この日はあいにくの雨でしたが、9名の方と特派員2名、観光協会の職員1名の12名でした。
今日は築地場外市場コースで4店の老舗を巡ります。
歩く距離も少なめで、商店街の屋根のあるところも多かったのでよかったです。
◆さて1店めは築地正本さん。 包丁のお店です。
説明してくれた方がこの間まで仕事でアメリカに行っておられたそうで、 今アメリカを筆頭に海外ではsushiブーム。
外国人のお客さんもかなり多いようです。
確かに店内にはツアー組をのぞけばほとんどが外国人でした。 これからは包丁やさんも英語が必要なんですね!
みなさん色々質問されていました。
包丁にはまったく詳しくないのですが、包丁には片刃と両刃があり、 繊細な料理やお刺身などには片刃を使うそうです。
片刃の包丁でも研ぐときは両方研がないとダメだそうです。
私もこの間フランスに行ってたのですが、 リヨンでお寿司やさんが多くてびっくりしました。
正本さんの包丁といえばほとんどの料理人さんが使われてるそうです。
築地正本のホームページ
◆次に2店めの玉子焼きの築地松露さん。
ここは以前に記事を書いたことがあるのですが、前回行ったのは支店だったようです。
今回お邪魔したのは本店です。 実際に卵を焼いているところが見られました。
社長さんが色々ご説明して下さり、 実は出来たての玉子焼きは本来の味ではなく、
出汁をたくさん使っているので、冷めて出汁が染みこまないと本来の味がでないそうです。
なのでわざわざ扇風機で玉子焼きを冷ましています。
10人くらいの人が分業で玉子焼きを焼いていて、 どの行程も同じくらい難しいそうです。
みなさん玉子焼きはお好きなのか、質問でかなり盛り上がりました。
ご馳走になった玉子焼きもすごく美味しく、 私は4種類楽しめるパック(525円)を買って帰り、
夜に甲州ワインと頂きました!玉子焼きと日本のワインばっちりです。
築地松露のホームページ
◆お次の3店めは築地・紀文さんです。
竹笛などのちくわやゴボウ巻きもよく買いますし、 キティちゃんの蒲鉾も先日買いました。
でも築地のここに本店があったのですね! 2階で店長さんから色々な説明と、お好み揚げを頂きました。
このお好み揚げ、イカが入ってたりして出来たてで美味しかったです。
11月末まで使える10%引きの券も頂きました。
そしてみなさんの質問はやっぱり気になる築地の移転。 ただ、場内だけが豊洲に移り、場外はそのまま残るそうです。
銀座とも近いし、築地は場所的にも集客しやすいと思います。
お店に戻ってお買い物タイムです。 バラエティパックが色々入ってておすすめだそうですが、
私は午後から用事があるので荷物が重くなるし、 ピリ辛ゴボウ揚げ500円を買いました。
ちなみにこれも甲州ワインとばっちりでした(笑)
これからおでんの季節ですし、ますます利用する機会が多くなりそうです★
紀文のホームページ
◆最後の4店めの吹田商店という昆布やさん。
昆布といえば大阪です。 吹田商店さんも大阪の靱公園の近くに本店があったそうです。
ただこの吹田は大阪の地名とは関係なく、福井県の出身の方だそうです。
私も大阪に生まれ長いこと住んでいたので、 利尻や日高の昆布は常に冷凍庫に入っていて、
おでんやお鍋、寿司飯の時には炊飯器にペキッと昆布を 割って入れます。
東京は昆布より鰹なので、あまり売ってないと思い、 実家や親戚から出汁昆布や塩昆布などよく送ってもらいます。
実際東京ではあまり見かけなかったのですが、 こんなところに美味しい昆布やさんが!!
やっぱり築地にくるといいものがありますね(*^^*)
大阪の有名昆布やさんと同じクオリティですと 社長さんおすすめの潮吹き昆布(630円)を購入。
ちなみに大阪では塩昆布は結構高級品ですが、 東京では高いと売れないそう。 同質のものでも東京の方が安いらしいです。
ワインのシメにこの潮吹き昆布でお茶漬け。 ほんとものすごーく美味しくてびっくりでした! この質でこの量で630円はほんと安いです。
築地・吹田商店のページ
この日は雨にもかかわらず七日市で築地はかなりの賑わいでした。
築地には本物、美味しいものがいっぱいありますね!