[滅紫]
2011年6月17日 09:00
高島屋からの帰り道、東海東京証券ビルの前で案内チラシを渡され、名前に惹かれてのぞいてみました。中に入ると丁度イベントの「老舗リレーセミナー」が始まる直前で用意された60-70席はほぼ一杯。なかなかの盛況です。
今日は「小津和紙」さんと「日本ばし神茂」さんのお話。両店とも老舗の多い日本橋の老舗の中でも創業江戸初期の老舗中の老舗の2店で史料館長と大女将のお話はユーモアを交えながらも老舗の伝統と誇りが感じられました。お話の後は抽選会。今日の賞品は小津和紙特製トイレットペーパーとティッシュのSET、神茂の「伊達巻」。参加者の熱気に包まれイベント成功裡に終了。
この「プレミア美術展」は6月9日から行われていて、同時にイベントとしてこの「老舗リレーセミナー」と「伝統芸能ライブ」が実施されています。丁度折り返しで24日までの会期中の残りイベントは以下の通り。
老舗リレーセミナー:6月21日(火)海老屋美術店・日本橋弁松総本店
14:00~15:15 6月23日(木)榮太楼総本舗・山本海苔店
伝統芸能ライブ: 6月18日(土)「日本橋葭町芸妓」久松姐さんの粋な踊り披露
14:00~14:45 6月19日(日)「講談師」一龍斎貞山極め付けのこの一席「当日のお楽しみ」
プレミア美術展:平日9:00~18:00 土日:11:00~16:00
会場東海東京証券東京営業部1Fギャラリースペース日本橋3-6-2 日本橋フロント1F
ギャラリースペースには当時の日本橋の風景を描いた浮世絵や老舗のお宝(見てのお楽しみ)が展示されています。興味を引いたのは小津和紙さんからの出品の「千両箱」。実際に使われていたものだそうで「千両」入るとか。時代劇で盗賊が盗み出すのを見るのよりかなり小さい感じなのでちょっとびっくり。(写真が撮れないのでご興味のおありの方は是非会場へ)。小津和紙さんのお話によると「入っている」と想像してみると「金運がつく」と云われているそうです。今夜は想像しながら休むことにしましょう。
[ゆりかもめ]
2011年6月15日 13:30
日本橋高島屋の正面玄関に仙台の七夕飾りの「吹流し」が飾られています。
これは本物で仙台からお借りしている物です。
7月7日まで高島屋正面玄関に飾られていますがその後は仙台にお返しして8月6日(土)から8日(月)には仙台で七夕祭りに飾られます。
仙台七夕祭りの行事が始まったのは仙台藩主、伊達政宗公の時代です。
明治維新となり変革や新暦の採用、第一次大戦後不景気などで「七夕祭り」は全国的に衰退していきますが、昭和二年、商家の有志が集まり華やかは七夕飾りを復活させました。
仙台七夕祭りは400年の伝統に支えられています。
「吹流し」「折鶴」「短冊」「屑籠」「巾着」「投網」「紙衣」と由緒ある七つの飾り物には昔からそれぞれに願いが込められています。
「吹流し」は織姫の織り糸を象徴し機織や技芸の上達をねがったそうです。
華やかなくす玉が最上部に飾られています。
高島屋のマスコットである「ローズちゃん人形」店内の各所に見られますが御客様側から見て左側には、いつも「日の丸の旗」を持ち右側は「時代の反映」を話題として呼びかけています。
「被災地のために 日本のために 復興アクションを応援しよう」・・・とありました。
[ビッキー]
2011年6月14日 11:45
夏が来るたびに「あぁ、今年こそは浴衣を着ようかな。でももうだいぶ昔に仕立てたものだし・・・どうしよう」と、葛藤しながら、いつの間にやら秋を迎えてしまう私。
今年こそは!と一年発起し、数年振りに浴衣をあつらえることに!
訪れましたは、日本橋・小舟町の竺仙さん。1842年創業の老舗です。
1901年(明治34年)、公益社発行の『東京名物志』の一説。『「竺仙」の染物を着せざるなく、之を着せざれば、未だ以って通を談ずべからずと云ふ』ー竺仙を着たことのない者は、通を名乗ってはいけないとまで述べられています。竺仙さんがどれほどまでに世に認められていたのかが、よく分かります。
この一風変わった「竺仙」という屋号。なんでも、初代・仙之助さんの背が低く「ちんちくりんの仙之助」と呼ばれていたことに由来するのだとか。これを縮めて「竺仙」と命名したのが、歌舞伎役者の市川左團次ということからも、歴史を感じます。
さてさて、ご挨拶を済ませますと、さっそく反物が次々に登場!どれもこれもとっても素敵です。
ベテランでいらっしゃるのにとっても気さくな児島さまが私の雰囲気に合うものを次々に見立ててくださいます。「あれも素敵」「これも渋くていいね」・・・どんどん目移りしてしまって、なかなか決められません(笑)
お忙しいなか、代表の小川文男さまにもご挨拶させていただきました。五代目をおつとめ、粋な笑顔の江戸っ子さんでいらっしゃいます!
貴重なショットがこちら(緊張気味の私・・・)
仕立て上がりまでに、ひと月ほどかかります。素敵な浴衣になって戻ってきてね~!
さて その頃はもう梅雨明け♪ どこに着ていこうかな。盆踊り?演舞場で歌舞伎を観ようかな?
中央区は楽しい夏のイベントがいっぱいですからね!
みなさまも、地元・中央区の竺仙さんの浴衣で、「粋」な夏を迎えませんか?
株式会社 竺仙 http://www.chikusen.co.jp/
中央区日本橋小舟町2-3 (03)5202-0991
営業時間 09:00~17:00 土日祝・お休み
*7月までは土曜日も 営業されています
[銀造]
2011年6月11日 19:06
築地の元気印、「つきじ喜代村」さんが、10周年キャンペーンを実施中です。
今日は並ばなくて、直ぐ食べられる物をと考えながら歩いていると、築地4丁目の交差点で、すしざんまいのお知らせのチラシをもらいました。おっ、そうだ!廻転寿司と閃き
つきじ喜代村の「廻るすしざんまい」 へ。
暫く来なかったので、メニューが増え、アメリカンチエリー、ケーキなどのテザートがあります。 小さなお子さんも嬉しそうです。
貰ったチラシには、「東日本大震災で被災された皆様に、・・・、期間中の売り上げの一部を日本政府を通じて東日本大震災義援金として役立たせていただきます。」とあり、アンケートの応募用紙も。 当たると特賞は本鮪1本プレゼントを3名様に。A賞は1万円の食事券を150名様に、B賞は特選すしざんまい無料券(3,150円税込相当)。 もれなく500円の割引券が。 こりゃ、「すしざんまい」へ急がないと。 開催期間は本年、平成23年6月25日までです。
詳しくは、http://www.kiyomura.co.jp/
[ジミニー☆クリケット]
2011年6月 1日 08:30
以前から、駅名に私企業名の「三越前」ってすごいよなあと思っており(東武鉄道の東武動物公園駅や西武鉄道の西武球場前駅とはちょっと違いますよね)、それは、駅を作るとき、三越さんが駅を作るお金を(当然デザインも)出したからだ、というようなことを聞いて、へぇーと驚き納得した記憶があります。
確かに、駅自体は古めかしく、大理石の柱やら、他の駅と雰囲気が違っていたような・・・ということで、駅自体を見に行くという目的で三越前駅に行ってきました
まず、三越本館脇の地下鐵入口がこんな感じです
地下通路に下りると、大理石の柱の装飾が凝ってます
ホームに下りると、壁の三本線は"三"越からの三本線
駅名のデザインも東京メトロの他の駅と全然違います
駅ができた当初、日本初の駅構内エスカレーターも設置されていたそうですよ
駅のホームに下りた瞬間から、「三越にぃ、来たぁー」という気分にさせるしくみが、80年前に作られていたんですねぇ(感動)