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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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人形町せともの市、始まる

[北遊人] 2012年8月 6日 11:20

8月6日、7日、8日の3日間、恒例の"せともの市"が始まりました。

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残念ながら、雨のスタートとなりましたが大勢の方がお見えになり品選びをされていました。

お店は、家庭用品のせともの、漆器類から江戸切子、備前焼、有田焼等のブランドを掲げた店もあり

楽しめます。

主催は、蛎浜会(セトモノ問屋)であり、チラシの

"なぜ人形町で せとものまつり" を紹介します。

 江戸時代、日本橋川と箱崎川に挟まれた人形町一帯は、海路交通が便利だったことから、酒、砂  

 糖、醤油、穀物など、生活物資の集積所として、たいへん栄えました。

 それらといっしょに浜町、蛎殻町の陶磁器問屋が関東一円の家庭のうつわをまかないました。

 昔からの賑いを今に伝える「せともの市」を毎年8月の第一週の3日間、開催しています。

 

大観音寺前では、"ロクロ体験教室"も開かれています。

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もうすでに始まっているようです。

こちらは、会費 1500円(送料含) で、

"自分の手で世界に一つだけの作品を作ってみませんか?

 いろいろの釉薬をかけて、お家までお届けします。" とあります。 

 

 

 

能楽金春祭り 2012

[銀造] 2012年8月 4日 08:30

第28回、平成24年 "能楽金春祭り" が、8月1日から7日まで開催されます。

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 入手したちらしによると、

8月1日は対談「銀座金春通りと金春祭り」、2日は講演で「金春祭りと春日若宮おん祭」、3日は能楽体験講座(装束編)、4日には能楽体験講座(謡・仕舞編)がありますが、これらは全て事前申し込みが必要でした。残念!catface) でも、8月7日(火)には、「金春通り奉納能」をご覧になれます。happy01 午後4時より、金春通りにおいて、座席指定券をお一人様につき、1枚配布されますので、それを入手すれば座って鑑賞できます。開演は午後6時からで、場所は金春通り・スリーエイトビル前仮設御旅所です。古典芸能に触れるチャンスです。 是非、お出かけ下さい。 その後の、芸能鑑賞の意見交換も楽しみですね。金春通りには、江戸前鮨の銀座久兵衛など美味しいお店、restaurant名店があります。GINZA 9ビルの飲食店街は、良心的な値段moneybagで、飲食を楽しめますし、路地の間の居酒屋bottleも面白いかと思います。 皆さん、銀座の夏を楽しみましょう。Let's enjoy summer in Ginza wink

 

 

 

 

月島七不思議~第3話「住吉神社の祭り」

[下町トム] 2012年8月 2日 13:00

月島地域は江戸時代から在った佃島につながるように、明治になってから造成されたことは既に皆様ご存知のことかと思います。


H22祭.jpgごく自然に月島の人々は佃の〔住吉神社〕の氏子に組み入れられていきました。埋立地が新しく出来上がるごとに、氏子地域は、〔勝どき〕〔豊海〕〔晴海〕と広がっていったのです。そして今夏お祭りの季節がやってきました。月島地域の地元っ子の気分は日増しに高揚しています。(写真は前回の本祭りのときのもの)


月島ができるまでは佃島固有のお祭りだったのものが、この地域一帯の大きなイベントに発展していきました。そもそも、〔住吉神社〕は佃島の漁民が徳川家康との縁で摂津の国・佃(現・大阪市西淀川区)から移住してきたときに故郷の神社を勧請したものです。したがって、江戸時代には〝佃祭〟と一般に呼ばれていたようです。

浮世絵佃祭り.jpg江戸落語にも『佃祭』というネタがあります。主人公の男がたまたま引き止められて佃島で厄介になっていると、その間に乗っていたはずだった渡し舟が沈んでしまい命拾いするところから話が広がるのですが、人情と奇談の混じった変わった噺です。故・志ん生師匠がたまに演じておられました。

歌川(安藤)広重の浮世絵にも残る由緒あるお祭りです。

 

〝佃祭〟は月島一帯のお祭りになって、今では「住吉神社大祭」と呼ばれています。住吉神社の祭神は海を司る力を有しているといいますから、日本のウォーターフロント都市開発の発祥地ともいえるこの地の守り神としてはまさしくピッタリの神様なのかもしれません。


勝どき御旅所_R.JPG月島地域一帯に住吉神社のゆかりの建物があります。まず第一に〔勝どき〕に〝御旅所〟があります。住吉神社の大祭では宮神輿が本社を出てこの〝御旅所〟まで巡行し、一晩過ごしてから翌日また本社に戻ります。つまり神様が氏子地域を巡る旅に出るときの〝宿泊施設〟というわけです。


宵宮にはこの〝御旅所〟から各町内の世話人たちが勢ぞろいして神社まで歩いて参拝し、祭りの成功を祈願します。この折の儀式を「参拝式」とも「献燈祭」とも呼ばれます。

神輿庫_R.JPG〔勝どき〕には各町内の神輿庫がまとまって設置されています。一般に町内の神輿はそれぞれの町の適切な場所に設置されているものですが、このように1箇所にまとまって設置されている例は珍しいものです。神輿の出し入れや清掃の際には隣町同士のコミュニケーションも盛んになります。


晴海分社_R.JPG

また〔晴海〕には住吉神社の〝分社〟があります。1971(昭和46)年に晴海町会の発足とともに創建されました。この地域の水産加工業関係者の熱心な後押しがあったようです。やっぱり〝海の神様〟ですからね。ちなみに、住吉神社の〝分社〟はほかに江東区牡丹にもあります。この由来はまた別の機会にご紹介したいと思います。


201208御仮屋月島四の部_R.JPGさて、今年は本祭りの年です。3年に1回の本祭りを地元の皆はとても楽しみにしています。昨年、大震災のために延期になっただけに一層気持ちがた昂まります。8月3日(金)の宵宮に始まり、6日(月)まで、この地域一帯がお祭り一色に染まります。各町会ごとに神輿を安置する〝御仮屋〟も準備万端です。(写真は月島四の部、月島第一小学校前の様子)



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ちなみに、〝御仮屋〟とは、神様が一時的にお宿りになる仮のお社という意味であり、当然ながら神霊を遷した各町会の神輿が安置される聖域です。ほとんどの場合、その隣に〝神酒所〟が置かれます。氏子にお神酒を配る場所という意味ですが、実際には各町内の祭礼総司令本部という位置づけを果たします。

今年は宮神輿(八角神輿)が175年ぶりに新調され晴れてお披露目されます。いよいよお祭りムードが高まってきた月島地域。今週末の賑わいを皆さん是非お楽しみ下さい。


 

続きを読む: 月島七不思議~第3話「住吉神社の祭り」

 

築地本願寺 納涼盆踊り大会 8月1日から4日間

[銀造] 2012年8月 1日 08:30

 築地本願寺納涼盆踊り大会が、8月1日から4日まで、night毎夕19時から(土曜日は18時~)開催されます。 大変楽しいhappy01盆踊り大会で、お寺の境内では、地元のレストラン、料理店がbeer模擬店を出店し、美味しいものが沢山堪能できます。

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過去の盆踊り大会は、こんな感じで楽しかったです。http://www.chuo-kanko.or.jp/blog/2009/08/post-127.html 夕涼みがてら、お出かけ下さい。