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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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京橋大根河岸生誕350周年記念行事 -9月の大根無料配布会情景-

[クラさん] 2015年9月13日 18:00

寛文4年(1664年)に水運のよい京橋川に野菜の売り場が設けられました。その後、昭和10年(1935年)に築地に市場が移されるまで「京橋大根河岸」と称し青果物を手広く扱う江戸庶民の台所を支える青物市場として栄えました。ちょうど銀座と京橋の間の首都高高架下に、京橋大根河岸青物市場跡の石碑があります。近くには、江戸歌舞伎発祥の地などの史跡もあります。

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「京橋大根河岸青物市場跡」石碑    「江戸歌舞伎発祥の地」石碑

 

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平成26年(2014年)には「京橋大根河岸」の生誕350年を迎えました。京橋大根河岸会は350周年を祝い、平成24年6月から2年間、築地市場が豊洲に移転する平成28年度まで大根を毎月1回350名に無料配布を続けるそうです。今月は、9月11日(金)正午より京橋大根河岸公園内にて大根無料配布会が開催されました。

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今回の配布品は、北海道・羊蹄山産の大根の他にも、群馬県産のキャベツ、福島県産の梨、徳島県産のすだち等でした。

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配布される野菜類は、いずれも築地のプロが選んだ市場直送の鮮度抜群とのことで、大人気です。この無料配布会、毎月第二金曜日の正午からです。長蛇の列が毎月できるので、欲しい方は早めに足を運ぶことが肝心のようです。

 

 

 

「人形町せともの市」

[クラさん] 2015年8月 7日 18:00

8月3日(月)~5日(水)の3日間、「人形町せともの市」が毎日9時から20時まで開催されました。このイベントは、以前人形町近辺に多くの瀬戸物問屋があったことにちなみ、毎年8月に行われます。今年は、61回を迎えたそうです。水天宮から人形町交差点に至る人形町大通りの両歩道に陶磁器問屋等のテントがぎっしりと並び、陶磁器類や台所用品等が特価で販売されました。

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陶磁器の半額セール等の他、ガラス製品等も市価の3~5割安の特価で販売されていました.。

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初日には、せとものの割れたカケラを供養し、せとものへの感謝や将来の発展など祈願する「陶彦大神」の例祭も行われました。

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せともの市の開催中、大観音寺前のテントでは電動ろくろを使った陶芸体験行われ、茶碗や鉢などを自らろくろを回して作ることができる陶芸体験教室が開かれていました。また、反対側のテントでは絵付け体験教室も開かれ、焼き物に絵付けを行うこともできました。この岐阜の陶芸家が毎年出店しているこれらの体験教室で作ったお皿や器は、1ヶ月後には自宅に届けてくれるそうです。 

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「人形町せともの市」は、毎年8月の第1月曜日から水曜日までの3日間、開催されます。

来年、下町の夏の風物詩を楽しむのは如何でしょうか。きっと自分好みの品物が見つかるでしょう。

  

 

 

名橋「日本橋」 橋洗い

[クラさん] 2015年7月28日 14:17

7月26日の日曜日、日本橋の夏の風物詩である「日本橋」橋洗いが行われました。このイベントは名橋『日本橋』保存会が毎年7月に開催し、日本橋の美化保存を目的に道路を封鎖して地元の方々や周辺の企業に勤めている人など街ぐるみで橋を洗ってきました。

日本橋は、江戸時代の五街道の起点であり、「日本国道路元標」を始め路面等を洗い、今年で45回を数えます。

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11時からオープンセレモニーが行われ、続いて日本各地の名水を橋の車道の中心に埋めてある「日本国道路元標」に注ぐ「名水水あわせ」が行われました。

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先ずは、東京国土事務所の散水車が3台並んで橋の車道に水をまき、参加者による「日本橋」橋洗いが始まりました。

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橋の上にある首都高・高架にある「日本橋」の看板には、東京消防庁のはしご車に乗った小学生たち等によって磨かれ、最後には、北詰・南詰とも同時にダイナミックに高水圧の放水で汚れが洗い流されました。

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そして散水車が放水して仕上げ洗いを行いました。

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今回も多数の人たち(約1800名)が参加し、約2時間にわたって、デッキブラシやタワシを使って1年間の橋の汚れを手作業で落としました。

 

 

夏越の大祓茅の輪くぐりー小網神社

[クラさん] 2015年6月24日 09:00

小網神社では、20日(土)より茅を束にして作った大きな茅の輪が飾られ、「夏越の大祓」が行われる6月30日(火)まで鳥居に設置されています。

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大祓とは、古来より伝えられている神事で、年2回(6月と11月)神前にて罪や穢れを祓い、心の浄化、魂のよみ返りが祈念される伝統的な儀式です。また、初穂料を添えて人形(ひとがた)を神社に納めると大祓式で祈祷していただけるとのことです。

 

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心身を清める為に「茅の輪」をくぐり越しますが、これは備後国風土記の武塔神の故事に基づくものだそうです。この茅の輪くぐりの際、「水無月の夏越の祓する人は 千年の命のぶといふなり」この歌を3度唱えながら輪をくぐり、ご参拝します。帰りには、邪気を祓うといわれる輪の茅を抜きとり、門口にさしておくとのことです。

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心身を清め、気持ちも新たに夏を乗り越えたいものです。

 

 

椙森神社例大祭

[クラさん] 2015年5月23日 18:00

椙森神社は、天慶3年(940年)に田原藤太(後に藤原秀郷)が平将門の乱鎮定のため戦勝祈願した所とされている。

文正元年(1466年)太田道灌が雨乞いをし、山城国稲荷山五社大神を遷して祭祀し江戸時代に恵比寿大神を祀った。

江戸城下の三森(椙森、柳森、烏森)の一つに数えられ椙森稲荷と呼ばれた。2015年で創建1084年を迎える古い歴史を持つ。

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5月に例大祭が行われ、3年に1度の本祭には神社大神輿が氏子町内を巡航する。本年は本祭に当たり、15日が宵宮、16日には大神輿渡御、17日は子供・町内神輿渡御・子供縁日と大祭式が執り行われた。

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16日は3年ぶりの大神輿出御で、町会毎に役員らが集まり記念写真の撮影等が行われ後、午前9時に発輿式が始まった。

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その後、神楽殿でお囃子が奏せられる中、総体30貫(1.4t)もの神社大神は宮出しとなった。

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神輿は、人形町方面に進み各町会(人形町1丁目芳人町会、人形町3丁目西町会、堀留町1丁目町会)の神酒所に寄りながら氏子地域を隈なく巡航し、夕方5時頃に神社に戻った。

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「椙森神社例大祭」は、今年で1084年祭を迎えた下町の歴史と文化が詰まった大イベントでした。

 

 

 

人形町大観音寺の「花まつり」

[クラさん] 2015年4月22日 09:00

4月8日は仏教の開祖、お釈迦さまの生まれた日です。

誕生を祝う仏教行事として灌仏会(かんぶつえ)や仏生会(ぶっしょうえ)などといい、俗像会、降誕会などともいわれます。

現在一般には「花まつり」の名で親しく呼ばれようになっている春の行事です。

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毎年、人形町大観音寺(おおがんのんじ)では「花まつり」のイベントが開催されます。

今年はひと足早く、4月4日(土)に行われました。

また、聖日を祝し、都指定有形文化財であるご本尊さまの御扉が、特別に開扉されました。

当日は、境内に花御堂を作り、水盤に乗せた誕生仏に甘茶を注いでお祝いをする多くの参拝者でにぎわいました。

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お参り後、人形町商店街協同組合により、門前では真っ赤な毛氈を敷いた縁台を設け、甘茶とお菓子がふるまわれました。

さらに、くじ引き(スピードくじ)でラッキーなら人形町の名品が当たるお楽しみ抽選会も用意されていました。

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来春、人形町大観音寺の「花まつり」を楽しまれはいかがでしょうか。