中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

東京マラソン

[銀狸] 2017年3月23日 16:00

東京マラソンはお祭りである。

ほんの一部の人を除き、この大会に参加することに意義を見出している人が大多数と思われる。 

スパイダーマン、チャップリン等、思い思いの衣裳で自己主張している。

 

今回、あの日のことは忘れえない。

12時20分頃、日本橋の高島屋前を、なんと!和服の女性が走り抜けて行きではないか!!!!

40kmもの距離を走ってきたのだろうか?! ありえへん!

信じがたいが、この眼でしっかりと見た。

そばのワンちゃんも、

「ワンダフルと云う 東京マラソン」

 

 

日本橋図書館、まもなく待望の完全リニューアル!

[柴犬] 2017年3月23日 12:00


日本橋人形町にある、中央区日本橋図書館。

IMG_1823.jpg

ここは、明治期に2年間ほど西郷隆盛が居を構えていた場所です。現在は日本橋小学校になっており、地下には一般も利用できるプール、上階には区立図書館、そして夏には校庭で盆踊り大会が開催!...と、幅広くご近所の立ち寄りスポットにもなっています。

上階に入っている日本橋図書館は、去年から長くリニューアル工事が続いていましたが、3/1、ついに7階部分がオープン!とっても綺麗に、広々と、使いやすくなっていました。



IMG_1815.JPG通路が広いです。車椅子やベビーカー、荷物が多い方や杖の方ものびのび安心。

IMG_1817.JPG

閲覧席も充実です。一人で集中できそう。椅子の座り心地も良かったです!



IMG_1818.JPGこんな可愛らしい席も。



楽しみにしていた地域資料室も大充実!!

IMG_1819.JPG室内には、資料はもちろん専用の閲覧席(机が広い!)も十分にあります。

日本橋図書館は地域資料が本当に充実しています。小さな企画展の図録や個人的な記録本まで、「ないだろうなあ...」と諦めてた資料が見つかる確率が高い図書館の一つです。地域の方も、観光も方も、学生さんも、楽しめる要素があると思います。



雑誌コーナーも充実です。女性誌は大体揃っていました。

IMG_1821.JPG

座る場所があちこちに用意されているのが素晴らしいと思います。

トイレももちろんバリアフリーで、広くとっても綺麗でした。大切なことですよね...!図書館のトイレが古くて狭くて汚いと、恐怖感が倍増しますからね...

まだ工事中の6階は、児童コーナーや読書室になります。完全オープンは4/1(土)!楽しみですね。



図書館の向かいには、行列するほど大人気のシュークリームで有名な洋菓子店「シュークリー」さんもあります。他にも、おしゃれなお花屋さんや美味しいお店、強運・小網神社もあり、とっても楽しいゾーン。4/8には大観音寺で花祭りもありますね。



日本橋図書館もリニューアルするこの春、ぜひ人形町へいらして下さい。お子様連れの休憩所にもぴったりですよー。

開館カレンダーはこちら



DSC_3966.jpg



 

 

無添加・こだわりの味  ~ せんべいや 喜八堂 ~ ①

[rosemary sea] 2017年3月23日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をライフワークとして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC02086a.jpg喜八堂(きはちどう)さん、ひとつの会社でお米の選定から焼き上げまで、一貫して行っている日本中、いいえ世界でも数少ない専門会社組織。そのおせんべいやさん。

 

喜八堂 東京駅八重洲地下街店 戸塚店長にお世話になりました。

昭和2年(1927年)神田で創業、現在の本店は千葉県野田市にありますが、東京駅八重洲地下街にお店を出してすでに40年以上、老舗です。

 

おせんべいの喜八堂さんのこだわり、それは無添加。

創業以来、ほとんどの商品に保存料・着色料・添加物・化学調味料を使用していません。

カレーせんべい、種物などは仕方ありませんね。それら以外は無添加。

これが喜八堂さんの『売り』ともなっています。もちろん味も格別ですが。

 

DSC02063a.jpg

それに素材の味、自然の味を大切にされています。ということは原材料にもこだわりが。

原材料は・・・お米(うるち米)。それも普通にごはんとして食べ得るもの。

使い勝手の良い輸入米や破砕米、古古米にはお世話になりません。

・・・ここでロズマリ、ひとつ勉強になりました。もち米であられ・おかき、うるち米でおせんべいができるのですね。

 

商品のご紹介です。せん太郎

DSC02083a.jpg

一番人気です。無添加が売りですが喜八堂さん、味も最高です。あとひきまくりです。

焼き上げたあと、熱いうちにわざわざ割って、それからお醤油をつけています。

だからおせんべいの中にもしっかり味がしみ込んでいます。

一番しょっぱく、味が濃い一品ですが、そのしょっぱさがたまらなく美味しい。

DSC02084a.jpg

このおせんべい、せん太郎の誕生秘話。

20年ほど前に一人の職人さんが自分のために焼いて造っていました。

それを見ていたお得意さん、「私にもそれをください。」と・・・。

DSC02070a.jpg

いまどき見かけないおせんべい、それがせん太郎。

普通のおせんべいはどこかに甘みがついていたりしています。

こちらのおせんべい、本当に生醤油(きじょうゆ)だけ。シンプル イズ ベスト。

それも「生醤油(なましょうゆ、字はきじょうゆと同じ)」というものを使っています。

 

※ きじょうゆとは・・・

ダシや調味料を加えていない純粋な醤油。ただし火入れ工程、いわゆる加熱殺菌を行っています。

※ なましょうゆとは・・・

きじょうゆの前段階。もろみを絞ったあとの火入れ工程を行っていないもの。

おせんべいとしては結局焼きますから、なましょうゆですと香りが残され味もまろやか。

お醤油としてはキッコーマンさんが「なましょうゆ」をTVコマーシャルでアピールされていますね。あのなましょうゆ。

 

ここでロズマリ食リポ隊、せん太郎を試食。

S山さん。「口の中に入れた瞬間、お醤油の香りが鼻から抜け、香ばしさが食欲をそそる味でした。」

F雄さん。「日本茶にマッチするおせんべいの味でした。」

K子さん。「子供の頃を思い出すなつかしい味。もう一枚手を伸ばしたくなる美味しさです。」

S枝さん。「見た目は堅そうですが、噛んだらサクッと噛めて歯が悪くても食べやすかったです。」

I倉さん。「丁度良い堅さで、美味しくいただけました。」

T山さん3号。「生醤油が口の中いっぱいに広がり、歯ごたえとマッチしている。」

F川さん。「お醤油が香ばしく、これぞせんべいという感じでおいしかったです。」

T山さん2号。「濃いしっかりとした味で、食べた後に余韻が残ります。」

Oさん。「オーソドックスな日本の味である醤油のせんべい。」

 

商品のご紹介、今回は1商品のみです。あとは次回とさせていただきます。

 

DSC02065a.jpgせんべいや 喜八堂 東京駅八重洲地下街店

八重洲2-1 八重洲地下2番通り中3号

詳しくは八重洲地下街に入り、店舗配置図をご覧ください。

03-3281-5240

営業時間  10:00~20:00

年中無休 (1月1・2日除く)

喜八堂さんのホームページはこちら ⇒ http://www.senbei.co.jp/

八重洲地下街さんのホームページはこちら ⇒ http://www.yaechika.com/

なお、この記事につきましては八重洲地下街株式会社 小澤様にご了解をいただきました。

 

 

 

グランルーフ桜ライトアップ

[サム] 2017年3月19日 18:00

DSC03869ELS'.jpg 

DSC03874RS'G.jpg 3月16日、東京駅八重洲口のランドマーク「グランルーフ」にて期間限定で、「桜ライトアップ」がスタート。

(4月9日迄)

全長230mの膜屋根が幻想的な桜色の空間を演出。

八重洲エリアから外堀通り越しに望めるグランルーフは、遠目にも鮮やかに浮かび上がっています。

JR東日本グループは春の到来に合わせ、お出掛け時に駅でも季節感を感じて貰おうと、併せて、駅構内商業施設では、お花見のお供に最適なスイーツ&デリ商品の取り揃え、東京駅直結「東京ステーションホテル」では、「SAKURA Promotion」と題し、日本の花・桜をテーマにした限定コースやスイーツ・カクテルを期間限定で提供との由。

八重洲エリアも桜の開花を目前に、一足早く花見ムードに包まれています。

 

 

 

熈代勝覧に描かれた江戸の暮らし

[お江戸のマーシャ・堀内] 2017年3月18日 18:00

名橋 「日本橋」保存会 日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会による特別共催セミナー「熈代勝覧に描かれた江戸の暮らし」に参加してきました。講師の先生は、江戸東京博物館学芸員の江里口友子先生です。

 

私は、2013年3月に、三越駅前の地下コンコースで初めてこの絵巻複製(約17メートル)を見て以来(実物よりは1.4倍に大きい)、江戸時代にタイムスリップしたいものだと常々思っていただけに、とても楽しいワクワクする日となりました、有難うございました。

 
ざっと、その内容を掻い摘んで書いてみますが、今、江戸博で"「江戸と北京」18世紀の年と暮らし"という題名で、4/9まで展覧会が開催されています。

1)江戸時代後期(文化2年_1805年)の繁栄を描いたもの、1995ドイツで発見され、ベルリン美術館群東洋美術館にある。今回は2回目の里帰り

 

2)実物は巻物状で、題名は「熈代勝覧 天」 と書かれている。つまり他にもあるのか(地、人)?誰もわからない、、 作者も未だ不詳

 

3)さて、その中身である、両国の回向院と書かれた箱の絵がある。兎に角、江戸は家事が多かっただけに、火事の前の繁栄の風景、火の見櫓 、天水桶、 防火用水も描かれている。神田の今川橋(今は無い)から日本橋までの通り(今の中央通)760メートルの90軒ほどのお店と人や動物が1671ほど軽快なタッチで描かれている。

 

4)覗いてみる、白壁屋、桃の花、 呉服商から両替商までやっていた"三井越後屋"、刃物の"木屋"(普請中なれど蔵で営業中と書かれているらしい)、紅屋(白粉のこと) 今川橋の瀬戸物屋、渦巻き模様看板の水飴屋、油を塗った合羽を売る店、 お汁粉屋、 占師、薬屋(何故か多い)、入れ歯屋(石や木で創っていたらしい)、傘屋、 寿司屋"玉鮨"、鏡屋、煙草、ロウソク屋、キセル屋、 10軒店でのお人形売り、二八そば屋、本屋、 ちろりで一杯できる居酒屋、 徳利を持って酒を買いに行く人 、指物屋、算盤屋、古着屋、箍屋、 猿回し(犬が近くに居る、猫はいない)、赤味噌屋、結納屋 などなど

 
5)当事は店の看板を立てるのに許可が必要だったようで、南町奉行所の人たちと一杯やっている風情も描かれているという

 

6)親父が寺子屋行く子供の手を引いて肩に勉強机を背負っている、なんと健気な風景ではないか、"チャント勉強せなあかん!"といわれているのだろう。

 

7)日本橋近くになると青物屋、魚屋(鰹、鮑)、今もある高札場には"切支丹御法度"が書かれているらしい。橋のたもとの番小屋は自治会組織、 立ちション禁止の鳥居のマークもあり、喧嘩の風景、日本橋川では子供が泳いで居る姿も見える

 

8)この絵画のタッチは、江戸の錦絵などには見られるものではないようだ。ここで、中国の清朝の康熙帝の還暦を祝う「万寿盛典」のパレード絵画(離宮から紫禁城へ歩く行列)との比較が面白かった、いくつかの場面の人間の仕草がとても似ているのだ。
江戸博には、孫の乾隆帝の80歳のお祝い風景を描いた「乾隆八旬万寿慶典図巻」も展示されており、このパレードも江戸人の一部の仕草の参考になったのだろうか。

 

さて、みなさん、タイムスリップして頂けましたらば、幸いです。

ck1515_20170317 (1).bmp

ck1515_20170317 (2).bmpck1515_20170317 (4).bmpck1515_20170317 (3).bmp

ck1515_20170317 (8).bmpck1515_20170317 (7).bmpck1515_20170317 (5).bmpck1515_20170317 (6).bmp

 

 

日本橋三越新館、自分だけのガイドブックを作ろう!3月28日まで。

[佃のうさこ] 2017年3月18日 16:00

日本橋三越新館の日本橋入り口で、ユニークな企画を発見しました。

 

日本橋三越本店の従業員の方や近隣企業の方々、老舗の若旦那など日本橋を愛する面々が、おすすめする情報がカードになっています。

 

好きなカードを見つけて、リングで綴じれば自分だけのガイドブックの出来上がり!!

 

ばしびと.jpg 

日本橋の老舗、飲食店や行事の案内もあって幅広い皆さんの情報に、しばし時間を忘れて見入ってしまいます。

 

やぎちょう.jpg 

えちぜんそば.jpg 

大勝軒.jpg 

早速、私も気になったカードをリングで綴じて持ち帰りました。新しいお店の発見も多々ありそうです。

 

あらあら、私の選んだカード、どれもこれも飲食店ばかり、、、!!

 

カード.jpg 

春からの日本橋散策が一層楽しみになりました。

 

皆さんも、お気に入りのカードを見つけて、オリジナルのガイドブックを作ってみられてはいかがでしょうか。

3月28日までの開催です。