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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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47th Sony Aquarium <銀座ソニービル>

[サム] 2014年7月26日 16:00

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 7月25日、今年で47回目を迎える銀座の夏の風物詩 「Sony Aquarium」がスタート。

「沖縄美ら海水族館」とコラボの恒例企画で、今回は今春国立公園指定を受けた沖縄・慶良間諸島をテーマに、美しいサンゴ礁の海に生息する生き物の世界を再現。

銀座ソニービル 屋外イベントスペース「ソニースクエア」には今年も14tの大型水槽が登場。

老成魚では前額部が著しく突出しコブ状になり、その形がナポレオンの被った帽子を思わせることから "ナポレオンフィッシュ" の名前で知られる体長1mを超える「メガネモチノウオ」や、ユーモラスな表情で人気が高い「ニセゴイシウツボ」など、期間中25種類約1,000匹の魚が順次登場予定。

1Fエントランスホールには、慶良間諸島で観測されているザトウクジラ「Z(尾鰭にZの模様があることからZと呼ばれている)」の尾鰭を再現した高さ2.5m、幅5.1mの模型を展示。

8FコミュニケーションゾーンOPUSでは「"ケラマブルー"と呼ばれる鮮やかな海の色」「日の光に輝くサンゴ礁と熱帯魚」「冬に北の海から出産と子育ての為に訪れる "ザトウクジラ"」等、慶良間諸島の数々の魅力を捉えた4K撮影映像を大画面で上映。

R0029489RS.JPG会期:7月25日~8月31日

開館時間:11:00~19:00

尚ライトアップされ、昼とはまた趣を異にする夜の屋外の水槽は、23:00まで観賞可能。

銀座で居ながらにして、沖縄の自然に接し、涼味をも楽しめます。  

  

メガネモチノウオ ニセゴイシウツボ ネズミフグ イロブダイ♂ ミヤコテングハギ
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ナンヨウハギ ヒフキアイゴ ウミヅキチョウチョウウオ シチセンベラ ハナゴイ
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日本橋三越本店 ガイドツアー

[サム] 2014年7月15日 09:00

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 歌川広重の「名所江戸百景 駿河町」に越後屋の暖簾が描かれ、昭和10年竣工の現在の建物はルネッサンス建築の威容を今に伝える日本橋三越本店。

(平成11年、「東京都選定歴史的建造物」に選定)

毎月第2土曜日(11:30~、14:30~)「店内ガイドツアー」が開催されていますが、今回は7月12日(11:30~)実施の様子をご紹介します。

所要時間約70分で、見学コースは、ライオン像(①)~地下鉄三越前駅<開業当時意匠>(②)~「熈代勝覧」複製(③)~免震装置~大理石壁面化石<アンモナイト(④)・べレムナイト>~天女像&パイプオルガン(⑤)~天井装飾(⑥)~呉服売場(⑦)~三越劇場(⑧)~Hajimarino Cafe。

イヤホンガイドでご案内役の話を伺い、貸与されたタブレットで史料画像を参照しながら、見学ポイントを巡ります。 

 

       ①             ②            ③            ④  

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       ⑤             ⑥            ⑦            ⑧ 

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三井高利と越後屋

 越後屋の由来は、伊勢松坂の出乍ら、三井高利の祖父が越後守を名乗った武士に因む由

 「店前現銀売り」「現銀掛値無し」「小裂何程にても売ります(切り売り)」

日本初の3点セット

 エスカレーター、スプリンクラー、暖房装置

ライオン像 

 ロンドンのトラファルガー広場のライオン像を模した青銅製で、大正3年設置

地下鉄 "三越前駅"

 新橋への延伸を目指しながら資金難に陥っていた東京地下鉄道に建設資金を負担し開業

天女(まごころ)像(3Fからの俯瞰がお勧めとか)

 お客様に対する基本理念 "まごころ" をシンボリックに表現する像

 昭和35年、㈱三越創立50周年記念事業の一環として建立

 鉄骨の基礎を用いた樹齢500年とされる檜材の木彫で、高さ11mの大作

パイプオルガン

 昭和10年設置の米国ウーリッツァー社製の劇場用パイプオルガン

 教会設置のパイプオルガンとは異なり、幅広いジャンルの音楽を弾くことできる

 日本で唯一現存する演奏可能な昭和初期製造パイプオルガン(区民有形文化財)

呉服売場 

 当日は、絨緞敷きの "特選フロア" にて、下記レクチャー

  ・重要無形文化財&ユネスコ無形文化遺産登録「越後上布(じょうふ)」全手造り工程

  ・友禅作家坂井修氏による「蒔糊(防染糊)技法」

Hajimeteno Cafe

 今春新たにオープン

 カフェを軸に、はじめて出会うモノ・コトを揃え、アクティブな暮らしを応援するコンセプトショップ

 

 

 

 

 

 

アートアクアリウム2014 ‐江戸・金魚の涼-

[サム] 2014年7月13日 09:00

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 7月11日、コレド室町5Fの日本橋三井ホールで「アートアクアリウム2014 ‐江戸・金魚の涼‐」がいよいよスタート。

日本橋の夏の涼を彩るイベントとして2011年から始められた、江戸時代から日本人に親しまれてきた金魚を、和をモチーフにデザインされた水槽と光・映像など最新の演出技術を融合させ、現代アートへ昇華させた水中アート展。

会期は7月11日~9月23日(11:00~23:30)。

お馴染みとなった、「巨大金魚鉢」、無数の金魚で川の流れを表現する「エレガンスダンス・華魚撩乱」、行燈の中を金魚が舞う「アンドンリウム」、様々な珍しい金魚を丸いアクアリウムで見せる「金魚コレクション」、プロジェクションマッピングにより投影された四季の映像の中を金魚が泳ぐ「水中四季絵巻」に加え、アトリウムを照明に見立てた「ボンボリウム」(右上画像)、垂直に見える面が一切ない特殊な構造の「パラドックスリウム」、凸レンズ・凹レンズ・二重レンズなどを施し、中で泳ぐ金魚が様々な見え方をする「リフレクトリウム」、直径1.5mの球体の水が溢れ出る水槽で錦鯉が泳ぐ「アースアクアリウム・ジャポニズム」が登場。

19:00からは音楽や照明の演出が変わり、「ナイトアクアリウム」が楽しめる。

土曜・祝前日の19:00以降はDJパーフォーマンスやアーチストのスペシャルライブの開催が予定されている。

尚、同期間、日本橋地区では、夏の涼を楽しみ、江戸時代の知恵と工夫を体感する夏のイベント「ECO EDO 日本橋 2014」が開催される。

 

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2014「まち歩きツアー」 老舗コース②

[サム] 2014年7月11日 14:00

DSC00887LS.JPG b-nihon23RSG.jpg 本年度の中央区観光協会主催「まち歩きツアー」が先週からスタート。

今回は7月10日に開催された「老舗コース②」をご紹介します。

台風8号の接近と前線の影響で、荒天が心配されましたが、時折太陽が顔を見せる程の天候に恵まれました。

定刻の10:00前に、抽選で選ばれた10名の参加者が揃ったところで、早速、本日のコースの「榮太樓總本舗」「黒江屋」「山本海苔店」を巡り、お店の歴史や商品の話を伺い、伝統を継承する商いのこころに触れて頂く、約2時間の小ツアーに出発。

 

1店目:榮太樓總本舗さん

店の入り口右側に、紺地に白色で商標が染め抜かれた大きな "のれん"。

「沿革」「店舗造作・飾り物いろいろ」「名代江戸菓子」など一通り説明いただいた後は、新商品&季節限定商品等々の紹介。

老舗4社と共同開発した、ピーセン詰め合わせ「東京暖簾めぐり」(本年5月発売)をはじめ、コラボ商品が最近の傾向とか。

季節限定の「西瓜まんじゅう」と名付けられた薯蕷饅頭に一同の目が釘付け。

店の方が着用の、昔の屋号「井筒屋」が図案化された年季の入った半纏も注目の的。

 

2店目:黒江屋さん

ビル入口ショーケースには、戦後の混乱期、漆器以外の雑多なものも扱っていた頃持ち込まれたものを買い取ったとされる、日本橋の擬宝珠が展示。

"年数が経つ程風合いと味わいが増し、温もりが感じられる" と云う漆器の良さ、上手な使い方、手入れ方法等のレクチャーを伺った後、木製と樹脂製漆に実際に触って違いの体験も。

『もともと神社やお寺で使われていたのが朱であり、朱の方が "色の位" が高いとされ、夫婦碗の場合も、古くは、朱が男性用、外黒内朱が女性用とされていた。因みに現在は男性用は黒、女性用が朱が主流』という話は興味深い。

 

3店目:山本海苔店さん

昭和40年竣工の本店現社屋は、ビル外壁面の校倉造りのデザイン、内部奥壁面の海苔の雄性細胞を図案化した信楽焼のタイル、海苔船の船底をイメージした天井等々、伝統を感じさせる造り。

"焼いてこそ、海苔(独自の美味しさや風味が楽しめる)" "海苔をおいしく保存する方法" "色艶、形状、香り、味、テクスチャーといった海苔の品質評価基準" といった蘊蓄に加え、「味付け海苔」開発、「日本最初のドライブスルー」開設、女優の山本陽子さんとの「専属モデル契約年数世界最長(1967~)」ギネス記録認定等々の逸話も聞かせていただく(店内にはヒストリー写真が飾られている)。

 

正午前小ツアー終了。

ご参加の皆さんも、普段なかなか聞けない裏話をうかがえて満足げのご様子。

榮太樓總本舗 猪俣さん、黒江屋 田中支配人、山本海苔店 山田店長、お忙しい中、貴重なお話有難うございました。

 

      榮太樓總本舗           黒江屋            山本海苔店

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爽やかな香りを楽しむ <晴海トリトンの庭>

[サム] 2014年7月 8日 14:00

R0029101RSG.JPGR0029116LS.JPG 7月7日は小暑。

花・緑・水をテーマに3つのテラスとノース/サウストリトンパークの2つの緑地から構成される「晴海トリトンスクエアガーデン」は近隣住民・在勤者の散歩・休息・憩いの場。

この時季は七夕飾りで彩られています。

暑さが本格的になる頃でもありますが、屋上緑化・木陰・水のせせらぎは、暑さを和らげ、心に潤いと安らぎを与えてくれます。

28個の水玉が床面から飛びだす「水のテラス」のホップジェット(水玉の噴水)は、"かいてん" "いっせいうちあげ" "おいかけっこ" "みだれうち" "なみ" の5つのリズム体操を見せてくれ、涼を演出。マイナスイオンを発生させたり、周囲の温度を下げる効果もあると聞きます。

"ガーデン内には季節ごとに異なる表情を見せる600種以上の植物が植栽" と記されていますが、"見て、触れて、聞いて、植物の面白さや楽しみ方を知ってもらおう" と「ミニガーデンガイドツアー」も開催されています。

今回は、7月3日に開かれた「ミニガーデンガイドツアー」のテーマ <ハーブと香りが魅力の花々> に沿って、「ハーブ」を取り上げてみました。

ハーブ(Herb)の語源はラテン語で草を意味するHerba(ヘルバ)に由来。

一般には薬草、香草の総称。

暮らしの様々な場面を爽やかな香りで包んでくれます。

右上画像は「アップルミント」(別名マルバハッカ。白い穂状の花。葉を揉むとリンゴのような甘い芳香。繁殖力が強く、地下茎がよく伸び、株が生い茂る由。)

 

    オレガノ       レモンミント        マウンテンミント    イングリッシュラベンダー   アーティチョーク

オレガノRRS.JPG  レモンミント(2)RRS.JPG  マウンテンミントRRS.jpg  イングリッシュラベンダーRRS.JPG  アーティチョークRRS.JPG

    カラミンサ      ウエストリンギア      ローズマリー    モナルダ・プンクタータ   モナルダ(ベルガモット)

カラミンサRRS.JPG  ウエストリンギア(2)RRS.jpg  ローズマリーRRS.JPG  モナルダ・プンクタータRRS.JPG  R0029059RRS.JPG

   ロシアンセージ     ラベンダーセージ     チェリーセージ        ボックセージ      メドウセージ 

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