[下町トム]
2015年6月 3日 09:00
中央区内は初夏から真夏にかけて夏祭りのシーズンです。各地域ごとに歴史と特徴ある祭礼が催されます。江戸文化を今に伝える貴重な民俗行事です。
その中で、今年3年に一度の"本祭り"を迎える、築地・波除神社の「獅子祭」はひときわ盛大に開催される見込みです。そもそも、築地町内の地元愛の濃い面々が手づくりで運営するこのお祭りは和やかで品格のあるものですが、今年はさらに魅力アップしそうです。
ご存じのとおり、町内にある〔築地市場〕がいよいよ来年秋に豊洲に移転することになり、市場関係者の方も一緒になって祭を盛り上げるのも今年が最後になります。いつも本祭りの際には宮神輿が市場構内に繰り込んで、市場の繁栄を祝うとともに魚河岸に働く方々の安寧を祈って巡幸されます。
築地市場の構内には〔水神社〕という神田明神ゆかりの社があります。魚河岸が日本橋から築地に移転した時に元の場所で信仰されていた水神様の遥拝所として設立されたものです。この社でも独自の神事が毎年行われています。
そして、今年の築地「獅子祭」では、何と〔波除神社〕と〔水神社〕のコラボレーションが実現するのです。築地市場での思い出を込めて両神社の神輿が並んで巡幸するという極めてまれな神事が執行されます。もちろん最初で最後です。
この記念すべき祭事を皆さん是非ご覧になってください。もともと、「獅子祭」は「夏越の大祭」として、一年の折り返しの厄払いの意味を持っています。ご参詣いただいて邪気を祓い、この夏を健康に乗り切っていただきたいと願っています。そして魚河岸が移転した後もこの土地が繁栄することを祈りたいと思います。
[銀造]
2015年6月 1日 14:00
数寄屋橋公園は、「昔此処に、数寄屋橋あり」という石碑が建立されており、一世を風靡したラジオドラマ 「君の名は?」の舞台となった所です。
そんな数寄屋橋公園は、岡本太郎さんの「若い時計台」が行き交う人たちを温かく見守り、平和な時を刻み続けています。
5月の柳まつりの時は、ここでコンサートが開かれていました。
そんなわけで、今日も何か楽しいことがありそうな気がして、やってきました。
今日は、中央区が後援の、宅建協会千代田中央支部が主催の、「休日無料 不動産相談会」が開催されていました。
そうですね、秋の"まるごとミュージアム"の時にも、無料相談会が開催されていたのを思い出しました。
今日は、チラシに描かれた「間違いさがし」に応募すると、もれなく記念品がもらえるというので、応募しました。
私は、停電時に便利な小型のLED携帯電灯を頂きました。
そして、自分が移転した土地家屋の事について相談してみることにしました。
私の質問は、
①処分した土地家屋について、売った後は税務署に申告しないといけないのか?
②処分して損をした場合、税法上の優遇措置の有無
③買換えをしない場合、した場合の違い。
その税法上の優遇措置は、何が適用条件か? などを質問しました。
そんな質問に、弁護士の先生が丁寧に分かりやすく答えてくれました。
おまけに、質問をしたのに、防災グッヅのお土産(ラジオ)まで頂きました。
こういう社会貢献活動をなさっている「宅建協会 千代田中央支部」と後援されている中央区に
深い敬意と感謝を覚えました。 皆さんも、次回の催しでは、気軽に相談されては如何でしょうか?