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2017年1月30日 12:00
週末や記念日、イベント、プロモーション等に応じて点灯され、目を楽しませてくれる東京タワーの「特別ライトアップ」。
1月は7・14・21・28日の各土曜日20:00~22:00の時間限定で、ダイヤモンドヴェール <ホワイト・ダイヤモンド> が点灯されました。
ダイヤモンドヴェールは、50周年を迎えた際、照明デザイナーの石井幹子氏により、"女性にも譬えられるその形状に因み、50歳の女性にダイヤモンドを贈る" 気持ちでデザインされ、スタートしたものと聞きます。
躯体から外に向かって輝く総ライト数は276。
パターンにより、17段ある光の階層それぞれが、色毎にメーセージが込められた7色に変容しますが、今回は、「永遠」「継承」のメッセージが込められた高貴な白の耀き。
冬の透き通った空気の中で、勝どきの隅田川テラスから築地市場越しに、遠目にもくっきりと「ダイヤモンドヴェール〈ホワイト・ダイヤモンド〉」が望めます。
因みに、当該日の日没~20:00、22:00~翌明け方迄は、定番の「ランドマークライト(冬バージョン)」が点灯。
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2017年1月25日 14:00
「寒の内」にて、まだまだ厳しい寒さが続きますが、浜離宮恩賜庭園では、菜の花畑の鳥よけネットが一区画分外され、春の訪れの気配が徐々に高まってきました。
約3,000㎡のお花畑に、約30万本植栽されていると聞く菜の花。
以前は一斉に種が蒔かれていたようですが、少しでも長い期間、来園者に開花を楽しんで貰おうと、2区画に分け、時期をずらして種が蒔かれています。
大手門出入口から入って左手の区画は、昨年10月25日に種が蒔かれた個所。背丈もだいぶ伸び、鳥よけネットが外されました。
右手の区画は約半月遅れで種が蒔かれたようですが、未だ養生中です。
この日は早速メジロが花蜜を吸いにやってきていました。
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2017年1月24日 18:00
銀座レトロギャラリーMUSEE(銀座1)にて、現在「銀座、次の100年のためのStudy展」が開催中です。
(2月19日迄)
同ギャラリーは昭和7年竣工のレトロビルを保存改修して平成25年に新たにオープン。
今回の企画は、銀座の都市景観を考える建築展で、これまでの銀座の歴史を俯瞰し、未来
(次の100年)の銀座を「MUSSEの可能性を引き出す」をテーマに、来廊者と共に考察検討=スタディする試みと聞きます。
因みに「スタディ」とは、建築の完成に向け、検討を繰り返すことの意との由。
各フロアと屋上でそれぞれ異なるテーマを設けて展示されています。
1Fの「銀座を訪れる」では、明治・大正・昭和の街の風景の写真絵はがきを紹介。
2Fの「銀座を問う」では、同ギャラリーの仮想リノベーション計画の建築模型などを展示。
3Fの「銀座を触る」では、現存するレトロなビルを地図上にマッピングした1000分の1の模型などを展示。
屋上の「銀座を見上げる」では、摩天楼と空の広がりを象徴する2枚の鏡を使ったインスタレーション「プラットフォーム」が設えられています。
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2017年1月21日 09:00
浜離宮恩賜庭園の早咲きの梅にメジロが訪れ、吸蜜中です。
早春に相応しい情景。
メジロはスズメ目メジロ科に属し、スズメよりやや小さく、留鳥あるいは漂鳥とされます。
頭部から腰は黄緑色、喉から胸は黄色、胸から脇腹は淡褐色。
目の周りの白いアイリングが特徴で、名前の由来ともなり、愛くるしい印象です。
メジロは他の小鳥同様、春夏は虫を、秋冬は果実を採食しますが、花蜜も好物で、筆状になった舌先で絡めた蜜を口に運ぶとされています。
同じく春を告げる鶯に比べ、警戒心は緩いとされ、里山や市街地でも庭木や街路樹などの花木を巡り、チィーチィーという地鳴きを鳴き交わす様子を見かける機会も多く、昔から人々に親しまれてきました。
メジロの特徴的な行動のひとつに、樹上に押し合うように並んで止まる習性があり、「多くのものが隙間なく並ぶこと」「物事が集中してあること」の喩え「目白押し」の語源となったと聞きます。
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2017年1月19日 16:00
1月10日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ「梅開花」が報じられました。
平年より16日早く、昨年と同日との由。
浜離宮恩賜庭園の梅林の開花の便りはまだですが、大手門口の枝垂梅や、お花畑脇の早咲きの「八重紅梅」「甲州最小」「八重野梅」などが咲き始めていま
す。
園が浜御殿と称せられる、徳川将軍家の別邸であった頃は、数多くの梅の木が植栽されており、馥郁たる香りに満ちていたと伝えられています。
現在園内の梅は、梅林に約80本、全体で10数種、約130本と聞きます。
昨年10月25日に種が蒔かれた菜の花畑は、ネットに覆われ未だ養生中ですが、園内は着実に春の訪れの気配が感じられます。
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2017年1月16日 09:00
1月12日、東京管区気象台から「初氷」が報じられました。
毎冬初めて観測される結氷を「初氷」、その日が結氷初日とされます。
12月以降、東京の最低気温0℃台は3日を数えますが、初氷ならず、5日ぶりに最低気温が0℃台に下がったこの日、4回目にしてようやく初氷の観測。
平年比26日遅く、観測史上、昨年の1月13日に次ぐ2番目に遅い記録の由。
次いで1月15日は、日本の上空にこの冬一番の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に広範囲に雪が降り続き、各地で今シーズンの最低気温を更新。
東京のこの日の最低気温はー2.3℃。
佃公園の池も一面氷に覆われました。
それでも子供たちは元気。
氷を割って喚声をあげていました。