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2018年7月30日 14:00
享保18(1733)年、前年の大飢饉と疫病の流行で犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈願する「水神祭」に端を発すると伝わる「両国の川開き」の伝統を受け継ぎ、昭和53(1978)年に名を改め復活した「隅田川花火大会」。
41回目を迎える今年は、台風12号の影響で7月29日に順延して開催されました。
桜橋下流~言問橋上流の第1会場では、両国ゆかりの業者と、国内の代表的な花火大会で優秀な成績をおさめた業者を加えた計10社による花火コンクールが実施され、駒形橋下流~厩橋上流の第2会場と合わせて、約20,000発の花火が台風一過の夜空を飾ります。
隅田川大橋もビューポイントのひとつ。清洲橋越しに、川面を渡る心地よい風に吹かれ、東京スカイツリーのライティング「粋」と共に、大空に咲く鮮やかな大輪を楽しめます。
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2018年7月20日 18:00
毎月第2土・日曜日に月島第2児童公園で開催される「食べる、買う、学ぶ、体験」がひとつになった "都市型マルシェ" としては国内有数規模の「太陽のマルシェ」。
2013年9月からスタートした青空市場で、日本各地のご当地野菜や、季節毎、旬の食材をテーマに、全国から毎回約100店が出店し賑わいます。
7月は「ビアマルシェ」をテーマに、ホップの香り高いクラフトビールやキッチンカーで楽しめるビールに合うドイツ料理などが集結。
14日(土)18:00~21:00には、キッチンカー8店舗、物販10店舗、計18店舗による「太陽のマルシェ」史上初となる「ナイトマルシェ」が、一夜限りで特別開催されました。
いつもと違った雰囲気でマルシェが楽しめます。
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2018年7月17日 14:00
7月16日は海の日(祝)。東京港 晴海客船ターミナル及びその周辺では、2018 海の日行事 ~海と日本PROJECT in 晴海~ が開催されました。
本プロジェクトは、海洋国家日本として、海と日本人の絆を深く想い、海の恵みを次世代を担う子供たちに広げていくため、総合海洋政策本部・国土交通省・日本財団が主催し、オールジャパンで推進し、2015年から実施されている取り組み。この日は、海の船一斉公開の他、晴海客船ターミナル2F会場では、ワークショップ、展示会、セミナー等が開かれています。
今回一般公開される海の船は、商船三井の次世代型自動車運搬船「BELUGA ACE」、海上保安庁巡視船「ぶこう」、WNI気象文化創造センター 元南極観測船「SHIRASE」、海洋研究開発機構(JAMSTEC)支援母船「よこすか」「しんかい6500」。「BELUGA ACE」全長199.9m、全幅32.2m、積載台数6,800台の超大スケールが印象的です。
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2018年7月16日 18:00
毎年7月13~15日の3日間に亘り、佃1丁目の渡船場(佃の渡し)跡から佃小橋に通じる道路の中央に組まれた櫓の周りで開催される、夏の風物詩「佃島の盆踊り」。
初日の13日、大人の部に先立ち、18:00頃から可愛らしい浴衣姿の子供たちが、先達のリードのもと、元気な掛け声で踊り始めますが、櫓の周りの提灯をはじめ設えも例年と若干雰囲気を異にします。
今回の主催者は、新たに地元住民有志が設立した「歴史と伝統を守る 佃島盆踊りの会(盆踊りの会)」。
これまで長年運営に携わってきた「佃島盆踊保存会(保存会)」と主催権を巡る対立が顕在化し、区の仲介も力及ばず、纏まらず、"保存会" 側は来月同じ場所で別途開催する予定と聞きます。
参加者の数も心做しか少な目で、賑わいを再興し、古き良き伝統文化の健全な継承の観点からも、早期の事態収拾が望まれます。
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2018年7月12日 18:00
7月6日、「コレド室町1」5F日本橋三井ホールにて、夏の恒例イベント「アートアクアリウム2018 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム」が開幕。日本橋地区の夏のイベント「EDO ECO 日本橋 2018 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」連携催事で、"アート、デザイン、エンターテイメント" と "アクアリウム" が融合し、約8,000匹の観賞魚が幻想的な "涼" 空間を演出します。約3,000匹の金魚が舞い泳ぐ世界最大級の金魚鉢「超・花魁」や、錦鯉が乱舞する「アースアクアリウム・ジャポニズム」をはじめ、江戸時代の豪商がガラスの水槽を天井に作り、金魚を見上げて観賞していたという伝説を現代に蘇らせた「天上金魚」、12面に倍増された屏風をモチーフにした巨大金魚屏風「ビョウブリウムⅡ」などの新作も登場。
非日常的な "涼" 世界が楽しめます。
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2018年7月10日 18:00
7月1日~7日、築地波除稲荷神社では、星祭・夏詣(七夕の節句)が執り行なわれています。五節句のひとつ七夕は、古来「星祭」と呼ばれ、元来は中国の因習で、日本伝来後、竹飾りの風習が生まれ、江戸時代寺子屋の発達で、短冊に字の上達の願いを込め吊るして祈った慣習が今日まで受け継がれたと伝わります。
平安の頃の七夕は、宮中行事として笹の葉ではなく、梶の葉の裏側に願い事を書いたとされ、冷泉家に伝わる乞巧奠の飾りに習い、五色の布を吹き流しに見立て「梶の葉」で結ぶ「夏詣の五色吹き流し」を青海波とともに、「夏詣」の期間、鳥居と本殿の茅の輪くぐりと天の川、十二支の石灯籠前に、七夕飾りとして飾られています。尚、短冊付きの「夢叶守り」は1~7日限定。1~6日は「夏詣」限定御朱印、7日は「七夕」限定御朱印の授与が行なわれます。