[りょうきち]
2014年9月26日 16:49
既に話題とされていた2つのイベント、全日本綱引フェスティバルと大江戸まつり盆踊り大会、私も行ってきました。今回、私は、浜町公園という場所をキーに2つのイベントをまとめたブログを書いてみたいと思います。
全日本綱引フェスティバルは体育館を中心に行われるのですが、浜町公園の入り口から出店が賑やかに並んでいます。写真のような黄色いゲートから中では、本題の綱引きに負けず、お祭りを楽しんでしまおう、という公園訪問者が夏のひとときを楽しんでいます。
飲食店での飲食も楽しいのですが、いろいろな催しも素晴らしかった。
定期的に、音楽(AKB48)に出店の参加者やミス中央区、その他の人が踊って、盛り上がっていました。けん玉チャンピオンが派手な技を決め、これも大注目を受けていました。吉本の芸人さんも和やかな雰囲気を演出してくれています。特筆すべきはお相撲さん。浜町にある、荒汐部屋の力士さんがちゃんこ鍋を振る舞ってくれています。味もなかなか。イベントでも我々を楽しませてくれます。
これらに加え、中央区観光協会が伝統的なおもちゃ、水鉄砲、けん玉などで子供を集めています。
私は中央区のブースで、ヨーヨーを3つとりました。これまでの新記録です。しかも3つ取った時点でまだとれそうでしたが、辞退しています。昔は下手だったのですが、突然、うまくなりました。
お盆の後の真夏に行われ、少し地味な印象がありますが、来る人、皆に優しい、オススメのイベントです。
実は外の楽しさで、中の綱引大会の盛り上がりを知らないまま、何時間も過ごしました。ちゃんこ鍋、焼きそば、ビール・・・
大会はどんなだったのでしょう。本来の取材を忘れてその日は終わってしまいました。
綱引大会の次のイベントが翌週の盆踊り大会です。
こちらは圧倒されるのが人と出店の量。前の週のイベントと比較すると大きくなっています。幸い、天気にも恵まれ、こちらも盛り上がっていました。
子供からおじいさん、おばあさんまで素敵な笑顔と出会いました。
浜町公園は空間として素敵な場所です。盆踊り大会に来ると感じます。会場は運動場ですが、その視界の端には高速道路が通っている隅田川の土手があります。高速道路があるために完全には川が見えるわけではないので、川とは少し別の空間となっています。しかし上方は川の広い空間が広がっています。
開けているようで、特別な空間に感じられる、この空間。日常からしばし離れる、盆踊りには最適なのではないでしょうか。
このようにあまり意味のあるようなことは考えられなかったのですが、ぼんやりしていると夕方が夜になってしまっていました。
2つのイベントは両方会わせて、夏の後半を盛り上げてくれます。今年は花火大会が残念でしたが、中央区のいろいろなイベントは我々を飽きさせませんね。
8月の半ばを過ぎると日も短くなり、季節も徐々に秋に。少し寂しくなります。
それでも秋は秋で味のあるお祭りやイベントがありますので、また通いたいと思います。
[けんけん]
2014年9月25日 09:00
先日「舟運観光」として、日本橋川を日本橋を起点に隅田川から神田川、そしてまた日本橋川を日本橋に戻る、というちょっとしたクルーズを体験させてもらいました。
水上・船から見る景色は確かに目新しく、楽しかったのですが、「やはり、川の周りのいろいろなスポットを見よう」と思い、久々に「早朝チャリ散歩」をしてみました。
この日のスタートは豊海橋から。橋のたもとにある気になるお店が、Mile Postさん(新川1-29-6)。ウインドウ越しの見事な自転車の数々。ううん、気になります。今度ゆっくり伺いたいです。
お隣のMile Post Cafeは現在お休み中とのこと。こちらも再オープンされた暁にはぜひとも伺いたいですね。
豊海橋を箱崎町川にわたってすぐ左側にちょっとした緑があります。ここは以前、高尾稲荷社(日本橋箱崎町10-7)というものがあったとの掲示があります。今は、ここから100メートルほど北西に行ったところに小さな鳥居、拝殿があります。
この神社の由緒というのがすざましいんですよね。
「高尾太夫」という遊女が、大金を積んで自分のものにしようとした某お殿様(神社の案内にはお名前も明記されていますが...)の誘いを拒んだ結果、隅田川で斬殺され川中に。数日後河岸に打ち上げられた遺体を近辺に庵を構えていた僧が手厚く葬り、またその背景を知った人々が社を建てお祀りしたとのこと。とどめは、祭神としてご遺体(頭蓋骨)をお祀りしているって、すごいですね。
次は、湊橋。湊橋自体の写真というよりも、湊橋からとったミツカンさんの大きなビルも一緒に撮った豊海橋のほうがいいかもしれませんね。
茅場橋に向かう途中に、キリン日本橋ビルというのを通ります(日本橋小網町2-5)。ここでは「ドラフトマスターズ・スクール」というのがあるようですね。
キリンビール大好きな僕もぜひ行かせていただきたいのですが、やはり飲食店さん向けのようですね...(笑)。
で、茅場橋。橋の向こう、茅場町側に花王さん(日本橋茅場町1-14-10)の大きなビルが見えますね。
この反対方向にはこれまた大きなぺんてるさん(日本橋小網町7-2)のビルがあるんですけどね。(写真を撮り忘れました)
まぁ、ぺんてるさんは茅場橋というよりはその次の鎧橋のたもと、といったほうがいいかもしれません。
鎧橋を渡ると、目の前には東京証券取引所の立派な建物が。
取引所からみて川側にあるのが兜神社(日本橋兜町1-12)。
建物自体は、昭和46年と新しいもののようですが、境内にある「兜岩」は、前九年の役(1050年)にまでその由来がさかのぼるものだそうで、町の名前もこの岩にちなんでつけられた、というなかなか奥深い神社のようですね。
次の江戸橋とその前にある「郵便発祥の地」の碑や「前島密」の像のある日本橋郵便局に来たところで、今回は時間切れ。
次回は江戸橋と日本橋あたりからスタートすることとしましょう。
[サム]
2014年9月22日 14:00
アキアカネ ショウジョウトンボ
今朝、佃公園を散策中、アキアカネ・ショウジョウトンボの2種の "赤トンボ" に遭遇。
期せずして本日9月21日東京地方に「アキアカネ初見」が報じられました。
平年より4日遅く、昨年より3日遅いとの由。
アキアカネは6月初旬から7月上旬にかけて羽化し、一旦山間部に移動(この頃の体色は淡黄色)しますが、秋になると、腹部が特有の赤色になって平地に戻ってくると云われています。
この腹部が赤い個体を初めて見た日を「初見日」といい、この時季の「生物季節観測」のひとつに数えられています。
アキアカネは所謂 "赤トンボ" の代表種のひとつ。
"赤トンボ" とは体色の赤いトンボの総称で、一般にはトンボ科アカネ属を指すようですが、アカネ属以外の体色の赤いトンボ(ハッチョウトンボ、ショウジョウトンボ、ベニイトトンボ等)をはじめ、体色は黄色ながら、夏の終わり頃から群れをなして出現するウスバキトンボ(左写真)も "赤トンボ" と呼ばれることが多いと聞きます。
アキアカネに似たナツアカネは、全体の生息期間自体は差異がないとされ、全期間を通じ平地に出現し、頭・胸・腹部の全てが赤くなることで区分されます。
因みに童謡「赤とんぼ」に出てくる "赤トンボ" は、おんぶされた子供にも見える点からは群れで飛びよく目に付く「ウスバキトンボ」、竿の先に止まる習性からは「アキアカネ」、の可能性が高いと考えられているようです。
[ジミニー☆クリケット]
2014年9月21日 17:00
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
(藤原敏行朝臣、古今和歌集)
朝夕めっきり涼しくなったなあと思っていたら、ここ明石町の築地川公園にもはや秋の景色が広がっていました
パンパスグラス、別名シロガネヨシです。イネ科の植物で、大きくて存在感があります
外来種ですが、クリーム色の花穂が逆光の中で風に揺れる姿が、日本の秋を演出してくれます
[サム]
2014年9月17日 14:00
隅田川は中央大橋上流の佃2丁目地先で東に分流し、春(晴)海運河に繋がっていますが、この隅田川派川沿い、中央大橋~相生橋南に至る間に位置するのが石川島公園。
スーパー堤防の採用により、公開空地と一体となり、水と触れ合えるよう親水性が確保され、ジョギングや散歩を楽しむ人で賑わっています。
水鳥も多く飛来し、干潮時には水が引いた岸辺で、採餌する姿も見られます。
左上写真は満潮時の様子。左からウミネコ(看板の上)・カワウ・ダイサギ。
中でもその優雅な容姿から目を引くのが、シラサギ類。
"シラサギ" とはコウノトリ目サギ科のうち、全身が白いサギ類の総称で、国内でよく目にするのは、ダイサギ・コサギの2種。
この他、チュウサギ・アマサギ・クロサギの白色型等が加わります。
大きさや足指の色、冠羽の有無等で、各々識別されます。
9月に入り、親水テラスでは冬羽の装いのダイサギ・コサギが間近で見られます。
ダイサギ: 夏羽時、黒色だった嘴が、黄色に変化。
コサギ: 夏羽時、目立った2本の長い冠羽が、短くなり目立たない。
こんなところにも季節の変わり目を感じます。
ダイサギ コサギ
[サム]
2014年9月12日 09:00
今年は9月8日が旧暦の8月15日に当たり、中秋の名月(十五夜)。
昨年は9月19日、一昨年は9月30日だったから、ちょっと早めの到来。
当日は残念ながら、東京地方は雨模様。
尤も、中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月」、雨が降るさまを「雨月」と呼び、寧ろほのかな風情を楽しんだともされてはいますが・・・。
翌9月9日は一転、月見日和。
大川端リバーシティ21のマンション群の窓灯りの脇、澄んだ秋空に真ん丸な "お月さま" が輝いています。
月の満ち欠けの周期がピッタリ1ヶ月でないことから、中秋の名月(十五夜)が必ずしも満月とはならず、実は今年は9月9日が満月。
現代に伝わる "お月見" は、古来の月を観賞し愛でる風習と、この時季農作物の収穫期に当たるため、豊作祈願や収穫感謝の祭事が合わさって広まったものと考えられているようです。
「月月に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月」(読み人知らず)