[坂の上のねこ]
2010年8月31日 10:00
まずは下の2枚の地図をご覧下さい。なんだか形が似ていると思いませんか?
さて、それぞれどこの地図でしょうか。
左は米国ニューヨーク市のマンハッタン地区、右はご中央区佃・月島・勝どきエリアです。
(形と大きさを揃えて比較するために、マンハッタン島の地図を南北逆にして、
サイズを縦横ともに8分の1としました)
4年前、左のマンハッタン島から右の佃島に引越してきた私が感じたのは両者の共通点。
*両側を川に囲まれた島で、先端が湾に面している
*縦横のまっすぐな通りで区切られていて、道がわかりやすい
*17世紀前半、マンハッタン島にはヨーロッパ人、佃島には攝津国から来た人が住み始めた
*水上交通を利用して交易が行われ、商業・文化の発信地となった
人種のるつぼと呼ばれるニューヨーク市マンハッタンにはおよびませんが、
最近は、
佃・月島・勝どきエリアも外国人居住者・旅行者が増えていますし、高層集合住宅のビルも
次々と建てられ、マンハッタンの風景に近づきつつあります。
佃・月島・勝どきがマンハッタンに自慢できるのは、治安とサービスのよさ。
あとは、どこかにセントラルパークのような広い公園ができれば嬉しいなあ・・。
[O傘]
2010年8月30日 08:30
今年も「大江戸まつり盆おどり大会」が8月27日(金)、28日(土)の二日間、区立浜町公園で盛大に開催されました。夕方といってもまだ暑さが残る中、初日に行ってきましたのでご紹介します。
【会場の様子】
「大江戸まつり盆おどり大会」の江戸風大門をくぐってまっすぐ公園を進むと「友好・交流都市コーナー」の広場があり、それぞれの都市のテントでは物産・食品などの特産品を販売していました。
友好・交流都市は、石川町、桧原村、富士河口湖町、東根市、玉野市、栃木市です。
また、門をくぐってすぐ左側の小道には、区民施設(ヴィラ本栖、伊豆高原荘)PRのテントにつづいて、
中央区にあるアンテナショップ(北海道、新潟、群馬、青森、山梨、福島、奈良、山形)のテントが並んで特産品などを販売しています。
「大江戸まつり盆踊り大会」の門をくぐってすぐ左手には、「大江戸切り絵図」のパネルが目に飛び込んできました。「御曲輪内 大名小路絵図」、「神田浜町 日本橋北の図」、「本所絵図」、「内藤新宿 千駄ヶ谷辺の図」、「東都下谷絵図」など幕末の嘉永年間に作成した貴重な尾張屋版の切り絵11枚(「歳の市保存会」会長 渡辺氏寄贈)が展示してあり、江戸の昔を思い起こさせてくれます。
グランドは盆踊り会場です。 中央に櫓(やぐら)があり、午後4時から「日本の音頭」と題して民謡歌手の皆さん(藤山進さん、志摩ゆり子さん、福田昭三さん)による音頭が櫓の上から披露されて、民謡連盟の人たちがすでに踊りを始めていました。
周辺には、チケット販売所、各町会(月島連合、新川二丁目越一・越二、新富、日本橋三・五・七の部連合、京橋七の部八丁堀山王、勝どき豊海地区)のテント、
また心身障害児・者の進路と生活を考える会、実扇会、女性海外研修者の会のテントもあり、縁日の焼きそば、焼きとおもろこし、フランクフルト、かき氷、綿あめ、お団子などの食べ物や生ビールやソフトドリンクなどの飲み物を販売していました。
このほか、グランドには、久松交通母の会、着くずれ御直しコーナー、ゲームコーナー(有馬小学校、日本橋小学校PTA)、救護所などが設けられていました。
さらに、先日、人形町で開催されました「せともの市」、そしてこれから開催されます「べったら市」、薬研堀(やげんぼり)の納めの「歳の市(としのいち)」のテントも小規模ながらありました。
【オープニング・パレード】
午後5時30分、お囃子の車(浜町囃子山車)と2台の白バイに先導されて、パレードが始まりました。
横断幕は日本橋中学の女子生徒がもち、つづいて江戸消防記念会第一区のメンバーによる木遣り(きやり)と纏(まとい)振りの集団、そして中央区観光大使ミス中央の3人。
その後に元気な掛け声の子供神輿(みこし)・子供風船組(日本橋小、有馬小、久松小、常盤小)が続きます。神輿はそれぞれの小学校の手作りです。
パレードは人形町通りと甘酒横丁交差点を出発して甘酒横丁を通り、清洲通りを渡って浜町公園の会場に入りました。
【オープニング・セレモニー】
(江戸消防記念会の演技)
午後6時過ぎ、ご祝儀にと、江戸消防記念会第一区(主に中央区、江戸時代の火消し一番組、二番組に管轄に相当)の皆さんが「木遣り(きやり)」を歌って入場し、2本の「纏(まとい)の振り込み」、それに梯子(はしご)一基を使って3名の会員がそれぞれ「梯子(はしご)乗り」の技(わざ)を披露してくれました。
梯子乗りの技(わざ)では、「遠見(とおみ)」、「八艘(はっそう)」、「邯鄲(かんたん)」、「腹亀(はらがめ)」、「背亀(せがめ)」、「鯱(しゃち)」「肝潰し(きもつぶし)」そして途中技(とちゅうわざ)で「麻の葉」、「象鼻(ぞうばな)」、「腕溜め(うでだめ)」、「吹き流し」などを見せてくれました。観客から「かっこいい」、「うぉーすごい」のことばと惜しみない拍手が送られていました。
写真は腹亀です。
最後に、江戸消防記念会会長 鹿島靖幸氏による「一本締め(いっぽんじめ)」の手締めが行われました。
(主催者の挨拶)
最初に大江戸まつり実行委員会会長の小堀章三氏(日本橋5の部連合会会長)の挨拶がありました。お子様からお年寄りまで大いに踊って楽しんでください・・・とのご挨拶がありました。つづいて、中央区長の矢田美英氏と区議会議長の中嶋ひろあき氏からご挨拶がありました。
(下の写真は、左から小堀会長、矢田区長、中嶋議長の順)
お招きした来賓は中央区選出の都議 岡田まりこ氏、久松警察署所長 阿部氏、日本橋消防署 原氏で、町会出身の大江戸まつり実行委員会副会長も一緒にずらりと櫓の上に並びました。
オープニングセレモニーに同席した第28代中央区観光大使・ミス中央の澤田知美(さわだ ともみ)さん、三上真奈(みかみ まな)さん、高城あずさ(たき あずさ)さんにグランドでお会いしました。(写真は、左から三上さん、澤田さん、高城さんの順)
これが最後のお仕事でしょうか(?)9月には次の第29代ミス中央が決まるんですよね。
1年間、ご苦労さまでした。これからもよろしくお願いします。
【盆おどり大会】
オープニング・セレモニーが終わり、午後6時40分頃からいよいよ盆おどり大会です。
東京音頭などおなじみの盆おどりの曲、そして中央区オリジナル音頭「これがお江戸の盆ダンス」に合わせて櫓(やぐら)の周りに、民謡連盟や町会などのおどりチームを中心に踊りの輪ができました。
「これがお江戸の盆ダンス」は、曲の題や、歌詞に一部英語が入っているのを見ますと若い人しか踊れないのでは・・・と引いてしまう人もいるかもしれませんが、歌っている歌手も民謡歌手、そしてメロディーもやっぱり盆踊りの曲で、普通の盆踊りの曲としてとっても親しみやすいです。
ご存知の方も多いと思いますが、ご参考までに「これがお江戸の盆ダンス」の歌詞を載せます。(「東京中央ネット」のサイトから引用しました。)
大人から子供まで皆さん良く盆踊りをご存じで、身振り手振りよろしく、夜が更けていくに従い、大勢の人で盆踊り会場が一杯になり、次第に大きな渦になって踊っていました。
恒例になった「大江戸まつり盆おどり大会」、中央区の人口も増えていますので、「ふれあい」と「絆(きづな)」を深める故郷(ふるさと)中央区の大切なイベントの一つとして、これからもますます発展していくでしょう。
来年も楽しみですね。
[サム]
2010年8月24日 14:00
江戸・明治・大正時代を経て関東大震災に至るまでの一般的な商家(店舗兼住宅)建築の一つに、軒が大きく前面に張り出した「出桁(だしげた)造り」と呼ばれるものがある。
梁(腕木)を柱の外に突出して、出桁を乗せ、その上に垂木(たるき)を架けて瓦屋根を支えるという力学的な構造が露になった造り。
庇の深い立派な軒が機能的な装飾となって、商家の格をも示したと云われる。
これに加えて、裕福な大店に見られたような、防火対策上、土壁を塗った「蔵造り」や「塗屋造り」が伝統的商家(町家)建築とされる。
佃島地区はその大部分が関東大震災、東京大空襲を免れ1950年代まで漁業集落的機能を留めていたなかで、佃堀と呼ばれる船溜りと共に、この出桁造りの小規模な商家建築とそれらを縫う路地が残在する。そして古い構えを踏襲し営業を続ける佃煮屋。堀を挟んだ旧石川島地区には超高層マンションが圧倒するように聳えているが、その新旧の対比も面白い。
建物は未来永劫続くものではないが、建物の歴史は人々の生活の歴史。そこで数々の暮らしが営まれてきた。「木は千年の命を持つ」とも云われるが、長寿の木造建築物には幾多の人々の想いと温もりを感じる。
[ゆりかもめ]
2010年8月20日 17:00
「東京湾大華火祭 その2」です。 こちらは三脚を立てて縦に撮りました。
御天気に恵まれ大勢の方が御覧になっていたと思います。
もう一度、8月14日(土)の事を思い出して下さい。
この日に花火を御覧になれなかった方も年に一度の「東京湾大華火祭」・・・・・・
凄く大きな音と火の祭典です。
雰囲気を想像して下さい。
「枝垂れ柳」のように広がりました。
向こうにレインボーブリッジが見えその下の海面に浮かぶ小さな明かりは屋形船です。
シャッターチャンスがとても難しかったです。
薄い赤・ブルー・ピンク・白の4色です。
左側では次の花火が打ち上げられています。
次々に打ち上げられ煙で空は赤くなりました。
変化が面白かったです。
上がった花火の火がレインボーブリッジに降りかかるように見えました。
海面の灯は屋形船です。
とても多くの屋形船が出ていました。
最後のフィナーレ近くに打ち上げられた
花火は花瓶に活けた花のようでした。
12000発の花火の中には毎年、好評の芸術玉(尺玉20発)が含まれています。
[ゆりかもめ]
2010年8月17日 10:30
今年も又、素晴らしい花火が12000発、東京湾の空に打ち上げられました。
写真を多く撮りましたのでどれを掲載すべきか迷ってしまいました。
2回に分けて掲載させて頂きます。
下記の写真 この後・・・・・大きく広がります
やっと画面の中に納まりました。一度に全体を入れるのは難しいです。
上記の写真とは少し色合いが違います。
筒から噴出し大きくなり始めた瞬間の花火です
比較的、低空で開く華火です。
鮮やかな黄色の花火は珍しかった
大きく開いて徐々に淡くなり始めました
[サム]
2010年8月11日 23:52
立秋を過ぎたとは云え、まだまだ残暑が厳しい毎日。焼き付くような日差しには赤橙色の花が良く似合う。ここ晴海トリトンの「花のテラス」にもそんな花々が咲き誇っています。
<アメリカデイゴ> <サルビア> <サンタンカ>
<ハゲイトウ> <グズマニア> <サルスベリ>
<アスクレピアス> <ポーチュラカ> <ランタナ>
<ルドぺキア'プレーリーサン'> <ルドぺキア'タカオ'> <イヌツゲ'ゴールデンジェム'>