[kimitaku]
2018年5月31日 14:00
皆さん 勝どき晴海からちょっと遠出の散歩コースをご紹介します。
勝どき駅から晴海通りを南へ。晴海トリトンスクエアから晴海三丁目交差点を渡ってから左折。(左折したこの通りも晴海通りです)。
そのまま進むと「アート晴海」へ、そして交差点を右折。春見橋を渡ると大きな赤黒い橋が右手に。この橋は「鉄道橋」旧石川島播磨重工の造船所で使われていた線路のある橋です。欄干からのぞくと運河の向こうはレインボーブリッジがはるか先に。
ここは春見橋公園。花壇を見ながら歩くと運河の水面が右手に。クレーンのモニュメントが赤く美しいです。ここはアーバンゲートブリッジ。船の出入りで旧勝鬨橋のように開きます。朝早くからランナーや犬の散歩の人たちでにぎわいます。ここが都心かと、びっくりするほどです。
見どころがいろいろあるので。続きは来月に。
勝どき駅→晴海トリトンスクエア→晴海三丁目交差点→アート晴海→春見橋→アーバンゲートブリッジ 続く。
勝どき駅→晴海トリトンスクエア→晴海三丁目交差点→晴海大橋→新豊洲駅→左折→住宅展示場→ガスの科学館
[湊っ子ちゃん]
2018年5月30日 09:00
「佃仲通り」は、佃2丁目11番から17番までの、約150メートルの通りです。この愛称は、平成元年度につきました。歩道は、カラフルなブロックで舗装され、近隣の方が置いた鉢植えには、きれいに花が咲いています。年季の入ったお寿司屋さん、うどん屋さんなどが並び、どこか懐かしい雰囲気のする通りです。
通り沿いには、江戸バス「佃二丁目」の停車場、東京メトロ「月島駅」の6番出口があり、「花咲くまち角」の花壇が歩道を彩ります。新月陸橋の向こうには、もんじゃストリートの赤い屋根が見えています。
ふと、そこだけ色の褪せた白いタイルを見つけました。きっと、絵が描かれていたに違いありません。ここは佃だから、佃島にちなんだ絵だったのかな...もっとはやくこの道と出会いたかった...湊っ子は、思いを馳せました。
なんと、京橋図書館の地域資料室で所蔵されている画像資料のなかに、それと思われる絵をみつけたのです。タイトルは「佃二丁目」。まさに、「佃仲通り」の番地です。平成17年(2005)、平井勝夫さんという方の撮影した写真でした。そこには、古き佳き佃の風景が描かれていました。
写真提供「中央区立京橋図書館」
青い波に浮かぶ弁才船。遠い地から物資を運んできたところのようです。背景には、石川島の灯台も見えています。佃堀へと、水路が折れている様子も描かれていますね。現在はそこに、住吉水門が建っています。
写真提供「中央区立京橋図書館」
こちらは、同じく物資を運んできた弁才船のようです。大切な商品が、雨や波で濡れないように、苫のような雨覆いをしていますね。向こうには住吉神社の屋根が見えています。いずれも江戸時代の風景のようです。この写真をみつけた湊っ子は、感動しました。そして、写真を撮っておいてくださった平井さんという方に、感謝いたしました。
佃島、永代橋に囲まれた隅田川河口には、多くの廻船が停泊し、周辺の町には荷役を行う瀬取宿や廻船問屋が集中しました。ここが「江戸湊」の中心地です。
江戸には、大型廻船が直接着岸できるような港湾施設はありませんでした。これは、隅田川の地形によるもので、流れてきた砂が川底にたまり、浅瀬を作っていたからです。
そのため、諸国から航海してきた大型廻船は、「江戸湊」である隅田川河口、または品川沖に碇をおろし、物資を瀬取船(茶船)という小さな船に積み替えて、江戸市中に網目のごとく張り巡らされた掘割を伝い、河岸に並ぶ問屋の蔵まで運んでいたのです。(右手に、現在の石川島灯台跡と佃島、住吉水門も見えます。前方に平成6年架橋の中央大橋と新川のビル群。)
もうひとつ、先日ラジオ収録でご一緒させていただきました、「佃のうさこ」さんに、とっておきの情報をいただいたのです。この「佃仲通り」に、カルガモの絵がある!ということなのです。息せききってでかけた湊っ子でしたが、残念なことに、舗装は新しくなっていました。カルガモの絵は、京橋図書館にも残っていません。どんなカルガモだったんだろう...がっかり肩を落としましたが、それでも、かつてここにカルガモの絵があったのだと思うだけで、歩くのが楽しくなります。佃のうさこさん、ありがとうございます。
TOKYOの街は立ち止まりません。だからこそ、記録が大切だと思うのです。せめて、自分の好きな風景や、場所のことは、覚えていたいと思います。
※写真掲載にあたっては、中央区立京橋図書館に申請のうえ許可を得ています
中央区観光特派員 湊っ子ちゃん
第14号 平成30年5月24日
[サム]
2018年5月29日 18:00
昭和16年5月20日に国際貿易港として開港した東京港の開港記念日を祝し、毎年5月20日前後の土日に開催されている「東京みなと祭」。70回目を迎える今年は、5月26・27日の両日、晴海客船ターミナルをメイン会場に様々なイベントが繰り広げられました。
中でも、昭和24年、隅田川にて実施された第1回「水上消防出初式」がその後晴海埠頭へと会場を移し受け継がれ、20年の節目を迎えた昭和44年の翌年、「東京みなと祭」の行事のひとつへと形を変えた、10艇の消防艇と3機の消防ヘリコプターによる、華やかで迫力満点の「水の消防ページェント」は人気の的。
27日10:30より、進行表に沿い、①消防少年団·カラーガーズ隊·音楽隊パレード、②開式、③分列航進、④放水演技、⑤消防·救助演技、⑥一斉放水(カラー放水)、⑦閉式 と順次パフォーマンスが披露されました。紅白の放水、並びにクライマックスの5色カラー放水は圧巻です。
[あすなろ]
2018年5月29日 12:00
夏椿(別名:シャラノキ)が咲き始めました。
清楚な白い花は、なんとも涼しげな風情があります。
利休七選花の1つ夏椿は、朝に開花し、夕方には落花する一日花です。
ぱっと咲いて潔く散る様は、「一期一会」の意味を持つとされ、
まさに茶道の心得に通じますね。
利休さんは、この儚さと意味を感じ入ったのかもしれません。
◆中央区:水とみどりのふれあいマップ
隅田川月島緑道()
◆利休七選花「山法師」/過去ブログ
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年5月28日 12:00
国の重要文化財の指定を受けている橋の一つ「勝鬨橋」。昭和15年の架橋です。
全景を勝どき側から見ると写真のようです。
3つ並んだ高いビルの右側は聖路加タワーで以前は展望フロアーが開放され眺望を楽しめましたが今は閉鎖されています。ちなみに聖路加の読みかたは「せいるか」が正しいそうですが (数日前のTV番組にその話題がありました) 私は「せいろか」と発音しています。
勝鬨橋に話題を戻し、この橋は中央部分が「ハ」の字に跳ね上がり大きな船が通行していました。
勝どき側隅田川テラスは橋の下を歩くことが出来下から橋を見ることこの時代らしくリベットを多く使っているのが分かります。
跳ね上がる部分のカウンター・ウエイトが橋の下に見ることができると
以前聞いたことがあるのですがここからは現在もあるのかどうかわかりません。
<<<< 補強部分はペンキが新しく一目で分かります。 >>>>
普段は見ることがあまりありませんが錆びもなくきれいに保守されています。
以前カミソリ堤防と言われていた部分を見ることが出来ます。
勝鬨橋の下を通り過ぎると月島川水門があり、ここは一般道へ出て迂回します。
今工事していて5月には完了予定のようなので、この記事が公開されるころは
終了していると思います。歩行者用橋梁が設置されると案内があるので
6月には迂回する必要がなくなりそうです。
さらに進み佃大橋付近で振り返ると勝鬨橋が後ろの築地大橋と重なり
三連アーチ橋のように見えます。
築地大橋はまだ供用されていないので勝鬨橋が隅田川の第一橋梁です。
[wienerhorn]
2018年5月28日 09:00
晴海客船ターミナルおよび埠頭で5月26日(土)〜27日(日)に開催された「東京みなと祭」に行ってきました。昭和16年5月20日に東京港が国際貿易港として開港して、毎年5月20日前後の土日に行われているイベントです
ターミナル内でのブース展示やステージでのイベントのほか、珍しい船の一般公開が行われています。
普段一般の人が乗ることができない、
東京海洋大学の練習船「海鷹丸」
海上保安庁の測量船「海洋」
東京都港湾局の浚渫船「海竜」
海上自衛隊の護衛艦「はたかぜ」
に体験乗船することができました。乗船口には行列ができていました。
気温の高いエンジンルームを公開している船もあり、暑い中ずっと現場に詰めて参加者対応をしている担当の方には頭が下がります。
東京みなと祭は、中央区観光検定の問題にも出たことがありますので、受検希望の方は一度見学されることをオススメしますよ