、千社額木札のカプセル自動販売機が設置されています。

オリジナルでなんとも渋いですね。

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築地観光のお土産にいかがでしょうか。

◆築地・波除神社
東京都中央区築地6-20-37
平成30年6月6日~10日は、夏越し大祭『つきじ獅子祭』

 

 

映画で旅するヨーロッパ:EU Film Days 2018

[Hanes] 2018年6月 3日 12:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
26日(土)から国立映画アーカイブ(旧:東京国立近代美術館フィルムセンター)にて、
EU加盟国の選りすぐりの映画を上映するEU Film Days 2018が始まりました。

昨年6月、「善意の行方」(オランダ)と「検事、弁護人、父親、そして息子」(ブルガリア)を観に行ってから、次の開催をずっと楽しみにしていたのです!
以前は、「ハリー・ポッター」のような有名なフィクション映画を観ていましたが、
英国留学中にお世話になったホストマザーの影響で、
日本で大々的に公開はされないものの、制作国で高く評価された作品にも興味を持ち、
機会があれば観に行くようになりました

そんな私がこのイベント初日に選んだ映画は、「キッツ先生の子供たち」(オランダ/原題:De kinderen van juf Kiet)!
シリアから戦火を逃れてオランダにやってきた移民や難民の子供たちと
彼らを受け持つキッツ先生のありのままの日々を収めたドキュメンタリー映画で、
なんと日本初公開
子供たちそれぞれの成長や等身大の悩みがとらえられており、
子供ならではの天真爛漫さには、たびたび笑いが起こっていました

本映画は京都や広島の会場でも上映されるため、ネタバレを含む感想は控えますが、
監督であるペトラ・ラタスター・ジッシュ氏、ペーター・ラタスター氏をお迎えしたゲストトークより、撮影・制作の裏話を少しご紹介します

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■キッツ先生との出会い
オランダでは、先生たちの低賃金が問題視されており、
監督のお二方は当初、先生の地位向上を訴えることのできる映画を制作したいと考えていたようです。
そこで、先生間のネットワークに面白い先生がいないか尋ねたことが、
キッツ先生との出会いにつながったそうです。

■子供たちとの関係づくり
撮影が9月1日の新学期初日から行われたため、監督のお二方もはじめは先生のように見られていたようですが、
子供たちは教室にいてもおかしくない存在として徐々に慣れ、
お二方を受け入れてくれるようになったそうです

■学校が撮影地
移民や難民の子供たちの中には、複雑な家庭事情を持つ子もいます。
しかし、本映画ではあくまでも学校で成長する子供たちの様子が中心となっています
これは、キッツ先生と初めて話した際に決まったことで、
先生ではなく、子供たちの想いを映画に残すことを優先してくださいともお話しになったそうです。
そのため、撮影は子供たちの目線の高さで行われました

EU28加盟国中25カ国の作品が上映されるEU Film Days 2018。
監督をはじめとする映画制作関係者のゲストトークが行われる回もあり、
ヨーロッパ映画に触れ、内容を掘り下げて理解する貴重な機会となっています。
これを機に映画でヨーロッパを旅してみてはいかがでしょうか飛行機

EU Film Days 2018

【東京】
期間:2018年5月26日(土)~6月21日(木)
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU (2階)

【京都】

期間:2018年6月2日(土)~6月24日(日)
会場:京都府京都文化博物館

【広島】

期間:2018年7月1日(日)~7月13日(金)
会場:広島市映像文化ライブラリー

公式ウェブサイト:https://eufilmdays.jp/


【小話】
国立映画アーカイブになってから映画を観に行くのは初めてで、
チケットのデザインが変わったことに気づきました

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※欧州連合代表部、オランダ大使館、国立映画アーカイブ(50音順)のご担当者様より
 掲載の了承をいただいております。
 監督のお二方のお写真は、ご本人より掲載許可をいただいております。