[サム]
2015年9月24日 14:00
国の特別名勝と特別史跡に指定されている浜離宮恩賜庭園は、江戸の大名庭園の面影を今に伝える貴重な遺産。
関東大震災や戦災で庭園内の多くの建造物や樹木が焼失しましたが、昭和53年の「中島の御茶屋」の再建を手始めに、平成16年度からは、文化財庭園を保全し次世代に継承するため、当時の意匠・技法を忠実に再現し、現代に蘇らせる復元・整備事業がスタート。
「内堀」の護岸や「中の橋」などの老朽化した施設の修復に加え、庭園の景観を構成する上でも重要な存在である御茶屋群の復元に着手。
平成22年には「松の御茶屋」の復元工事が完了。
次いで今年5月、平成25年度から取り組んでいた「燕の御茶屋」の復元工事が完了し、今般内部が特別に公開されました。
当初は9月17日、18日、22日の3日組まれていましたが、17・18日両日は雨天の為中止、22日のみの公開となりました。
予定では、①9:30~10:00 ②10:30~11:00 ③13:30~14:00 ④14:30~15:00 の計4回、定員は各回先着順15名にて実施。
復元された「燕の御茶屋」の概要、浜離宮恩賜庭園の歴史等々、庭園ボランティアガイドのレクチャー拝聴後、普段は見られない、「燕の御茶屋」の名前の由来となったと云われる「長押(なげし)に使われた燕(燕子花との一説も伝わるようですが詳細は不明)形の釘隠し金具」や、将軍が座した「上段(じょうだん)」など、内部の意匠・間取り・建具等々を間近でじっくりと拝観。
そして将軍をはじめ奥方様、公家達も味わったであろう、室内からの大泉水(潮入の池)の眺望をしばし堪能。
「燕の御茶屋」は、11代将軍家斉の時代に建てられた御茶屋で、ほかの御茶屋より一回り小規模であることや、数寄屋建築の特色の強い建物であること、上段が設えられていることなどから、将軍自身が調度(生花・座敷飾)観賞、食事、和歌を詠むといった賓客接待の場として利用したものと考えられているようです。
<「燕の御茶屋」の特徴的な意匠や技法>
・室内中央に上段
・上段には三角形の地袋と円形の棚板、背面張り出しの地袋
・北側棚には2間にわたる3段の棚板
・釘隠し金具は24種類すべて異なる燕形の意匠
・縁の欄間板の透かし彫りには霞模様の意匠
・室内は色壁(大阪土)仕上げ、外部は漆喰仕上げ
・屋根は厚さ3mmのサワラ材の「こけら葺き」
・障子は美濃紙、石垣張り
今後は2017年度までに「鷹の御茶屋」、2020年東京五輪までに「延遼館」の復元が予定されていると聞きます。
[ジミニー☆クリケット]
2015年9月22日 09:00
浜離宮恩賜庭園では、現在、キバナコスモスがオレンジ色の花を咲かせています
秋に咲くコスモスに比べると草丈が低く、早めに開花します。キバナコスモスが終わるころ、花畑がコスモスのピンクで染まります
また、庭園のそこここに真っ赤なヒガンバナが咲いています
もともと中国南部原産で、古い時代に中国から渡来した史前帰化植物だそうです
ハギも開花中秋の七草の一つで、日本人には馴染み深い花です
こちらも同じく秋の七草、オミナエシ
シルバーウィークスタートで、庭園は、秋の草花を見に来た人たちでにぎわっていました
[銀造]
2015年9月15日 16:00
第34回中央区観光大使・ミス中央選考会の本選会が、9月12日、日本橋三越にて開催されました。
選出された中央区観光大使・ミス中央には、今年も沢山の賞が贈呈されます。ちょっと、ご紹介しましょう。
「私も欲しい!」と言う方は、来年のご応募を!
司会は、昨年に引き続いて、落語家橘家半蔵師匠、姫野さゆりさんの名調子で、進行していきました。
応募者の皆様が檀上に勢揃い! 皆さんの緊張が伝わってきました。
応募された方々は、現役の大学生から実業に携わっていらっしゃる方、アメリカなどに留学した経験をお持ちの才媛、美女19名の方々です。
今年とてもユニークだったのは、「カラ」という踊りを披露して下さったお嬢さんもいらっしゃいました。
(写真を撮り損ない、披露できないのが残念です!!)
選考会の合間には、歌手、桜井はるなさんがとても透き通った、素敵な歌声で私達を魅了してくれました。
「15の君へ」、オリジナル曲、「おやすみ」、「ふるさと」など素敵な歌の数々を披露してくれました。
今年も選考には、大変苦労したとの重盛審査委員長のお言葉でした。
そして、晴れて、「第34代中央区観光大使・ミス中央」に選ばれた方は、
左から、早川澪奈さん、臼井亜沙子さん、廣瀬夏海さんです。
詳細については、中央区観光協会のHPでご覧下さい。私も楽しみです。
彼女たちの素敵な笑顔で、中央区の商業と観光のさらなる発展は間違い無し
10月から始まる「第63回中央区観光商業まつり」、「中央区まるごとミュージアム2015」などのイベントにも沢山参加されるそうで、新しいコスチュームで活躍するお姿を拝見するのを楽しみにしています。
追伸:第33代観光大使・ミスのお三方の温かい拍手が印象的でした。お疲れ様でした。
[銀造]
2015年9月 6日 15:00
第8回 EDO ART EXPO、Sept.25-Oct.13, 2015が始まりました。
今年のテーマは、「~錦絵誕生250年を記念して~ 江戸の美意識」です。
公式ガイドブックは、中央区観光協会、COREDO 室町地下1階の日本橋案内所でも入手できます。
私は、千疋屋総本店を皮切りに、
YUITO日本橋室町ビル3階、
山本海苔店、
コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション1階
などの浮世絵を楽しんできました。
途中、山本海苔店では、味付け海苔を、榮太樓總本舗では素敵な看板と書を拝見し、「日本橋美人」の飴を購入。
また、京橋の秋葉薬局さんのところにある、「びくにはし雪中」、「佃しま住吉の祭」、「京橋竹かし」の絵も拝見してきました。
美を巡るお散歩も楽しいものです。 また、ARTラリー、スタンプ版浮世絵ラリー、
S(スイーツ商品)&N(日本橋美人商品)ラリーも行われており、素敵な賞品が当たるようです。
詳細は、こちらをご覧下さい。http://www.tokyochuo.net/edoartexpo/
[ジミニー☆クリケット]
2015年9月 2日 18:00
新大橋通りの、築地から入船橋を越えて八丁堀に向かう右側の通り沿い(下の地図のオレンジ色の部分)に、キダチチョウセンアサガオがたくさんの花を咲かせています
キダチチョウセンアサガオは、下向きに垂れ下がった大きな花が特徴的で、キダチチョウセンアサガオ属、ナス科の属のひとつです
園芸名では、エンジェルストランペット、エンジェルトランペットと呼ばれます
チョウセンアサガオというナス科の植物もありますが、こちらは一年草で、花が上を向いて咲くという違いがあります
ちなみに、キダチチョウセンアサガオの花はいい香りがしますが、花にも葉っぱにもアルカロイド系の毒を含んでいて、傷ついた手で触ったりしないほうがいいらしいです
[銀造]
2015年9月 1日 09:00
読者の皆様、残暑お見舞い申し上げます。
暑い時には、「かき氷」が一番。
今日は、前から気になっていた「雪の下」というお店を訪問しました。
大きなトマトを描いた建物の3Fにあります。
お友達が到着するまでは席には着けません。そういうお店のルールも理解しました。
階段の踊り場から見る店内は、外に向かって座る椅子が8席ぐらいと
店内には10席ぐらい。開放的な空間です。
渇きを癒すには、まずは かき氷 から!
今日は「森半抹茶氷」と 「山梨南アルプス桃氷」を注文しました。
渋い抹茶ですが、粒あんとの相性がぴったりです。
右の天然の桃の蜜をかけた氷は、「本当の桃よ!」と訴えるように、本桃の甘味が味蕾に伝わります。幸せ
次は、評判のパンケーキ。種類が多いので目移りします。
銀造は、国産の純生クリームと粒あんのトッピングの
「静岡牧之原茶の緑」。友人は「愛媛産レモン、アイシングで。」
二つとも、温かいパンケーキの上に冷たいトッピング。絶妙の組み合わせです。
融けたかき氷を飲めるように、店員さんが、ストローを用意してくれました。
さりげない、おもてなしに笑顔で有難うと応えた銀造です。 Merci beaucoup !
パンケーキは、小さく見えましたが、結構ボリュームがあり、有楽町駅まで歩いても満腹感が持続していました。
このお店、大変人気のお店なようで、18:45に出るときには階段に10人以上の人が待っていました。
住所は、中央区役所からなら、昭和通りの手前10mぐらいの所です。
甘い生活がお好きな方、
詳細は、こちらのHPでご確認下さい。http://yukinosita.net/