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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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日比谷の「京橋」

[GPP] 2018年4月11日 12:00

 日比谷公園で「京橋の欄干柱」を見つけました。(場所:日比谷公園 霞門付近。
  日比谷野音から歩いてすぐでした。)

 

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 こちらは、明治8年(1875年)に建築された京橋の欄干柱であり、
  大正11年(1922年)の架け替えの際に、日比谷公園に移設されたそうです。

 親柱ではないので、橋名「京橋」は彫られていません。

 一方、橋名が書かれている「親柱」は、中央区京橋付近に保存されています。

 写真を見比べてみると、やはり統一感がありますね。

 (上図:日比谷公園の欄干柱  下図:京橋付近の親柱)

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ニホンバシ宝探し 2018 幻の桜~人が織り成す物語~

[GPP] 2018年4月 2日 08:30

 今年も、桜の季節に日本橋を巡る「街歩き」と「謎解き」を合体させたイベントが
  開催されています。

 4月15日(日)までの開催。...今からでも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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 1つ目の謎を解いて手に入れたものを、捨てないでとっておきます。

  それを最後の最後にもう一度使うと、「へぇー なるほど、こういうことか!」
  という気づきがありますよ 

 2018年: 

  http://www.takarush.jp/promo/nihonbashi2018/

 2017年(参考): 

  /archive/2017/03/201731649.html

攻略方針は、人により異なると思いますが...。以下タイプ別に言及します。

【タイプ1】 短時間で攻略したい方

⇒ 出発前に、紙面に書かれている謎(2018年:4問)は全て、
  予め自力で(ヒント無しで)解く

  その目的は、向かうべき現場を特定し(2018年:4箇所)、
  出発前に
最短ルートを決めてしまうことであります。

  各現場にて、最後の謎を解くヒントを収集する。

【タイプ2】 たっぷり街歩きも楽しみたい方

⇒ ヒント提供店も巡りながら(2018年:16カ所)、
  紙面に書かれている謎(2018年:4問)を解く。

  各地域のお店に立ち寄ったり、季節限定の桜メニューを堪能すると
  より楽しい
ですね。

⇒ 以降は、タイプ1と同じです。

【タイプ3】 まとまった時間がとれず、何日かに分けて巡る方

⇒ 初日に、紙面に書かれている問題(2018年:4問)を自力で解く

  その後の流れはタイプ1と同じですが、巡れるところは、初日に巡る。

⇒ 最も注意すべき点は、時刻に制限があることです。

  19:00、19:30、20:00にクローズする場所(暗くてヒントが読めない場所)が
  あるので要注意です。

  朝も、10:00、10:30にオープンする場所があります。

  時刻は紙面に記されているので、間に合いそうにないときは無理せず後回し。

  別の日にトライしましょう。

 

 

松の御茶屋 (浜離宮恩賜庭園 その2)揺れる千鳥

[GPP] 2018年2月18日 16:00

 揺れる千鳥。これは池の水面に反射した太陽光が作り出した揺らめく投影なんです。(手振れ写真ではありません!)

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 冬の晴れた日の午後松の御茶屋を訪れた人だけが見ることができるそうです。

 松の御茶屋特別公開は、木曜日/午後1時~午後3時(悪天時中止)。


 松の御茶屋は、2010年に復元されました。潮入の池に面した茶屋であり、浜離宮の見どころの1つです

 鳥羽伏見の戦い(1867年)の最中、大阪城から船で江戸まで引き上げてきた徳川慶喜。しばし休憩したのが松の御茶屋、と言われています。

   外観(松の御茶屋)

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   潮入の池(松の御茶屋から臨む)

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 冬のシーズンに訪れたならば、欄間板の透かしは見逃せません。

   欄間板 千鳥の透かし(写真上部)

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   板の間上部(写真右:欄間板透かし 写真左:貼付け壁)

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 潮入の池の水面に反射した太陽光が、欄間板の透かしを通って、千鳥の模様を壁に映し出します。

   千鳥(欄間板)

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   欄間板の投影(貼付け壁)

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 風で水面が揺らぐので、千鳥型に繰り抜かれた欄間板を通過した光もゆらゆら...と揺れて見えるのです。肉眼だとはっきりわかります。


 松の御茶屋は茶屋(ちゃや)ですので、茶の湯を行う茶室(ちゃしつ)とは用途が異なります。

 回遊式庭園を歩き疲れた身体を休めたり、潮入の池を眺めたり、食事をしたり、...と。将軍が招いた重要なお客様方がリラックスできる特別な場所だったそうです。

 数寄屋風書院造の松の御茶屋内部には、見るべきものが数多くありました。

 違い棚(ちがいだな)、円窓(えんまど)、付け書院(つけしょいん)、松ぼっくりや蝉の釘隠し(くぎかくし)、泥間似合紙(どろまにあいし)を用いた貼付け壁(はりつけかべ)、屋久杉の天井、等。

 違い棚(ちがいだな)

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 円窓(えんまど)

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 付け書院(つけしょいん)

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 釘隠し(くぎかくし)

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 貼付け壁(はりつけかべ)

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 屋久杉の天井

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放鷹術実演 (浜離宮恩賜庭園 その1)

[GPP] 2018年1月 8日 09:00

 初夢で演技の良いものといえば「一富士、二鷹、三茄子」ですが、

 晴天の浜離宮にて、新春恒例のイベント「放鷹術(ほうようじゅつ)の実演」が行われました

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 鷹匠(たかしょう)さんの伝統の技が披露されました。

  1月2日 11時~/14時~、 1月3日 11時~/14時~

 鷹狩(野生の鳥獣を鷹で狩る猟法)の鷹を、飼育・訓練する方が鷹匠(たかしょう)さんです。

 写真は、鷹を水平に飛び立たせた直後の鷹匠さん。体重移動がダイナミックです...

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 渡り(樹上にいる鷹を拳に呼び戻す)、振替(別の鷹匠の拳へ鷹を飛び移らせる)など、数々の技など。

 

 鷹匠さん達の正装。格好よいです...

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「ケの美」展 (ポーラ ミュージーアム アネックス)GPP

[GPP] 2018年1月 2日 16:00

 銀座中央通りのポーラ銀座ビル3階で「ケの美」展が2017年12月24日(日)まで開催されていました。

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 「ケ」はあまり聞きなれない言葉ですが、対照的な「ハレ」はよく使われる言葉です。晴れ着というように、祝い事や特別なイベントが「ハレ」です。対して、毎日繰り返されるごくあたりまえのことを「ケ」というのだそうです。

 

 今回の展示は、その道で著名な14名の「ケの美」を集めたものでした。その方にとっての「ケの美」を象徴するモノと、ケの美に対する思いをつづった文章が展示されていました。

 

そのうちの1人、武者小路千家家元跡継 千宗屋さんの ケの美は、というと...

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一般の人にとっては茶の湯はもはや「ハレ」のもの。朝から髪を結い、着物を着つけてのぞむような特別なイベントですが...。

一方、千宗屋さんは茶の湯の家の跡継ぎですので、茶の湯は日常=「ケ」の時間です。ところが、その一日の節目でお茶を入れる時間は、千宗屋さんにとっても特別なもの、「ケの中のハレ」とのことでした。その一瞬の美を象徴したものが、写真の茶筅です。

 

 会場では写真撮影が自由でしたので、以下、その一部です。

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 14名それぞれの「ケの美」を拝見して、気づいたのですが、なるほど...と共感できるものばかりでした。

 

 このとき私自身、ふと思い出したのが、京都観光で人気の「金閣寺」と「銀閣寺」です。きらびやかな金閣もいいですが、対照的な銀閣の佇まいや苔むす庭を見てもいいな、と感じます。(銀閣寺のほうが好き、という方も結構多いようです...。)「ケの美」に感じた共感や心地よさは、そういったものと少し似た感覚かも...と思いました。

 

さて、次回、ポーラミュージーアムアネックスでは、2018年1月19日(金)~ グレース・タン 「Materials & Methods」展が開催されます。夜は19時30分まで入場できますので、立ち寄ってはいかがでしょうか。

http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/index.html

11時~20時 入場無料

 

 

西郷隆盛と明治時代展(日本橋図書館)

[GPP] 2017年11月30日 09:00

 西郷隆盛屋敷跡に建つ、日本橋図書館で、西郷隆盛に関連する本の展示が始まりました。

 2018年にNHK大河ドラマ「西郷どん」が始まると、屋敷跡地を有する人形町に訪れる方も増えそうですね。


【7階展示コーナー】「西郷隆盛と明治時代」展


 場所: 中央区日本橋図書館 7階展示コーナー

 期間: 2017年11月25日~2018年1月24日

 https://www.library.city.chuo.tokyo.jp/infoevent?7&pid=887

 「NHK歴史秘話ヒストリア-歴史にかくされた知られざる物語」なども、すぐに読めてお薦めです