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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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第11回 EDO ART EXPO 浮世絵に描かれた役者たち 10月9日まで

[銀造] 2018年9月28日 14:00

 第11回 EDO ART EXPO 、「浮世絵に描かれた役者たち」と「"江戸" 書道展」が同時開催中です。期間は9月21日から10月9日までです。 お見逃しの無いように、早めにお出かけ下さい。

 今日は、日本橋三井タワー2階の千疋屋総本店に展示された浮世絵10点を拝見してきました。絵の下には解説が記されています。

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歌川広重の、ゴッホも真似たと言われている「大はし あたけの夕立(名所江戸百景)、「神田紺屋町(同)」、葛飾北斎の「鶯に垂桜」、「江戸日本橋(富嶽三十六景)」、「甲州石斑沢(同)」、喜多川歌麿の「ビードロを吹く娘(婦女人相十品)、「娘道成寺(当世踊子揃)」、東洲斎写楽の「市川鰕蔵の竹村定之進」、「三世坂東彦三郎の帯屋長右衛門 四世岩井半四郎の信濃屋お半」

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 そして、鳥居清長の「小野小町」です。 江戸時代からの美意識と粋な役者の立ち居振る舞いを描いた作品に、胸中で、「大和屋!」と叫びました。

この催しの主催者は、NPO法人 東京ネット、後援は東京都、中央区、千代田区、港区、墨田区です。 沢山の企業に協賛され、御協力も頂いて盛大な催しです。 涼しく秋の気配が漂う今日この頃です。ご健康と美食めぐりを兼ねて、「EDO ART EXPOめぐり」をお勧めします。 イベントの詳細については、こちらを御覧下さい。http://tokyochuonet.wixsite.com/edoartexpo

 

 

東京2020に向けて:ブラジルってどんな国?

[Hanes] 2018年9月26日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
東京オリンピック・パラリンピックのボランティアの申し込み開始日が
ついに1週間を切った9月21日(金)...
中央区役所で開催された「平成30年度第1回オリンピック・パラリンピックに関する講演会~日本の裏側・ブラジルについて距離を理解で縮めよう~」に参加してきました!
 
中央区は昨年6月、ブラジルオリンピック委員会と覚書を締結し、
豊海小学校ファミリーアンドフレンズラウンジ(選手等が家族や友人と触れ合う憩いの場)等を設けることになりました。
中央区は選手村ができる唯一の区で、その中でも特にブラジルの方々とは
ますます交流を深めることになるのではないでしょうか

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そんなブラジルについて、今のうちから理解を深めておくために、
今回は、株式会社明治の広報部で、管理栄養士の免許も持っている飯泉千寿子さんと
ブラジルオリンピック委員会のモエマ・ラモス(Moema Ramos)さんがお越しくださいました
 
前半は飯泉さんによるブラジル紹介!
飲食物、教育制度、スポーツや産業といった話題から、日本とブラジルの共通点や相違点を見つけます
その後、明治のチョコレートでも使用されているブラジルのトメアス市にあるカカオの生産地について学びました。
ここではアグロフォレストリー農業(農業+林業)という森をつくる農業を行い、
アマゾンの森林再生や持続可能性の追求をしているそうです

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実際にブラジルから明治の工場に入ってきたカカオ豆やカカオニブの香りを嗅いだり、
お土産でmeiji THE Chocolateが2種類いただける等、
実に五感でチョコレートを、ひいてはブラジルを感じることができました
地球の裏側に位置するブラジル...
遠いものの、意外と身近なつながりがあることも分かりました
 
後半では、リオオリンピックでのブラジルオリンピック委員会の取り組みについて、
ラモスさんが動画を交えて紹介してくださいました
選手たちが会場にアクセスしやすく、セキュリティがしっかりしているベースキャンプをリオ内に7ヶ所設けたり、
選手の家族や友人(選手村への立ち入り不可)が観戦し、リラックスできるファミリーラウンジを設けたりと、
選手やその関係者への配慮も十分に行っていたようです
 
これらの話を聞いて、リオでの取り組みを学び、2020年に備えようと、
中央区で活動する特派員の私も非常に感化されました!
築地居留地や現代の銀座からも分かる通り、中央区は非常に国際色豊かな区です。
2020年に向けて、中央区はどのように進化するのか...今からとても楽しみですね
 
※本記事につきましては、本講演会のご担当者様より掲載許可をいただいております。

 

 

第11回 EDO ART EXPO / 第7回東京都の児童・生徒による"江戸"書道展

[wienerhorn] 2018年9月22日 14:00

江戸書道展チラシ_ページ_1.jpg2018年9月21日(金)~10月9日(火)の間、第11回「EDO ART EXPO」が開催されます。これは、NPO法人東京中央ネットが主体となり、東京都中央、千代田、港、墨田区の名店、企業、ホテルや文化・観光施設などの既存の建物をパビリオンに見立て、「江戸の美意識」をメインテーマに、江戸から続く伝統や文化、歴史を紹介する事業です。
このイベントのひとつとして、第7回「東京都の児童・生徒による"江戸"書道展」が開催されます。応募総数4,000点以上の中から、72社のスポンサー企業による381点以上の企業賞が贈られ、各地で展示されます。力作ぞろいですので、ぜひ会場に足を運ばれてはいかがでしょうか。
入賞者、作品、展示会場などは、NPO法人東京中央ネットのホームページで見ることができます。

 

 

築地大橋

[皐月の鯉の吹き流し] 2018年9月21日 14:00

9月15日 環状2号線(豊洲~築地)施設見学会がありこのコースを歩き 築地大橋、豊洲大橋を渡りました。

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180915_見学会.jpg 

私が歩いたのは、勝鬨側、隅田川から近いところから出発し、 築地大橋・築地市場・築地大橋・選手村付近・豊洲大橋・豊洲市場付近・折り返し 出発地に戻る約2Kmのコースです。

 

 

溜池方面.JPG 

溜池方面カーブ.JPG <<<<<<<<<< 築地市場脇を通り。汐留・溜池方面へ >>>>>>

 

 

築地市場 (4).JPG 

築地市場 (5).JPG

<<<<< 間もなく移転する築地市場 >>>>>>

 

 

人多し (1).JPG 

人多し (2).JPG

当日はあいにくの雨でしたが、見てのとおり大勢の人が見学会に参加していました。

 

 

橋側面 (1).JPG 

スロープ.JPG

 

築地大橋は個性あるアーチ構造です。高さがあるので歩きや自転車は少々難儀します。

 

 

橋名板.JPG <<< 前東京都知事の書いた「築地大橋」 >>>>>

 

 

勝鬨橋 (1).JPG << 毎日のように見ている勝鬨橋ですが、この角度からは初めてです。>>>

 

 

消防艇放水 (1).JPG

 

消防艇放水 (2).JPG

 

消防艇 (1).JPG

<<<<< 当日は消防艇が放水して迎えてくれました >>>>>

 

 

選手村_1.JPG

 

選手村_3.JPG<<<<< 選手村 工事が進んでいます  >>>>>>>>>

 

 

豊洲市場_1.JPG

<<<<<< 移転先の豊洲市場 >>>>>

 

間もなく築地市場移転ですが、一時的に開放するとのことなので、その時はあわただしく車が往来することでしょう。

 

 

 

マジックアワー

[サム] 2018年9月19日 18:00

P7301490'ELS'.jpgDSC01014ELSRS'G.jpg 沈みゆく夕日が醸し出す黄昏時の情感溢れる一時。

朝夕の "焼け" は、太陽光が地平線間際から長く大気圏を通過し、波長の長い赤色系の光が主に目に届くことから起こる現象とされますが、その色合いは空中の水蒸気量などで変わり、また太陽の位置により目まぐるしく状況が変化し、千変万化の様相を呈します。

殊に日没直後の時間帯は、"マジックアワー" と称され、息を呑むほどドラマチックな瞬間。

水辺空間の空一面に広がる色彩マジック。

自然への限りない畏敬の念を禁じ得ません。

佃公園から望むこの日の夕景は、墨絵を織り交ぜたような幻想的でダイナミックな自然の造形美。

川風に吹かれながら隅田川テラスを漫ろ歩いていると、やがて中央大橋が照らし出されます。

 

 

晴海橋梁を豊洲側から。

[えだまめ] 2018年9月19日 14:00

子連れ特派員のえだまめです

先日、ちょっとお隣・江東区の豊洲までお出かけしてきました。

近くの映画館で見たいもの(3歳の娘あずきも大好きな子ども向け定番番組「おかあさんといっしょ」の映画版)が上映されていなくって、豊洲の映画館まで遠征!となったわけで。

ランチを食べ、映画を楽しんで大満足!

・・・「あれ、ここまでだと全く中央区関係ないじゃん!」って話ですよね。

まあ、最後までお付き合いくださいませ。


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ご存知の方も多いかと思いますが、豊洲の「ららぽーと」には船着き場があります。

そう。中央区側からも隅田川を遊覧するのがよく見える「ヒミコ」なども、ここに立ち寄ったりするのです。

写真の奥の方に写っているのですが伝わりますかしら?宇宙船みたいな船です。

それもそのはず、デザインは「銀河鉄道999」の松本零士さんなのです。

よく我が家でも隅田川を眺めては、あの船かっこいいねぇ、なんて話になってます。
 

そして、なんでここに船着き場なのか。

「ららぽーと豊洲」、もとはIHI(石川島播磨重工業)の東京第一工場(造船所)があった場所なのです。

そう。IHI。

中央区の石川島で江戸時代末期に造船が始まったことがこの会社の始まりです。

江東区なんだけれど、ほんのりと中央区風味(?)のするエリアなんだなぁと思ってもらえるでしょうか。

まあ、春海運河を超えればそこは中央区、ですものね。

で、その名残でもともと造船のためのドックがあった場所をこうして活用してる、というわけなんです。
 

そして、ここは今となってはみんなの気持ちのいい憩いの場。

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大きなベンチもたくさんあって、のんびりするのにぴったりです。
 

のんびりしていると見えたのは

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こんな風景。

目の前に広がるのは対岸・中央区の風景です。

遠くに築地の聖路加タワーなんかも見えますが

「・・・あれ?あの茶色く見える橋って・・・!」

特派員魂がむくむくとしてきたえだまめ

帰り道は月島まで歩いてみよう!と

お散歩がてら、ちょっと近寄ってみました。
 

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そう、これは「晴海橋梁」。

以前にも何度か先輩特派員さんが取り上げてくださっている場所ですが改めて。

/archive/2017/08/post-4583.html

/archive/2017/02/post-3007.html

1957年から1989年まで晴海埠頭と貨物駅・越中島を結ぶ貨物専用線が通る橋として使われていたものです。

ですが、トラック輸送にその立場を代わられた貨物路線。

1989年に廃線となると同時にこの橋も使われなくなってしまいました。

※表記についてですが・・・

Wikipediaには「晴海橋梁」、橋梁作成者であるIHIの記録には「晴海鉄道橋」

そしてGoogle map ですと「春海橋梁」となっています・・・。

なので、色々な場面で色々な表記がされているのですが

全部同じものをさしているのです。
 

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豊洲側の川岸から。

線路内には立ち入れないよう、大きなフェンスで囲われていますが

その向こうに線路が見えますね。

老朽化が進んでいる橋なので、再整備の話も上がっていますが

今までのところなかなか進んでいないようです。
 

ですが・・・昨年夏に東京都が海上公園の整備に関する中長期指針を発表。

http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/jigyo/plan/kaijoukouenvision.html

その中でこの橋の遊歩道化計画についても触れられていました。

※リンク先のPDF内・46ページに

歴史的な価値を有する旧晴海鉄道橋を遊歩道化するなど、水際にまとまった歩行空間を確保していくとともに、砂浜や近自然型護岸の整備により多様な生き物が生息する水辺の環境づくりを進めていきます。」

との記述があります。

今後の整備が進むきっかけになるでしょうか。

楽しみにしつつ見守っていきたいと思います。

DSC_3866-1.jpg


 
そんなわけで、川の反対側からみた中央区、のお話でした。

いつもと少し違った角度で見える中央区の風景も良いものですね。

 

★おまけ★

地図.jpg

今回私が歩いたルートは↑の地図の通りです。

特筆すべきは何かというと・・・

「オールバリアフリー!」ということです。

晴海橋梁に並行してかけられている「春海橋」

晴海エリアから月島エリアへ渡る「朝潮大橋」

階段などなく、広めの歩道が備わって

ベビーカーでのお散歩に最適なルートでした。

ららぽーと豊洲から続く運河沿いの遊歩道から

春海橋に行くのにもちゃんとスロープがあって移動もスムーズでしたしね。
 

最近あずきがちゃんと歩くようになってきてベビーカー利用が減ってしまい

あまり「バリアフリールート」を意識しないことが多くなってしまっていたのですが

子連れにとって実は大事な情報だと思うので書き残しておこうと思います。