[柴犬]
2019年2月28日 12:00
小伝馬町の駅からすぐのところに、ハリッツというカフェがあります。焼きたての無添加ドーナツやサンドイッチ、コーヒーをいただけるお店で、元は代々木上原にある人気店です。小伝馬町店は昨年オープンしました。このお店でとにかくおすすめなのが
季節ごとの限定ドリンク!
画像は前シリーズのミントチョコで、さっぱりしていて美味しいのはもちろんのこと、色が混じり合っていく様をゆっくり見られる癒しのドリンクでした。現在はこちら↓
ローズショコラです。薔薇の味がしっかりついていて、甘すぎず春を思わせてくれる優しいお味です。
美しく独創的で体に良い限定ドリンクにはファンも多く、次回のシリーズが何になるかとても楽しみです。
ドーナツの種類も豊富でご飯系のサンドイッチも充実しており、お値段も手頃です。店内は落ち着いていて、トイレも広くて綺麗です(重要!)。
ハリ通というフリーペーパーがありそちらもとても面白い内容となっております。
公式サイトはこちら→ haritts donuts & coffee
[火~土曜] 9:30~17:30(当分の間)
[定休日]日曜・月曜
中央区日本橋大伝馬町9-2 ブラントン大伝馬町1階
小伝馬町・横山町界隈は、馬喰町に続き美味しいカフェや待望のパン屋さんが次々にオープンしています。問屋祭りやハリオグラスのファミリーセールなどイベントごとも多い地域ですので、いらした際にはぜひカフェ散策などなさってはいかがでしょうか。お待ちしております!
[柴犬]
2019年1月29日 14:00
年が変わったばかりで早すぎる話題ですが、築地場外市場の年末の買い出しのご紹介です。行ってみたいけどよく分からないという方が多いそうなので、簡単ですが、現場の様子と楽しめる方法をお届けします。
日にちは12/30です。売っているものは、魚介・肉・海苔・ローストビーフやケジャンや料亭御用達の栗きんとんから日用品まで盛りだくさんです。各店がオープンするのはだいたい朝5時頃なので、そのちょっと前に場外入りしてうろつきつつ各通りの勘を掴んでおくと速やかに動けます。実際の場外はそう大きくありません。そこにたくさんのお店がひしめいています。
日が昇ってからは大変に混むので、早朝〜日の出までの時間帯がオススメです。売り切れの心配もありません。また、この時間帯に大勢の人で市場にいるという不思議な高揚感もあります。妖怪の夜市に来たようで楽しいです。駐車場がありますが渋滞するので、早めに着くように出発するか運転係をお願いしたほうがいいかもしれないです。
買い出し以外に、イートインの楽しみももちろんあります。爆安お寿司や夜明けのラーメンなど種類豊富です。複合施設の築地魚河岸レストランフロアのオープンは朝7時です。こちらにも美味しいお店が入っています!
玉子焼きのお店はどこも大繁盛の大行列ですが、予約をしていなくても早朝に行けば買えるお店はあります。並ぶ時間は10〜20分ほどです。さすが、お店の方も速やかです!100円の玉子串は普通に売っています。
現在、場内は完全に閉鎖されており、中に入ることはできません。去年までは出入り自由で、東京湾に上がる日の出を場内から見ることもできました。
人出が多いので混む場所が苦手な方にはオススメできませんが、早い時間に行けばそうストレスなく楽しく見て回ることができます。お買い物が終わったら、波除稲荷神社や勝鬨橋・築地本願寺などで朝日が昇るのを眺めてから帰途につくのも清々しくて良いかと思います。
以上、簡単で駆け足でしたが築地場外市場の年末買い出しのご紹介でした。2019年の年末、ぜひいらして下さい。楽しいですよ!
築地場外市場公式ホームページは → こちら。
[柴犬]
2018年12月20日 14:00
今年の春に、千代田区大手町と中央区日本橋をつなぐ歩行者専用の大きな橋が新しく架けられました。その名も「竜閑さくら橋」。場所は新常盤橋と鎌倉橋の間、日銀本館まで歩いてすぐの場所です。
大手町を日本橋をサッとつなぐ橋があったらな...とは、この辺りで働く・暮らす人々の共通の思いでしたが、ついに!二年半の工事期間をかけて完成しました。
江戸初期、この付近には防火対策のため作られた竜閑川という掘割がありました。竜閑川は、日本橋川から浜町川・隅田川へと抜けるバイパス的な枠割もあり、水運に欠かせない存在でした。その後埋め立て・再掘割を経て、戦後にがれき処理のため埋め立てられ完全に姿を消しました。
現在でも竜閑川の痕跡は見られます。また、竜閑と名のつく公園や場所も残っています。今回の「竜閑さくら橋」もそうした経緯から、公募で名称が決まりました。
JRの高架橋と首都高八重洲線が重なるこの場所は工事が大変困難で、着工にあたり数々の最新技術が駆使されました。その結果!!首都高の出入り口や高架橋を行き交う車両、戦前の化粧煉瓦アーチ龍閑河岸橋高架橋、もちろん下には日本橋川という新旧入り混じる不思議な光景を眺めることができるミラクルな橋となりました。
そして夜にこそ、その異世界感が現われます。
ビジネス街なので夜になると人もまばらで、耳には川の音と電車の音しか聞こえず、目にはすぐ近くの日本橋や銀座の賑やかさが感じられ、東京というダイナミックな都市の根幹に触れられる場所のように思います。
ちなみに竜閑さくら橋はクリスマスや年末年始の特別なライトアップやイベントは予定されていないそうです。残念!
すぐ近くの日本橋三越付近のライトアップもなぜか魔都感のある色彩になっているので
近未来の東京と、どろりと怪しげな戦前の東京が混じるような世界観がお好きな方は是非、冬の「竜閑さくら橋〜日本橋」エリアを散策してみてはいかがでしょうか。美しい銀座や華やかな夏とは一味違う奥深さがあります。
[柴犬]
2018年11月20日 18:00
年の瀬が迫り、酉の市の季節となりました。今年は三の酉まであります。
都内には酉の市で有名な神社がいくつかありますが、実は都心である日本橋にも素敵な酉の市があるのです!
人形町にある松島神社です。
夜の様子はこちら。
松島神社は日本橋七福神の一角で、大国主神を祀っています。>
創建は鎌倉時代。当時この辺りは入り江で小島もあり、日が暮れると松島稲荷に灯した燈りを頼りに船や人が行き来していたそうです。江戸時代に入ると、土地を埋め立て武家屋敷を建てるために全国から技術者が多く移り住み、各出身地の氏神を合祀したので、松島稲荷は御祭神が14柱と類を見ない多さになりました!
稲荷大神・伊邪那岐大神・伊邪那美大神・日前大神(天照大神)・北野大神(菅原道真公)・手置帆負神・彦狭知神・淡島大神・八幡大神・猿田彦神・琴平大神・天日鷲神(大鳥大神)・大宮能売神(おかめさま)・大国主神(だいこくさま)
です。一度でたくさんの神様にお会いできそう...。
さて、この松島神社で有名なのは「良夢札」。叶えたい夢をお札に描いて枕の下に入れて眠り、その夢を見る事ができたら夢が叶う!というものです。皆さんも是非チャレンジしてみてください。
松島神社酉の市では、人形町がかつて芸者や役者が行き交う粋な街だった事にちなみ「かんざし熊手」があります。おかめがついていてとても可愛らしい、ちょっと珍しい熊手です。また、酉の市限定の御朱印もあります。そして、何といっても都内の大規模な、行列必至の酉の市に比べると空いています!ストレスなく速やかに、ゆったりした気持ちでお参りできるので大変おすすめです。周りは美味しいお店や有名店がひしめいているので帰りにはお買い物も楽しめます。
松島神社は最近、山田孝之さんと菅田将暉さん主演のドラマ「dele(ディーリー)」のロケ地にもなっていたので、ドラマの雰囲気を味わいたい方にも是非。
次は三の酉の開催で、11月25日です。
東京都中央区日本橋人形町2-15
人形町駅・水天宮前駅より徒歩2分ほどです。
[柴犬]
2018年10月13日 18:00
日本橋堀留町にある老舗の和菓子屋・清寿軒。創業はなんと文久元年、高杉晋作や坂本龍馬が走り回った幕末真っ只中です!
どら焼きや栗まんじゅうが大人気。取引先への手土産として購入するために、スーツ姿の行列ができているのも毎朝の光景です。どんな風に美味しいか?といえば、皆さんが思い浮かべる「最高に美味しいどら焼きの味」で合っていると思います!
そんな清寿軒さんが年に一度、体育の日前後に販売するのが
栗蒸しようかんです。
年の一度の理由は、全ての工程を二人の職人さんが手作りで行うため、完全予約で少量しか作ることができないからです。予約は9月ごろから始まっています。
そしてその栗蒸しようかんがこちら!
この栗の存在感です。
あんの密度は濃いのに食べ口はさらりとしていて、栗はふわふわです。
柔らかいため、丁寧に扱わないと形が崩れてしまいます。
これが「栗蒸しようかん」なのだなあ...と無言で食べ進めてしまいます。甘いものがお好きな方なら、是非とも食べて頂きたい...!!ゆっくりとお茶を飲みながら、来たる秋に想いを馳せる時間を持てます。
■「日本橋和菓子屋 清寿軒」のHPはこちら
■年に一度の「栗蒸しようかん」についてはこちら
そして掘留町界隈では、まもなく「日本橋恵比寿講べったら市」が開催されます。
現在、準備中。
10月19日・20日の二日間です。べったら漬けに興味がない方でも大変楽しめる賑やかな街中のお祭りです。縦横に走る細い路地をうまく利用して、日が落ちていくとともに不思議な光景を生み出します。
秋の中央区はお祭りやイベントが目白押しです。
どうぞ遊びにいらして下さい。
[柴犬]
2018年9月25日 18:00
かねてより話題を集めていた、日本橋高島屋の新館が本日9月25日にオープンしました。朝7時30分から開店する飲食店街や高感度なライフスタイルを提案する専門店などが注目されていますが...
実際に行って見てもっとも素晴らしかったのは!!
トイレです!!
画像を載せることができず残念ですが、各階ごとにコンセプトの違うトイレなのです。どのフロアのトイレも数部屋あり広く落ち着いた色合いで、ソファーやドレッサールーム、多数のコンセントも完備。レストランのウェイティングルームのような装飾もあり、一休みできます。
授乳室もホテルの一室のように広く綺麗で、ピカチュウのあしらいもありゆったりできます。
トイレなんて...とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、商業施設においてまず重要かと思います!これまで中央区内商業施設のトイレでは、趣きは日本橋三越・実用性は銀座マロニエゲートと思っていましたが、本日、日本橋高島屋新館がトップに躍り出ました。
ショッピングエリアもとても良かったです。
個人的には、ここ数年でできた商業ビルの中で一番良いのでは?と感じました。まず、建物内の色合いがアイボリーとブラウンで統一されており、装飾も木材やレンガ、草花など触感や目に優しい色使いと素材で、また照明が明るすぎず柔らかい光です。通路も大きく取ってあり、フロアを周回しやすいシンプルな構造なので、見て歩いて疲れないのです。
最新の大型商業施設は、張り切ってお買い物に行っても「なんだか疲れちゃったからもう帰ろう...」となることが多いのですが、こちらはそういった視覚的な疲れは感じませんでした。
ただ、ショッピングアリア内に座るところはあまりないので、休憩したい時には飲食店に入るか、素敵なトイレがおすすめです。一階出入り口付近にも草木に囲まれた癒しの休憩エリアがあります。
入っているお店も、店内の色合いと同じように、「刺激的で尖っている」というより「見ていて楽しい、癒される」といった商品を扱っているのでついお財布の紐が緩みそうです。
また、屋上の空中庭園には今、鈴虫がいます!ススキの中から涼やかな鳴き声が聞こえていますので、そちらもおすすめです。ベンチなどはありませんので休憩には適しませんが、日本橋を一望できます。
最後になりますが、
本館の南側のポケモンセンターに続く道、
ここは桜並木になっており、春になると日本橋界隈でも有数の風情ある景色が楽しめます。「街中にある桜」がお好きな方にはとってもおすすめです。
それでは、新しくなった日本橋高島屋新館の素晴らしいトイレを!ぜひ皆さんも体感してみてくださいませ。