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【遠足シリーズ第1弾】木像と和菓子に学ぶ赤穂義士

[Hanes] 2018年5月23日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
皆さんは時代劇がお好きですか?
正直、大河ドラマならまだしも時代劇ともなると敬遠しがちの私は、
中央区観光検定の勉強をして初めて、区内に有名な時代劇に関する場所が3ヶ所あると知りました。
その時代劇とは、赤穂義士の吉良邸討ち入りをテーマにした「忠臣蔵」です。

■浅野内匠頭邸跡(明石町10・11地域一帯)
赤穂藩主浅野家の江戸上屋敷でした。

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■堀部安兵衛武庸之碑(八丁堀1-4)
越後国新発田藩溝口家の家臣、中山氏の子。
浪人となった父が亡くなった後、江戸に出てきて剣術で名を馳せました。
京橋永谷町(現・銀座1丁目)に住居を構えていたと言われています。

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■間新六供養塔(築地本願寺)
父と兄が仇討の義盟に加わっていることを知り、参加を決意した彼。
吉良邸討ち入りで本懐を遂げ、高輪泉岳寺へ引き上げる途中、
携えた槍に金子を結び付け、自身の供養料として築地本願寺の塀の中へ投げ入れたという伝説が残っています。

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しかし、赤穂事件の経緯を詳しく知らない私は、碑や塔を見ただけではピンと来ず、
まだ「忠臣蔵を見てみよう」という気にはなりません...
そこで、別の角度から赤穂事件を見てみることにしました。

■浅野内匠頭長矩のルーツをたどって
彼は赤穂藩(現在の兵庫県の一部)の3代藩主でしたが、遡ると広島藩浅野家の傍流であることが分かります。
そこで、広島出張の機会を利用し、赤穂義士に関する場所、明星院を訪れました。
このお寺は広島藩内五カ寺の一つで、毛利輝元の生母妙寿院の菩提寺でもあります。

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そして、奇跡的に被害を最小限にとどめた赤穂義士四十七体の木像でも有名です
本来安置されていた赤穂義士堂は原爆の爆風で倒壊し、一度原爆で消失したこのお寺に移されたとのことでした。
本尊に向かって右側には山田伊佐朗作「表門より討入りの義士」、

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左側には岩田彦四作「裏門より討入りの義士」が並び、
いずれも明治期製の楠の一本造りとなっています

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表門隊と裏門隊にわけて安置されており、どのような人々がどのような役割のもと
討ち入りに臨んだのかが一目で分かります
勿論、中央区に関連する堀部安兵衛(前列中央)と間新六(後列左端)もチェック!
間新六の若さには改めて驚きました

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■浅野内匠頭と赤穂義士に関する和菓子はいかが?
赤穂義士にはそれほど興味がなくても、和菓子は好きという方は多いのではないでしょうか?
そんな皆さんにオススメしたいのが、お隣の港区にある新正堂

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道路拡張工事で移転する前、このお店の敷地は田村右京太夫の屋敷にあたり、
その庭で切腹した浅野内匠頭の終焉の地でもあったのです

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このお店の看板商品は、その出来事に基づいて考案された「切腹最中」
初めは全く売れなかったというこの最中は、お詫びの品として証券業界で話題となり、
今では1日に200個以上売れることもあるそうです。
徐々に吉良邸討ち入りと赤穂義士について知識が増えてきた私は、
そのネーミングに惹かれ購入してみました

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切腹シーンを彷彿させるこのあふれんばかりの餡が妙にリアル
一体どのような経緯で浅野内匠頭は切腹をしなければならなくなったのか、知りたいという想いが強くなりました。
そして後日、赤穂義士の人数分異なるデザインのパッケージが目を引く「義士ようかん」を買ってみました。
勿論、中央区関連のお二人をチョイス

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パッケージの側面には、討入り時の配置のみならず、家紋等の説明もついており、
赤穂事件の背景がますます気になってきました

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それにしても、義士全員分のデザインがあると、集めたくなりますよね
中央区の史跡からは一旦離れてしまいましたが、こうして赤穂義士について別の角度から見てみることで、
時代劇を苦手と感じている方にも興味を持っていただけるのではないかと思います
勿論、既に「忠臣蔵」がお好きな方にとっても、関連付けて楽しんでいただけるのではないでしょうか。
私はこれを機にこの事件について勉強し、改めて中央区の史跡を訪れてみたいと思いました

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