先日、銀座を歩いていると、松坂屋銀座店があった工事現場の囲い壁に、
昔の銀座の様子が紹介されていましたので写真をとりました。
(出典:中央区京橋図書館)
これは、明治38年(1905年)の新橋から見た銀座の様子です。
鉄道が走り、ますます賑わうまちの様子が描かれています。
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クラシック音楽の銀座の殿堂「王子ホール」
この日曜日、久しぶりに銀座三越裏の「王子ホール」に出かけた。 数度となく訪れていますが、ほとんどが平日の夜公演で、マチネー公演というのは初めて。
銀座の表通りは歩行者天国。そのために裏通りは車がいっぱい。朝日稲荷神社の前も数珠つなぎになっていました。 ところでこの神社はとってもユニーク、路面で参拝すると、ビルの屋上の社殿までパイプがつながっていて、屋上に鈴の音が聞こえるように建立されていますよ。 友人と銀座の神社巡りをした時に、屋上と地上に分かれて聞こえるかどうか実験してみましたが、周囲の音に・・・!? 最近リニューアルされた「王子ホール」は、私が子供のころからありました。そして情操教育に熱心な母に連れられて、良く覚えていないけれど、外国人のピアニストのリサイタルに訪れました。 当時通っていたピアノ教室では年に1~2回ほどの発表会があり、「ヤマハホール」あるいは、今は亡き「ガスホール」で開催されました。 同じ教室の生徒たちが、同じ生地のワンピースを、洋服屋さんに色々なデザインで仕立ててもらい、出演しました。 胸にチュールやレースを挟んだもの、襟付き襟なしのスタイル。そして必ずウエストの後ろには大きなサッシュリボンがついていて・・・。 子供心にワクワクした思い出があります。 そして 「発表会は『ヤマハホール』で、プロになると『王子ホール』でやるのだわ。」 と思っていました。
さて、当日の主役は一生に1度の「還暦(!?)リサイタル」とのこと。今までで最高の歌唱を披露してくださいました。 ホールも豪華、4着の衣装もとっても素敵でしたよ。
そんなこんなの思い出に浸りながらの2時間でした。 銀座三越★食のフランスフェア
今年も銀座三越の8階で食のフランスフェアが開催されています。 5月20日までで、最終日は17時終了です。
エレベーターを上がるとバッグなどの雑貨が売っていて、 一番最初の食品の売場は、オイルサーディン。
プルターニュ地方のオイルサーディンでラ・ベル・イロワーズという会社のもの。 味がとっても豊富で、9種類全部試食させてもらえました。 どれも美味しかったけど、ちょっとピリリとするピメント味にしました。
そして次は今回のお目当てエドモンド・ファロー社のマスタード。 ファロー社のマスタードはたくさん種類があり、 日本にも売っているのですが、日本では買えない味を買いに行きました。 パンデピスはなかったのですがカシスがあったのでそれを購入★
そして次はチーズ。日本橋三越にも入っていて水天宮前が本店のようです。 チーズオンザテーブルというお店。 今回はフェア用に特別輸入されたチーズも試食させてもらい、 シェーヴル(山羊のチーズ)とブルーチーズを買いました★
お次はバイヨンヌのジャンボン(ハム)やソシソン(サラミ)のお店。 美味しかったので、ハムを購入。
そしてワインコーナーをうろうろ。 今までかなりたくさんの種類を飲んでいるのですが、 見たことのないラベルのワインもたくさんあり、 聞いて見るとホテルやレストランにしか卸していないワインもたくさん出ていて、 そーいうワインが買えるのもフェアの醍醐味です。 10種類以上試飲しました。
エシレバターや、エスキスのミルフィーユなどスイーツのブースも盛り上がっていました。 来年も絶対行こうと思います(*^^*)
東をどり
今年も5月24日~27日に行われます。
回を重ねて90回という歴史ある公演ですが、もともとは新橋の芸者衆の、一流の芸の披露や伎芸向上の為にと始まったもの。
そして会場の新橋演舞場は、もともとは芸者衆や置屋・料亭等の新橋花柳界の関係者とその後援者たちによって、建てられたものです。 だから、場所は銀座にあっても、「新橋演舞場」と言うんですね。
ついでに言えば、この「新橋花柳界」の『新橋』ですが、現在では港区の地名になっているので、なぜ中央区なの?と思われる方も多いかと思います。
『新橋』というのは、銀座8丁目の先の首都高速がある場所に、かつては「汐留川」が流れており、そこにかかっていた『橋』の名前でした。 現在でも、親柱だけは、高速の下に残っています。
幕末に、そこの近くの、現在は博品館の裏辺りになる金春町に、常磐津指南をしていた女師匠がいて、しばしば付近の料理屋などの宴席に呼ばれるようになり、幕府から「酌取御免」のお墨付きを貰います。 これが「新橋芸者」の始まりといわれいるそうです。
明治維新以後は、薩長出身の政財界人等に贔屓にされ、江戸時代からの代表的な花柳界の柳橋と並んで、「新柳二橋」と呼ばれることもありました。
最近話題の「日本のおもてなし」の究極とも言える花柳界ですが、やはり一般庶民には、敷居の高い世界。 特に女性には、普通だったら縁がなさそうですが、この「東をどり」でしたら、舞台だけでなく、ロビーや劇場全体で、そんな雰囲気を味わうことも出来ます。
詳細については、「東をどり」のページをご覧ください。 http://www2.odn.ne.jp/shinbashikumiai/
なお、新橋花柳界のことをもっと知りたいという方には、『名妓の資格~細書・新橋夜咄』(2007年雄山閣より発行)という本をお薦めいたします。 著者の岩下尚史さんは、新橋演舞場にいらした方ですが、最近はテレビ等でも活躍されていて、4月から始まったTBSテレビの朝の「いっぷく!」にも出演されています。
この本の中の「お喜代姐さん」として知られていた元芸者さんからの聞き書きは、細かいしきたりやお客様の気風などが生き生きと書かれていて、本当に興味深いものです。
箸専門店「銀座夏野」
日本人にとって箸は、生まれてすぐに、お喰い染めで 初めて箸を使い、亡くなると火葬をしてお骨を箸で拾う という生涯に渡り使用する道具だと思います。
店内は"和の雰囲気"が漂いとても落ち着いたムードです。
お店の方がこんなアドバイスをしてくれました。
---------------------------------------------------- 東京都中央区銀座6-7-4
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