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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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予告です。焼き魚、店頭で焼いて販売します。 ~京粕漬 魚久 人形町店~

[rosemary sea] 2016年11月25日 16:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をウオッチワードとして取材します、rosemary sea です。

 

本日は株式会社魚久 人形町店さんにお伺いしました。

先日は本店さんにお邪魔しましたが、今度は人形町店さんのご紹介です。

株式会社魚久 総務部 渉外部長の鎌形(かまがた)さんにお世話になりました。

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人形町店さんは30年以上の歴史があります。

最初は道のはす向かいで営業されていたそうです。

平成11年よりこの場所で営業されています。

とても美味しい魚介の京粕漬を販売されています。

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上の左の写真はご進物の例です。

上の右の写真は魚久さんの包装紙の裏面です。粕漬の上手な焼き方が説明されています。

心配りがちょっと嬉しいですね。

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魚久さんのほかのお店と違いますのは7、8年前からの特別な行事、数種類の粕漬け店頭で炭火焼して販売するという年末行事を行います。

毎年恒例となっておりますが、今年は今月11月28日(月)から始まります。

年内いっぱい、日曜を除く毎日、午前11時頃より焼き始めます。

お魚の焼ける良い香りを楽しめます。

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お店で特別にぎんだらを1枚焼いてもらいました。(上の写真)

お売りするものと少し違い、お皿に載せてもらっています。

普段はすぐ近くの本店の料理屋で焼いたものを『焼き魚』として販売されているとのことですが、やはり焼きたてのものは脂の照りが違います。

店頭で焼くのはこの時期だけですので、プロの焼き加減をぜひご覧になってください。

お買い求めもよろしくお願いします。

料亭の味、ご自宅で楽しめます。

ほかほかごはんと一緒にぱくり、とても良いひとときが過ごせそうです。

 

魚久 人形町店

日本橋人形町2-4-3  03-3666-0048

人形町駅が至近です。人形町通り 人形町交差点と甘酒横丁交差点の間、甘酒横丁交差点寄り、甘酒横丁側です。

営業時間 月~土 10:00~19:00

     日祝日 10:00~18:00

     正月三が日と8月の日曜はお休みです。

魚久さんのホームページはこちら ⇒ http://www.uokyu.co.jp

 

 

「旬を生かし、味を守る」 ~京粕漬 魚久~

[rosemary sea] 2016年11月23日 16:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をインデックスとして取材します、rosemary sea です。

 

DSC01634a.jpgDSC01641a.jpg本日は京粕漬の名店、株式会社魚久さん、本店京粕漬売店さんへお伺いしました。

 

魚久さんの粕漬はロズマリ義母、K江さんの大好物。

 

株式会社魚久 統括部 長田(おさだ)さんにお世話になりました。

 

最初に歴史から・・・

魚久さんの初代、清水久蔵氏は奈良県の出身。

京都で料理修行を積み日本橋へ。

大正3年に蛎殻町で高級鮮魚商「魚久商店」開業。

目利きの確かさで多くの料亭にごひいきにされました。

昭和12年、二代目廣田年尾氏に継承され、奥さんのトメさんとともに鮮魚商以外にも仕出し料理も出すようになりました。

当時、日本橋界隈は味にうるさい米の仲買商が行き交う場。

それに応えて魚久さんの粕漬は評判になりました。

昭和15年、「江戸風割烹 魚久」開店。トメさんは名女将に。

また、「魚久の粕漬をみやげにしたい。」との声に呼応して昭和44年に粕漬専門店「京粕漬 魚久」のお店を開きました。

京都・伏見の銘酒由来の京粕漬です。

「旬を生かし、味を守る」・・・魚久さんのこだわりが、粕漬が、多くのお客さまのご愛顧を賜りつつ、受け継がれてきました。

現在は五代目、廣田佳之社長です。

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↑ 左はさけ、右はぎんだら。          ↑ かれい

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↑ 金目鯛。                  ↑ 左は本さわら。右はいか

 

酒粕については現在は全国から選りすぐったものをブレンドして漬けておられるとのこと。

また漬け込む日数も魚種によって様々。魚種に一番あった製法で「魚久」の味を守り続けているそうです。

詰合せ、各種ございますが、贈り先の好みに合わせることも可能です。お気軽にご相談ください。

また、隣りには「日本料理 魚久」さんがございます。

会席料理、しゃぶしゃぶ、お寿司がいただけます。

お昼には「イートイン あじみせ」としてランチも行っています。

 

ここでロズマリ食リポ隊の食リポです。人気の高いぎんだら、さけ、いかなど。

「まろやかで上品な味でした。」I倉さん。

「いろいろなお魚の味が楽しめました。どれも美味しかったです。」F川さん。

「甘みもあって脂ものっていました。」K子さん。

「江戸の真ん中で京の味わいとは、なんとも贅沢な一品!」Oさん。

「魚嫌いでも『美味しい』と叫んでしまうほど甘口で味わい深い。」T山さん3号。

「一般の粕漬に比べて格別な味でした。」T山さん2号。

「料亭の味を家で食べられて至福の時を感じました。」S枝さん。

「実家の母親にあげたら大変喜ばれました。ギフトにぴったり!」S山さん。

そして母、K江さん。「美味しかった。ごはんのお供に最適。」

 

中央区内には本店、人形町店、銀座店がございます。髙島屋さんなどデパートにも入っています。

銀座店にもイートイン あじみせのランチ営業があります。

 

魚久本店 京粕漬売店

日本橋人形町1-1-20  03-5695-4121

人形町駅からは日本橋小学校手前角になります。

営業時間  月~金 9:00~19:00  土 9:00~18:00

      日曜、祝日、正月三が日はお休みです。

 

魚久本店 日本料理

営業時間  月~金 17:00~22:00

      (ラストオーダー  会席料理 20:30 しゃぶしゃぶ・寿司 21:00)

      土曜、日曜、祝日はお休みです。 

 

あじみせ(ランチ)

営業時間  11:00~14:00(ラストオーダー 13:30)

魚久さんのホームページはこちら ⇒ http://www.uokyu.co.jp

 

 

イチョウ黄葉

[サム] 2016年11月23日 14:00

DSC02904LSRR.jpg 北から進んできたイチョウの黄葉前線も漸う東京に到達。

11月21日、東京管区気象台から気象庁生物季節観測情報のひとつ「イチョウ黄葉」が報じられました。

平年より1日遅く、昨年より9日早い由。

イチョウの黄葉日とは、標準木全体を眺めたとき、大部分の葉が黄色になった最初の日とされます。

東京に於ける標準木は、皇居の北東端の大手濠緑地(通称清麻呂公園)にある、DSC02953RSRG.jpg関東大震災による火災から免れた所謂 "震災イチョウ" 。

浜町公園入口緑道のイチョウもすっかり色づき、見頃を迎えています。

葉は柔らかな陽射しを浴び、黄金色に映え、深まりゆく秋を体感できます。

東京のイチョウの黄葉は、年々遅れる傾向にあり、近年は50年前に比べるとおよそ半月以上も遅くなっているとも聞きます。

昔に比べ朝晩の冷え込みが弱まってきたことも原因のひとつと考えられているようです。

 

 

小説やドラマに中央区を見つける

[中央小太郎] 2016年11月15日 09:00

 ドラマや小説の中に中央区の描写が出てくると、つい、場所当てをしたくなってしまいます。

 

江戸時代や明治時代等、ひと昔以上前の話なら「今の○○の辺りかな」、
現代の話なら、「ああ、あそこじゃん」という感じで、そこだけ何度も読み返したり、
勝手に興奮したりして、私が小説を読んだりドラマを見るときの楽しみの一つになっています。

 

 今、日経朝刊文化面で連載中の「琥珀の夢」。

サントリー創業者の鳥井信治郎の物語を小説にしたもので、

作者は伊集院静氏、時代は明治の中頃の話です。

第1話から面白くて読んでるのですが、舞台は思いっきり大阪で、全く東京都中央区には関係なかったのですが、11月1日の連載121~131回目(11/11)は、信治郎が奉公先の主人(小西儀助)のお供で東京に来ます(要するに"出張"ですね)。

東京の何処だろうと思っていると、思いっきり中央区でした。

 

場景の描写がすごく具体的です。
朝7時40分、新橋(今の位置ではなく旧新橋停車場と思いますが)に到着し、銀座の大通り(中央通りでしょうね。「大理石や赤煉瓦の造りで。。。」とあります。)を通って、日本橋まで歩きます。

 

泊まる場所は馬喰町で、「何十件という旅籠が通りの両脇に並んでいた」とあります。
今の江戸通りの二本南側が江戸時代の日光・奥州街道でメインの通りでしたので、おそらく、信治郎たちが泊ったのもこの通りにあった宿で、日本橋から見たら浜町川を越えたあたりではないかと想像します。

 

で、東京にはもちろん商売できているので、同業者と洋酒問屋を訪問します。
ちなみに、信治郎の奉公先は大阪の薬商で、主人の儀介は、洋酒の製造にも進出しようとしていました。ですので、訪問先とは薬屋や洋酒を扱う店となります。

 

薬屋の訪問先は伊勢町(日本橋本町2丁目、旧西堀留川の辺り)の薬種問屋とあります。
今のアステラス製薬のあたりでしょうか。あのあたりは、薬屋がおおかったので納得です。

 

それから、大伝馬町の"葡萄酒"と書いた看板の店(洋酒問屋)を訪問します。
この洋酒店では、電気ブランや"神谷"という(直接中央区ではありませんが)皆さんおなじみの名前もでてきます。

二人が歩く際には、日本銀行が"建設中"であったりしてついワクワクします。

 

それから、今回最大の訪問先は、"国分商店"です。間違いなく日本橋川沿いにある
国分ビルかと思います。商品(ビールや葡萄酒)を日本橋川から荷揚げする様子も描かれています。

 

この小説、いつも楽しみに読んでるのですが、この10日間は特にワクワクしてました。

こんな感じで、中央区探しをやって楽しんでいます。

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↑ クリックすると大きくなります。

 

 

2016 秋の文化財めぐり

[サム] 2016年11月12日 12:00

DSC02782'ELS (3).jpg 区内外にある歴史遺産等の文化財をバスと徒歩にて巡る、中央区教育委員会主催の「秋の文化財めぐり」。

今年は、10月29日と11月5日の両日、岩切信一郎氏を講師に迎え、「江戸・明治から昭和までの印刷文化について」と題し、開催されました。

江戸・明治から近代までの印刷文化に縁の地を訪ね、その変遷について学びます。

歌川国芳顕彰碑RS (2)G.jpg当日の行程は、

① 日本橋界隈(乙姫の広場~滝の広場~花の広場

 ~元標の広場~江戸桜通り<駿河町>~貨幣博物館

 ~常磐橋門跡~一石橋~夢二・港屋ゆかりの地~

 日本橋西河岸地蔵寺教会

② 人形町界隈(椙森神社~堺町・葺屋町芝居町跡~

 玄冶店跡~三光稲荷神社

③ 墨田区向島 三囲神社(歌川国芳顕彰碑)

④ 文京区水道 印刷博物館(特別展「武士と印刷」)

 

まずは、往時近隣に地本問屋、版木職人など出版関係者も多く居住し、経済・金融と並び、文化の中心地でもあった日本橋エリアを散策。テーマに即して、日本橋1丁目<西河岸町>角に所在した大倉書店(夏目漱石「吾輩は猫である」の出版元)のエピソードを拝聴したり、貨幣博物館で、江戸時代の藩札の、部分的に繊維を薄くした "透かし" 技法や、判別し難い外国文字の刷り込み、多色刷り複数版木の別人管理・特別色使用等々の偽札防止の工夫を、改めて再認識するなど、ちょっと違った視点の街あるきでした。

引き続き、江戸時代末期の浮世絵師を代表する「歌川国芳」が一時居住していたとされる玄冶店周辺の人形町エリアを散策。

午後からは、まず国芳13回忌に当たる明治6年に弟子達により建立された墨田区向島の「歌川国芳顕彰碑」を訪ね、次いで最後の訪問先である、国芳の武者絵も展示されている、文京区水道の「印刷博物館」へ。

現在、特別展「武士と印刷」が開催中。

江戸時代、勇猛な武士を描いた浮世絵が出回る一方、当の武士が地図や翻訳書など知的な出版にも関わった事実から、対照的な印刷物を通して武士の2つの側面を紹介する企画展。

歌川国芳の武者絵を中心とした約150点のコレクションに加え、約70人の武士が編纂させた凡そ160点もの出版物も展示されています。

印刷技術も支え、その一つが活字。特に熱心だった徳川家康が作らせたのが、一部が現存し重要文化財にも指定されている銅活字(駿河版銅活字)とされます。

秋の爽やかな一日、文化財めぐりを通じ、またひとつ新たな中央区の歴史・文化の一端に触れることが出来ました。

 

 

球体 ホワイトハウスにも

[あすなろ] 2016年11月11日 16:00

アメリカ大統領選挙は世界の注目を集めましたね。

 

さて、世界の国、地域の面積や距離などを知るために便利な
「地球儀」の専門店、その名も「地球儀専門店」。

 

今年初めに日本橋室町から人形町へ移転されています。

 

地球儀.jpg

店内入ってすぐに大きな地球儀があります。
球径81cm、高さ121cm、重量41kgのスペックです。
お値段は180万円+税。受注生産で3か月かかるそうです。

 

この地球儀と全く同じものがアメリカの大統領官邸ホワイトハウス
で使用されていると伺いました。

 

この他にも月球儀や天球儀、インテリアとして魅力的なものも
多数あります。実際にご覧になられてみてはいかがですか。
一見の価値ありです。

 

店舗入口.jpg

◆地球儀専門店
 東京都中央区日本橋人形町1-5-1日本サンライズビル1階