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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「水天宮前交番」業務再開

[サム] 2016年2月24日 14:00

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R0037047 (2)RS.jpg 2月17日、水天宮前交差点の「水天宮前交番」(日本橋蠣殻町2)が、建て替え工事を終えて約2年ぶりに業務再開です。

子授け、安産、子育てなどのご利益で知られ、広く親しまれてきた水天宮は、2018年に江戸鎮座200周年を迎える記念事業として、社殿と社務所の建て替え工事中です。

現在は浜町に仮宮が設営され遷座していますが、真新しい新社殿の建物全体も現われ、完成間近です。

今般、新社殿の落成に先駆けて、工事完了となった同交番が一足早く業務再開することになったものです。

従前の交番(右上)は、旧社殿と意匠を揃えた造りでしたが、新交番(左上)はモダンな造りでデザイン一新の感があります。

新大橋通りと水天宮通りの交差点北東角に位置する同交番は、昭和4年(1929)の設置と聞きますが、かつては都電も交差する交通の要所で、交通整理・道案内を始め、地域の安全を守る活動を担い、近隣住民にも親しまれてきました。

建て替え中は、担当の警察官が、他の交番を拠点に活動は継続されてきたようですが、これで地域住民も一安心といったところでしょう。

水天宮本体も、4月8日、懸案だった地震対策と待合室の環境改善を施された「より優しく、より安全な神社」として、新社殿にて参拝客を迎える準備が、着々と進められているようです。

 

 

河津桜開花

[サム] 2016年2月10日 09:00

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 新川公園/隅田川テラスの陽当たりの良い中央大橋北東袂に植栽されている3本の河津桜(カワヅザクラ)が開花中。

カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種とされ、花色は、桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノに比べると、花弁の赤みが強い印象。

サクラのシーズンの先頭を切り、通常2月上旬頃から開花し始め、約1か月後満開になります。

開花の過程を楽しめ、更に満開状態を一定期間保つのも特徴のひとつです。

6~8分咲きの頃が、花に勢いがあり綺麗とされます。

但し、開花時期はその年の天候に大きく左右されるようで、早い年には年初早々に開花する一方、2月中旬以降にずれ込んだりと、開花予想が非常に立てづらいとも云われています。

この桜の由来となっている静岡県賀茂郡河津町では、全長4kmの河津川沿いに約800本、町全体で約8,000本植えられており、今年は2月10日~3月10日、「河津桜まつり」が開催されます。

今年は開花が早く、現在3分咲きと聞きます。

尚、隅田川テラスの河津桜は外灯の明かりで夜間でも十分楽しめます。(右上)

一足早い春のおとずれです。

 

 

カモ ウォッチング

[サム] 2016年2月 9日 14:00

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 庚申堂鴨場と新錢座鴨場の2つの鴨場、潮入りの池、内堀が点在する浜離宮恩賜庭園。

潮入りの池の「お伝い橋」や池畔のベンチ、また鴨場の "元溜まり" の様子を伺う「大覗き」(右上)から、この時期、冬鳥の代表である "カモ" ウォッチング が楽しめます。

カモ類はカモ目カモ科の鳥。ガンカモ類とも呼ばれ、ガン類やハクチョウ類も含まれます。

淡水カモ類(淡水に多く、水面採餌性。水面から直接飛翔。)と潜水ガモ類(キンクロハジロとホシハジロ以外は海に多く、海ガモ類とも。潜水採餌性。足の位置は尻に近い方にあり尻部が沈降。滑走して飛翔。)に大別されます。

カモ類は一般に夏、寒冷地で繁殖し、雄は秋から冬に美しい生殖羽に換羽し、越冬地で番(つがい)を形成するとされ、見分けやすくなります。

例えばマガモは、頭が金属のような光沢のある緑色をしていて、光の当たり方によって、紫色に見えたりもします。

(カルガモは留鳥で、雄雌共、通年、褐色基調の地味な羽色。嘴の先の黄色が識別ポイント。)

雌はどの種も似通った茶色っぽい地味な色をしていますが、冬は通常同じ種の雄と番(つがい)になり共に行動していることから見分けられます。

雌だけの場合、体型、くちばしの色、翼の模様等が識別ポイントとなります。

 

水面採食性カモ類は、水中の餌を水ごと口に入れ、水を捨て餌を漉し取り、食べています。

潜水採食性カモ類は、水中に潜って魚や貝・エビなどを食べています。

こんなにも身近なところで、野鳥たちが生息する姿に接し、自然に親しめる、格好の場所です。

 

左から、マガモ・コガモ・オナガガモ・ヒドリガモ(何れも淡水ガモ) 

R0016443SQLRRS'.jpg コガモ (2)RRS'.jpg R0015664SQ (2)LRRS'.jpg ヒドリガモRRS (2)'.jpg

左から、ハシビロガモ(淡水ガモ)、キンクロハジロ・ホシハジロ(潜水ガモ)、カルガモ

ハシビロガモSQLRS (3)'.jpg R0010170SQLRRS (2)'.jpg R0015622SQLRRS'.jpg R0015729SQ (3)LRRS'.jpg 

 

      

    

 

 

 

春寒のプランツウォーク

[サム] 2016年2月 8日 14:00

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R0037002RSG.jpg 晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

今月は2月4日に開催されました。(12:30~ 14:30~)

今回のテーマは「立春の庭の植物」。

前回も取り上げたキンギョソウ(ゴマノハグサ科)は、花のテラス・スロープガーデン・サウストリトンパークと、方々に植えられていますが、やはり陽当たりのいい、サウストリトンパークのキンギョソウが一番ふっくらと元気よさそうに咲いています。

糸状の垂れ下がる黄金色の葉が特徴のフィリフェラオーレア(ヒノキ科)もサウスパーク内のものは、黄色味が一段と鮮やかなようです。(左上)

花のテラスにはミカン科のクロウェアの新顔の白花。

可愛らしい星形の花です。

葉を揉むと柑橘類独特の香りがします。

朝潮運河沿いのスロープガーデンではキンカンが夕陽を受けてオレンジ色に輝いています。

緑のテラスでは紅梅、素心蠟梅が目を引きます。

ソシンロウバイの静溢で穏やかな芳香には心が休まります。

足元に注意を向けると、春を告げる代表的な花、フクジュソウが芽を出す直前。

今後の成長が楽しみです。

テラス一帯では、冬の間葉を落としていた木々の枝にやがて葉や花になる冬芽が顔をのぞかせています。

冬芽の近くには葉が落ちた痕(葉痕)が見られ、各々の形や並び方が目や耳や口に、また全体の様子が人や動物の顔のように見えるものもあり、ユーモラスで微笑みを誘います。

多肉植物の種類や品種に応じた異なった育て方、挿し木の手順等についてもレクチャーいただきました。

またすこし冬場の花木のウォッチングの楽しみ方に幅がでたプランツウォークでした。

 

左から、クロウェア、コウバイ、ソシンロウバイ、フクジュソウ

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左から、トチノキ、カエデ、カシワバアジサイ、アジサイ 

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