[kimitaku]
2012年8月 8日 06:31
8月3日から6日まで、佃島住吉神社で祭りがおこなわれました。
360年の歴史を誇る祭りは、さながら、江戸が、舞い降りてきたよう
に、
荘厳そのもの。
本佃の界隈は、提灯が、粋
に飾られ、神輿が通るたびに、
お囃子は鳴り響き、手ばたき、
声援、水かけが続き。
5日の八角神輿の、「船渡
御」は、江戸囃子の「テケテン
テン・・・・」が隅田川になり響き、朝焼けに色
を添えました。 月島、勝どき、豊海、晴海でも、神輿が巡行し、通りは
「おリャオリャ」の掛け声が、
ビルにこだましま
した。 今年の神
輿は、新調で、
3,600万円以
上とも。
水かけ祭りの
愛称そのもの、
若い人たちは、神輿の来るのが、待ち遠しく、自ら、友人通り客にも、水
を大いに振る舞い、その嬌声は、月島界隈の神輿の掛け声をはるかにこえて、商店街に響き渡りま
し
た。
八角神輿、各町内の大神輿、中神輿、小神輿、そして、山車、は、
それぞれ各町内を巡行、休みのたびに、酒肴もふるまわれ、各町内
の、皆さんのふれあいの場所となりました、。
次回の大祭は平成27年 夏に挙行
予定です。
[サム]
2012年8月 5日 08:30
7月17日の梅雨明けと前後して東京地方に、7月16日「アブラゼミ」、次いで7月26日「ミンミンゼミ」"初鳴宣言" が出され、陽射しも一段と力強さを感じる。
「トリトン夏の庭」は生物の小楽園。さまざまな鳥、昆虫が集まってくる。この時期チョウの密源植物として最も人気が高いのが別名「蝶を呼ぶ花」と呼ばれる「フサフジウツギ」。
チョウが植物を訪れるのは、吸密のためであったり、交尾相手を探すためであったり、卵を産むためであったり・・・。
一般的に種により吸密植物や幼虫の食草は特定されていると云われる。
モンシロチョウの仲間は白や黄色の花色を好み、アゲハチョウの仲間は赤色の花を好むとされる。
赤紫や青紫色で小さな花がたくさん集まっている花はどのチョウからも好かれる傾向があり、その典型が「バタフライ・ブッシュ」と呼ばれ、園芸の世界ではブッドレアで通っている「フサフジウツギ(フジウツギ科)」。
花園をチョウが舞う何気ない情景にも心が和まされる。
<ナミアゲハ(アゲハチョウ)> <アオスジアゲハ> <カラスアゲハ>
[下町トム]
2012年8月 2日 13:00
月島地域は江戸時代から在った佃島につながるように、明治になってから造成されたことは既に皆様ご存知のことかと思います。
ごく自然に月島の人々は佃の〔住吉神社〕の氏子に組み入れられていきました。埋立地が新しく出来上がるごとに、氏子地域は、〔勝どき〕〔豊海〕〔晴海〕と広がっていったのです。そして今夏お祭りの季節がやってきました。月島地域の地元っ子の気分は日増しに高揚しています。(写真は前回の本祭りのときのもの)
月島ができるまでは佃島固有のお祭りだったのものが、この地域一帯の大きなイベントに発展していきました。そもそも、〔住吉神社〕は佃島の漁民が徳川家康との縁で摂津の国・佃(現・大阪市西淀川区)から移住してきたときに故郷の神社を勧請したものです。したがって、江戸時代には〝佃祭〟と一般に呼ばれていたようです。
江戸落語にも『佃祭』というネタがあります。主人公の男がたまたま引き止められて佃島で厄介になっていると、その間に乗っていたはずだった渡し舟が沈んでしまい命拾いするところから話が広がるのですが、人情と奇談の混じった変わった噺です。故・志ん生師匠がたまに演じておられました。
歌川(安藤)広重の浮世絵にも残る由緒あるお祭りです。
〝佃祭〟は月島一帯のお祭りになって、今では「住吉神社大祭」と呼ばれています。住吉神社の祭神は海を司る力を有しているといいますから、日本のウォーターフロント都市開発の発祥地ともいえるこの地の守り神としてはまさしくピッタリの神様なのかもしれません。
月島地域一帯に住吉神社のゆかりの建物があります。まず第一に〔勝どき〕に〝御旅所〟があります。住吉神社の大祭では宮神輿が本社を出てこの〝御旅所〟まで巡行し、一晩過ごしてから翌日また本社に戻ります。つまり神様が氏子地域を巡る旅に出るときの〝宿泊施設〟というわけです。
宵宮にはこの〝御旅所〟から各町内の世話人たちが勢ぞろいして神社まで歩いて参拝し、祭りの成功を祈願します。この折の儀式を「参拝式」とも「献燈祭」とも呼ばれます。
〔勝どき〕には各町内の神輿庫がまとまって設置されています。一般に町内の神輿はそれぞれの町の適切な場所に設置されているものですが、このように1箇所にまとまって設置されている例は珍しいものです。神輿の出し入れや清掃の際には隣町同士のコミュニケーションも盛んになります。
また〔晴海〕には住吉神社の〝分社〟があります。1971(昭和46)年に晴海町会の発足とともに創建されました。この地域の水産加工業関係者の熱心な後押しがあったようです。やっぱり〝海の神様〟ですからね。ちなみに、住吉神社の〝分社〟はほかに江東区牡丹にもあります。この由来はまた別の機会にご紹介したいと思います。
さて、今年は本祭りの年です。3年に1回の本祭りを地元の皆はとても楽しみにしています。昨年、大震災のために延期になっただけに一層気持ちがた昂まります。8月3日(金)の宵宮に始まり、6日(月)まで、この地域一帯がお祭り一色に染まります。各町会ごとに神輿を安置する〝御仮屋〟も準備万端です。(写真は月島四の部、月島第一小学校前の様子)
ちなみに、〝御仮屋〟とは、神様が一時的にお宿りになる仮のお社という意味であり、当然ながら神霊を遷した各町会の神輿が安置される聖域です。ほとんどの場合、その隣に〝神酒所〟が置かれます。氏子にお神酒を配る場所という意味ですが、実際には各町内の祭礼総司令本部という位置づけを果たします。
今年は宮神輿(八角神輿)が175年ぶりに新調され晴れてお披露目されます。いよいよお祭りムードが高まってきた月島地域。今週末の賑わいを皆さん是非お楽しみ下さい。
続きを読む: 月島七不思議~第3話「住吉神社の祭り」
[サム]
2012年8月 2日 09:00
「毎週水曜日は電気を消してスローな夜を!」
7月25日・8月1日・8日・15日の各水曜日、晴海トリトン「水のテラス」ポップジェット噴水周辺にてペットボトルキャンドルナイトが開催されている。
キャンドルの灯りで制作する絵柄はイベント実施日毎に変わるとのこと。因みに7月25日は「五輪」、8月1日は「イルカ」。
参加者手書きのオリジナルキャンドルは「花のテラス」へ続く石畳の階段脇等に飾られている。
点灯時間は16:30~20:30。
また7月27日・8月3日・10日・17日の各金曜日は19:30からプチ花火大会が予定されている。