[ジミニー☆クリケット]
2015年4月12日 18:00
築地5丁目の築地川千代橋公園のフゲンゾウが、五分咲きです
フゲンゾウは、バラ科サクラ属の一種で、サトザクラ群の園芸品種です
花は大輪、八重咲きで淡紅色。開花期は、他のサクラよりも遅くて4月下旬です
室町時代からあったといわれる古い品種で、その不思議な名前は、漢字で「普賢象」と書き、2本の葉化した雌しべが普賢菩薩の乗る象の牙(鼻と書かれているものもあります)に似ていることから、この名がつけられたといわれています
この千代橋公園には、カワヅザクラやシダレザクラもあるのですが、カワヅザクラはソメイヨシノよりもかなり早く咲き、シダレザクラはほぼ同じ時期に咲き、フゲンゾウはかなり後から咲くという具合に、サクラの季節を長く楽しめる公園です
下の写真は、岐阜県可児郡にある古刹、天台宗大寺山願興寺所蔵の釈迦如来像(中央、重要文化財)。向かって右側が、脇侍の象に乗る普賢菩薩坐像です。ちなみに、左側は、獅子に乗る文殊菩薩坐像(→「三人寄れば、文殊の知恵」の文殊菩薩)
[サム]
2015年4月12日 14:00
「山笑う」。草木が萌え始めた、のどかで明るい春の山の形容です。
4月5日は二十四節気の「清明」。万物が清々しく明るい空気に満ちる時季の意です。
「晴海トリトンの庭」も、木々が芽吹き、やわらかな若緑色の「山笑う」草木が見られる季節です。
館内ポケットプラザ「花・水・木」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例の「ミニガーデンガイドツアー」。4月9日開催の今回のテーマは「春爛漫! 花木と球根たち」。
まず「花のテラス」で目を引くのが冒頭の「リキュウバイ(利休梅)」。
中国原産のバラ科ヤナギザクラ属の落葉低木。
枝先に純白の清楚な5弁花を6-10個、若葉と同時に総状につけ、梅に似ることから、バイカシモツケ(梅花下野)、ウメザキウツギ(梅咲空木)とも。
茶花としては、蕾の枝か開花し始めの枝を用い、全体のバランスを整えたり、季節感を演出するあしらいの「添え」として使われることが多いと聞きます。
次いでちょっと毛色の変わった花々。
白いフェルトのような質感のキク似乍らセリ科のフランネルフラワー、カサカサした花がドライフラワーに向くムギワラギク、繊細な葉としなやかな樹姿・淡ピンクの小花の稀少な椿「エリナ」、杯状花序という特有の形状のユーフォルビア3種etc.・・・
そして「パンジー&ビオラコレクション2014/2015」に引き続き、新たに登場した約100種の「チューリップコレクション2015」。
チューリップはユリ科チューリップ属の代表的球根植物。
花色は極めて豊富で、花姿も独特。
早生種/中生種/晩生種/原種、一重系/八重系、ユリ咲き/パーロット咲き(パーロットとはオウムの意。花弁は波状で縁に切れ込み)/フリンジ咲き(花弁の先端がギザギザ)/変わり咲き と多種多様で、大いに愉しめます。
左からメリークリスマス、アラジン、ヘルミタージュ、センシャルタッチ、アプリコットビューティ
左からスウィートハート、エキゾチックサン、シャーリー、シルバーパーロット、アイスワンダー
[ジミニー☆クリケット]
2015年4月 9日 14:00
銀座ブロッサム中央会館(銀座2-15-6)は中央区の施設で、区役所と、首都高速都心環状線を隔てて立ち、三叉の三吉橋でつながっています
私は、会社がすぐそばなので、ランチはここの1階のレストランを利用させてもらっています
今、この建物の壁面緑化の植栽が満開を迎えています
トキワマンサク、常緑小高木で、4、5月に、クリーム色の4枚の細長い花びらの花を咲かせています
この花が、壁面に、モザイク模様のコントラストをつけてくれています
もし、銀座ブロッサムの前を通ることがあれば、気付いてあげてください
[さとけん]
2015年4月 7日 18:00
3月末のある晴れた日ぶらぶらと坂本町公園あたりを歩いていたら、目新しい建物が目に入りました。
なにかなと思って公園に入ると、阪本小側に白いガラス張りの建物があって、中には何と祭りで使う
山車が展示されていました。近隣の町会が使うもので、それぞれ大きさや飾りも違っていて見比べる
と面白いものでした。なかなか近くからみることはないので、大変勉強にもなりました。
ぜひ一度坂本町公園に見に行かれるといいでしょう。
[サム]
2015年4月 6日 16:00
中央大橋から相生橋南に至る隅田川派川沿いに位置する石川島公園。スーパー堤防の採用により、水と触れ合えるように親水性が確保され、堤防上には桜が植栽され、ジョギングや散策、犬の散歩をさせる人で賑わっています。
今回取り上げたのは、その石川島公園南端の相生橋南西袂の複合施設「相生の里」前広場に植栽されてている「キクモモ」(別名ゲンジグルマ)。
バラ科サクラ属の落葉小高木のモモは、果実を食用とする果樹として扱う "ミモモ" と、花を観賞する花木として扱う園芸品種の "ハナモモ" に大別されます。
キクモモ(菊桃)は、箒立ち性樹形の八重咲きで花色が豊富な「"照手"シリーズ(照手紅・照手白・照手桃・照手姫)」、ピンクの八重咲きの「矢口」、一本の木から白・ピンク・赤・斑(絞り)咲き分けの「源平桃」、純白の八重咲きの「関白」、濃緋色の八重咲きの「寒緋桃」等と同様にハナモモの一品種ですが、他のハナモモとはちょっと毛色の違う、鮮烈な印象の花姿です。
葉っぱを出す前に、菊似の花が枝を覆う程びっしりと咲く様は見事です。
[勝どきに!カミタマン]
2015年4月 6日 07:00
東京の桜の開花宣言が3/23、その後寒さがぶり返し29日には、満開宣言がでてしまい、急いで桜の名所をたずねてみました。
この時期の江戸バスMAPは「桜だより編」の「お花見マップ」で中央区のお花見名所が紹介されています。
全部で22箇所、そのなかでも八重洲北口の桜通りが150本の桜並木、佃公園・住吉神社が120本と中央区では2大規模のようです。
また佃・住吉神社は、石川島公園の60本の桜並木につながっているので「佃・住吉神社、石川島公園」で180本の中央区最大のお花見名所といえるのではないかとおもいます。
そこで31日、「八重洲北口桜通り」と「佃・住吉神社・石川島公園」を散策してみました。
また3/27~4/10には、日本橋南東の橋詰広場から「お花見周遊船」がでています。
29日には、乗り遅れてしまいましたが、4/2に「日本橋・隅田川の桜めぐり45分」に乗船し、隅田川からの「佃・住吉神社・石川島公園」も鑑賞しました。