三重テラスのいろいろなイベントの中でも、今年から始まった昼活ランチがお勧めです。日本橋に勤めている方や参加したいという方が昼休み12時10分~12時50分までの時間帯に集まって、ワンコインで三重の食材を堪能します。生産者の方の食材の説明会があり東京では手に入りにくい食材をいただけたり、生産者さんと直接のやり取りができたりします。貴重な時間を有効活用できますね。
2月1回目は新しい試みで知らない方とテーブルを囲み、話しながら美味しい食事ができて大変好評だったとか。しかし、1回だとせっかく知り合っても、ということで8月2回目と9月3回目をワンセットで1,000円という企画に変わったそうです。2回会うことで親交が深められればとの思いが主催者にあります。来年の1月・2月もワンセットで開催予定で、好評だったわかめしゃぶしゃぶもどちらかの会の企画に入るそうです。事前申し込みですので、11月頃からの三重テラスのホームページ、店頭チラシをチェックしてください。
定員25名、ランチ交流型イベントで、5名でひとつのテーブルです。
2018年2月27日12:10~12:50
当日の献立:あさり時雨の炊き込みごはん・たっぷり根菜のお味噌汁・新物!海藻のしゃぶしゃぶ・お漬物・季節の果物orお菓子
朝、持ってきてくださったわかめは採りたてとか。プレゼンで生産者の方からわかめ漁のレクチャーを受け、今日は新鮮な生わかめをいただけ本当に感激しました。
四日市萬古焼(ばんこやき)の土鍋で、わかめしゃぶしゃぶをいただけることも嬉しかったです。5名でこんなにたっぷりわかめをいただけることにも感謝‼
わかめをお湯に入れると鮮やかな緑色に変身‼ しばらく柔らかくなるまで待ちます。と同時に土鍋ではあさり時雨ごはんの炊きあがり!
彩りのネギを乗せて出来上がり!よくかき回して茶碗によそっていただきました。
ひじきも3種類あり、東京では生のひじきはなかなか手に入りません。珍しいわかめのしゃぶしやぶ、わかめが何とも言えない柔らかさでとっても美味しかったです。
この日は、わかめ、ひじきと海藻たっぷりいただいて、三重テラスならではの食材提供のアイディアが素晴らしかったので、アンケートに再度わかめしゃぶしゃぶのリクエストを記入してしまいました。
2018年8月23日12:10~12:50
当日の献立:萬古焼土鍋で炊いた「結びの神」白米ごはん・伊勢かぶせ茶のお茶漬け(1)水出し茶漬け(2)あられ茶漬け・伊勢かぶせ茶のお惣菜(1)お茶そぼろ(2)お茶っ葉のお浸し・お漬物盛り合わせ(養肝漬・伊勢たくわん)・伊勢かぶせ茶白玉・水出し茶
静岡県がお茶の生産が全国1位であることをご存じの方も多いのですが、三重県が2位であることを知らない方も多いようです。「マルシゲ清水製茶」さんのお話がありました。かぶせ茶生産量は全国1位だそうです。かぶせ茶とは、刈り採る前の新芽に黒い覆いをかぶせ渋みを抑え甘みを引き立たせ、日陰の中でゆっくり成長することで緑色も濃くなり味も濃厚のお茶になるそうです。今日は、伊勢かぶせ茶「おもてなしかぶせ」「粉末被せ」の2種類のお茶を使っていて、その他の食材も三重テラスで購入できるそうです。
「土鍋ごはんの炊き方」※菊花ごはん鍋(3合)
(1)米を研ぎ、10分以上浸水する(2)土鍋を中火にかける(3)12分程度で沸騰したら火を止め、20分蒸らす。
「お茶そぼろ」※ちょっとだけ濃いめの味付け
鶏ひき肉:100g、砂糖:大さじ1、みりん:大さじ1/2、酒大さじ:1/2、醤油:大さじ1強、すりおろし生姜:小さじ1/2程度、おもてなしかぶせ:大さじ1/2《作り方》全てをフライパンに入れてかき混ぜてから中火にかけ、混ぜながら煮詰める。
ごはんに伊勢かぶせ茶のお惣菜(1)お茶そぼろ(2)お茶っ葉のお浸し・お漬物盛り合わせ(養肝漬・伊勢たくわん)を載せて食べてから、伊勢かぶせ茶のお茶漬けは(1)水出し茶漬けを楽しんだ後(2)あられ茶漬けを楽しむ食べ方を教えていただきました。デザートの伊勢かぶせ茶白玉に水出し茶がよく合いました。今日は本当にお茶尽くしで、いろいろなお茶の調理法や食べ方を堪能しました。
「マルシゲ清水製茶」四日市水沢町998のかぶせ茶農家でかぶせ茶の魅力を一人でも多くの方に伝えたいということで、地元で「かぶせ茶カフェ」10:00-17:00毎週木・金・土曜日を開店されています。近くにいらっしゃるときは是非お寄りくださいのことでした。☎059-329-2611Fax059-329-3008
2018年9月12日12:10~12:50
当日の献立:萬古焼土鍋で炊いた「結びの神」・《熊野地鶏×・新姫》マリアジュメニュー(1)熊野地鶏もも肉のソテー~新姫でさっぱりと~(新姫果汁)岩戸の塩×・《熊野地鶏×・新姫》マリアジュメニュー(2)熊野地鶏ムネ肉のハム~新姫梅干しソースがけ~(新姫ぽん酢)紀和の梅干し・《熊野地鶏の濃厚鶏がらスープ》・お菓子新姫ようかん・冷やしほうじ茶
20名の参加者は2回目です。自由席ですので顔見知りの方と同席となったり、新たな方との会話を楽しんでいらしたりしていました。
熊野地鶏は三重ブランドの1つです。最高の肉質を求めて「三重県畜産研究所」が開発に着手したのが昭和63年、平成19年に生産に踏み切って10年だそうです。
軍鶏三重県原産「八木戸」の肉質を生かしながら、更に脂を載せるために三重県銘柄鶏「伊勢赤鶏」、最後の極め付きに日本3大地鶏の「名古屋コーチン」を掛け合わせて生まれたそうです。
菊花ごはん鍋で炊いたおいしいご飯「結びの神」も炊きあがっていました。三重ブランド米『三重県農業研究所」が平成12年から12年かけて平成24年に開発完成しました。三重県が定めた栽培基準と品種基準を満たしたお米だけが「結びの神」となるそうです。平成25年の伊勢神宮式年遷宮に20年に一度の記念すべき時節に誕生したお米でもあるそうです。ごはんをいただいて、本当に美味しいお米でした。もちろん萬古焼土鍋で炊いたこともさらにごはんが美味しく味わえたのは言うまでもありません。
「新姫ぽん酢&梅干しドレッシング」新姫ぽん酢:大さじ5、紀和の梅干し:1個
《作り方》梅干しは種を取り、包丁でたたく。ボウルにぽん酢とたたいた梅干しを入れて混ぜ合わせて完成。
皮も美味しくとても肉質・脂がのった熊野鶏でしたが、東京では売っていないことや三重県でも熊野市の一部でしか購入できないと残念に思っていましたので、熊野市ふるさと振興公社の佐野公彦様より詳しくお話を伺いました。地鶏の基準は1平方mあたり10羽以下、80日以上平飼い、熊野鶏はその条件よりさらに厳しい8羽、120日平飼いで飼育基準を満たしているそうです。熊野地鶏は熊野市ふるさと振興公社のホームページから購入できるそうです。
東京で熊野地鶏が食べられるお店を紹介していただきました。
「焼鳥 味道」ヤキトリ・ミドウ 営業時間 17:30~22:00ラストオーダー
定休日 日曜日 ☎03-3865-2366
〒103-0004 中央区東日本橋2-9-4
https://www.facebook.com/yakitori.mido
三重テラス応援団の私はこれからも三重テラスのイベントに密着して、紹介し続けたいと思います。三重テラス応援団に入りたい方は、ホームページもしくは店頭で申し込めます。
(三重テラスのイベント担当者からの記事・写真記載の承諾をいただきました。)