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東野圭吾「祈りの幕が下りる時」の橋を歩く④
小説「祈りの幕が下りる時」に出てくる橋を小説中でカレンダーにメモされた月の順にご紹介していますが、今回は5月のカレンダーに書かれていた"一石橋"近辺のご紹介です。
現在の橋は大正11年に架け替えられ平成9年に大改修されたものですが、大正11年当時の親柱が一本だけ残されています。
石標の左側面には「たづぬる方」と刻まれており、迷子の特徴を書いた紙を貼るようになっており、右側面には「志らする方」と刻まれており、迷子の所在に関する情報を貼るようになっています。
江戸時代には迷子が多く出たため、情報を開示する掲示板の役目をする様に、地元の町人が資金を出し合って建てたものです。
現在は東京都の指定有形文化財に指定されています。
昭和24年に埋め立てられる迄は外堀川が中央区と千代田区の境を南に流れ土橋で汐留川に合流していましたが、外堀川が日本橋川から分岐していたのが、一石橋の辺りです。
埋め立てられた外堀川の上には、呉服橋の辺りにはパソナ(以前は大和証券)、新ビルを建設中の鉄鋼ビル、大丸デパート等が現在は並んでいます。鍛冶橋以南には西銀座デパート、銀座インズ等が並び、その上を高速度道路が走っています。
又、明治43年に埋め立てられた道三掘(内堀の和田倉門から外堀川を結ぶ堀)が外堀川と合流していたのもこの辺りの様です。
「黒い版画に色をつけたのは、誰」ーミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
関東地方の梅雨入りが報じられた翌日、律義に雨。こんな日にぴったりなのはそう美術館です。前から気になっていたミュゼ浜口陽三にでかけることにしました。水天宮TCATのすぐそばにあります。受付の方によると元ヤマサ醤油の倉庫スペースだったとのこと。版画家の浜口陽三は10代目社長の浜口儀兵衛氏の三男なのです。この美術館はパリ・サンフランシスコでの永い海外生活を終え帰国した彼の作品を展示する場所としてヤマサ醤油が1998年に開設したものです。浜口陽三といえば黒い背景に赤いさくらんぼや西瓜の作品がすぐ思い浮かびますが、このカラーメゾチントというモノクロのメゾチントに色をつける技法を開拓したのは彼です。今回は同じメゾチント作家の丹阿弥丹波子との二人展です。一階と地下60点の作品を見ると少し疲れます。この美術館は入口にカフェを併設していてカフェだけの利用もできます。入館料を支払うとカフェの割引券150円をいただきましたので、早速カフェに。「マーブル醤油アイスクリームセット」800円と「チーズケーキセット」900円のどちらにしようか迷いましたが、「ヤマサ醤油の黒蜜風しょうゆをバニラアイス混ぜ込みました」という案内につられこちらに決定。ガラス越しに降る雨を眺めながらコーヒーをいただくのはとても贅沢な時間です。 「雨の日には美術館」おススメですよ。 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 日本橋蠣殻町1-35-7 開館時間 11:00~17:00(土日祝は10時から。月曜休み) 最寄駅 水天宮前 3番出口そば、人形町A2出口8分 浜口陽三・丹阿弥丹波子二人展は6月30日まで ふわふわのバームクーヘン〔クラブハリエB-studio日本橋三越店〕
ふわふわのバームクーヘンを食べに、日本橋三越本店新館、地下2階の「クラブハリエB-studio日本橋三越店」に行きました 混む時間帯をはずしていったので、待たずに座ることができました 「焼きたてバームクーヘンセット」を注文。飲み物は選べます 4切れのバームクーヘンに添えられているのは、生クリームです バームクーヘンも生クリームも、甘すぎずくどくなく、本来の素材の良さが味わえます クラブハリエB-studioは、客の目の前で焼き上げるショップ・イン・ファクトリー形式のお店で、ここ日本橋三越店は、クラブハリエの関東初となったバームクーヘン専門店です 一層一層焼き上げられている様を見、できたてが切り分けられる様を見つつ味わうバームクーヘンは、まさに出来立てで、ふんわりしっとりの深い味わいと甘いかおりで、幸せな時間を作ってくれます 大人気店のため、空いていそうな時間()に行かれることをお勧めします ちなみに、この滋賀県近江八幡市発祥の会社の名前の由来は、「人々が集い語らう「倶楽部(クラブ)」のようにあたたかく、キラキラと輝くガラス絵「玻璃絵(ハリエ)」に夢をみて――」だそうです
クラブハリエB-studio日本橋三越店のHPはこちら ⇒ http://clubharie.jp/b-studio/shop/tokyo_east.html
トゥモローランド〔TOHOシネマズ日本橋〕
日本橋室町2丁目のコレド室町2に入っている「TOHOシネマズ日本橋」で、6月6日から、「トゥモローランド」が上映されています 「トゥモローランド」と言えば、ディズニーランドにある「未来」のテーマランドですが、この映画の「トゥモローランド」は、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のブラッド・バード監督が、ウォルト・ディズニーが残していた夢のプランに着想を得て手がけたオリジナル作品です 「TOHOシネマズ日本橋」は、昨年オープンした最新鋭の映像、音響設備を備えたシネマコンプレックスで、この「トゥモローランド」も、独自規格のラージスクリーン「TCX」と、ドルビーの革新的なシネマ音響「ドルビーアトモス」で楽しめました 音が渦巻きます 「ウォルト・ディズニー最大の謎にして最高のプロジェクト」 をお楽しみください 「TOHOシネマズ日本橋」のHPはこちら ⇒ http://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/073/TNPI2000J01.do
父の日とライオン〔日本橋三越本店〕
日本橋三越本店のトレードマークは、何と言っても、入口で迎えてくれる2頭のライオンです が、何と入口を入ったところに、もう1頭のライオンが 「家族みんなでライオンと一緒に撮影しよう 父の日は家族写真記念日」 と表示されていて、お父さんへの感謝のことばのプラカード「パパ最高」「お父さん大好き」を持って、子どもたちがライオンと一緒に写真を撮っていました 日本酒はお好きですか?
こんにちは。 ぺんぺんです! 今回の記事は少し趣向を変えて、私の好きなお店をご紹介します。お店はお店でも、"日本酒 が好きな方"に是非お勧めしたいBarのご紹介です。 皆様は、「日本酒バー川口酒店」をご存じですか? 場所は、中央区日本橋2丁目9-6(日本橋高島屋の裏手)です。目印は、お江戸日本橋の老舗 「穴子専門店 玉ゐ本店」です。川口酒店はその玉ゐの裏側の路地に位置しており、言うなら ば、こじんまりとした隠れ家的な雰囲気のお店です。 こちらのお店、実は玉ゐ本店が出したお店で、酒屋「川口商店」を改装して作ったそうです。 1Fは立ち飲みスタイルで、2Fがテーブル席になっています。全国の日本酒を取り揃えている、 なんとも居心地の良い素敵なBarです☆ 特にお勧めは、「利き酒セット3種」で、地域ごとに3から4種類、全部で20種類近くのお酒の 中から好きなものを選べます。お酒に詳しくなくても、味のチャート表がメニューの中にある ので、安心して選ぶことができます。 こちらの写真は、父と2人で飲みに行った時のものです♪ お酒の肴もとてもおいしかったです。 6月3日にお店の前を通った時には、「夏酒はじめました」という案内が看板にありました。 「夏酒」・・・。なんとも涼しげな響きですよね。 1Fは立ち飲みバーなので、待ち合わせの合間に利用するのも良し、2Fを予約して日本酒片手 に普段はできない深い話をするのも良しです。 "女子会"には少し渋すぎる感じもしますが、とにかく夏本番を迎える前に、日本酒を思い切り 堪能したい!という方にはお勧めします。 URLは、こちら。 http://anago-tamai.com/sakebar/ |
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