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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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中央区と地上の線路・駅

[ジミニー☆クリケット] 2015年3月16日 14:00

マニアックな内容であることを最初にお断りした上で

みなさん、中央区の、この赤い三角形の場所をご存じでしょうか?

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拡大すると、こうなります

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赤い三角形の場所は、山手線の「内側」「外側」という表現を使うとすると、中央区で唯一山手線の「内側」の場所です。日本橋本石町4丁目になります。ちなみに、この赤い三角形の一辺は、かつて日本橋川に流れ込んでいた龍閑川の跡です(中央区と千代田区の区境になりました)。

緑で囲んだ部分は、中央区で、地上を電車が走っている唯一の場所です

ここを、JR山手線、京浜東北線、中央本線、東北・上越新幹線が並走しています。駅名で言うと、JR東京駅と神田駅の間です。

そして、走る電車の窓から、この三角形の場所を写真に撮ると、こんな感じです

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道路は外堀通り、左端に見えている高速は、首都高速都心環状線と首都高速八重洲線が合流する神田橋ジャンクションで、その下を流れているのは、日本橋川です。

逆に、三角形の場所から山手線を撮ると、こんな感じです

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上の写真を撮った場所は、ここです

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地上の線路がここだけなので、当然、中央区には地上の電車のはありません(地下にははたくさんありますけどね)。

だからといって、卑屈になる必要はありません

中央区には、日本古来の交通制度、伝馬制度の名を今に残し、江戸時代から陸上交通輸送の中心であった日本橋小伝馬町、日本橋大伝馬町があるのです(あまり説得力無し

 

 

◆ 綺麗になったライトアップの永代橋と勝鬨橋で

[隅田の花火] 2015年3月14日 09:00

隅田川の永代橋と勝鬨橋のライトアップが今、とても綺麗です。

s_hanabi16-1.jpg水色の橋が永代橋で、緑色の橋が勝鬨橋。

いずれも国の重要文化財に指定されている隅田川の代表的な橋ですが、その光源は、実は蛍光灯です。

 

その性質のためか、頻繁にあちらこちらで灯が切れてしまうんです。

下は昨年春の写真ですが、こんなふうに蛍光灯が切れた状態が、かなり長い間続いていました。

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取り替えられるのをずっと待っていたのですが、今年になってようやく取り替えられ、やっとすべての灯がともりました。

以前にも増して、光に透明感が出たような気もします。充電100%完了です。

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これから、桜の季節がやってきます。

 

綺麗になった永代橋の水色と合わせて桜を楽しむ ・・・ 。なかなか良さそうなカンジです。

写真の場所は中央区新川地区・新川公園の堤防の上。春になると桜が咲き誇る遊歩道です。

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その場でうしろに振り向くと、そこは東京の代表的な夜景スポット。さらに桜も咲いている・・・。きっと良さそうなカンジです。

桜が咲いたら是非来てみたい遊歩道です。

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新川公園の端・中央大橋の袂にある河津桜はもう既にいいカンジです。

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一方の緑色の勝鬨橋。

橋の下にも光が当てられているのがこの橋の特徴のひとつ。

いつもは歩かないような時間帯のテラスにちょっと降りてみると、迫力ある風景が待っています。

あ、早くもひとつ緑色の灯が ・・・ 消えてしまっていますね。

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対岸の東京タワーの下に見える赤い輝きは、 来年11月、新市場に移転していくということになっている築地市場の灯りです。

 

 

市場か移転したあとの話は、なかなか聞こえてきません。

場外市場は残るということですが、この市場の灯りは ・・・ いずれ消えてしまうのでしょうね。

こんな風景も今のうちかもしれません。

s_hanabi16-8.jpgその次はどのような灯がともるのでしょうか。

 

 

早春のキンポウゲ科の花たち <晴海トリトン>

[サム] 2015年3月12日 09:00

R0032227LS.JPGR0032221RRSG.JPG  晴海トリトンスクエアの「緑のテラス」「花のテラス」等の植え込みでは、草木が徐々に芽吹き、万物が活動を始める春を、漸う肌で感じられる季節になりました。

館内 ポケットプラザ「花・水・木」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例の「ミニガーデンガイドツアー」。

今月は5日に、「早春の花たち」のテーマにて行なわれた「プランツ ウォーク レクチャー」の中から、春先に、我こそはと競い合って咲くキンポウゲ科の花を取り上げてみました。

キンポウゲ科の植物は被子植物の中では最も原始的な群のひとつとされ、観賞価値の高い花を咲かせるものやアルカロイドを含んだものも多く、園芸植物や薬用植物としても利用されているようです。

現在、朝潮運河沿いのスロープガーデンには、色とりどりのキンポウゲ科の「アネモネ ポルト」に加え、キク科の「オステオスぺルマム キララ」(花の中心までクリアなイエローの花色が魅力)が植栽され、柔らかな陽射しを受け、心地好さそうに咲いています。

"木の芽時"、ゴムチップ舗装で仕上げられた園路を散策し、この時季の「一歩一景」(一歩一歩歩く毎に、違った素晴らしい景色が見られるという意味)を愉しまれてはいかがでしょう。

 

 ☆ラナンキュラス(右上)

  南欧~西アジア原産。

  園芸種の、紙のように薄い花びらが幾重にも重なった八重咲きに人気。

  花型・花色が多彩。

  別名ハナキンポウゲ。   

 ☆アネモネ ポルト

  地中海沿岸原産。

  「覆輪」「暈し咲き」等の花柄、「八重咲き」「菊咲き」「丁子咲き」等の花型が豊富。

  花色も多彩。

  花弁に見えるのは萼片。

  左から、アネモネ ポルト スカーレット/オーキッド/ブルー/パール。

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 ☆所謂 "クリスマスローズ"

  "クリスマスローズ" は本来、ヘレボラス属の中の、クリスマスの頃開花する 「ニゲル」という

  種につけられた名とされますが、日本ではヘレボラス属全体の呼称というのが一般的。

  言い換えれば、前者は狭義の "クリスマスローズ" 、後者は広義の "クリスマスローズ"。

  国内では、早春から春咲きの「オリエンタリス」を元にした園芸品種が広く普及している為、

  "クリスマスローズ" という名に若干違和感を覚える方もいらっしゃるかも知れません。

  "クリスマスローズ" は冬のまだ寒い時期に俯き加減に咲く清楚な姿に人気があり、

  「冬の貴婦人」の異名もあると聞きます。

  花弁に見えるのは萼片。 

  左から、ヘレボラス オリエンタリス/アーグチフォリウス/リビダス。

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日本橋桜フェスティバル開幕

[サム] 2015年3月10日 09:00

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20150212C_04.jpg  春寒も時によりまだ覚えますが、日毎草花の息吹や陽射しの温かさを肌で感じられるようになった頃。

今年も3月6日、日本橋エリアの春のイベント「日本橋桜フェスティバル~ビューティフル日本橋~」が開幕し、日本橋の伝統的な名所や新名所が春の装いに包まれています。

同エリアには「江戸桜通り」「日本橋さくら通り」など桜の名所があることに因み、春の訪れを象徴する桜をテーマに様々なイベントが組まれています。

 ①「花見舞台」

  開催日時:3月6日~4月12日 11:00~23:00

  昨年再興された福徳神社の参道「仲通り」沿いに、桜をモチーフにした装飾と約2万個の

  LEDによる「花見舞台」と銘打った、幻想的で華やかなお花見空間「桜回廊」が出現。

 ②「桜ライトアップ」

  開催日時:3月6日~4月12日 18:30~23:00

  歴史的建造物の三井本館、日本橋三越本店本館や、コレド室町1・3、日本橋三井タワー

  などの商業施設が桜をモチーフにした「桜色」のライトアップ。

 ③「食べるアート展 L'art de Rosanjin ー魯山人と新・美食倶楽部ー」

  開催日時:3月6日~4月5日

  日本橋三井ホールにて開催。

  当代一の美食家として名を馳せた北大路魯山人。

  その美学を紐解き、日本の美食をテーマに、観て食べて体感できる、

  和食とデジタルの融合アート展。

 ④「夜桜オープンバル」

  開催日時:3月28・29日 18:00~21:00

  仲通り、浮世小路を封鎖しての2日間限定オープンテラス。

  日本橋料飲組合の「三四四会」加盟飲食店やコレド室町内の飲食店が屋台を出店。  

 ⑤「ニホンバシ桜バル2015」

  開催日時:3月30日~4月5日 17:00~23:00

  日本橋北詰商店会やコレド室町/日本橋内参加店舗約50店を回遊できるチケット制催事。

この時季ならでは春らしい街の賑わい。

情緒漂う、伝統と革新が行き交う街並み散策、一足早い春景色との出逢いはいかがでしょう。

 

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東京スカイツリー <日出~日没>

[サム] 2015年3月 3日 09:00

R0032097ELS.JPG  東京スカイツリーは塔体に日本の伝統色である最も薄い藍染めの色「藍白」をベースにしたオリジナルカラー「スカイツリーホワイト」を採用。僅かに青みがかった白色が青空に映え、繊細な輝きを放つとされています。

エレベーターシャフトはグレー、展望台は硝子とメタリック色のパネル、頂部は鮮やかな白を採用。先進性と未来を表わしていると聞きます。

「白」は潔さ・神聖さを想起させ、日本人の伝統的な美意識に通じる色であり、空の表情などを映し込み、時刻・天候・季節により変化に富んだ様々な表情を見せる色でもあるとのコンセプトのもとに決定されたようです。

そんなスカイツリーの、中央大橋から永代橋越しに臨む、日出から日没までの表情を追ってみました。

日出時はオレンジ色の朝陽に輝き、隅田川の川面にも反射し映り込んでいます。

日中は陽射しを受け銀白に輝き、時には陽射しが翳り黒のシルエットが浮かび上がります。

日没時は霞む所為か、やや薄ぼんやりとした茜色です。

尚日没~23:00は、「粋」と「雅」の通年イルミネーションの他、季節やイベントにより期間限定の特別イルミネーションが行なわれます。

因みに3月1日当日(18:00~23:00)は、Brown Chocolat(チョコの濃い茶色やキャラメル色を光のグラデーションで表現)の特別ライティング。

 

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