<朝潮運河船着場&SSⅢ> <SSⅢデッキから清洲橋&東京スカイツリー>
3月15日(土)、中央区 水とみどりの課河川係主催の「隅田川周遊舟運ツアー」に参加しました。
"区内親水公園や隅田川の景色を船上から体験しよう" との企画で、朝潮運河船着場(晴海3‐1先)を起点に東京スカイツリーの周辺まで約2時間をかけての隅田川の周遊。
9:15に東京湾クルージング:エスエス3世号(定員60名)に乗船(第一便)し、朝潮運河船着場を出発。
コースは朝潮小橋~(仮称)朝潮運河橋梁~勝鬨橋~佃大橋~中央大橋~永代橋~隅田川大橋~清洲橋~新大橋~首都高速6・7号線~両国橋~JR総武線~蔵前橋~厩橋~駒形橋~吾妻橋~言問橋(折り返し)~相生橋~朝潮大橋~朝潮橋~晴月橋~トリトンブリッジ/黎明橋。
舟運の衰退や治水、高度成長期の機能優先の整備等々により、街と水辺が分断された時期もありましたが、近年水辺の持つ自然環境や親水空間としての機能が改めて見直され、テラス整備による快適な水辺空間の再生が手掛けられてきました。
現在その水辺テラスには、テラス花壇・ドッグラン・テラスギャラリー・防災船着場等が附設され、幕府の米蔵があった蔵前一帯には "なまこ壁風防潮堤" が、隅田公園の絶景のビューポイントには改正された "河川敷地占用許可準則" を適用した洒落たオープンカフェも散見されます。
周辺地域に点在する史跡に思いを巡らすと、いまだ漂う下町情緒の面影が脳裏に浮かぶ一方、新旧が交錯し刻々と変貌を遂げるいきいきとした街の様子にしばし目を奪われます。
また船上からならではの、女性的と形容される優美な形状の吊橋「清洲橋」の丁度真中の背後に東京スカイツリーが収まる佳景や、橋桁の低い朝潮橋・晴月橋通過の際、2階デッキ上の乗船客は 『頭を屈めて下さい』 と注意喚起されるスリリングな場面も体験しました。
残念ながらソメイヨシノの開花時期とは重なりませんでしたが、多様な型式・色の橋梁や、沿川風景の変化を、普段とは違った目線から楽しむことができ、充実した週末のひとときを過ごせました。
関係者の皆さん、ありがとうございました。
<レインボーブリッジ> <浜離宮恩賜庭園&東京タワー> <勝鬨橋&東京スカイツリー>
<中央大橋&東京スカイツリー> <佃リバーシティ21> <永代橋&東京スカイツリー>
<清洲橋&東京スカイツリー> <新大橋> <厩橋&水上バス"道灌">
<吾妻橋&水上バス"さくら"> <東京スカイツリー> <ビルの壁面に映る東京スカイツリー>