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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「甘味処 初音」の「白玉粒餡あんみつ白蜜かけ」-人形町

[滅紫] 2017年9月30日 14:00

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深夜に放送されている「さぼリーマン甘太朗」という番組、ご存知ですか?今スイーツ好きの間で話題となっているもので、原作はコミックで歌舞伎俳優の尾上松也さんが営業担当のサラリーマンに扮し、仕事は完璧にこなすもののスイーツ好きなので営業で外出する際「サボって」スイーツ店に立ち寄るという設定、毎回採りあげるお店は和洋を問わず、実在のお店です。その1回目がこの「初音」でした。私は何と奈良に住む歌舞伎メイトからDVDが送られてきて初めて知りました。

 

「初音」は今更ご紹介する必要も無いほどの老舗の甘味処。創業は江戸末期の天保8年(1837)「初音」という店名は歌舞伎好きの初代が「義経千本桜」に登場する「初音の鼓」から取ったというのもご存知の方は多いことでしょう。私もお店の前は何回か通ったことはありましたがお邪魔するのは今回が初めてです。自称「あんみつ評論家」の友人とランチ後のデザートに六本木から遠征!?しました。店内はどこか昭和な雰囲気でほっとさせてくれます。「あんみつ」にする予定がメニューの最初にあった「氷宇治あずき」を見つけました。「今年最後かなー」とやはりかき氷にも目のない二人、意見が一致して「宇治あずき」を。

 

かき氷のガラスの器も如何にも昭和初期の感じ、白玉は別な小さなガラス皿に入っています。濃い目の抹茶とあずきの甘さとのコンビネーションが絶妙であっという間に空に。お喋りをしているうちに「やはり あんみつも」とお願いすると「白蜜ですか、黒蜜にしますか」と聞かれ、そういえばドラマの中でも甘太朗が悩んで結局お替りして2種類を食べていました。黒蜜は沖縄八重山諸島産の黒糖を使用しているそうです。私たちは流石に2種類は無理なので二人で黒蜜で1個を。何も言わないのに、小分けの器とスプーンが付いてきて感激。次々とお客様が入ってきます。皆さん顔馴染のようで、TVドラマを見てやってきたのは私たちだけかしら。

 

甘味処 初音

日本橋人形町1-15-6  TEL 03-3666-3082

11時-20時 日祝は18時まで 無休

 

 

 

リニューアルオープンした東京凮月堂ー銀座本店

[滅紫] 2017年9月27日 09:00

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9月13日にリニューアルオープンした東京凮月堂に久しぶりに寄ってみました。2階で軽くランチをいただくことに。窓際の席に案内されたので中央通が真下ですが通りの喧騒が全く聞こえない別空間。サンドイッチは2種類を選ぶことができそれぞれクロワッサンにサンドされています。

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東京凮月堂は明治5年(1872)の創業で今年創業145年にもなる老舗です。暖簾分けを受けた番頭の米津松造は研究熱心・アイデア豊富な人で日本で最初の貯古齢糖(チョコレート)を製造販売し、その後もビスケットを明治9年(1876)第一回の内国勧業博覧会に出品しています。

 

ビスケットに「乾蒸餅」と漢字の名前を宛てられたのには不満だったとか。その後もサンフランシスコに菓子製造法の勉強に行った長男からのレシピでシュークリーム・マロングラッセ・マシュマロなど文明開化の匂いのする当時の日本人が初めて見るハイカラな洋菓子を次々と考案・発売しました。明治10年には現在の銀座6丁目に移り、こちらではフランス料理も始めカレーライス・オムレツ。ビフテキなどハイカラ料理を8銭均一で提供しています。山本博文先生の「明治の金勘定」によると明治35年にカレーライスは5~7銭で換算すると今の値段で約1000円から1400円、ということは明治10年の8銭は結構高価ですね。5年後には創業150年になる凮月堂さんで「再現!創業時のハイカラ料理」が頂けると楽しいですね。そうそう「凮月堂」さんの店名は寛政の改革で知られている松平定信から自身の雅号を賜ったものだそうです。「凮」という字は「風」の*古字で現在凮月堂にしか使われていません。*古字―昔使われた文字や書体。現在は用いられていない

 

東京凮月堂 銀座本店

銀座2-6-8 電話3567-3611

10時―22時

 

 

85周年を迎えた二代目時計塔―銀座和光

[滅紫] 2017年9月25日 16:00

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現在、銀座のランドマークタワーとして知られている和光の時計塔が完成したのは昭和7年(1932)6月10日「時の記念日」のことです。設計は建築家の渡辺仁(1887-1973)第一生命館、旧日劇などの設計でも知られています。この時計塔が出来るまでの初代の時計塔をご存知でしょうか?初代の時計塔は明治27年(1894)に完成。

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当時の朝野新聞社の社屋跡地を和光の前身、服部時計店の創業者・服部金太郎が買い取って造られたものです。設計はアメリカ帰りの建築家・伊藤為吉です。伊藤為吉は発明家としても有名で特許を70も取得、当時「和製レオナルド・ダビンチ」と云われていたそうです。舞台美術の伊藤憙朔、演出家の千田是也は息子さんです。昭和29年(1954)6月10日からウエストミンスター式のチャイムが時を告げ、平成21年(2009)には経産省より「近代化産業遺産」に認定されています。

 

さてクイズです。

問題1時計塔の地上からの高さは?

問題2時計塔の高さは?

問題3長針の長さは?

 

解答は和光のHPをご覧ください

 

現在ブライダル・フェア実施中で「ブライダル・フェア中、ブライダル商品を15万円以上お買い上げの方はご希望により時計塔の前で写真撮影ができます。10月1日まで」

 

 

 

銀座で無料エステ体験は如何ですか?-Panasonic Beauty SALON銀座オープン

[滅紫] 2017年9月23日 14:00

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パナソニックが東京で初めてオープンしたBeauty SALONです。美容院ではなくて

美容家電を使ったエステを無料で体験できるサロンです。9月15日にみゆき通りに開いたサロン、1週間目にお邪魔してみました。基本的には予約制なのですが、ウイークデイで余裕があったので体験できることになりました。ラッキー!

 

まずは1階奥の「スノービューテイミラーによる分析」、「スノービューテイミラー」というネイミングがいいですね。「鏡よ、鏡」白雪姫になったつもりで鏡の前に。表示位置が決まったところでパチリ。分析が始まります。「しみ・しわ・毛穴・透明感・ほうれい線」「よい」から「悪い」まで5段階表示。結果は?内緒です。

 

分析結果のカウンセリングによりおすすめ機器が提示されます。私は保湿スチーマーと化粧品浸透のイオンエフェクターを試させてもらうことにして、2階へ案内されました。鏡とタブレットの前に家電が置かれています。私はこの後ランチの約束があり、化粧を落とすのには抵抗がというより面倒だったのですが、誘惑には勝てず、イオンエフェクターを試してみました。タブレット画面に使い方が表示され指示通りにやってみると何とも気持ち良い。担当スタッフの方の「お上手です」にも乗せられ、いい気分です。落としたお化粧は?心配ご無用。コスメビュッフェにファンデーション類が揃っていて自由に使えます。次回は予約して1時間の個室でのエステを試したいと思います。

 

目下「温冷スチーマー」OR「イオンエフェクター」を購入しようか迷っているところです。ヘアードライヤーもあり、製品の購入も可能です。

 

WEB予約url; http://pbsalon-ginza.resv.jp/ 

Panasonic Beauty SALON 銀座

銀座5-5-9 電話6280-6691

11時―20時 無休

http://panasonic.jp/beauty/salon.html

 

 

 

ギンザコマツ「天空神社」をご存知ですか?

[滅紫] 2017年9月20日 09:00

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銀座三越屋上の「銀座出世地蔵尊」を始めとして銀座のデパートやビルの屋上には神社がたくさんあります。今回ご紹介する「天空神社」はギンザコマツビル西館7階の屋上にあります。2012年のリニューアル時に屋上庭園とともに作られたものだそうです。私は知人から聞くまで全く知りませんでした。ご案内によると「三輪山をご神体とする奈良の大神(おおみわ)神社の原型を再現して鳥居の奥にある磐座(いわくら)に大物主大神をお迎えしている」そうです。手水鉢は京都の太閤石で作られているとのこと。11時から20時まで公開されていて7階にあるカフェの横の階段から入れます。余り知られていないらしく屋上全部ひとり占めのような贅沢で清々しい気分になれる場所です。この三輪明神はまさに「天空神社」です。

 

ギンザコマツビル  銀座6-9-5 

すずらん通りのコムギャルソンの入っているギンザコマツビル西館の7階から屋上へ。

自由に入れます。

 

 

「リサ・ラーソン展」が始まっていますー松屋銀座

[滅紫] 2017年9月18日 14:00

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「北欧を愛するすべての人へ」と題した「リサ・ラーソン展が13日から始まっています。

リサ・ラーソンは入場者入り口のパネルにある「ネコのミア」を始めとする犬などの動物シリーズ、ABCドーラなどの少女シリーズなどで知られるスウェーデンを代表する陶芸デザイナーです。「生まれ変わったら日本人になって日本で陶芸家になりたい」というほどの日本びいきだからでしょうか、どの作品も日本人好み。素朴で温かく、どこかトボケた、ちょっと情けない表情の動物たち、MEN、STRONG WOMENと題された人のシリーズも、何と当時のスウェーデンの財務大臣が現金出納帳を持って「貯金箱」になって登場したりします。顔の表情や身体とのバランス表現はどこかで見た、そう舟越桂や有元利夫の作品にも似ています。190点の作品が会場に一杯で見ている方たちの表情も楽しそうです。グッズコーナーもとても充実していて私は2日目に行ったのですが、グッズだけ日をあらためようと思うほどの人気です。可愛らしくてほのぼのした作品に会いにお出かけください。

「リサ・ラーソン展」25日まで  松屋銀座8階イベントスクエア 10時―20時

入場料一般1000円