[下町トム]
2014年3月13日 09:00
中央区はグルメの町でもあります。日本橋、銀座、築地、人形町・・・・おいしい店をあげたら数え切れません。
いつもは手ごろな値段のお店を探索して気軽に食事を楽しんでいますが、たまにはちょっと気取って高級フレンチを楽しんでみたくなります。
この日は、銀座一丁目にある「レストラン ドン・ピエール」を訪ねてみました。もともと「ペリニィヨン」という名前で30年の歴史を誇る老舗です。昨年京橋の店と融合して新たに「レストラン ドン・ピエール」として再スタートしました。
決して気取らない温かな雰囲気の店内には、大切なゲストを迎えてわくわくするような雰囲気があふれています。メニューには食指をそそられる品が並んでおり迷ってしまいます。特にステーキは柔らかくジューシーでとろけるようです。テーブルのたたずまいも非日常空間をたっぷりと楽しめるようにセッティングされています。隙のないサービス精神に脱帽します。
デザートも充実しています。今回はプリンをいただきました。ほのかな苦みと深い甘さが口の中で広がります。コーヒーを飲みながら今日いただいたものを振り返るのも至福のひとときです。大都会の真ん中でこうして落ち着いて食事を楽しめるなんてなんと贅沢でしょう。
お店の方にうかがったところ、今月20日にグランドオープンする「コレド室町」1~3のうち、「コレド室町2」地階に、系列店としてコンソメスープ専門店「ジュレ・ドール」を出店されるそうです。常に新しい形の味覚を求める姿勢に感心します。
中央区にまた新しい味のスポットが増えるのは楽しみなことです。
しっかり満腹、すっかり満足、のまま家路につきました。"銀座フレンチ"はとても魅惑的な美食でした。
[kimitaku]
2014年3月12日 18:00
3月6日の午後、中央区主催「船上ガイド研修会」が開催されました。
江東区高橋乗船上から船に乗り、江東区の小名木川をでて隅田川を下流に。中央大橋を右に見て相生橋をくぐり、豊洲貯木場へ。
豊洲運河から船は東進し、砂町運河、南進して曙運河から東京湾へ。
このあたり、多くのオリンピック施設が建設されます。
その後、西進北上して東雲運河から晴海埠頭へ行きました。
左手にレインボウブリッジが美しいです。このあたり波も高く大きく揺れ、船の醍醐味を。
晴海客船ターミナルの左手がオリンピック選手村になるとのこと。
船は朝潮運河を右に見て隅田川へ、月島埠頭の冷蔵施設が圧巻です。
新橋方面に抜ける環状2号線(俗称マッカーサー道路:近年開通予定)橋梁工事現場、そして築地市場から勝鬨橋へ。
聖路加(せいるか)病院から右手に佃島。
海からの佃の家並はとても素敵です。 海からの景観が大切に造られて居ます。
中央大橋をくぐると、後方に石川島マンション群が逆光に美しいです。
そして、日本橋川から豊海橋。繋留中のて釣り船がアクセントに。湊橋では帆かけ舟のエンブレムを発見。
無粋な首都高を屋根にさらに船は西進。
日本橋双十郎河岸に着岸。
これから、中央区は海への門戸を拡大するそうです。
[サム]
2014年3月11日 14:00
<江戸桜ふぶき> <江戸切子シャンデリア>
3月7日、コレド室町5Fの日本橋三井ホールで、「江戸桜ルネッサンス~夜桜うたげ~」が始まった。
演出を手掛けたのは、日本橋の夏の涼を彩るイベントとして2011年からスタートした水中アート展「アートアクアリウム」のプロデューサー、木村英智氏。
「江戸で "かぶき者" と名を馳せた男の屋敷で繰り広げられる『江戸で最も早く美しいアートな花見』」という設定らしい。
希少価値の高い江戸時代の作品3点を含む桜柄の着物を集めてライトアップした「和桜並木道」。
「江戸切子」の技を使った硝子の桜の花びら1,000枚を制作し、プロジェクションマッピングなどの最新の演出技術を駆使し、満開の桜の木が風に吹かれ花びらが吹雪のように舞い散る様を表現した「江戸桜ふぶき」。
江戸切子のグラス約1,000個からなる高さ約2.5m、直径約4mの「江戸切子シャンデリア」と、水面に舞い散った桜の花びらをデザインし、桜錦・桜琉金・桜和金といった桜に因んだ品種の金魚が泳ぐ作品「サクラリウム」を組み合わせた最新作のアートアクアリウム「江戸桜リウム」。
桜柄の手漉き和紙の回廊「桜和紙の門」。
三重県鈴鹿市指定の伝統産業「伊勢型紙」を使った桜模様の影絵アートの「伊勢型桜の間」。
伝統文化に現代アートを融合させ、桜を一輪も使わず、様々な新たな意匠で桜の美しさが表現され "花見" が演出されている。
このほかに「夜桜の間」「夜桜バー」「五日桜の間」なども設営されている。
開催時間は11:00~23:00.
会期は3月7日~30日。
尚会場近くの「あじさい通り」では早咲きの「オカメザクラ」が開花中。
<サクラリウム①> <サクラリウム②> <サクラリウム③>
<和桜並木道①> <和桜並木道②> <桜和紙の門>
[銀造]
2014年3月11日 09:00
今日は、日本橋から中山道をご案内します。
まずは、日本橋三越の地下通路にて、熈代照覧を見て、江戸時代の町並みを勉強しましょう。
(三越前駅「熈代照覧」より)
千疋屋総本店、海老屋美術店、十軒店跡を見ながら、室町三丁目の交差点を渡ります。
おっと、右側のJR新日本橋駅入り口前の長崎屋跡の説明も見ていきましょう。
そして石町時の鐘 鐘楼堂跡などの案内板を見て、次の信号で左側の元の道を神田方面に進みます。
左側の道路脇(現、ホンマゴルフ前)には、今川橋跡の案内の石碑があります。
当時は、こういう街並みだったのだなと思いながら進みます。しばらく行くと、JR神田駅前に出ます。
このあたりが、筋違御門があったのだとか、昌平橋は嘉永年間にもあったのだとかを名所江戸百景の説明の古地図で確認しましょう。
ここから先は、現代版の地図で簡単に板橋宿まで到達できます。
板橋宿跡では、いたばし観光ボランティアの方々が温かく出迎えてくれます。
住所:板橋区板橋三丁目14番15号、電話03-3963-5078
2011年3月11日、暗い夜道を日本橋からこの板橋宿を目指して歩いたことを思い出します。
皆さんも勤務先からご自宅までは徒歩で帰れる様、道順は覚えておきませんか?
改めて、被災地の一日も早い復興と被災された方々のご健康をお祈りします。
加筆して、私の福島県の友人、妻の高校の同級生とご家族が、東北魂でゆったりと前進されることを願っています。疲れた時は、東京さ、お出で。
[whatever]
2014年3月 4日 08:30
昨年の秋に、引率のお手伝いで初めて参加した「まち歩きツアー 日本橋老舗コース①」。にんべん・榮太楼總本鋪・山本山の3老舗をご案内しました。その際、榮太楼總本鋪にてお話を聴いているときに、店長さんから「玉だれ」というわさび味の生菓子のご紹介があり、ずっと気になっていました。
1月に日本橋の病院で受けた、区の健康診断の結果を聞くために、とある火曜日に休みを取り、というか火曜日が水曜日のみしか都合がつかないため、敢えて火曜日にしたのですが、それには理由があります。この商品、火曜日と木曜日のみの販売なのです。電話をかけ、1本予約しました。
で、こちらが玉だれです(切り分けた写真のみでスミマセン
)。
全長16〜7cm、直径2〜2.5cmといったところでしょうか。白い求肥に包まれた薄い緑色の芯がとても綺麗です。わさびにすり下ろした大和芋、砂糖、焼味甚粉を混ぜてできているそうです。わさびの辛味と香りがしっかり感じられるのですが、ほんのり甘い求肥と合うんですね。とても不思議な味で、案外クセになります。抹茶と一緒にいただきました。
本わさび(天城産)を使用していますが、生産量が少ないため、あまり多く製造できないとのことで、日本橋本店で火曜日と木曜日のみの販売とおっしゃっていました。独創的で貴重な味をぜひ一度お試しください。
榮太楼總本鋪
[銀造]
2014年3月 2日 09:00
その昔、江戸時代に徳川家康が日本橋を五街道の始発場所と定めました。
現在、日本橋の道路の中央部には、「日本国道路元標」が埋められていることは多くの方がご存知です。
沢山の方々が日本橋から東海道を始めとする五街道歩きに出発されます。
だけど、歩く出発地点としてだけで、日本橋に来るのは大変惜しい気がします。
日本橋は架橋400年以上の歴史があり、周辺には300年以上の歴史を持つ老舗が沢山ありますので、
日本橋で1時間余裕を持って老舗巡りで記念のお土産を買ったり、名店で昼食をされてから、出発されては如何でしょうか?
私がご案内した新潟とか首都圏の方々は、
三越日本橋店にて、お買い物をして、来店記念のスタンプを押印して貰ったとか、
榮太樓総本舗の日本橋をモチーフにした飴とか、http://www.eitaro.com/
黒江屋さんの擬宝珠を見て「二本はし」を購入されて、
喜んで お出かけになった方々が多いので、ちょっとご紹介します。
日本橋の歴史を知るには、見て理解するのが一番ですね。
その場合は、東京メトロ三越前駅のコンコースに設置されている「煕代照覧」で
昔の通りの風情を感じ取るのが良いでしょう。
また、高いところから一望して、現在の東京を知るには、
ホテル・マンダリン・オリエンタルの38階にあるレストラン「ケシキ」でゆったりと食事と周辺の景色を堪能されてから、五街道歩きに出発する。
勿論、コレド室町とかコレド日本橋の食事処や「たいめいけん」などの有名なレストランでお食事をされて、良い想い出づくりをなさってからお出かけするのもお勧めです。
日本橋周辺の日本銀行や貨幣博物館の見学も忘れては勿体無い。
橋の周囲を一回りして、
橋の広場で道路元標のレプリカや各地への里程表を見たり、
魚市場の名残をお知らせする乙姫広場、高札場跡の説明などを見て、日本橋を究めて、楽しく出発して下さい。
それでは、良い旅を!