[下町トム]
2015年9月23日 09:00
だんだん秋めいてきましたね。
皆さん季節の変化をどのように楽しんでいらっしゃるでしょうか。
中央区内の景色もこれからさらに秋色を濃くしていくことでしょう。
秋といえば「芸術の秋」とか「スポーツの秋」とかいう呼び名もありますが、やはり大きな魅力は豊穣の季節を表す「味覚の秋」ではないでしょうか。
中央区は「食の宝庫」ですから、区内でさまざまな味覚にいつも触れることができます。これからの季節、区内の"味めぐり"も楽しみですね。
そんななか、落ち着いた秋の気分を一足先に味わうために、日本橋・三越前駅近くにある〔マンダリンオリエンタル東京〕38階〔オリエンタルラウンジ〕で"アフタヌーンティー"を楽しんできました。ちょうどこの日はぼくの誕生日だったこともあり、豊かな気持ちにひたることができました。
お店を訪ねた時、午後の柔らかな日差しのなかで優雅に過ごす方々が景色に溶け込んで見えました。たまにはこんな贅沢なひとときもいいもんだと思います。
ティーセットの各プレートにはホテル自慢の品質の高い品が並んでいます。なかでもお代わりもできるスコーンはしっとりとした深い食感があり、ほかでは味わえない価値があります。
さらに、お茶のラインナップが素晴らしいです。セイロンやアールグレイといった定番だけではなく、季節のオリジナルティーも充実していて、ゆったりと紅茶の香りに癒されていくのを心地よく感じることができます。
今、日本橋地区は再開発が進み、新たな顔も増えてきました。一方で老舗もしっかり頑張っています。そんな魅力ある地区の一角ですごす豊潤のひとときを皆様も是非それぞれにお楽しみ下さい。
アフタヌーンティーだけではなく、蕎麦屋で昼酒なんてのもいいですし、トワイライト散策のあとのディナーなんかも最高ですね。それぞれに「味わいの秋」を堪能しましょう。
[みのり]
2015年9月19日 14:00
こんにちは、みのりです。
乙姫の像がある日本橋魚市場発祥の地に行ってみました。
対岸には、日本橋船着場「双十郎河岸」があります。日本橋川を航行する遊覧船が出ています。
とても天気がいい日で、とても暑い日でしたが、船着場はにぎわっていました。
場所は、中央区日本橋室町1-8で
乙姫の像の隣には日本橋魚市場発祥之地の石碑があります。
川には『日本橋』が架かっています。
現在の橋は石造2連のアーチ橋で、明治44年(1911)に完成しました。
装飾を担当したのは建築家の妻木頼黄(つまきよりなか)です。
魚河岸
天正18年(1590)、徳川家康が江戸に入府した後、摂津国西成郡佃村(現在の大阪市西淀川区)の漁師たち30数名が江戸に出て佃島を造成し、江戸近辺で漁業を営む許しを得て、徳川家に魚介類を献上した。当時の海では魚介類がおもしろいほどよくとれたために上納してもあまりが出る。そこで漁師たちは、幕府の許しを得たうえで、水運の便の良い日本橋の河岸で板船とも呼ばれる販売用の板の上に魚介類を並べて、一般に売り始めた。これが日本橋魚河岸の起源である。
魚河岸は、日本橋と江戸橋の間の北岸にあり、魚を積んだ船は日本橋川をさかのぼって川岸に陸揚げした。早朝から多くの買い物客で賑わい、朝の魚河岸は、昼の芝居小屋「堺町(人形町)の中村座・葺屋町(人形町)の市村座・木挽町(東銀座)の森田座」、夜の吉原と並んで、「一日で千両がおちるところ」とまでいわれるほど繁盛した。(江戸っ子たちの威勢のよい取り引きがとびかうところだった)
この魚河岸は、大正12年(1923)関東大震災(9月1日)後に現在の築地への移転が決定し、ついに日本橋魚河岸300年の歴史に幕がおろされた。
【出典】歩いてわかる中央区ものしり百科(監修 中央区観光検定委員会)
中央区観光検定過去問題集(監修 中央区観光検定委員会)
江戸文化歴史検定公式テキスト[初級編]大江戸見聞録(江戸文化歴史検定協会編集 発行所株式会社小学館)
[ジミニー☆クリケット]
2015年9月18日 16:00
京橋3丁目、中央通りに面して、警察博物館の隣のLIXILギャラリーで、「鉄道遺構・再発見 REDISCOVERY - Legacy of Railway Infrastructure」が開催されています
同展は、「鉄道遺構」14件を、土木写真家・西山芳一さんの写真のほか、解説パネル、模型、映像、レールの実物などによって紹介するものです
遺構としての橋梁の写真がとてもきれいです
会場では、「高知県・魚梁瀬森林鉄道」を走っていたディーゼル機関車の模型や、「北海道・士幌線」、「群馬県・碓氷(うすい)線」などの橋梁の画像、「佐渡金銀鉱山トロッコレール」に関する資料などが展示されています
同展のテーマが「再発見」であり、プレスリリースのコメントにも、「次代に向けて鉄道遺構を貴重な資産として受け継いでいく」、「さまざまな魅力を再発見する旅へと誘います」とあるように、今まであまり意識したことのなかった鉄道遺構に、歴史の重みに裏付けされた魅力を感じました
開催期間は、8月27日(木)から11月21日(土)までです
休館日は水曜日、入場は無料、写真撮影OKです
「鉄道遺構展」のHPはこちら ⇒
http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_003225.html
[ジミニー☆クリケット]
2015年9月17日 16:00
鍛冶橋通りに面した東京国立近代美術館フィルムセンター(京橋3-7-6)7階展示室で、展覧会「生誕110年 映画俳優 志村喬(たかし)」が開催されています
志村さんといえば、「世界のクロサワ」の作品に多数出演し、「酔いどれ天使」の貧乏な中年医師、「七人の侍」の統率力に優れた浪人(勘兵衛)、「生きる」の余命わずかな老役人が、記憶に鮮明ですが、生涯で400本以上の映画に出演されていたことは、今回初めて知りました
展示されているのは、志村さんが出演した映画のポスター、シナリオ、映画で使った小道具、三船敏郎さんや黒澤監督からのメッセージ、「生きる」の公園のブランコシーンのセットイメージ図から、手紙、手帳のメモ書きまで、プライベートな資料も見ることができます
関連企画として、同館の大ホールでは、志村さんの出演作品「野良犬」「醜聞(スキャンダル)」などの黒澤作品や、「ゴジラ」「男はつらいよ 寅次郎恋歌」など15作品が上映されます
志村喬夫人の「素敵な役者です」というコメントが、実感として感じられる展覧会です
開催期間は、12月23日までです
月曜日が休室日なのと、それ以外にも休みの日がありますので、お出かけの前に、HPで休室日でないことを確認してください
「映画俳優 志村喬展」のHPはこちら ⇒
http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/shimura/
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年9月16日 16:00
江戸東京博物館の竹内誠館長による江戸時代へのタイムスリップ雰囲気漂う楽しい講座に参加してきました。
陰暦を軸にして自然と親しみながらエコなる生活をしていた江戸人、現代にも
形を変えながら受け継がれている生活習慣などがありますが、少しづつ忘れ去られていっています。
精神的な余裕で見劣りする現在に、フト寂しさを感じる時間でもありました。
〇元旦、初売り、お稲荷さん、梅見、雛祭り、お花見、祭り、金魚売り、川開き花火、中秋の名月、晦日蕎麦、除夜の鐘(当時は無かった)
さて、日本橋三越の地下コンコースに有る"熈代勝覧"、1805年の日本橋~今川橋(神田)までの
繁栄の絵巻です。ゆっくり見ると面白いことに気づきました、どうぞ。
(各写真はクリックすると大きく表示されます)
今、室町二丁目にある福徳神社、来年には出来てくる"鎮守の森"がなにか救われるような気がします。
合掌。
[銀造]
2015年9月15日 16:00
第34回中央区観光大使・ミス中央選考会の本選会が、9月12日、日本橋三越にて開催されました。
選出された中央区観光大使・ミス中央には、今年も沢山の賞が贈呈されます。ちょっと、ご紹介しましょう。
「私も欲しい!」と言う方は、来年のご応募を!
司会は、昨年に引き続いて、落語家橘家半蔵師匠、姫野さゆりさんの名調子で、進行していきました。
応募者の皆様が檀上に勢揃い! 皆さんの緊張が伝わってきました。
応募された方々は、現役の大学生から実業に携わっていらっしゃる方、アメリカなどに留学した経験をお持ちの才媛、美女19名の方々です。
今年とてもユニークだったのは、「カラ」という踊りを披露して下さったお嬢さんもいらっしゃいました。
(写真を撮り損ない、披露できないのが残念です!!)
選考会の合間には、歌手、桜井はるなさんがとても透き通った、素敵な歌声で私達を魅了してくれました。
「15の君へ」、オリジナル曲、「おやすみ」、「ふるさと」など素敵な歌の数々を披露してくれました。
今年も選考には、大変苦労したとの重盛審査委員長のお言葉でした。
そして、晴れて、「第34代中央区観光大使・ミス中央」に選ばれた方は、
左から、早川澪奈さん、臼井亜沙子さん、廣瀬夏海さんです。
詳細については、中央区観光協会のHPでご覧下さい。私も楽しみです。
彼女たちの素敵な笑顔で、中央区の商業と観光のさらなる発展は間違い無し
10月から始まる「第63回中央区観光商業まつり」、「中央区まるごとミュージアム2015」などのイベントにも沢山参加されるそうで、新しいコスチュームで活躍するお姿を拝見するのを楽しみにしています。
追伸:第33代観光大使・ミスのお三方の温かい拍手が印象的でした。お疲れ様でした。