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2017年2月 5日 09:00
晴海トリトンプラザ2F「i green ポケットプラザ花・水・樹 」の専属ガーデナーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。
今月は2月2日に開催されました。
サウストリトンパークの花壇ではストックが咲き誇っています。
緑のテラスには、この時期に相応しいフク
ジュソウ、セツブンソウ(左画像)が、また、さざなみ通り沿いの植樹帯にはフキノトウが顔を覗かせています。
花の中心の黒い部分(葯)が蛇の目模様に見えることから名付けられたとされるジャノメエリカ。
ゴモジュは、葉を揉むと胡麻の香りがすることに由来とする説、琉球王朝の宮殿の門前に植えられ、縁起木として好まれた御門樹に由来とする説等、諸説がある由。
クレマチスアンスンエンシスは、常緑性の冬咲きで、下向きに咲くユニークな花。
多肉植物のエケベリアも、小輪ながら、色鮮やかな花を付けています
この他に、まだまだ花数は限られますが、花のテラスを中心に、ナニワズ、キルタンツス、パンジー、ビオラなどが楽しめます。
今回は特別にバックヤードの腐葉土づくりの現場も見学させていただきました。
左から、フクジュソウ、ジャノメエリカ、ゴモジュ、クレマチスアンスンエンシス、エケベリア
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2017年2月 4日 09:00
東京駅から真っ直ぐに延びる八重洲通り沿い、八丁堀駅近くの「SHUNGOURMAND(シュングルマン)」(新川2)。
ランチタイムは、いろんなお肉の盛り合わせプレート、名付けて「大人のお子様ランチ ニクラシイ?」だけに絞ったメニューです。
地区再開発に伴うビル解体で閉店した、京橋
「東京バルバリ」の小池シェフが、"日常の中の小さな幸せを感じて貰いたい" と、2014年5月に立ち上げたお店で、店名は、食いしん坊や食べることが好きなお客様が集まる場所の意味を込め名付けられた由。
・熟成短角牛入りハンバーグ
・もち豚ロース ~固まりで焼き上げて
・大山鶏 ~フリット ネパール産有機スパイスのソース
・サルシッチャ(腸詰め) ~フェンネルを効かせた自家製
・『傾奇者(かぶきもの)』(六厘舎/浅草開花楼/日清製粉
共同開発粉)ナポリタン
etc.の盛り合わせ。加えてアミューズスープ。
表裏に"シャングルマン" "素敵な一日になりますように!" と書かれた旗が立てられた様は正に「お子様ランチ」です。
SSサイズ(女性限定)、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズがあり、Lサイズはヅケ仕立ての短角牛ロースがプラスされます。
Sサイズでもボリューム充分です。
夜は肉バル。〆のラーメンからやきめしまで幅広いメニューが魅力です。
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2017年2月 2日 12:00
新川公園 隅田川テラスの、陽当たりの良い中央大橋北東袂の植樹帯に植栽されている3本の河津桜が早くも開花。
カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種とされ、花色は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノと比較すると、花弁の赤みが強い印象です。
桜のシーズンの先陣を切って、通常2月上旬
頃から開花し始め、約1ヶ月後満開になり、かつ満開状態を一定期間保つのも特徴のひとつ。
6~8分咲きの頃が、花に勢いがあり、綺麗な花姿とされます。
開花時期はその年の天候に大きく左右されるようで、開花予測が非常に難しいと聞きます。
尚隅田川テラスの河津桜は、夜間も外灯の明かりで十分楽しめます。
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2017年2月 2日 12:00
立春目前ながら、まだまだ寒さ厳しい候。
この時期、浜離宮恩賜庭園内の花数はまだまだ限られますが、澄み切った柔らかい陽射しのもと、凛として咲く花のひとつがスイセン(ニホンズイセン)です。
スイセンはヒガンバナ科の多年草。
通常単にスイセンと云えば、「ニホンズイセ
ン」を指すことが多いですが、他の種や園芸品種を含むスイセン属の総称としても使われます。
ニホンズイセンはフサザキスイセン(房咲水
仙)の変種とされ、原産地の地中海地方からシルクロード、中国を経て渡来し、野生化したものとされます。
根際から生える葉は平たい線形。
外側の花被片は白、真ん中にある副花冠と呼ばれる筒状の部分は黄色のカップ型で、小輪で房咲き。
透明感のある清楚な甘さの中に、爽やかなフローラルグリーンの香りが特徴とされ、香気成分としては、シンナミックアルデヒド、ベンジルアルコール、ベンズアルデヒド、オイゲノールなどが報告されています。
冬の寒さを包み込む静かで穏やかな香りです。
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2017年2月 1日 12:00
1月24日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ「椿開花」が報じられました。
平年より16日早く、昨年より29日遅いとの由。
ツバキはツバキ科ツバキ属の常緑高木。
ツバキ属の他の種類と区別して、「ヤブツバキ」とも称せられます。
日本に自生する野生種は、「ヤブツバキ(ヤマツバキ)」「ユキツバキ」「リンゴツバキ(ヤクシマツバキ)」の3系統とされます。
ツバキの観賞は、茶道・華道が発達した、室町・安土桃山時代を経て、江戸中期に広く一般庶民の間にも普及したとされ、数多くの園芸品種が作出されています。
浜離宮恩賜庭園には、大手門出入口付近に、「カンツバキ」(サザンカの園芸種とされますが、異説もあり)が、梅林傍らに、枝が縦に伸びる立性品種の「タチカンツバキ」が植栽されていますが、文化財庭園で手を余り加えていないだけに、庚申堂鴨場周辺には「ヤブツバキ」が見られます。
花弁は平開せず漏斗型、多くの枝を分け、こんもりとした樹形です。
因みに、「寒椿」「冬椿」は冬の季語ですが、「花椿」は春の季語。