[kimitaku]
2013年8月20日 10:00
夏の暑い日 夕方、6時ごろ、大きなカメさんが散歩していました。
御主人様に、伺うと、名前は、ケヅメリクガメの「ポンちゃん」。
ちょうど、月島三丁目を 西仲商店街に向かってお散歩中。
右足 左足 前後ろ 交互に元気よく、前を、しっかり見ながら、歩道を・・闊歩・・していました。
・・・お歳は、と伺うと、
17歳とのこと。
手のひらに載るほど小さかったカメさんは毎年少しずつ大きくなってきて、今はもうこんなに。・・・・
御主人さんは 目を細めてお話しされていました。
・・まるでわが子のよう・・
通りがかりの 大人たちは、
「ええーっつ」
「なんで、月島にカメがー・・・」
子供たちは 「ポンちゃん」と一緒にかけてゆきます。
ご主人さんが、
「ポンちゃんに、のってみな」
「ええっつ、だいじょうぶなの・・・」
子供たちは 「ポンちゃん」に乗せてもらって、
おおはしゃぎ。
携帯で、カメさんの歩く雄姿を写メしようとしますが、歩くのが思いの他、速いのです。
前方に陣取り、携帯を向けると、すぐにアップになって、また、駆け足で前へ前へ、
結局カメさんの笑顔・・は取れませんでした。
それから すこしたって「ポンちゃん」は、
下町月島の皆さんの、優しい眼差しに見守られ、路地を曲がって、家路へと向かいました。
「ポンちゃん」 いつまでも、お元気で。
[TAKK...]
2013年8月13日 14:00
【8月月初】
吉報が届いた。
東京湾大華火祭の晴海主会場の入場整理券が当たった。
東京湾大華火祭は12000発もの花火が海上から打ち上げられる、都内屈指の花火大会である。
晴海主会場は、数ある会場の中でも最も好条件で観覧できる場所のひとつだ。
【当日 8:30】
中央区のホームページ上にて、正式に開催が発表された。
天気予報は「晴れ時々曇り」。
とても暑くなりそうだ。この夏一番の暑さになるかも知れない。
最近多発している、ゲリラ豪雨に見舞われないかが心配だ。
【16:00頃】
江戸バスに乗り、会場付近の晴海3丁目へ。
すでに人も多く、緊急車両も配置されている。
何だか、物々しい雰囲気だ。
10分ほど歩き、会場の敷地内に入る。
建設中の橋の脇を通り、主会場へと向かう。
この橋が完成する頃、この辺りはどんな風になっているのだろうか。
【16:30頃】
主会場の中でも打ち上げ場所に近い、野球場内へと進む。
暑いさなか、すでに多くの人々が花火を待っていた。
持ってきたラジオを中央FMにあわせ、ビールを飲みながら、カウントダウンを待つ。
時折、涼やかな風も吹いてくる。
【18:00】
夕焼け空に号砲が轟き、いやがうえにも期待が高まってくる。
遠くには東京タワーが見える。
【18:50】
いよいよカウントダウンが始まる。
「ゼロ!」の声とともに、次々と花火が打ち上げられる。
ラジオからは中央FMの東京湾大華火祭特番が流れてきた。
花火がとても大きく見えて、まるで星が降りそそいでくるみたいだった。
【20:10頃】
あっという間に1時間半弱の大華火祭が終了してしまった。
素晴らしい花火を見せてくださった花火師の方や大華火祭運営の方々等に、惜しみない拍手が送られていた。
帰り道、大きな混乱もなく、整然と多くの人々が歩いて行った。
[whatever]
2013年8月13日 09:00
日本列島各地で記録的な暑さとなり、都心でも6年ぶりに37℃を超えた8月10日、第25回東京湾大華火祭が晴海で開催されました。主催は、東京湾大華火祭実行委員会、中央区、朝日新聞社。
事前に申し込みをし、入場整理券を入手。会場は晴海主会場(中央区は他に晴海第2会場)。収容人数は約5万人(晴海第2会場は約4万2,000人)。17:00開場。会場全体にブルーシートが数ブロックに分かれて敷かれており、その上を各自が陣取るようになっていました。私が会場に到着した17:30頃は、どのシートも多くの人で埋っていましたが、前方はまだまだ余裕がある様子でした。私は真ん中のやや前方を確保。
打ち上げ開始時間の18:50まで、会場内には観覧場所の空き状況や花火の説明等のアナウンスが流れていました。先ほども述べたように、この会場は入場整理券が必要で、2名までの制限と開場時間が決まっていたこともあるためか、皆さん比較的おとなしく打ち上げ開始までの待ち時間を過ごされていたように思います。
打ち上げ時間が近づき、会場全体で10秒前からカウントダウンを行い、色鮮やかな花火が次々と打ち上げられました。都の鳥ゆりかもめをモチーフにしたキャラクター「ゆりーと」の花火も登場しました。
日本各地の花火師さんの作品はどれも迫力があり、会場全体から歓声が上がりました。また、尺五寸玉(直径約45cm)が打ち上げられると上空では400mほどに広がるそうで、振動が地面と体に響きわたり、それはそれは息を呑むほどの豪華さです。
約1万2,000発の花火が東京湾の夜空を彩りました。今年の観客者総数は、およそ68万人だったそうです。
暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ暑さは続きそうです。しかしながら、迫力と美しさに暑さを忘れることのできるひと時でした。
[サム]
2013年8月11日 09:00
梅雨明けを告げるニイニイゼミ、夏の盛りのミンミンゼミとアブラゼミの "蝉時雨"、晩夏のツクツクボウシとセミの鳴き声は季節の移ろいを体感させてくれる。
不完全変態のセミには蛹の時代がない。終齢幼虫が土の中から出て、成虫へと脱皮・変態する様<羽化>は、ここ佃公園でも夏の日没後から夜半にかけ身近で見ることが出来る。
背の中央が割れ、体をぐっと反らしながら次々に部位を引き抜き、最後に青白い翅を徐々に伸ばしていく様は美しくダイナミックでかつ神秘的である。(下の写真参照)
アブラゼミの場合、一般に卵から足かけ約4‐7年、羽化した成虫は数週間で一生を終えるとされている。
羽化後数日で成熟し、♂は鳴いて♀を呼び、♀は交尾後枯れ枝や生木(幹)に産卵管を差し込み産卵する。ジグザグ状の産卵痕が特徴と云う。
孵化した幼虫は空中を落下して土中に潜っていくと聞く。
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✎セミの抜け殻
左からニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ
[サム]
2013年8月 8日 09:00
8月6日7日は佃、月島、勝どき、晴海地区の氏神様「住吉神社」の例祭。
今年は「陰祭り」ということで街の様子も3年に一度の例大祭(本祭り)の喧騒とは趣を異にする。
境内では8月6日11:00より大祭式、8月7日14:30/16:30/19:00には神楽奉納が粛々と執り行われた。
それでも、8月7日14;00からの、平成24年度例大祭 "揃い" を着用した佃住吉講世話人一同参拝等を見るにつけ、地域の祭りに対する独特の思いや仕来り、祭りを通じた強い絆と伝承する心意気が伝わってくる。
(写真左上)
✎例大祭に欠かせないものの一つに「揃衣(そろい)」(と呼ばれる浴衣)の新調がある。
宮神輿は揃衣を着て、白足袋を履かなければ佃では担げない。
女性は宮神輿を担げないが、宮元町会<千貫>神輿渡御に限って女性も参加出来るとの仕来りも健在と聞く。
佃島(佃一丁目)には、一部<上町>・ニ部<下町>・三部<東町>からなる男子のみで構成される佃住吉講という組織があり、住吉神社の例祭は勿論、神社で行われる祭祀全般に関わる。
佃住吉講の構員は「若衆」・「大若衆」・「世話人」の三つに序列され、身につける揃衣や役割が異なる。世話人になるにはひと頃若衆20年、大若衆10年の「時」が必要と云われたが、現在は年齢・経験・貢献度等を考慮して昇格が決められると云う。新加入の若衆は「新縁(しんべり)」と呼ばれ、座る席を間違えると「○○年早い」と厳しいお叱りを受ける世界と聞く。
尚平成24年度の例大祭の揃衣のデザインは、
≪若衆≫ 白地に紺(写真左)
≪大若衆≫ 薄青地に紺(写真中)
≪世話人≫ 薄青緑地に紺(写真右)