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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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源平咲きの木瓜(ボケ)

[サム] 2015年3月30日 09:00

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 サクラ前線が関東地方まで北上し、本格的春到来の気配ですが、佃住吉神社境内では、神楽殿脇に植栽されている、源平咲き(咲き分け)のボケが華やかに咲き誇っています。

ボケは中国原産の落葉灌木。

「源平咲き」とは、1本の木に紅・白(加えて薄紅・中間の斑<絞り> )の花を咲き分ける様を、源氏の旗の色<白>と平家の旗の色<紅>が入り乱れて戦った「源平の合戦」に譬えたとされています。

さまざまな "咲き分け" 品種が作出されているようですが、代表品種の「東洋錦」のようです。

年によって、紅・薄紅・白・斑がどう混じり合って咲くか特定されず、様相を異にする様は自然の神秘。

一斉に咲き揃う花々の中にあって、一段と艶やかな異彩を放つ花姿です。

 

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住吉神社さくら祭り

[サム] 2015年3月30日 09:00

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 住吉神社(佃1)境内社中、最も規模が大きく、「龍神様」「弁天様」と親しまれている「龍神社」。

毎年3月後半から4月上旬の巳の日に近い日曜日に例祭が執り行なわれ、境内に桜が咲く季節と重なることから「さくら祭り」も同時に開催されます。

今年の会期は3月28日(土)29日(日)両日。

住吉神社と隣接する佃公園には約120本のソメイヨシノが植栽され、見頃を迎えています。

境内では、甘酒・お汁粉の無料接待(11:00~15:00)。

28日は、11:30から三井住友建設㈱<三建太鼓>の、13:00から佃中学校太鼓部の演奏がそれぞれ披露されました。

29日は11:00より大祭式が斎行されます。 

 

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✎文政5年(1822)、境内に水を司る神、龍姫大神が龍神社として創建。その後佃島に白蛇が現れ、島民は龍神として崇め町内に奉祀。天保9年(1838)、祠が漁師の網を渋釜で煮る作業場の近くにあり、火熱の害を受けやすかった為、祭神のお告げもあり、龍神社に合祀。天保10年には、日本橋白木屋の大弁財天の御神徳が大きすぎ、持ちきれず、合わせて合祀したとされています。

今日では龍神社と大弁財天を合わせて「龍王弁財天」と呼ばれ、開運出世・金運上昇・商売繁盛・学業成就・芸能達者・病気平癒の御神徳を持つ神として崇敬を集めているようです。

弁財天の縁日が「巳の日」であることから、この日は多くの人々が参拝に訪れたと聞きます。

 

 

晴海トリトンは花盛り

[kimitaku] 2015年3月26日 09:00

 いま 晴海トリトンスクエアガーデンは、花盛りです。

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   木枯らしの吹く冬のくびきから抜けでて、

   花々は日の光を我先に浴びようと競い合い、

   色とりどりにスクエアガーデンを染めています。

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    朝の散歩 昼時の散歩に 夕時のひとときに

    晴海トリトンスクエアガーデンにお越しください。

    朝潮運河望むガーデンで、皆様のお越しを花々がお待ちしています。

 

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満開のベニバスモモ <別名アカバザクラ>

[サム] 2015年3月25日 18:00

R0032477ELSA.JPG 3月23日、靖国神社のソメイソシノの標本木で5,6輪以上の開花が確認され、都心の桜開花宣言。

今週末頃満開見込みとの事ですが、ここ晴海トリトンスクエア「花のテラス」では、一足早く「ベニバスモモ(紅葉李)」が既に見頃です。

同じバラ科サクラ属の落葉小高木で、咲き誇る様は一見 "サクラ" と見紛う程。

別名「アカバザクラ」「ベニスモモ」とも。

花は「ヤマザクラ」似。

3月~4月に葉の展開と同時に淡桃色の花を多数つけ、萼は紅紫色でそのコントラストが印象的。

葉は芽吹きの頃から紅紫色で、秋には濃い紅紫色となり、長くカラーリーフとして愉しめ、花材としても利用されると聞きます。

 

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佃公園で花に酔う

[下町トム] 2015年3月24日 09:00

2010.4.3 佃(X-1).jpg今年も桜の季節がやってきました。

中央区にもいくつもの桜の名所がありますが、上野や千鳥ヶ淵と異なり、町の中に人々の生活とともに桜の風景があるのが中央区の特徴でしょう。

中でもぼくが毎年"花見"に出かけるのは「佃公園」です。もとをただせば、石川島の「人足寄場」、さらに「石川島造船所」があった場所です。今は「大川端リバーシティー21」となって、近代的な住宅街となっています。

一時人口減少に悩んだ中央区の人口都心回帰施策として、1989年(平成元)年頃から高層マンションが建ち始めました。かれこれ四半世紀を超えました。



2010.4.3 佃 (2-1).jpg河畔に植えられた桜の木もすっかり成長して、この時季見事に咲き誇ります。隅田川を行き来する船に手を振りながら、まさしく滝廉太郎の唱歌を思い浮かべつつ春の気分を味わうのには最高です。

(写真は何年か前に現地で撮影したものです)

今週末には見ごろを迎えるでしょうか。是非、散策を兼ねてお出かけください。

川の流れにたゆたうこの町の未来をみんなでたしかめることができるはずです。ほら、川面に豊かな笑顔と希望が輝いていますよ。

 

 

◆ 綺麗になったライトアップの永代橋と勝鬨橋で

[隅田の花火] 2015年3月14日 09:00

隅田川の永代橋と勝鬨橋のライトアップが今、とても綺麗です。

s_hanabi16-1.jpg水色の橋が永代橋で、緑色の橋が勝鬨橋。

いずれも国の重要文化財に指定されている隅田川の代表的な橋ですが、その光源は、実は蛍光灯です。

 

その性質のためか、頻繁にあちらこちらで灯が切れてしまうんです。

下は昨年春の写真ですが、こんなふうに蛍光灯が切れた状態が、かなり長い間続いていました。

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取り替えられるのをずっと待っていたのですが、今年になってようやく取り替えられ、やっとすべての灯がともりました。

以前にも増して、光に透明感が出たような気もします。充電100%完了です。

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これから、桜の季節がやってきます。

 

綺麗になった永代橋の水色と合わせて桜を楽しむ ・・・ 。なかなか良さそうなカンジです。

写真の場所は中央区新川地区・新川公園の堤防の上。春になると桜が咲き誇る遊歩道です。

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その場でうしろに振り向くと、そこは東京の代表的な夜景スポット。さらに桜も咲いている・・・。きっと良さそうなカンジです。

桜が咲いたら是非来てみたい遊歩道です。

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新川公園の端・中央大橋の袂にある河津桜はもう既にいいカンジです。

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一方の緑色の勝鬨橋。

橋の下にも光が当てられているのがこの橋の特徴のひとつ。

いつもは歩かないような時間帯のテラスにちょっと降りてみると、迫力ある風景が待っています。

あ、早くもひとつ緑色の灯が ・・・ 消えてしまっていますね。

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対岸の東京タワーの下に見える赤い輝きは、 来年11月、新市場に移転していくということになっている築地市場の灯りです。

 

 

市場か移転したあとの話は、なかなか聞こえてきません。

場外市場は残るということですが、この市場の灯りは ・・・ いずれ消えてしまうのでしょうね。

こんな風景も今のうちかもしれません。

s_hanabi16-8.jpgその次はどのような灯がともるのでしょうか。