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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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月島七不思議~第1話「西仲通りと草市」

[下町トム] 2012年7月11日 10:00

月島の魅力を再発見すべく、シリーズでお伝えします。

 

西仲通(1).JPG第1回は〔西仲通り〕です。名前は月島の西側中央を貫く通りであることを現しています。当然ながら〔東仲通り〕もあります。月島のメインロードである〔清澄通り〕をはさんで、東と西にきれいに区分けされているのが月島の特徴です。120年前にこの地区が造成されたときに、新しい近未来の都市計画のさきがけとして区割りされたとのことです。

〔西仲通り〕は今では〝もんじゃ焼店〟が立ち並ぶ賑やかな名物通りですが、もともとは普通の商店街でした。戦後、いち早く地元の商店が結束して商店街を形成し、地域の生活を潤すエリアとして親しまれてきました。


西仲通り交番.JPG


今では〔地域安全センター〕となっていますが、平成19年まで現役交番だった建物はこの通りのシンボルマークのようになり地元の人たちに愛されています。


西仲通り(2).JPG
〔西仲通り〕はアーケードやブロックを数字で表示した暖簾などが掲げられ、オシャレなテーマストリートになりました。しかし商店の屋根のほうを見上げると、かつての屋号や商売の図柄が刻まれた様子があちこちに伺えます。ぼくが始めて住み始めた20数年前は、まだ〝もんじゃ焼き専門店〟も数えるほどしかなく、この通りも様々な店が軒を連ねていたものです。その当時の姿が屋根の上に残っているんですね。味噌屋さん、おもちゃ屋さん、洋食屋さん・・・当時の姿が偲ばれます。


草市.jpgこの通りの名物と言えば、毎年7月中旬に催される〝草市〟です。そもそもは、この時季に、お盆の道具(麻幹、筵、溝はぎ、など)を売る店が屋台を並べたのが始まりとか・・・。(写真は4年前のもの)

その後、縁日のように多くの露店が並ぶようになりました。地元の古老に聞くと、かつては〔西仲通り〕ではなく、それに直行する路に露店がひしめいていたものだということです。

今では商店街や町会の皆さんが中心となってコミュニティー主導の〝手づくりの縁日〟という感じで行われています。子どもたちにとっては、夏休み前の楽しみの一つです。今年は7月14日(土)、15日(日)の2日間に行われます。是非お立ち寄り下さい。

 

このような下町情緒豊かな味わいを残す月島の町をさらにいろいろご紹介したいと思います。引き続きよろしくお願いします。pencil 

 

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明正小学校、新たな時代に

[下町トム] 2012年7月10日 08:30

中央区新川にある「明正小学校」は、歴史ある学校です。そもそも、1876(明治9)年に創立された〔霊岸島尋常小学校〕と、1907(明治42)年創立の〔越前堀尋常小学校〕が、1927(昭和4)年に〔明正尋常小学校〕として発足したことにルーツを持ちます。

201207明正小学校.jpg〝明正〟という名前は地名からではなく、文字どおり「明るく正しく」という希望をこめて命名されたものだということです。up 

 また、愛着ある校舎は、いわゆる〝復興小学校〟と呼ばれ、大正12年に発生した関東大震災で被災した校舎の復興事業として建てられたものです。

長く親しまれた校舎ですが、「中央区基本計画2008」の中で、区内3校改築計画の一環としてこの夏から現校舎を解体し、改築することになりました。このような取り組みは各地で行われるようになり、〝リノベーション〟と呼ばれています。

明正小学校改築計画

 

201207明正小学校 (1).jpgこの7日(土)には現校舎との〝お別れ会〟が開催され、思い出深い校舎との別離を噛み締める日となりました。

この校舎は中央区に残る学校の中でも、味わいのある雰囲気を残すものです。特にこの一帯は古くは〔霊岸島〕と呼ばれ、江戸の香り漂う町だっただけに、どこか古い日本の風情を残す街角にどっしりと存在感を示しています。rock 


明正小学校は梅雨の合間の湿り気を帯びた空気の中でしばしのお別れの時間を過ごしているようです。校舎の前に設置されている銅像は、林武史作の『共生』という作品。1996年の製作だそうです。子どもたちの成長を見守ってきたこの像はこの後どうなるのでしょう。


201207明正小学校 (2).jpg校舎が生まれ変わってまた新たな歓声が校庭にこだまするのは2年後です。そこからまた新しい歴史が紡がれることでしょう。

地域の宝である子どもたちの学びの場である小学校が、より一層充実した施設になることを期待します。scissors 


 

 

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築地市場見学~「魚市場セミナー」

[織衣舞] 2012年7月 4日 08:35

中央区民カレッジ「魚市場セミナー」で築地市場見学に行きました。中央区・東京

魚市場卸協同組合の方々にお世話いただいています。フォークリフトやターレット

等の車両が縦横に走る中、邪魔にならないように緊張して臨みました。早朝のせ

りが終わってからの見学でした。生マグロ・冷凍マグロ・活魚・鮮魚のせり場 と場

内へ案内していただきました。とっても広いです。(敷地総面積196,729 ㎡ うち

埋立地16,631.4㎡)

201200629 築地市場見学 049.JPG 001.JPG 201200629 築地市場見学 013.JPG 201200629 築地市場見学 014.JPG

生マグロせり場・・・内臓等が除かれ、口・腹に氷をつめられ国内・欧米から空輸

            されてくるのが多いとか。せりは早朝5:30開始されます。

  201200629 築地市場見学 019.JPG           201200629 築地市場見学 020.JPG

   

201200629 築地市場見学 022.JPG 201200629 築地市場見学 026.JPG

冷凍マグロせり場・・・船上にて-60℃のカチコチに凍らされたマグロが並びます。

              せり中はシャッターが下りてひんやり、終わればシャッター

              は上がります。せりは種類別に5:30~開始です。

活魚せり場  ・・・  活きたままの状態で市場に運ばれてきます。水槽に並んだ

              活魚を前もって見ておいて、別の場所で5:20からせり開始。

鮮魚せり場  ・・・  産地で〆られて発泡スチロールに氷詰めの状態で市場に運

              ばれてきます。

 

201200629 築地市場見学 030.JPG

201200629 築地市場見学 048.JPG  201200629 築地市場見学 008.JPG                               201200629 築地市場見学 059.JPG

特記すべきは発泡スチロールをつぶして小さくする装備や氷を詰める場所もありま

した。このコンパクトな場所で必要なものはきちっと存在していることです。

セミナー最後に有名な?「茂助だんご」をいただきました。ごちそうさまでした。

 

一般の人たちは9:00すぎから5人までのグループで場内(せり場はダメ)の見学

は可能だそうです。但し事故に注意!靴は長靴がよいそうです。おさかな普及セン

ター資料館もあり、食育にかかる講習会も実施されているそうです。

 

豊洲への移転はいろいろありましたが、平成26年12月開場を予定されています。

都民・市場関係者が安心できるよう 土壌汚染対策を確実に実施された上でのこ

とです。「築地市場みんなそろって豊洲へ行こう!」それが市場が生き残る道と考

えられています。

 

 

街角のパンダたち

[杏葉牡丹] 2012年7月 1日 08:30

日本だけでなく、世界中の子供から大人まで、万人に愛されているパンダ。

本物は動物園などに行かないと見られませんが、パンダにちなんだ品物なら、街角のあちこちで見る事ができますよね。


ck1203_1206292.jpgそんな中で、まずはビックリなのが、築地場外市場の海産物のお店に飾ってある『パンダの剥製』!

一瞬目を疑ってしまいましたが、お店の人に伺ったら、「ワシントン条約より、ずっと前のものだよ~」とおっしゃってました。

確かによく見ると、かなり古そう。
一応、値段はちゃんとついていましたので、単なる「看板パンダ」ではなく、ちゃんとした売り物なのでしょうか?



ck1203_1206291.jpgそして、これもビックリなのが、パンダの革靴!

昭和通りに面した、銀座の靴屋さんのウインドウに飾られていたのを発見!
受注生産ですが、男性用、女性用それぞれあるのだそうです。
『試しに履いてみて、記念写真をどうぞ』とPOPには書いてありましたが、さすがにそれは気がひけて、遠慮をいたしました。
よく考えてみたら、パンダのスリッパもありますので、革靴があっても良いはず。
ただ、この靴を履いた時は、どんな服を着たら良いのでしょうか?

やっぱり、白と黒のパンダカラーで統一すべきなのか、それとも、豹柄はどうなのかしら等と、つい考えてしまいました。