[下町トム]
2013年9月24日 14:00
秋のお彼岸を迎えました。ようやく爽やかな季節の到来ですね。
ここ、築地本願寺は、浄土真宗本願寺派の東京での一大拠点であると同時に、伊東忠太氏の設計による独特のフォルムで知られる名建築、観光スポットでもあります。
普段でも参詣客が後を絶ちませんが、お彼岸の最中は特に多くの方が訪れます。この日も本堂で焼香と拝礼を行うための列ができていました。堂内は荘厳でありながら、どこか親しみを感じさせてくれるのは、下町に長く根付いた雰囲気なのでしょうか。
築地本願寺のことは多くの方がよく知っていらっしゃいますし、この観光特派員のブログでも何度も取り上げられていますので、今回は寺院そのもののレポートはこのあたりにしておいて、境内のグルメをご紹介します。
ぼくが地元の住民としてよくお世話になっているのが、境内の第一伝道会館の1階にある、日本料理レストラン『紫水』です。
ここの料理はしっかりとした味付けと上品な盛り付けで、多くのファンがいます。「門前そば」が人気の一品であり、これを目当てに訪れるお客様も多いようです。そばとご飯もののセットメニューもあるので、ランチには重宝な場所です。
また、朝のモーニングセットは一つひとつ定番の品がセットされており、人気のメニューです。座敷や宴会場も充実しており、法要やパーティーにもよく利用されています。
入口付近には「ティーラウンジ」もあって、地元の年配の方がここでお茶を飲みながら歓談されている姿をよく見かけます。落ち着いて談話できるサロンのような雰囲気は、大事にしたいスペースなんだろうと思います。
実はこの『紫水』でぼくや地元の青年たちに圧倒的に支持されているのが〝かつサンド〟なのです。一般のランチメニューなどにはなくて、宴会の席などで個別に注文すると作っていただけます。これが肉厚・ジューシーなとんかつを柔らかくパンにしっとりとはさみ、独特のソースで味付けした総合的な味の作品なのです。ついつい何枚も口に運んでしまいます。まさしく〝名品〟と言っていいでしょう。機会があれば是非お召し上がり下さい。
派手に宣伝もしないし特別な目玉企画もありませんが、こういった堅実で品のある店こそが〝名店〟なのではないでしょうか。これからも大切な〝行きつけの店〟にしたいと思います。
[銀造]
2013年9月24日 09:00
今日は、デジカメ の電池の残量が少なくなっていて、困っていました。
ふと、ソニービル 4Fの「ソニーお客様ご相談カウンターー」へ行きました。
訳を話すと、快く充電してくれ、待ち時間は、4F,3F,2Fの最新の製品を楽しみました。
3Fでは、同社のテレヴィジョン、BRAVIA による迫力ある大画面で美しい世界遺産や世界の都市の街並みを楽しみました。
2Fでは、3D対応ヘッドマウントディスプレイのお試しに、座って体験する方々が列をつくっていました。
簡単に体験するのに、立ってイヤフォンを装着し、目の前のディスプレイに目を付けて体験出来ました。 3Dって、本当にすごいですね。
また、2Fでは Concierge Room というのがあって、予約をすれば、ご家庭に置くTV、PC,Audio などについて、親切に相談に乗ってくれます。
お出かけは銀座、お時間があるときはSONY Bldg.でお楽しみください。
外国のお客様にも喜ばれること、請け合いです
銀造
[杏葉牡丹]
2013年9月19日 09:00
今年4月に開場した第五代目の歌舞伎座。
外見は四代目を踏襲しながら、内部はエスカレーターやエレベーターができてバリアフリーになったり、女性トイレが増えたり、座席が広く見やすくなったりと、様々な改良がされています。
そんな中で、以前の歌舞伎座になかったのが、5階の屋上庭園と4階回廊の「想い出の歌舞伎座」の展示です。
嬉しいことに、ここは地下の木挽町広場と同様に、芝居のチケットが無くても、無料で入ることができます。
木挽町広場から専用エレベーターで行ける屋上庭園は、真ん中の芝生を囲んで、以前の歌舞伎座で使われていた「鳳凰」の屋根瓦や、河竹黙阿弥の家にあった石灯籠などが配されています。
そこから赤く塗られた階段を下りれば、4階回廊には「想い出の歌舞伎座」というタイトルで、明治22年に建てられた初代から、つい最近の四代目までの歌舞伎座の模型や、昔の名優たちの舞台写真などが展示されています。
ところで、5階から4階に下りる、この赤く塗られた階段は、南禅寺山門から「絶景かな、絶景かな」と言った天下の大泥棒、石川五右衛門にちなんで名付けられたそうですが、階段の途中で見ることができる「屋根瓦」に、ある秘密が隠されています。
なんとそれは、瓦の先端の「鳳凰」の中の一つだけが、頭が逆を向いているというのです。
もともと「鳳凰」は歌舞伎座のシンボルで、建物や内装、提灯など、色々な物に使われています。
いったい、どこが違うのか?
目をこらして見ても分からなかったので、近くにいた係りの方に伺ったところ「右から7番目の瓦のの先端です」とのこと。
(←クリックすると大きくなります)
あらためてじっくり見ると...。
有りました~!
確かに羽や胴体の向きは同じなのですが、他のが頭が右を向いているのに、ひとつだけ、反対の左を向いているのです!
ちょっとした遊び心なのかもしれませんが、見つけた時は本当に嬉しくなってしまいました。
この瓦は「幸せの鳳凰」と呼ばれているそうですが、確かに、四ツ葉のクローバーを見つけた時のように、ちょっぴり幸せな気分になりました。
特にお芝居を見るわけではなくても、歌舞伎座の近くでちょっと時間があったら、この「幸せの鳳凰」を見に行くというのは、いかがでしょうか?
なお、階段は狭いので、他の人の通行の迷惑になったり、夢中になって踏み外す等のないよう、くれぐれも安全な通行を心掛けるよう、ご注意下さい。
[銀造]
2013年9月17日 14:00
ADK松竹スクエアビルから築地本願寺寄りにある、餅のおまつり本舗「もち吉」では
毎月9,19,29日を久助の日として、少々難のある割れた煎餅をとてもお安く販売しています。
久助! C'est ne pas 10.
そうです、10に満たない、100%に到達しないが割れているので、
正価では販売できないお煎餅をいつしか業界ではこう呼ぶ様になったとのことです。
午前7:00から販売していて出勤前に購入が出来るので、10時や3時のおやつに仲間たちで食べるのに重宝しています。
今朝は、10時に自宅で1袋を妻と二人で平らげました。 休日のおやつにも最適です。
生菓子の餡子の入ったお餅、「えん餅」もあります。 これは、小豆あんと豆餡の2種類があります。 一度お試しください。
銀座、築地方面へお出かけの節にはお忘れないように! 今朝も、冷茶をお給仕してくれて、暑さが引きました。温かいおもてなしをしてくれるお店です。
C'est omotenashi ! C'est tres bien !
なお、お店の所在は、
中央区築地1-13-14 NBF東銀座スクエアビル 1F です。
電話:03-6226-4520
[銀造]
2013年9月12日 09:00
昭和通りに面した同社の前を通ると、大きな鶏のマークが微笑ましく目に飛び込んできます。
同社の永年のヒット商品である、可愛い "のりたま" のイメージ・キャラクターです。
ふとビルの内部を拝見すると、可愛らしい少女のポスターが貼ってありました。
なんと、同社はミュージカル Annie の協賛を11年に亘って協賛されているとのことで、大変意義のある社会貢献活動だと思いました。
何年か前に、日本テレビの放送で、全国の少女が auditon に応募し、激戦をかいくぐり見事主役に抜擢するのを拝見しました。
annie を演じたいという少女の夢を叶えること、そしてannie の可憐で素直な生き方をミュージカルで劇場公演するというのに感涙したことを覚えています。
ミュージカルで歌われる、Tomorrow の明るい調子が気持ちを明るくしてくれますね。
NTV の アニーの紹介URLこちらです。アニーの詳しいストーリーもこちらでご覧ください。 http://www.ntv.co.jp/annie/
受付の方を通して、広報の御担当の方にお話を聞き、写真の撮影の許可も頂きました。
同社の楽しいTV宣伝が懐かしく感じられる方も多いことと存じます。 そんなわけで、ちょっと懐かしいオマケ商品などもご紹介します。
商品に付けられたカードとしては、エイトマン 、 スーパージェッターなどがありました。
それらの発売当時のテレビ映画の歌ですが、
"走れ エイトマン 弾よりも速く、
陰で胸を張れ 鋼鉄の胸を ♪
ジェッター、ジェッター
スーパージェッター
われらのスーパージェッター ♪"
という歌詞が流れると子供心に胸がわくわくしたものです。 60才を過ぎても、歌詞を覚えているんですから。
なお、同社の所在地は、中央区銀座1-19-13 ですが、1階の同社の歴史と商品を案内しているのは、商談客用のもので、
沢山の方が押し寄せるのは困るそうです。
1階受付にて、観覧の可否を訊ねて下さい。
[織衣舞]
2013年9月 4日 16:00
九月の演舞場は、昼夜ともに幸四郎丈の悪の華がみられる。 そして昼夜ともに頭を丸
めた僧侶の役どころである。 昼の部は 「河内山」、 夜の部が 「不知火検校」 である。
「河内山」 は仁左衛門丈や吉右衛門丈も演じられるが、夜の部の 「不知火検校」 は
昭和52年2月に新橋演舞場で 十七世勘三郎丈が上演されて以来となるそうです。
「不知火検校」 は桁違いの極悪人で、 強請・殺人など 悪事の限りを尽くし 師匠の不知
火検校をの殺害を手引きして盲人の最高位である検校に上り詰める。 不気味なほどに極
悪な按摩さんを 幸四郎丈が憎々しく、そして悪の持つ輝きを魅力的に演じておられます。
目の化粧もうまく雰囲気がでていますし、 なにより役に徹していらっしゃいます。 歌舞伎
以外の舞台の経験も上手くいかされて なんとも渋い、いい男で演じていらっしゃいます。
男の華をごらんになられてはいかがでしょうか。
この舞台では坂東三津五郎丈が 「元禄忠臣蔵」 や 「馬盗人」 をおやりになる予定で
たが、膵臓に腫瘍が見つかり 入院加療のため 代役となっています。