[kimitaku]
2015年10月29日 09:00
秋晴れのお昼前、佃一丁目を散歩しました。
猫も酒屋の縁台でお昼寝。
住吉神社を参拝して隅田川に向かい、鳥居を左に折れて歩きます。
船の汽笛が響きます。・・・・・
右手土手の向こうは隅田川。・・・・・・
ほどなく行くと、大きい換気扇の回る音。
そして真っ白な水蒸気が「ボーボー」音をなして、家の中からはきだされます。
あたり一面、香ばしい醤油のにおいでいっぱいに。 おなかも減ってきたし、においのする方向へ。
「いらっしゃいませ」甲高い語尾のきりっと上がった本格的「江戸弁」
香りの元は、ハゼの佃煮。店の奥では、仕込みの真っ最中でした。
女将にお聞きすると、いつも今頃炊きあがるとのこと。
ここ佃が佃煮の発祥地。
天正18年徳川家康の関東移封、そしてその後、ここ佃の住人は大阪から家康に請われて移住。正保2年に築島、そして佃煮つくりを始めたとのこと。
このお店も初代「源右衛門」から代々佃煮づくりを続けているそうです。
店に行き渡る佃煮の香りと、ご由緒のお話で、・・・すぐに江戸にタイムスリップ。
佃煮はどれも量り売り。アサリ、シラス、葉唐辛子それぞれがみな炊きあがりの
色が違います。興味津々。早速買って帰り、袋を開けるとむせるような醤油の良い
香り。
・・・ビールにもお酒にもすごく合う、本格江戸前の佃煮でした。
佃源田中屋
住所 中央区佃1-3-13 電話03-3531-2649
最寄駅 有楽町線「月島」駅より徒歩5分です。
営業時間 午前9時30分から午後5時30分
日曜祭日 午前10時から午後5時です。
[之乎者也]
2015年10月28日 09:00
2015年も残すところあと2か月、11月といえば文化の日(祝日)を始めとして学校の文化祭等のイベントが目白押しの季節ですが、中央区でも今週末の日曜日(11月1日)、年に1度の中央区まるごとミュージアムが開かれます。既に区内の掲示板にポスターの案内が出ています。
まるごとミュージアムは今年で8回目の開催ですが、区内各地で開かれる公認イベントを中心に、その名の通り中央区の持つさまざまな魅力を楽しめる博物館のような1日です。江戸開府以来400年の歴史・伝統を伝えるイベントはもちろんのこと、現代・未来型のイベント、アート(展示、パフォーマンス)、環境活動、バリアフリーなど東京、そして日本をリードする中央区ならではのテーマの催しが目白押しです(イベントの詳細は、文末「まるごとミュージアムホームページ」の情報をご参照下さい)。
(昨年の「中央区民文化祭」ロビーコンサートの様子。築地社会教育会館会場)
区内全域の広い地域が会場となりますが、当日は通常の公共交通機関に加え、無料の巡回バス(左廻り、右廻り)、船ルート(4ルート、周遊ルートも含む)、江戸バス(当日は無料!)があるので移動も心配ありません。スタンプラリーに参加してイベント会場でスタンプを3つ以上集めてアンケート記入をすれば、景品が当たる抽選会にも参加できます。
(昨年の巡回バス乗り場(築地)の様子。オレンジ色のウェアを着たスタッフがご案内します)
最後に一つお知らせです。巡回バスは都バスなどの公共交通機関があまり通らないルートを廻りますので、車窓から新しい中央区を発見するチャンスです。さらにはバスには中央区観光協会特派員が同乗してご案内しますので、とっておきの観光情報を聞くことができるかも。。。
お楽しみに!
【中央区まるごとミュージアム】
日時:11月1日(日)午前9:00~午後5:00
場所:区内全域。詳しくはHPをご覧下さい。
まるごとミュージアムホームページ: http://marugoto-chuo.jimdo.com/
[サム]
2015年10月27日 14:00
今年は10月25日が旧暦の9月13日に当たり、十三夜。
別名「栗名月」「豆名月」。
十五夜(中秋の名月)を「前の月」、十三夜を「後(のち)の月 」、二つの月を合わせて「二夜(ふたよ)の月」と呼び、秋の風物詩として日本人に古くから親しまれている観月の風習。
十五夜・十三夜の一方の月見を欠かすことを「片見月」といい、忌み嫌ったとも伝わります。
旧暦の9月13日前後は一般的に気候的には清々しく、「十三夜に曇りなし」と喩えられます。
全国的に24日夜から北寄りの風が強まり、都心で木枯らし1号が観測され、25日も澄み渡った晴天に恵まれました。
ライトアップされた中央大橋・リバーシティのマンション群の窓明りの脇に、綺麗な月が輝いています。
月の満ち欠けは農耕文化の人々にとってカレンダーの役目を果たし、大切にされてきた歴史があります。
月を崇め、感謝の気持ちを捧げることは、人々の暮らしの中に今以上に溶け込んでいたものと想像されます。
十三夜は月齢としては満月の一歩手前。
少しだけ欠けた形状を愛でるのも興味深い美意識。
十五夜とは一味違う趣です。
[さとけん]
2015年10月26日 14:00
木枯らし1号の吹いた日、月島もんじゃストリートのハッピーハロウィンを覗いてみました。
様々な恰好に変装した子供たちが大きな袋を持って、各お店を回ってお菓子をもらったりスタ
ンプラリーのはんこをもらっていました。大人も変装している人もいました。
スパイダーマンやお姫様、タートルズなどとても楽しめました。
帰り際に佃大橋欄から見あげた高層マンション群が雲一つない空にそびえたっていました。
佃島の老舗の佃煮屋さんの看板も映り込んで、現代と歴史のコントラストを感じました。
私の好きな風景です。
[銀造]
2015年10月23日 18:00
日本でのハロウィン・パーティもすっかりお馴染みになり、各地で開催されています。
中央区では月島西仲通りでのハロウィンの催しが盛んです。
今日も西仲通り商店街を歩いていると、お知らせの幟などが目につきました。
子供さんが参加の、"Trick or treaty" というお菓子を貰ってお店を巡る催しがあるそうです。
日時は10月25日、13時から16時までです。
要予約です。有料¥300 です。お申込みの電話は、03-3532-1990 です。
私が初めてハロウィンに行ったのは、2009年でした。
その時の模様を報告した記事はこちらですが、月島美人の写真が消えていますが、可愛い子供たちの写真がご覧になれ、楽しい催しの雰囲気が感じられると思います。
/archive/2009/10/post-189.html
美味しいもんじゃ焼きも、もあります。 是非、お出かけ下さい。 追伸:「第63回中央区観光商業まつり」の一つ、
「ハッピーハロウィンウイーク」は10月23日から始まっています。
今朝、東京メトロ新富町駅で入手したチラシでは、各町の商店街、日本橋高島屋、日本橋三越本店、銀座三越、晴海トリトンなどで沢山のイベントがあるとのことです。
[銀造]
2015年10月19日 19:00
「ふるさとの訛りなつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聞きにゆく」
この歌は、石川啄木が詠んだので有名ですが、最近では都内に沢山のアンテナショップが出来、各店での会話で、懐かしい方言が聞こえて、微笑ましく感じています。
最近では、まるごと高知の店先で、"あら、久しぶり! 15年ぶりやね。" などの会話も聞きました。
また、日本橋ふくしま館MIDETTEでは、隣り合わせた年配の女性客から、"民放TV局のアナウンサーは、〇〇酒造の娘だよ"とか、楽しい情報も聞くことができました。
各県のアンテナショップを巡る人の中には、東京の人々だけでなく、
故郷の方言、子供の時から慣れ親しんだ味を求めてお出でになる方々も多いのですね。
そんな事を考えながら歩いていると、外堀通りの銀座2丁目の交差点で、元気な"ユリカモメさん"と遭遇。
聞けば、アンテナショップ巡りで知り合ったお仲間と、今年も連れ立ってお買い物とスタンプラリーを楽しんだところとの事でした。
アンテナショップ巡りが心身共に、健康にしてくれるのですね。是非、続けて楽しみましょう。銀造