[ww]
2009年5月18日 00:42
銀座に買い物に来る人の何パーセントが和光前からわずか10分も歩かないうちに隅田川に
出ることを知っているでしょうか。
銀座を歩くのと同じように、隅田川のテラスで陽射しを浴びたり風に吹かれたりするのもまた
とても気持ちのいいものですが、意外と知られていないような気がします。
そんなことから、ちょっとだけ足を伸ばしたり、脇道に逸れるだけで意外と楽しめる中央区、を
をテーマにいいスポットを探して紹介していけたらと思います。
さて、初回は何といっても中央区最大のシンボル、
日本橋。
つい機械的に渡ってしまいがちですが、この貴重な建造物を味わはない手はありません。
橋に関する薀蓄は別にして、たまには一歩離れて、ひとつ上流の
西河岸橋から眺めてみる
のはどうでしょう。橋全体を客観的に眺めるにはいいポイントです。
特に夜間のライトアップ(上の写真)は印象的で、邪魔者と言われる高速の柱や車道も見よう
によってはギリシャ神殿の列柱のようで、立体感を演出する効果的な装置のようにも思えてき
ます。そんなふうに想像すれば、橋の上に往時の賑わいも見えてくるかもしれません。
この辺り、季節感にはちょっと乏しいのですが、
三越側から見て左側の両脇に桜があって、毎年
日本橋に春の華やかさを添えてくれます。特に
京橋方面側にある派出所の前にはソメイヨシノ
(右の写真の背景)と枝垂れがあって、朝の陽射
しを受けて輝く姿や夜の灯りにほんのりと霞む姿
には存在感があります。
今年はもう季節が過ぎてしまいましたが、また
来年、機会があったら鑑賞してみることをお勧め
します。 (WW)
[まぴ★]
2009年5月17日 23:32
中央区といえば銀座がほとんどで、晴海は初めてでした。
海とか港とか船とかが大好きなので、
全部楽しめる、みなと祭2009を楽しみにしていました。
まず大江戸線の勝ちどきで下車、トリトンスクエアにも行ってみたかったので
トリトンブリッジを渡り、トリトンスクエアで昼食。
そこから晴海の客船ターミナルまで、てくてくと歩いて行きました。
途中には、オリンピックの会場予定地もありました。
埠頭に近づくと、だんだん賑やかになってきます。
途中左側に大きな帆船が止まっているのが見え、
帆船「海王丸」の展帆訓練披露が行われていました。
珍しい船の一般公開もあり、3つの船がありましたが、
海鷹丸の中に入ってみました
東京海洋大学の学生さんが、船の中のあちこちにいて、
「こんにちは~」と挨拶をしてくれ、とてもいい雰囲気でした。
南極の氷が置いてあったり、操縦席のようなところも見れました。
次に客船ターミナルの展望台に上がってみました。
パノラマの景色で、レインボーブリッジや東京タワーも見えました。
ポートステージでは、宇野ゆう子さんがサザエさんを歌っていました
イベントが本当にたくさんあり、私が見たのはほんの一部です。
あ、キュータくんやピーポくんもいました(笑)
最後は水上バスに乗って、日の出桟橋へ渡り、ゆりかももで汐留まで。
水上バスは、5年くらい前にお台場へ行くのに乗りましたが、
やっぱり船はいいですね~ワクワクします。
晴海埠頭は、展望台やレストランもあり、船にも乗れるし、公園もあります。
みなと祭でなくても、お天気がよければ十分楽しめるところです
[三日月]
2009年5月17日 21:03
5月9日と10日に、2年に一度の神田祭りがありました。
神田祭は日本三大祭りの一つであり、私の住む日本橋は神田、大手町、丸の内、秋葉原とならび神田明神の氏子町会です。氏子町会108カ町のお神輿が約200基もでるので、9日と10日は一日中お囃子やお神輿をかつぐ威勢の良いかけ声や山車をひく元気な子供達の声で、街中が活気にあふれ沢山の人がお祭りを見に来られます。
江戸の伝統を今に繋げる神幸祭巡行は装束姿の方や馬や牛が目の前をとおり、時々神主が見物客に御祓いをしてくれたりもします。
都心にいながら江戸時代にタイムトリップした気持ちになれる神田祭は、とくに歴史好きの方にお勧めです。次回は2年後ですがぜひお越しいただいてはいかがでしょうか
[三日月]
2009年5月17日 20:16
浜町公園内の中央区総合スポーツセンターで中央区わんぱく相撲大会が本日開催されました。
毎年恒例行事で中央区内の小学校の男の子と女の子がそれぞれわかれ、沢山の子供達が真剣に相撲に取組む姿に場内からは大きな拍手や歓声が起こり、場内は熱気であふれとても感動しました。
中央区は両国に近いため相撲部屋のお子さんも参加しています。体も技も大人のようで本格的なお相撲も見ることができます。今日のこの子供達のなかから未来の横綱がうまれたらうれしいです
勝負に勝つと腕に○を書いてもらえます。勝利の感動やこの○がほしくて子供達はこの大会を楽しみにしています。残念ながら勝負に敗れ泣いてしまっている子供も沢山いました。今日のこのあつい気持ちを忘れないでほしいです。
6年間毎年大会に参加し続け今まで1勝もできなかった子が、同級生の相撲部屋の子に稽古をつけてもらい、6年生最後の大会にのぞみました。1回戦では惜しくも負けてしまいましたが、敗者復活戦で見事勝利し最初で最後の連勝となり、とてもすがすがしい表情が印象的でした。白星ならぬうれしい白丸を記念撮影させてもらいました
[ゆりかもめ]
2009年5月14日 18:54
枝垂れ桜や枝垂れ柳は良く見かけますが、枝垂れ銀杏は珍しいとおもいます。
特派員説明会の帰りに立ち寄りましたら、枝垂れ銀杏の若葉が境内を覆うように
広がり、青空にとても美しく感じました。
枝垂れ銀杏を見学の後は、築地場外市場を散歩してもよいですね
[巻渕彰/写楽さい]
2009年5月13日 17:16
ふとしたところに過去の面影が残っていたり、歴史を伝えていたりしているところがある。
中央区を歩きながら見つけたこれらをシリーズで紹介していきたい。それらは決して表舞台には登場しない知られざる足跡かもしれない。しかし、歴然と歴史を語っているのだった。
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第1回は「霊岸島」。現在の新川であるが、江戸からの歴史ある旧町名がなくなったのが昭和46年(1971)、住居表示制度改正のときであった。
ところが今もしっかり存在しているのだ。「霊岸島交差点」(写真:2009年5月撮影)にその名を刻んでいる。亀島川の新亀島橋を東へ向かったすぐの交差点である。
霊岸島の歴史は、江戸初期に八丁堀先の東方海上を埋め立て、雄誉霊巌上人が霊巌寺を建立したことにはじまる。霊岸橋もこれに由来するといわれ、「こんにゃく島」との里俗名もあった。明暦の大火後、霊巌寺は深川に移転するが、霊岸島の地名は、霊岸島はもとより、霊岸島塩町、霊岸島四日市町などとして継がれ、酒問屋・酒蔵が集積し、初物好きの江戸っ子連に新酒 を扱っていた。関東大震災後は区画整理で一帯が旧霊岸島の町名となり、旧越前堀・旧新川とともに親しまれた地域であった。
中央区内の交差点名称で旧地名が残っているのは珍しい。交差点名やバス停には懐かしい橋名などがつけられた場合が意外にある。
次回は、
中央区内で、今はもう存在しない橋の名を伝える交差点を取り上げてみたい。