[サム]
2013年3月11日 12:47
日本橋本町の「あじさい通り」の<阿亀桜(オカメザクラ)>がこのところの陽気で一気に開花、見頃を迎えた。
オカメザクラはマメザクラとカンヒザクラの交雑種と云われ、淡い紅色をした早咲きの一重。
サクラのなかでは小型品種で樹形がコンパクトにまとまることから狭い土地の植栽にも向くと聞く。
7年前に26本の並木からスタートし、現在は区境まで合計76本植樹されている。
日本橋エリアでは、3月13日~4月9日まで「日本橋・春・さくらウィークス」と題し、自分を高める「美」や「知」、春の象徴である「さくら」をテーマにしたイベントが開催される。
3月31日には人形町甘酒横丁「桜まつり」にて甘酒2,000杯が振舞われる。
4月5日~7日には八重洲さくら通りで日八会主催のさくら祭りが予定されている。
[織衣舞]
2013年3月 8日 14:00
杉山寧氏の没後20年にあたる本年、それを機に久方ぶりの杉山寧芸術の粋を集めた回顧展です。
杉山氏は1909年(明治42年)、東京の浅草に生まれました。東京美術学校日本画科に在学中から、第13回帝展で特選を受賞するなど、早くから才能を開花しました。その後、ピラミッドなどをモチーフにした、旺盛な連作を発表し、人気を得ます。
対象をしっかり捉え すぐれた造形から生まれる作品は、どれも強い生命力をたたえています。
永遠なるもの、悠久なる美を求めました。そしてそれを奉持してきた杉山氏のひたむきな写生と考え抜かれた構図に 温かみのある色感と強靭な筆力が一つとなった画面は多くの人を魅了してきました。
今回は初期から晩年まで85点が出品されています。
お時間があれば日本画の力の再認識を味わってみられたらどうでしょうか。
2013/3/6~25 日本橋高島屋8Fホール 10:00~19:30 3/25は17:30まで
[銀造]
2013年3月 7日 08:30
2月のある日、日本橋小舟町にやってきました。 ふとしたことで知り合いになった方に、地元の歴史秘話、隠れた名店を教えて頂きました。 そんな歴史秘話の一つが、日本橋本町一丁目八番地に鎮座される、「常盤稲荷神社」です。
常盤稲荷神社について、こちらの説明板に詳しく記述されていました。
ご由緒について、ご祭神は倉稲魂命(稲荷大神)で室町時代に大田道灌が江戸城築城の際に、京都伏見稲荷大神の御分霊をいただき、常盤稲荷と名づけ同城の守護神として勧請された。後に、徳川家康公開府により、江戸城廓拡張工事が行われ現在の常盤橋辺りに社殿が移された。その後、更に日本橋魚市場内に移り、市場の守護神水神大神(罔象女命みずはのめのかみ)を相殿に祀り、鎮座された。当時は、大市場交易神と称され盛大な水神祭が行われ、神田祭、三天王祭と共に、大江戸の名物行事でもあった。この水神大神は、明治34年に神田神社境内に遷され水神社と改称し、築地市場の守護神として祀られ今日に至っている。・・・とのご説明です。
やはり、地元の方のお話を伺う機会を沢山持たなくてはいけないなと思った次第です。