中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

"葡萄とワイン" <2013.10 太陽のマルシェ>

[サム] 2013年10月14日 14:00

R0021363RS.JPGR0021358LSC.JPG 10月12・13日、月島第2児童公園(第1会場)と隅田川テラス(第2会場)で「太陽のマルシェ」が開催された。(主催:太陽のマルシェ実行委員会)

先月に続き、2回目の開催。

全国各地から約100店舗が集結し、希少な品種を含む、その時々に採れた旬の野菜・果物・花卉並びに加工品、オーガニックな素材を使った雑貨等々が並ぶが、つくり手からいろいろと直接話を聞き、購入できるのが大きな魅力。

親子で楽しみながら参加できる体験型のアクティビティやワークショップも併設。

「都市型マルシェ」としては国内有数規模で、「"食べる・買う・学ぶ・体験する" が楽しめるマルシェ」がアピールポイントの由。

毎月、旬な食材を重点的に取り上げ展開しているが、今月は「ブドウとワイン」がテーマ。

ぶどう農家に加え、山梨県のワイナリーも出店。試飲も楽しめます。

次回は11月9・10日開催予定。

 

     R0021350RS.JPG   R0021381CRS.JPG   R0021388CRS.JPG

     R0021373RS.JPG   R0021368CRS.JPG   R0021385CRS.JPG

 

 

切り山椒(梅花亭)

[橘] 2013年10月13日 10:16

「切り山椒」、最近は食べていませんが、私は子供の頃は「べったら市」の時期になると、親が買ってきてくれたのでよく食べていました。江戸時代、大伝馬町にある寶田恵比寿神社の門前で恵比寿講が10月20日に開かれ、商売繁盛を祈願しました。その時に供えられた縁起物のひとつが「切り山椒」です。

「切り山椒」は上新粉に砂糖と山椒の汁(又は粉)を混ぜたものを蒸してから搗き、拍子木形に切った素朴なお菓子です。色は、紅、白、薄青、薄緑等です。ぎゅうひの様な感触で、丁度すあまに山椒が入った様な大人の味です。

 

季節的にふと「切り山椒」が懐かしくなり、小伝馬町の"梅花亭"さんに問い合わせてみると

「べったら市」の期間中だけ店頭に並ぶそうです。

baikatei1.jpg

 baikatei2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

baidatei3.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の「べったら市」は10月19日(土)、20日(日)です。

町では既に「べったら市」の準備が進んでいます。

bettaraichi1.jpg

bettaraichi2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小伝馬町の「梅花亭」は通常の土日はお休みですが、この両日は特別に朝8時から夜まで(6時か7時頃迄)オープンしているそうです。そして、この2日間だけ「切り山椒」と「喜利羊肝(栗むし羊かん)」を店頭で販売するそうです。「べったら市」に屋台は出さないそうです。もしかしたら、18日(金)に売り出す可能性もあるそうです。

"梅花亭"の本店は現在は新川(旧霊岸島)ですが、発祥の地は大伝馬町-現在のお店の横を通っている一方通行の人形町通りを1ブロック人形町寄りに行った所にある三菱東京UFJ銀行大伝馬町支店がある場所-なので現在の場所に支店が残されているものと思われます。


 「切り山椒」や「喜利羊肝(栗むし羊かん)」の製造・販売は「べったら市」の期間だけなので、残念ながら今年の実物の写真は未だありません。

 

写真はお店に並んでいるお菓子の一部です。

baidatei4.jpg

 baidatei5.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ドラヤキ                           アメリカマンジュウ  フランスマンジュウ

 

左から、大福、銅鑼焼、三笠山               梅もなか、亜墨利加万頭、仏蘭西万頭

                                     

皆様も「べったら市」に行かれたら、縁起物ですから是非「切り山椒」や「喜利羊肝(栗むし羊かん)」をお試し下さい。

 

"梅花亭"小伝馬町店

住所:中央区日本橋小伝馬町12-5

TEL:03-3661-7604 

 *日比谷線小伝馬町駅1番出口すぐ横ですが、間口が1間位の小さなお店なので

   見逃さない様ご注意下さい。

 

本店(霊岸島)

住所:中央区新川2-1-4

TEL:03-3551-4660/4039

 

 

 

 

 

 

まるごと まっちゃ!! <茶の実倶楽部>

[サム] 2013年10月 9日 09:00

DSC00075LS.JPGR0021336CRS.JPG 10月7日(月)~12日(土)の期間(10:00‐17:00)、うおがし銘茶 築地新店「茶の実倶楽部」では今年最後の茶遊会<秋> まるごと まっちゃ!! が開催されています。

茶遊会とは築地新店全館(1F~5F)を使って楽しむ "お茶のお祭り"。期間は1週間。1月「新春」3月「春」5月「新茶」7月「夏」10月「秋」と年5回開催。

会期中は5階から1階まで順に巡りながら、まるごと まっちゃ!! が堪能出来ます。(①)

(お一人様 500円)

 

✎茶遊会 秋 < まるごと まっちゃ!! > メニュー

5F:特製抹茶<加須>うどん (②)

4F:濃茶 抹茶ことのは<銀印>(+チョコレート) (③)

3F:ウォッカベース抹茶カクテル "抹茶ー二(マティーニ)" (④)

2F:薄茶 抹茶ことのは<特級>(+"里柿")+宇治茶特級はんなり (⑤)

1F:自然栽培茶

          ①                ②                ③

    DSC00068CRS.JPG   R0021338RS.JPG   R0021340RS.JPG

         ④‐1               ④‐2               ⑤

    DSC00069RS.JPG   DSC00072CRS.JPG   DSC00073RS.JPG

 

 

 

「芸術祭十月大歌舞伎」開幕ー歌舞伎座

[滅紫] 2013年10月 8日 08:22

9月までの若手中心の花形歌舞伎と打って替り秋の本格芝居シーズンを迎えた10月の歌舞伎座は幹部俳優勢ぞろいの「義経千本桜」の昼夜通し公演となりました。今日は3日目、杮葺落とし興行の人気はいささかも衰えないようで「大入」の札が眼を惹きます。10月に入ったとはいえ気温は28度ですすが劇場内は着物姿の方が増えてきました。夜の部の最初の幕「小金吾討死」は歌舞伎の立ち回りの中でも華麗さで知られていますが、演じる梅枝さんは初役。先月の薄雪姫を演じていた人とは思えない凛々しさです。「すし屋」の幕間で隣の方に声をかけられました。伺うと90歳になられるそうで、歌舞伎座が建替休場に入った時は「もう無理かな」と思っていたが、新開場でまた舞台をみることが出来て本当に嬉しい!と仰っていました。

 

100_1227.JPG

初代の吉右衛門さんや伝説の十五代目羽左衛門さんも「生」でご覧になっているそうで「顔も勿論ですが何といっても口跡と「間」がよかった」とのこと。「菊吉爺」とはいうものの何とも羨ましい。うんと長生きして「孝玉婆」と私も呼ばれたいものです。「四の切」は70歳を超えた菊五郎さんです。狐のあの軽やかな動きをどうするのかと興味津々でしたが流石に手馴れたお役で余りお歳を感じさせず、「海老反り」には驚嘆。

幕間にのぞいた売店では2014年「歌舞伎カレンダー」(1600円)が登場していて今年も残り少なくなったのを感じさせられました。昼の部は「鳥居前」から「道行」まで。幹部俳優さんたちの熱のこもった舞台を是非ご覧ください。

 

 

千穐楽は25日 お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489 (10:00~18:00)今月の夜の部は16:15の開演なのでお間違いなく。

 

 

「Cafe & Dining 玲」ー銀座の隠れ家Cafe

[滅紫] 2013年10月 7日 09:00

珈琲好きの友人から「美味しい珈琲店」を新規発見!との情報が。早速お邪魔したのは台風一過すっかり秋らしくなった日の午後でした。そのお店は中央通りから花椿通りを少し入ったビルの4階にありました。「ここに珈琲店が?」と初めての人は決して辿りつけない場所です。穏やかな笑顔のマダムに迎えられお話をしているうちに図々しくも何だか以前からお邪魔しているような気分になってきました。カウンターの壁面にはシャンソンの「Parlez-moi D'amour」の歌詞が、そして静かにクラシックが流れていました。

100_1224.JPG

100_1223.JPG

 

100_1222.JPG

最初にいただいたのは友人お勧めの季節限定「おとなのかき氷」?!(800円)自家製珈琲シロップに何とヘネシーXOがかかっているというもの。まず鼻腔をくすぐるのは薫り高いヘネシー。「酔っ払ってしまいそう?」と心配しているうちに珈琲とブランデーのミックスした何とも表現し難い大人の味が。。。お邪魔した時には私たち2名だけだったのですが、次々と入っていらっしゃるお客さまは皆さん顔なじみらしく、アトホームな雰囲気です。カウンターとテーブル席併せて20名くらいで一杯になるこじんまりとした空間はまさに「都会の隠れ家」。居心地のよさに次はブレンドコーヒーをいただきました。珈琲を入れるのはご主人、ポットのお湯を少しずつ注ぐ絶妙の手許とフワっと盛り上がる泡は芸術的です。美味しく入れるこつは「フィルターの最後の一滴までは抽出しないこと」だそうです。その前で了えることで「コーヒーの雑味が残らない」とのこと。(次回やってみよう)そしてコーヒーに使用するお水は「阿蘇くじゅうの白水鉱泉」を沸かしたもの。沸かすことで弱アルカリ性になり、すっきりとした味わいになるそうです。コーヒーと一緒に出されたのは同じこの天然発泡水。弱発泡性らしく柔らかいシュワシュワ感が先ほどのかき氷の甘さを消して珈琲本来の味を楽しませてくれます。可愛いマカロン型のクッキーがついて600円。(お替りは300円)。お昼は日替わりのランチも数種類ありメニューはその日のお楽しみとか。「環境健康学トランスレーター」の肩書きをお持ちのマダムは人脈の広さを活かして土曜日は「ジャズライブ」や「論語教室」(樫野紀元先生)「チェンバロとバロック音楽レクチャーコンサート」など多彩なイベントまで企画も盛り沢山。この「銀座の隠れ家」、お友達に紹介するとちょっと「銀座の通」の仲間入りは請け合いです。イベントにご興味のおありの方は詳細お電話でご確認ください。

   

Cafe&Dining 玲

銀座7-6-11ミクニギンザビル 4F TEL3573-4079

http://cafedining-rei.jp/

お昼11:00~19:00 日祝休み

 

 

銀座ストリートガイド Real Omotenashi by Ginza Street Guide

[銀造] 2013年10月 6日 09:00

今日は、築地市場から朝日新聞社東京本社前を通り、千代橋(Sendai-bashi)を渡り、

平野園さんの所から、陸橋を上がった"銀座ときめき橋" で休憩。
さて、どこへ行こうかと悩んでいる時に、「三井ガーデンホテル銀座」と同じビルの1階にある、"銀座ストリートガイド "のオフィスが  目に入ってきました。
20130929Ginza 014.JPG

 
案内所に入って直ぐの事でした。 道に迷った年配の女性が、事務所前の地図を睨んで、何やら困った様子なので、ストリートガイドの女性が優しく声をかけに出ていきました。
ガイドの女性にお話を伺ったところでは、

「その女性が持参のチラシの番地名にミスプリントがあり、銀座6丁目XX番地○○とプリントしていますが、そこにはそういう建物が無かったと困っていたとのこと。

 建物名から所在地を確認し、案内状の場所にも電話をして確認した上で、それは、○○番地ですと教えてあげたとのことです
 
凄い 無報酬で、これだけ親切にしてあげるなんて! まさに、"おもてなし"の心ですね。
道案内では、銀座だけでなく、新橋、東京駅などへの行き方を教わりに来る方々もいらっしゃるとか。

私は、その後、日曜日に開店しているリーズナブルな値段で美味しく食べられるレストランを教えてもらいました。
 
GINZA STREET GUIDE は、水曜日だけお休みで、正月だろうとお盆であろうとオープンしているとのことです。
銀座8丁目近辺で、観光に関する質問は、親切な"GINZA STREET GUIDE" がお勧めです。

 

  所在地:銀座8丁目13-1 銀座三井ビルディング 1階
  電話:3542-1581