[クラさん]
2019年2月17日 18:00
<正面> <側面> <上部>
昨年12月に日本橋本町二丁目1番地(武田薬品工業株式会社の入口近辺)の歩道に"薬の記念碑"が設置されました。
「東京薬事協会」事務局にお伺いしたところ、この碑は"日本橋地域の5ロータリークラブと東京薬事協会"により設置され、江戸時代の日本橋に発祥した薬種問屋街の歴史を広く後世に伝えることで、中央区の文化財行政に寄与する目的で中央区に寄贈されたそうです。碑上部のデザインは、江戸時代に刊行された「江戸名所図会」の挿絵(本町 薬種店)を基にしている、とのお話でした。
日本橋本町は江戸時代から薬種問屋が集結し発展してきた地域で、今も多くの薬業関係の企業が集まっています。
<薬祖神社> <くすりミュージアム>
ここ日本橋本町エリアでは、室町二丁目の「福徳の森」に薬の神様である「薬祖神社」が鎮座されており、無病息災などを願ってお参りもできます。また、本町三丁目の第一三共本社ビルA館には入館料無料の「Daiichi Sankyo くすりミュージアム」があります。薬に関する資料などが展示されていると共に、薬の作用などをゲームやクイズで学ぶこともできます。
ご興味のある方は、日本橋界隈散策の際にこの地域に一度足を運んでみては如何でしょうか。
[クラさん]
2017年12月 4日 18:00
12月3日(日)、今年も日本橋三の部町会連合会による恒例の「餅つき大会」が開催されました。人形町、蛎殻町、箱崎町等の15町内会の参加で行われ、人形町通りの車道の半分を閉鎖した路上に各町内会のテントが張られ、もち米の蒸し場から運び込まれた蒸米を杵と臼で手早くお餅がつくられていました。
各テントでは、町内の女性方により出来上がったお餅を、きな粉と小豆餡を添えてパックに入れられ配られていました。また、200円で購入することもできました。
路上の各テント脇では机と椅子が並べられ、大勢の人々がお餅と共に各町内で用意された豚汁・うどん等も楽しんでいました。
師走の青空の下、活気に満ちた下町のイベント風景でした。
[クラさん]
2017年11月 6日 09:00
10月30日(月)~11月5日(日)にかけて中央区立総合スポーツセンターで、第9回キンボールスポーツワールドカップ 2017東京大会が開催されました。本大会は隔年で開催されますが、アジアで初めて開かれるワールドカップで、アジア・カナダ・ヨーロッパ等から13の国や地域の選手団を迎えての大会でした。
会場は観客の熱い声援で、試合は大いに盛り上がりをみせていました。そして、最終日の日曜日(11/5)に決勝大会と表彰式が行われました。
前回の第8回ワールドカップでは、日本代表男子チームが優勝しましたが、今回は、女子の部:優勝/カナダ、準優勝/日本、3位/フランス、また男子の部:優勝/カナダ、準優勝/日本、3位/チェコでした。次の第10回ワールドカップは、フランスで開催予定です。
<キンボールスポーツゲームとは>1チーム4人、3チームが同時にプレーするボールゲーム。ボールは直径1.22m・重さ約1kg。ヒットやレシーブを繰り返し、床に落としたりコートの外に出したら、他のチームに得点が与えられるゲーム。
[クラさん]
2017年10月18日 12:00
日本橋「福徳の森」の薬祖神社で10月17日(火)、東京薬事協会の主催で「薬祖神祭」が開催されました。江戸時代初期から多くの薬種問屋が軒を並べ、"くすりの町"として知られる日本橋本町は、現在も多くの製薬会社が本社を置いています。
同祭は明治41(1908)年、東京薬種貿易商同業組合(現・東京薬事協会)が五條天神社(台東区)から医薬の神の御霊を迎え、同町で行った大祭が起源です。昭和4年(1929)年から同協会事務所建物の屋上に薬祖神社を造営し毎年例大祭を行ってきましたが、昨年9月に社殿は「福徳の森」に移転し、昨年に続いて同社殿での2回目の大祭でした。神社前の広場脇には会員名が書かれた多くの奉納提灯が配列されていました。
一般の参拝では近隣の会社員等が多数参列し、数人ずつが宮司よりお祓いを受けた後、無病息災を願っていました。参拝後には"参拝賞"が手渡され、その横では特設の舞台が設けられていて"祭礼ばやし"を奉納していました。
また、近くの同協会が入る「昭和薬貿ビル」では、小舟町の老舗「日月堂」のお汁粉が振舞われると共に、恒例の福引も行われ"副"を引当てた人には景品の詰まった"福袋"が配られました。
「薬祖神祭」は、1日だけで午後の数時間の間だけですが、来年も参拝して無病息災を願いたいと思っています。
[クラさん]
2017年9月 4日 14:00
9月2日は、語呂合わせ(「くじ」)で、「宝くじの日」です。
椙森神社では、くじの日に当たる9月2日(土)の10時3分(「「とみ」」)から「富塚祈願祭」が行われました。
富塚は、大正9(1920)年に建立されましたが、関東大震災によって倒壊しました。その後、氏子の人々は有志を募り昭和28(1953)年に再建されたのが、今の富塚です。この富塚は他に類を見ないと言われ、日本で唯一のものだそうです。祈願祭は昨年から始まったそうですが、雨の中を氏子の方々を始め、多数の人々が参拝しました。富塚での祈願と共に、本殿前では御神酒をいただきました。
社務所前には、御朱印や御守護・富久當籤入れ等を求める人の行列ができていました。
椙森神社は遠く一千年の昔、江戸が武蔵野の原と言われた時代の創建だそうです。江戸時代には江戸三森の一つであり、江戸三富の一つにも数えられる程の数多くの富籤が興業された事が、記録に残されています。また、五代目 柳家小さん師匠の噺『宿屋の富』では、この椙森神社や宿屋の場所が馬喰町である事が語られています(湯島天神を舞台とする噺もある)。 今日では宝くじの元祖として当神社の「富塚」を、多くの人々が心中祈願をしているようです。
[クラさん]
2017年8月21日 09:00
「サマーフェスティバル2017」が、8月20(日)浜町公園で開催されました。昨年までの「全日本綱引フェスティバル」から名称を変更し、総合スポーツセンターでの"綱引大会"と屋外での"屋台村"が同時開催されました。
全日本綱引大会は32チームが参加し、競技が行われました。また、屋外では公園入口の左手側に中央区観光協会のテント、中央にあるステージでは、バンド演奏や歌、けん玉協会による実技と解説など様々な催し物があり、盛り上がっていました。
屋台村では人形町商店街協同組合の店を始め、地元の荒汐部屋のちゃんこ、富士宮焼きそば、ビールや焼き鳥なども売られ、行列もできる人気でした。
「全日本綱引大会」は、午前中にブロック別予選リーグが①ジュニア・ユースの部、②一般の部、③選手権の部から構成された6ブロックで競われ、続いて午後から決勝トーナメント競技が行われました。競技は8人が1チームで試合が繰り広げられました。
表彰式では中央区観光大使・ミス中央も登場し、花を添えていました。
体重と力だけでなくチームワークの大切さも知る、手に汗を握る熱戦を見させてもらいました。