[サム]
2014年9月 7日 14:00
花のテラス 中央区大江戸農園(サウスパーク)
西日本を中心に記録的な大雨と日照不足をもたらし、30年に1回以下の割合で起こるとされる「異常気象」に見舞われた8月が過ぎ、9月に入り、肌に感じる風は日毎爽やかさを覚えるようになりました。
晴海トリトンスクエアの「緑のテラス」「花のテラス」等でも、季節の変わり目。
秋の前触れの自然の息吹が感じられます。
今回は、9月4日に開催された恒例の「ミニガーデンツアー」のテーマ <夏のおわり、秋のはじまり> に沿って季節の花々を取り上げてみました。
淡紅色の小花をつけ、赤い果実はビタミンCの宝庫として知られるアセロラが、キントラノオの仲間というのはちょっと意外です。
宿根ロべリア・ファン(別名サワギキョウ)は、ブルー・バーガンディ・スカーレットの3色が楽しめます。
4シーズン目となる、サウスパーク内に設置された大型プランターの田んぼ「中央区大江戸農園」では、近隣の小学生を交え田植えされた稲が、こうべを垂れ、収穫を間近に控えています。
ファウンテングラス ルリマツリ ルリマツリモドキ ホトトギス シコンノボタン
ミズヒキ キンミズヒキ オミナエシ タマスダレ ガウラ
ロベリア ファン ロベリア ファン ロベリア ファン キントラノオ コムラサキシキブ
ブルー バーガンディ スカーレット
[サム]
2014年9月 4日 09:00
清澄通り「フジマート」脇の道沿い(月島1-27-9)に、昼前後の一時(いっとき)、行列が出来る気になる店があります。
平成24年10月オープンの、フクロウと触れ合えるカフェ、「フクロウのいえ」です。
営業時間は水・木曜日は14:00~18:00、金曜日は14:00~20:00、土曜日は12:00~21:00、日曜日は12:00~18:00で、1時間毎の入替制。(月・火曜日は定休日)
開店の1時間前に当日の席の受付が開始され、希望時間帯の席を確保したうえで、予約時間5分前に再来店するシステム。
一旦時間をつぶし、指定時間に店に戻ると、丁度前回のお客さんが次々と店から出てくるところ。口々に「よかったね」「癒された」と皆さん満足げな表情。期待が膨らみます。
いよいよ入店。
目に飛び込んでくる、腰ぐらいの高さの止まり木にじっとしているフクロウさんたちが気になりますが、まずは指定された席に座って飲み物をオーダー。
因みにドリンク代は、触れ合い・撮影料込み、フクロウさんグッズのお土産付きで、2,000円の均一料金。
次いで店内での注意事項などが案内されます。
そしてまずはひとしきり写真を撮リ終えると、フクロウさんたちとの触れ合いタイム。
お気に入りのフクロウさんを指名して、お店の人に頼み、思い思いに頭や肩や手首に乗せて貰ったり、頭をなでなでしたり・・・。
フクロウの温かい体温が伝わってきます。
ここのフクロウさんたちは人馴れしているのか、大人しいし、
首を傾けたり、キョロキョロしたり、瞬きをしたり、とにかく表情豊かで愛くるしい。
方々で、「かわいい!」「このまま連れて帰りたい!」との声が・・・。
但し糞には要注意。
そうこうするうちに、1時間があっという間に経過。
お店の人の一言、
『殆どの皆さん、55分立ちっぱなしで、残りの5分でドリンクを一気に飲まれるようです』は、まさに言い得て妙。
暫しの憩いのひととき、心が和みます。
アフリカオオコノハズク コノハズク ベンガルワシミミズク オオフクロウ モリフクロウ
[ひでくん]
2014年9月 1日 14:00
今回は人形町にあるレトロなお豆腐屋さん「高柳豆腐店」を御紹介します。
場所は甘酒横丁の交差点から東京メトロ水天宮前駅の方向に行く途中の路地を入ったところ。
昭和2年創業で、現在まで4代続く老舗です。
外観は何とも味のあるレトロな銅板葺きの看板建築(*)で、今のところ建て替えの予定はないそうです。
(*)関東大震災からの復興期に多くみられた建築様式。建物の前面が平坦なのが特徴で、火災予防の観点から銅板を貼って仕上げている。
お豆腐屋さんの朝は早く、朝食用のお豆腐を買いに来るお客さんのために、早朝5時頃には店を開け豆腐を作り始めます。お店の人の話では、「昔は、すぐ近くにあった銭湯が営業を終える夜中の2時頃に店を開けていた。」とのことです。
販売する豆腐は、きぬ豆腐、もめん豆腐、油揚げのほか、枝豆を入れた枝豆豆腐、ごまを入れたごま豆腐など、取り扱う商品は約30種類。スーパーやコンビニでは手に入らない味を求めるお客さんが多いようです。
中央区には老舗の専門店がまだまだ健在です。専門店のこだわりの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。