[サム]
2017年7月13日 18:00
四季を通じ、様々にパターンを変えるライトアップが楽しめる東京タワー。
ライトアップには、180個のライトで躯体を照らす、定番の「ランドマークライト」と、週末や記念日、イベント、プロモーション等に応じて点灯される、躯体から外に向かって輝き、総ライト数276個、17段ある光の階層が7色に変容する「ダイヤモンドヴェール」の2種があります。
7月7日、定番ランドマークライトがオレンジ基調の冬バージョンから白基調の夏バージョンに切り替わりました。
「メタルハライドランプ」と呼ばれるシルバーライトを使用し、白色を基調にすっきりと涼しげなイメージが特徴。
勝どきの隅田川テラスから築地市場越しに、遠目にもシャープなライトアップ意匠が望めます。
尚当日は、2008年にG8サミットが7月7日の七夕の日に開催されたことを受け、地球温暖化防止の為、20:00~22:00、全国のライトアップ施設や各家庭の照明の一斉消灯を呼びかける「クールアース・デー」。
東京タワーも当該時間帯は暗闇に包まれました。
[サム]
2017年7月11日 16:00
晴海トリトンスクエア館内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例の「ミニガーデンガイドツアー」が7月6日、開催されました。
今月は、「花のテラス」に加え、朝潮運河に面した傾斜花壇「サンプルガーデン」、朝潮運河とメインエントランス沿いのプランターに季節の花々が咲き誇る「フラワーロード」、メインエントランス前に広がる「ノーストリトンパーク」を巡るコース。
目下、焼け付くような陽射しの下、生命力を感じさせる、赤・橙・黄色系の花々が目立ちますが、そんな中、目に留まった、淡い白・ピンク系の花々を取り上げてみました。
直径1.5cm位の白い花が散らばるように咲き、大輪の 'カスミソウ' のような「オオバナノコギリソウ」、細かい毛が密生する花の手触りの「フランネルフラワー 'フェアリーホワイト'」、ふんわりと優しく柔らかな淡いピンク色の、匍匐性で分岐がよく、花期も長い、「ペチュニア 'さくらさくら' 」、小さなピンクの花が茎頂付近に多数咲く「コザクラノボタン」(ノボタンとは別種)、長く伸びた茎の先に、風に舞う蝶のような、白にピンクの縁取りが入る花を付ける「ガウラ 'サマーエモーション' 」、ビジョナデシコとも称され、玉咲きで、花色が移り変わり表情豊かな「ダイアンサス 'ノベルナクラウン'」・・・。
この日の都内の最高気温は30.7℃と真夏日。炎天下ではありましたが、今回もまた、「見て、触って、聞いて」、植物の生態、楽しみ方を学んだプランツウォークでした。
左から、オオバナノコギリソウ、イソトマ、マウンテンミント、ジニア、フランネルフラワー
左から、ペチュニア、ガウラ、ダイアンサス 'ノベルナクラウン'、コザクラノボタン、ヒメノボタン
[サム]
2017年7月11日 14:00
夏の訪れと共に「月島草市」の季節到来。
日時 7月8・9日 14:00~20:30
かつて盆の直前に立つこの市で、人々は仏壇に供える飾り物や供え物を求め、先祖霊を迎えたとされます。
時代と共に、仏事の簡略化、生活様式の変化、そして今では「草市」の品々はスーパーで身近に手に入ることもあり、その殆どが消滅し、僅かに「草市」の名を留めているのは月島西仲通り500mの通り全体に約150の露店・屋台が立ち並ぶ「月島草市」だけとも聞きます。
今日、地元商店街に加え、町会や各地の物産も集結し、お盆関連商品に代わって飲食物はもとより、昔ながらの輪投げ、くじ引き、ヨーヨーといった遊びに至るまで、様々な出店者が客を呼び込む声が響き、浴衣姿に着飾った女児から大人まで大勢の来街者で賑わいを見せています。
肝心の盆用品は二番街のフラワーショップ「ハナキ花園」の前にのみ、お盆飾り、ナスとキュウリを牛馬に見立てた籠入精霊馬、麻殻、焙烙、子供提灯等が並べられていましたが、存在感の薄さは否めません。
多彩で多くの露店・屋台と大勢の客を集める姿に変貌した「月島草市」。
夏の風物詩の新たな情景です。
[サム]
2017年7月10日 14:00
7月7日、「コレド室町1」5Fの日本橋三井ホールで、恒例の「アートアクアリウム2017 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム」がスタート。
会期:7月7日~9月24日
江戸の知恵と工夫を体感するイベント「ECO EDO 日本橋 2017 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」連携イベントで、江戸時代に庶民文化として金魚を観賞して涼をとったことになぞらえ、アート、デザイン、エンターテインメントとアクアリウムが融合した、今年で11年目を迎える水族アート展。
今回は「龍宮城」をテーマに据え、カラフルな熱帯魚も仲間入りして、合計約8,000匹とされる観賞魚が織り成す幻想的な世界が展開されています。
入口からメイン会場へと続く通路には、金魚の絵柄を施した九谷焼の器が設えられ、その中を優雅に泳ぐ金魚がお出迎え。次いで、江戸切子の鉢、頭上には江戸切子で形づくった天の川。
そして、メイン会場には、上部を覆わない横長の水槽を階段形式で展示する「華魚撩乱」、行燈をモチーフにした「アンドンリウム」、手鞠をモチーフにした「テマリウム」、屈折効果がマジカルな視覚をもたらす「プリズリウム」、世界最大級の巨大金魚鉢を七色に変化するライティングで華やかに演出する「花魁」の進化版「超・花魁」等々、龍宮城の世界が広がります。
今回の見どころのひとつは、玉手箱をモチーフに、アクリル板に金箔が施された新作の「タマテリウム」。背後には映像が動く掛け軸も飾られ、プロジェクションマッピングを使った新作「龍宮城絵巻」と共に、「浦島太郎」の世界観が表現されています。
[サム]
2017年7月 7日 18:00
「七夕」はご節句のひとつで、古来「星祭」と呼ばれていた由。元々は中国の因習で、日本伝来後、竹飾りの風習が生まれ、江戸期には寺子屋の発達により短冊を吊るし字の上達を祈ったとされ、今日まで、七夕に短冊に願い事を書いて吊るす習慣が受け継がれています。
築地波除稲荷神社では、境内に一対の大きな竹が設えられ、当日限定の星をあしらった夢を叶えるお守り「夢叶う守」(特製の短冊付き)が供され、神社の大竹に願い事を書いた短冊を吊るすことができます。
平安の頃の七夕は、宮中行事として笹の葉ではなく、梶の葉の裏側に願い事を書いたとされています。冷泉家に伝わる乞巧奠の飾りに習い、五色の布を吹き流しに見立て、「梶の葉」で結ぶ「夏詣の五色の吹き流し」を特別な象徴として、七夕まで、「夏詣」期間のみ、鳥居と本殿の茅の輪くぐりと天の川、十二支の石灯篭前に七夕飾りとして飾られています。