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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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久安橋 工事中のパネルが興味深い お散歩の足休め

[銀造] 2017年11月 9日 12:00

 東京駅八重洲口から散歩。 八重津通りを300㍍も東進すると、おなじみのキリンさんの銅像、

横断歩道を南に渡って、よく目立つ "平和都市宣言一周年を記念して設置された「平和の鐘」、ヤン・ヨーステンの記念碑を見て、工事中のブリヂストン美術館前を進むと、ほどなく久安橋に至ります。

 

 久安橋は、江戸時代に松平越中守の屋敷前に架けられ「越中橋」と呼ばれていましたが、明治元年(1868)に江戸幕府の名残りである「越中」の名が取られ「久安橋」と改称されました。「久安橋」の名は、昔この付近に御坊主久安の拝領地があったことに因むといいます。 現在の橋は関東大震災の復興事業で建設は昭和53月に八重洲通りの造成とともに、架け替えられました。 

 「越中橋」の名前の基になった「松平越中守上屋敷」について説明します。 

松平越中守というのは、幕末の桑名藩松平家のことです。 桑名藩の最後の藩主は、松平定敬(さだあき)で、京都守護職会津藩主松平容保(かたもり)の実弟です。(高須四兄弟の一人) 

 

 さて、その久安橋の袂のビルが工事中ですが、その周囲を覆うパネルが中々秀逸だと感じ入りました。パネルは全部で12枚ほどありますが、江戸時代に日本橋、京橋地区は匠の生きる町でした。

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 江戸時代、この地域には職人が多く住んでおり、職人の仕事から町名が付けられたとあります。現在の八重洲・京橋付近は建設資材を扱う大鋸町・本材木町・南大工町などの職人町から、武士や庶民の生活品を扱う桶町、畳町、具足町などまで多様なモノ造り職人が集う「匠の生きる町」であった。」との説明です。 ちなみに、現在の京橋エドグランのあるところは、江戸時代には、畳町だと、中央区観光情報センターの方に確認して頂きました。

 

ここから、八丁堀方面にお散歩する方には、八丁堀同心に関する説明のパネルが面白いでしょう。

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 与力は「旦那様」、妻は「奥様」と称されていたとか。

旦那様、奥様とご一緒にお散歩は如何ですか? すずらん通りには、和菓子のお店が二軒あり、美味しいお土産もご購入できます。

京華スクエアの前では、八丁堀の与力・同心組屋敷に関する説明碑がご覧になれます。

 

 さて、亀島橋まで行くと、芭蕉の句碑、伊能忠敬さん、東洲斎写楽さんに関する説明碑があります。 橋の向かい側には、堀部安兵衛が住んでいたという説明碑があります。

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実物は、

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これらの説明碑や石碑は是非、亀島橋でご覧下さい。

 

 また、おもてなしの作法についての説明が面白かったです。

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 精進料理のタクアンは、一切れ(人切れ)しか出さず、三切れ(身切れ)、四切れ(世切れ)は出さず、おもてなしの心は、二切れが作法との説明がありました。 験を担ぐことと併せて、面白いですね。

 

 どうぞ、秋晴れの清々しい気候ですので、楽しくお散歩なさって下さい。

 

 

 

八坪屋『牛乳味噌らーめん』

[みど] 2017年11月 9日 09:00

新日本橋駅から昭和通りを江戸橋方面へ100m、オフィスビル の一角にひっそりと佇む「八坪屋((はちつぼや) )」という ラーメン店を紹介いたします。 人通りの少ない路地にあり、立地的に穴場というか、隠れ家的 といった感じです。文字通り8坪のスペースで営業しています。 (カウンター4席、2人掛けと4人掛けのテーブルが各2席)

 

メニューは「みそらーめん」「しょうゆらーめん」「しおらーめん」 各650円、「チャーシューめん」880円などがありますが、看板 メニューは『牛乳味噌らーめん(800円)』でこれのみ13時から 提供するというこだわりです。

スープはマイルドな味噌に更にマイルドな牛乳のコク、そして 中央にバターがトッピングされており、総じてクリーミィーな 印象です。一見すると白いスープなので豚骨ラーメン風ですが、 食べると確かに味噌味で、ほんのりと牛乳の甘みを感じます。 麺は少し柔めの茹で加減で、やや太めの縮れ麺。 具にはチャーシュー・モヤシ・メンマ・ワカメといった具合です。 牛乳と味噌。ミスマッチのようで意外と相性が良い取り合わせでした。

 

ちなみに、店長お薦めの食べ方を書いた紙が壁に貼られていました。 麺とスープを半分くらい食べ終えたところで一味唐辛子を投入し、 最後に酢を加えるというもの。試してみたところ確かに味わいの あるスープに変身したように思います。

 

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らーめん 八坪屋 (はちつぼや)

 電話:03-3272-1888

 最寄り駅:新日本橋駅 徒歩1分

 営業時間: [月~金]11:00~15:00、17:30~21:30

       [土]11:00~14:30

 

 

 

 

11月末まで楽しめる!「謎解き日本橋めぐり」@日本橋観光案内所

[えだまめ] 2017年11月 8日 18:00

子連れ特派員のえだまめです


前回、「中央区まるごとミュージアム」関連の記事でご紹介したイベント

「謎解き日本橋めぐり」ですが、

台風一過のある日、パンフレットを片手に早速お散歩を開始しました。

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改めてご紹介、ですが・・・

もともとは10月29日(日)実施の「中央区まるごとミュージアム」内のイベントでした。

当日はエリア内をめぐって謎解きをして、クイズに正解すると抽選でプレゼントが・・・という予定でしたが

台風接近中の悪天候もあって、プレゼント抽選会は中止

そのかわりに街中に置かれた情報発信器は11月末までそのままにしてくださるということで

謎解き・クイズは11月末まで楽しむことができる・・・というわけなのです。

やり方としてはこんな感じです。

1:日本橋観光案内所でパンフレットを入手する

  場所は日本橋南詰・花の広場のところです。

  http://nihonbashi-info.tokyo/tourism/

2:スマホ・タブレット端末に「google chrome」をインストールする

(Androidの端末だと、購入時点ですでにインストールされてるものも多いかもですが)


3:位置情報(GPS)機能とBluetoothの機能をどちらもONにする

※ここ、すごく大事です!

 というのも・・・「謎解き日本橋めぐり」のパンフには位置情報(GPS)機能をONにする、ということが

 記載されていなかったので。

 いつも電池の減りが早くなるのが気になって、GPSをOFFにしているえだまめは

 いくら頑張っても情報入手ができなくて困ってしまっていたのでした。

 それで日本橋観光案内所の責任者のY様に多大なるご迷惑をおかけしたわけですが・・・。

 このイベントはgoogle Chromeのnearby というシステムを利用しています。

 これは位置情報(GPS)機能とBluetooth機能を両方ONにしないと利用できないものなのです。

 くれぐれもご注意くださいね。


4:地図に示されたポイントへ向かう

パンフ内の地図には「この近くに行くと情報がゲットできるよ」というマークがちりばめられています。

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お散歩がてら、歩いていきましょう。


5:ポイントに着いたら、スマホを一番上から下にスワイプして

「通知情報」をチェックしてみる。

・・・するとこんなのが出てくるはずです。

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(↑写真は明治座の近くで出てきた画面です)

つまり、そのポイントに近づくと、無線で飛んできた情報をスマホがキャッチしてくれて

「ここにこんな情報があるよ!」とお知らせしてくれるのです。

で、この画面をタッチしてみると詳細が・・・


・・・おっと、ここまで!

謎解きイベント、この先に「秘密のキーワード」が表示されるのですが

それを言ってしまったらこのイベントの楽しさがほぼなくなってしまいますからね。

そうそう。キーワードを見つけたら、ちゃんとメモしておきましょう。

情報をキャッチできるエリアを離れてしまうと、分からなくなってしまいますから。

6:「キーワード」を集めていくと・・・そのエリアのクイズが完成します。

クイズはエリアごとに全部で7問できあがります。頑張って答えてみましょう!

7:答え合わせはスタート地点の「日本橋観光案内所」にて行います。

抽選会はなくっても、答えはちゃんとあってるか・・・気になりますよね?

全問正解目指して頑張ってくださいね



※もしも、情報通知画面に「謎解き日本橋めぐり」関連の情報がなかなか入ってこない、というときは

スマホの「設定」から

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「google」のところを選んで

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サービスの中からnearbyを選びます。

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で、その画面を更新してみると、何か情報が入ってくるはずです。

もしそれでもうまくいかないときはポイントとなるはずの場所に

よりグッと近づいてみると良いかもしれません。

あとは↑の3、に書いた位置情報(GPS)とBluetoothがONになっているかの確認と

nearbyの情報が受信できる設定になっているかの確認ですね。

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nearbyの画面の「設定(歯車みたいなマーク)」のところを押して

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「付近のリンクが使用可能」がONの状態になっているかチェックしましょう。

おそらくこれでうまくいくはずです。

ただし、これはAndroidユーザーのえだまめの私見ですので・・・。

iPhoneユーザーの方、そしてAndroidユーザーの方でもやはりうまくいかない、という方は

日本橋観光案内所に相談に行ってみましょう。

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何か解決策を見つけてくださるかと思います。


そして、最後に出来上がる日本橋エリアに関するクイズ、ですが・・・

普通の人は何も調べずに答えるのはちょっと難しいものがあるかもしれません。

でも、手元にはスマホがあるわけですから・・・ね。

調べてみることも、この日本橋という地域をより深く知るための手段なのかな、と私は思っています。

それで少しでも「へぇ~っ!」っと思ってもらえたらいいのかなぁ、と。

特派員的には・・・知識の抜けがあるところに焦りを感じ、

勉強しなくっちゃ!と気を引き締めたりもするわけですが。


また、キーワードがないところにも情報端末は設置されていて

それぞれその場所に関する詳しい情報をゲットすることができるようになっています。

実は私・・・このイベントに接するまで、

Bluetoothという機能を使ったことがありませんでした。

スマホって、こんなこともできるんだなぁ~と感心するとともに

これからの時代の観光案内って、デジタル機器を駆使して

もっと様々な形で情報提供できるようになっていくのだろうな・・・ということも

実感させられました。

残念ながら抽選会はありませんけれども、

10月29日(日)だけに限らず楽しめる、という風になったので

日を分けて、今日は東日本橋、次は八重洲&日本橋、という風に楽しむこともできるイベントになりました。

ちょっとしたおさんぽ、のお供にこの謎解きパンフ、というのも楽しいと思います。

せっかくの機会ですので、ぜひ活用してみてくださいね。

 

 

「福徳の森1周年記念祭」 高級清酒「八海山」が振る舞われ、福徳神社駒札の授与

[銀造] 2017年11月 8日 12:00

 日本橋の福徳神社。

沢山のお買い物客だけでなく、一人旅の方も、心に癒しを求めてか、御参拝に見える方が多いです。

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 9月29日、「福徳の森開き 1周年記念祭」が開催されました。

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 当日は高級清酒「八海山」が振る舞われ、

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福徳神社の駒札の授与もありました。

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良い記念品になります。 日本橋に緑と潤いを。関係者の皆様、有難うございました。

 

 

滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」

[銀造] 2017年11月 7日 09:00

滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」は、
東京都中央区日本橋2-7-1、 日本橋交差点の南詰に10月29日にオープンしました。

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11月3日には、沢山のお客様が、滋賀県の名産を求めてお買い物にいらしてました。 1階には、SHIGA'S BAR もあります。

 

2階のレストラン「滋乃味(じのみ)」に14:30に上がりますと、昼食の時間は11:30~14:00ということでしたが、快く迎えてくれて、お店のメニューなどについて紹介して下さいました。

 

 昼食のメニューは、鶏のじゅんじゅんたまごとじ丼+お味噌汁、お漬物付、旨酸っぱいスープ麺+お漬物付の二品が、各¥1,000。近江一汁三菜定食が¥1,200。 近江牛定食+小鉢、お漬物、お味噌汁付が¥2,800。

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 次回の食事が楽しみです。

レストランからの外の景色が素敵です。 永代通り、中央通りを行き交う車、人々が良い風景です。写真は、名橋日本橋が臨める風景です。

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3階はテーブルセットが置かれており、1階でお買い物された品を召し上がったり、ゆったりと歓談できるスペースになっています。

「ここ滋賀」の詳細は、HPでご確認下さい。

http://cocoshiga.jp/

 

 

「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」〔東京国立近代美術館フィルムセンター〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年11月 3日 09:00

京橋3丁目、鍛冶橋通りに面して建つ、東京国立近代美術館フィルムセンターで、「歌舞伎役者 片岡仁左衛門6部作が上映されます

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6部作の上映日は、11月11日)、12日)、18日)、19日)です。

これは、ドキュメンタリー作家である羽田澄子監督特集の第2弾として開催されるものです

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十三世片岡仁左衛門(1904-1994)は、戦前から晩年に至るまで上方歌舞伎を支え続けた名優で、その人柄芸の魅力に惹かれた羽田監督が、仁左衛門丈84歳から亡くなる直前の90歳までをドキュメンタリーとしてとらえたのが、この6部作だそうです

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仁左衛門丈が演じる「菅原伝授手習鑑」の菅丞相菅原道真)は、「神品とまで絶賛され、「松嶋屋天神」の声がかかるほどだったとか

私は、仁左衛門丈の最晩年の舞台を数えるほどしか見ていませんので、この機会に、映像に残されたお姿を拝見して、その人となりの一端でもうかがい知りたいと思い、期待しています

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なお、このブログ記事の執筆に関して、東京国立近代美術館フィルムセンターのご協力をいただきました

ありがとうございます

東京国立近代美術館フィルムセンターのHPはこちら ⇒

http://www.momat.go.jp/fc/