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2015年12月18日 14:00
東京スカイツリーでは、12月18日18:00全国一斉公開となるシリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開を記念して、12月17日~12月20日の4日間限定で、スター・ウォーズ仕様特別ライティング実施中です。
光と闇の戦いをイメージした "赤と青の2色の演出"、映画の新キャラクター「カイロ・レン」が操る十字型のライトセーバーに見立てた "赤色の演出" で、塔体が照らし出されています。
点灯時間:18:00~23:00
11月11日~12月25日の期間、3種類のクリスマス特別ライティング(+2種類の通常ライティング)展開中ですが、12月17日~12月20日の4日間に限っては、別プログラム。
"赤色の演出" は、キャンドルの炎をイメージした "白銀&レッド" のクリスマス仕様の「キャンドルツリー」とも微妙に異なり、各々初お披露目のユニークなパターンです。
淡いブルーにライトアップされた永代橋共々、夜空に彩りを添えています。
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2015年12月16日 20:00
メタセコイアはスギ科メタセコイア属の落葉高木。
和名はアケボノスギ。
樹形は直立し、大きいものは高さ35m、径2~3mに達すると云われます。
樹冠は円錐形で、樹皮は赤褐色で浅く縦裂。
葉は線形で、羽状に対生し、秋には橙赤褐色に色づきます。
あかつき公園(築地7)のメタセコイアも橙赤褐色に染まり、見頃を迎えています。
恐竜時代の後に栄えたとされ、当初化石として発見されたため、絶滅種扱いされていましたが、昭和20年(1945)、中国の四川省で現存することが確認され、一躍世界の注目を浴び、「生きている化石」とも称されます。1属1種。
メタセコイアの日本での植樹は、昭和24年(1949)昭和天皇が吹上御殿に植えられたのが最初とされます。
異国的な雰囲気を醸し出す樹形です。
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2015年12月16日 16:00
ファンケル銀座スクエア(銀座5)では、12月14日~20日の7 日間、10Fのテラス付サロンスペース "ロイヤルルーム" を、「クリスマス・イルミネーションガーデン」として一般開放しています。
(16:00~19:00)
現在、年7回開催されている「季節のガーデンイベント」のひとつで、今年度最後を飾る催事。
イルミネーションが輝くテラス "銀座の空中庭園" を眺めながらの、寛ぎの空間の演出です。
期間中、毎日16:20~/17:20~/18:20~の3回、20分のミニライブが日替わりで開催され、いろいろな音色でクリスマスサウンドが楽しめます。
(14日:ハーモニカ、15日:アコーディオン、16日:ギター、17日:サックス、18日:キーボード弾き語り、19日:フルート、20日:バイオリン)
初日の14日は、クロマティックハーモニカ奏者山下伶さんの演奏。
「9F レストラン ぎんざ泥武士」こだわりのオーガニック素材を使ったおつまみとスパークリングワインのセット「トワイライトセット(@1,000)」もミニライブと共に楽しめます。
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2015年12月10日 16:00
「イロハカエデ紅葉」は気象庁生物季節観測情報のひとつ。
12月4日、東京管区気象台より「東京でイロハカエデの紅葉が観測された」との報が発表されました。
平年より7日遅く、昨年より9日遅く、1993年以来の遅い観測との由。
イロハカエデの紅葉とは、イチョウ同様に、標準木全体を眺めたとき、大部分の葉が紅色系統の色になった最初の日とされます。
因みに気象庁は、大手町の気象庁構内のイロハカエデを東京に於ける標準木としています。
浜離宮恩賜庭園でも、潮入りの池(大泉水)周辺のハゼノキ・トウカエデ・ヤエザクラ共々、漸うイロハカエデが真っ赤に染まり、見頃を迎えています。
イロハカエデはカエデ科カエデ属の 所謂 "もみじ" の代表格。
別名イロハモミジ。京都の紅葉の名所の高雄に因んでタカオモミジとも呼ばれます。
園内約6,000本の樹木の内、イロハカエデは25本と聞きます。
イロハカエデは、細かく分かれた枝に、びっしりついた小型で掌状に5~7裂した繊細な葉の形状と、芽吹きから初夏・紅葉シーズンにかけ、黄緑~緑~黄~赤と多彩に移ろう色味の鮮やかさが魅力です。
中島の御茶屋、松の御茶屋をバックに、柔らかな陽光に映えたイロハカエデが、この季節ならではの大名庭園の風情を醸し出しています。
左から、イロハカエデ、ハゼノキ、トウカエデ、ヤエザクラ
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2015年12月 8日 09:00
晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。
今月は12月3日に開催されました。(12:30~ 14:30~)
トリトンパーキングの壁面のナツヅタが見事に色づき、真っ赤に燃えるような紅葉もあれば、朱色・橙・黄緑と、錦が織りなす正に晩秋の彩り。
花のテラスのベニバナエゴノキの黄葉も見応えがあります。
落葉樹は冬の間は一斉に葉を落とし休眠に入りますが、枝先には「冬芽」が膨らみ、来るべき春に備えています。
この時期目につく、赤い実を付けた植物の内、ヒイラギモチ(チャイニーズホーリー)はモチノキ科の常緑小高木。
クリスマスホーリーとしても流通していますが、本来のクリスマスホーリーは近縁のセイヨウヒイラギ。セイヨウヒイラギは常緑で晩秋に熟す球形の赤い実とのコントラストが美しく、古くから聖木とされ、クリスマスの装飾の定番。
尚日本在来のヒイラギはモクセイ科で別種。葉の形は似ていますが、実は黒紫色に熟します。
ヒイラギモチ(チャイニーズホーリー)、マンリョウ、センリョウ、ピラカンサ(トキワサンザシ)
花や色彩が乏しくなる時期だけに、普段は目立たない常緑針葉樹が相対的に目に留まります。
常緑といっても冬季は褐色を帯びる種もあり、また緑の色合いも微妙に異なります。
形状もいろいろ。
じっくり観察していると、それぞれに個性的な姿形に好奇心を掻き立てられます。
形の整った "コニファー" はクリスマスツリーにもよく仕立てられます。
ヒノキ "ナナ グラシリス"、ニオイヒバ "イエローリボン"、コロラドビャクシン "ブルーヘブン"、ニオイヒバ "ラインゴールド"
ドイツトウヒ、ヒノキ "ミクロビオータ デクサータ、アラスカヒノキ "ペンデュラ"、ヒマラヤシーダー "ゴールデンホリゾン"
晩秋~初冬のガーデンの見方・見え方等、今回もいろいろと気づきを得たプランツウォークでした。
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2015年12月 3日 18:00
「イチョウ黄葉」は気象庁生物季節観測情報のひとつ。
11月30日、東京管区気象台は「東京でイチョウの黄葉が観測された」と発表。
平年より10日遅く、昨年より5日遅いとの由。
イチョウの黄葉日とは、標準木全体を眺めたとき、大部分の葉が黄色になった最初の日とされます。
30日の東京都心の最低気温は6.5℃で、このところ最低気温が10℃を下回る日が続いており、イチョウの色づきが進んだと考えられます。
因みに気象庁は、皇居の北東端の大手濠緑地(通称清麻呂公園)にある、関東大震災による火災から焼失を免れた "震災イチョウ" を、東京に於けるイチョウの標準木としています。
浜町公園入口緑道のイチョウもすっかり色づき、見頃を迎えています。
イチョウ(公孫樹/鴨脚樹/銀杏)は青葉若葉と共に、黄葉時も一段と美しい上に、病虫害・剪定に強く、火熱にも耐えることができ長命とされ、街路樹として重用されています。
他に類を見ない特質をもち、1属1種でイチョウ科を形成。
両側にイチョウが立ち並ぶ様は、遠近感が強調され、黄葉は柔らかな陽射しに映え、まさに黄金ロード。
晩秋を代表する情景です。