[クラさん]
2017年7月31日 14:00
7月29日(土)、今年も中央区総合スポーツセンターで古流居合道である無外流の諸派を横断する、国内最大級の居合道会が主催する「第十三回居合道会国際大会」が開催されました。無外流を始めとした流派を問わず全世界、そして全国の剣士が集まり大勢の参加者が日頃の稽古の成果を競いました。
太鼓の音と共に選手全員による入場式が始まり、海外からも含めて350名の参加者、とのことでした。会長や来賓の挨拶の後、会場には厳粛で凛とした空気が張りつめる中を先ずは、4組の各模範演武が行われました。
続いて競技が始まり、一般の部・中高校生の部・小学生の部と部門ごとに競われました。午後から決勝戦が行われ、激戦には大きな拍手と歓声が送られていました。
予選から決勝戦まで激戦が繰り広げられた大会は表彰式と進み、各部門ごとの優勝・準優勝・第三位の表彰および成績優秀者3名には文部科学大臣賞・東京都知事賞・中央区長賞のそれぞれにトロフィーが贈られました。
初めての観戦でしたが、真剣の鋭い"ビューッ"という音とシャープな動作の中、日頃の鍛錬で身に付けた「居合道」を見ることが出来た1日でした。
[クラさん]
2017年6月30日 14:00
小網神社では、神社の境内につくられた「茅の輪」をくぐって罪や穢れを落とすため毎年6月15日から月末まで、鳥居に「茅の輪」が設置されます。別名、「茅の輪くぐり」と呼ばれています。
半年に一度の厄落としである6月の「夏越しの祓(なごしのはらえ)」。さらに半年後12月には、同様の厄除けをする「年越の祓」があります。「大祓」は、日常生活のなかで知らず知らずに犯してしまう罪や穢れを6月30日と12月31日の年2回、お祓いする伝統行事です。
今日(6/30)は、今年前半の穢れを祓って無事に過ごせたことを感謝すると共に、後半も元気に過ごせるよう祈念してきました。また、自宅の玄関先に設ける茅も持ち帰りました。
[クラさん]
2017年5月 8日 12:00
「新富座こども歌舞伎」は、明治時代に栄えた東京一の劇場「新富座」の名を冠し、平成19(2007)年の春に大都会の地芝居として旗揚げされました。今年は10回目の例大祭公演となり、5月5日のこどもの日に鉄砲洲児童公園に特設舞台を組み、"鉄砲洲稲荷神社・奉納歌舞伎"として野外公演にて催されました。
演じるのは中央区在住の同公演が卒業公演となる新中学1年生3人と小学生22人が出演しました。演目は「口上」に始まり、「寿式三番叟」・「菅原伝授手習鑑」・「元禄花見踊」・「白浪五人男」の豪華4本だての華やかな舞台でした。
また、幕間には「富くじ大会」も行われ、協賛の企業等から数多くの賞品が提供されました。最後は、出演者全員が舞台に勢揃いし「新富座こども歌舞伎」の会の諸河代表による御礼で終演となりました。
好天に恵まれ、野外の舞台で見事な子供達の役者ぶりが繰り広げられ、大勢の来場者を魅了しました。今後とも活動を続け、貴重な伝統芸能を伝承していってほしいと強く思いました。
[クラさん]
2017年4月10日 18:00
4月8日は、御釈迦さま誕生の聖日です。
人形町の大観音寺では、毎年「花まつり」のイベントが開催されてきました。
今年は、御釈迦さま誕生の聖日が土曜日となり、大勢の人々がお参りをしました。
境内に花々で飾られた「花御堂」をつくりお堂の中の立像に甘茶をそそぎ、お祝いをします。また、御本尊の特別開扉もありました。
当日は、参拝者に甘茶と和菓子のサービス、人形町の名品が当たるお楽しみ抽選会も行われました。
お参り後、小判型煎餅を頂戴しスピ-ド籤を引き、当たれば人形町の名店から色々な賞品が頂けます。籤が外れても階段下のテントで甘茶と和菓子を頂けます。
小さなお盆に載せられた甘茶と和菓子が振舞われ、赤い毛氈を敷いた縁台に座り食べました。その傍らでは、人形町のキャラクター「人之助」も愛嬌を振りまいていました。
時々小雨の降る日でしたが、参拝して清々しい気分になりました。
[クラさん]
2016年5月 3日 16:00
茶ノ木神社(リガーレ日本橋人形町敷地内)では、立春から数えて『八十八夜』の5月1日(日)に第9回目の献茶祭が開催されました。
式典終了後、新茶(鹿児島、宇治、静岡)の試飲や日本茶インストラクター協会によるミニ講座も開かれました。
五月晴れの好天下、今年の新茶(3種)を賞味しました。
<茶ノ木神社の歴史>
徳川時代に、下総佐倉藩主堀田家の中屋敷に守護神として祀られていたお稲荷様が茶ノ木神社の発祥だそうです。その頃、社を囲むように植え込まれていた茶の木が神社の名の由来ですが、現在も茶ノ木神社にはお社の左右に茶の木が植えられています。
長い間、堀田家の屋敷はもとより、近隣にも火災が起こらなかったことから火伏の神様として崇敬されていました。どのような経緯で現在の地に定まったのかは明確ではありませんが、様々な人々の手によって守られ続け、1933(昭和8)年以降は蛎殻町や人形町などの町内会がお守りしてきました。1985(昭和60)年に新たに布袋様を合祀して日本橋七福神巡りの1社に加わり、その後日本橋人形町地区の都市再開発事業を経て、2008(平成20)年に再度旧社殿が再建されました。現在では、福徳円満と防災の神様として信仰を集めています。
[クラさん]
2016年4月10日 09:00
水天宮の新社殿が完成し、4月8日(金)から参拝できます。
平成25年3月、日本橋浜町の明治座そばに仮宮が設けられ、蛎殻町の社殿及び参集殿の建替え工事を行っていました。
新たな水天宮は、寺社建築様式の社殿と現代建築を取り入れた参集殿は、現代に融合した時代に即した神社へと一新しています。境内全体を耐震化(全面免震)の新施設に建替えられ、震災の時には避難場所になるそうです。
工事中は移転していた「子宝いぬ」(周囲を取り巻く十二支のうち、自分の干支を撫でると子授けや家内安全・厄除けなどのご利益があると云われている)も境内に戻っています。
また、併設の水天宮前交番は先行して(2月17日)完成しており、業務を再開しています。新交番は、明るいモダンなガラス張りの造りで従来の交番からデザインを一新した建物になっています。
新社殿となった「水天宮」を参拝されては如何でしょうか。