[ジミニー☆クリケット]
2014年3月25日 09:00
-夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる-ウォルト・ディズニー
1923年に、ウォルト・ディズニーと兄のロイが、ウォルト・ディズニー・カンパニーを創業して、90年。松屋銀座では、3月19日から、ディズニーの90年を振り返る企画展「ディズニー 夢と魔法の90年展 ミッキーマウスからピクサーまで」が開催されています。開催初日、業務終了後、会場の松屋に驀地(まっしぐら)結構な混みようです
会場では、「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」監修のもと、テーマごとに、これまでに活動してきたアニメーターやデザイナーたちの作品など約800点が展示されていますセル画、フィギュア、模型、実写版の映画で使われた小道具類、コスチューム等々見どころ満載会場では、展示作品に関連した会場限定オリジナルグッズや会場先行発売の最新ディズニーグッズなども販売されています
会場は、松屋銀座の8階イベントスクエア。開催時間は、午前10時から午後8時です。会期は、4月7日(月)までですが、ここ松屋銀座を皮切りに、大阪、福岡など約1年半をかけて全国を巡回することになっています
ようやく暖かくなり始めた今日この頃、銀座でディズニーに浸りたい方は、是非お出かけください
[滅紫]
2014年3月15日 09:00
二人の「並行宙乗り」が話題の「空ヲ刻ム者」を見に演舞場へ。発売日を勘違いして慌てて申し込んだらほとんど満席になっていました。4月の大阪公演も完売状態とか。。。「スーパー歌舞伎」の新作への期待の高さが伺えます。三代目猿之助さんのスーパー歌舞伎第一作の「ヤマトタケル」が上演されたのが86年2月、10か月ロングラン、動員数50万人という一大ブームを起こしたのはまだご記憶の方も多いかと思います。話題になった先月の日経「私の履歴書」で猿之助さんが上演までのあれこれをお書きになっていましたね。それから28年・・・
幕が開きパッと照明がつくと浅黄色の裃姿の役者さん勢ぞろいの「口上」です。右近、笑也、笑三郎、猿弥さんの澤瀉屋一門に佐々木蔵之介、福士誠治、浅野和之さんの現代劇俳優がずらりと並び客席大拍手!「冷や汗に顔面蒼白」と佐々木蔵之介さんが笑わせてくれます。
作・演出は人気の前川知大さんです。お話は平安時代、仏像を彫ることの意味に悩む若き仏師十和(猿之助)と農民を救うため都に出て役人になる幼馴染の一馬(佐々木蔵之介)の友情と成長の物語です。「Ⅱセカンド」と銘打っているのは猿之助さんのインタビューによれば「歌舞伎と現代劇が同化するのではなく互いに自立して手を結ぶことで新しいものが生まれてくる」と話しています。お待ちかねの「宙乗り」猿之助さんは慣れたものですが歌舞伎初出演の佐々木蔵之介さんにとっては「全く初めて」です。8日目だっだので少しは余裕が出てきたようで途中から2人で手をつないで空中遊泳するとまたまた大拍手。かなり長い遊泳で大サービスです。宙乗りのあとは「大立ち回り」流石の身体能力でスピード感あふれ舞台狭しと動き回ります。凄い!の一言です。拍手鳴りやまずカーテンコール。それにしても蔵之介さん、「白塗り」ぴたりと決まりすぎ!です。立ち姿も堂々と様になっていてとても「歌舞伎初出演」とは思えない「舞台映え」のする姿です。笑也さんの女盗賊首領もカッコいいですし、文句なしに楽しめます。
「スーパー歌舞伎Ⅱ」の第一作を是非ご覧ください。
上演記念の限定版チョコレート(500円)29日までです。
チケットホン松竹0570-000-489(10:00~18:00)
[下町トム]
2014年3月13日 09:00
中央区はグルメの町でもあります。日本橋、銀座、築地、人形町・・・・おいしい店をあげたら数え切れません。
いつもは手ごろな値段のお店を探索して気軽に食事を楽しんでいますが、たまにはちょっと気取って高級フレンチを楽しんでみたくなります。
この日は、銀座一丁目にある「レストラン ドン・ピエール」を訪ねてみました。もともと「ペリニィヨン」という名前で30年の歴史を誇る老舗です。昨年京橋の店と融合して新たに「レストラン ドン・ピエール」として再スタートしました。
決して気取らない温かな雰囲気の店内には、大切なゲストを迎えてわくわくするような雰囲気があふれています。メニューには食指をそそられる品が並んでおり迷ってしまいます。特にステーキは柔らかくジューシーでとろけるようです。テーブルのたたずまいも非日常空間をたっぷりと楽しめるようにセッティングされています。隙のないサービス精神に脱帽します。
デザートも充実しています。今回はプリンをいただきました。ほのかな苦みと深い甘さが口の中で広がります。コーヒーを飲みながら今日いただいたものを振り返るのも至福のひとときです。大都会の真ん中でこうして落ち着いて食事を楽しめるなんてなんと贅沢でしょう。
お店の方にうかがったところ、今月20日にグランドオープンする「コレド室町」1~3のうち、「コレド室町2」地階に、系列店としてコンソメスープ専門店「ジュレ・ドール」を出店されるそうです。常に新しい形の味覚を求める姿勢に感心します。
中央区にまた新しい味のスポットが増えるのは楽しみなことです。
しっかり満腹、すっかり満足、のまま家路につきました。"銀座フレンチ"はとても魅惑的な美食でした。
[巻渕彰/写楽さい]
2014年3月12日 09:00
近年、住んでいる土地や地形への関心が高まっている。中央区の地形の成立は、江戸前島と呼ばれる半島状の砂州を中核として、その後、周辺が埋め立てられた、といわれている。
今回の歴史散歩は、その江戸前島の周縁付近を歩きながら沿道の名所旧跡を、4月、2回にわたって探訪するコース。主催は中央区まち歩きボランティアガイドの「中央区文化財サポーター協会」
→ただいま、申込受付中! 詳しくは「区のおしらせ中央」 3月11日号をご覧ください。こちら>>
(左図)「江戸の原型」(鈴木理生著『江戸はこうして造られた』ちくま学芸文庫版、2000年1月発行、p21から部分) (右図)国土地理院の電子国土ポータルサイトから「土地条件図」と「明治前期の低湿地図」を合成
江戸前島と現代の地形を見ていこう。
左図で中央の半島状一帯が江戸前島と呼ばれている。御茶ノ水と記された本郷台地の南に位置し、日本橋台地ともいわれる。尼店が日本橋付近で、将門首塚は大手町辺りであろうか。江戸前島の西は日比谷入江、東が海上である。
この江戸前島の地形をもとに江戸が造られていったといわれている。神田山を取り崩して日比谷入江を埋め立て、旧平川を外堀や日本橋川の源流とし、堀割で水路をつくる。旧東海道は江戸前島の尾根部辺りを通したとされる。江戸初期の町の様子は絵地図『武州豊嶋郡江戸庄図』が物語っている。
右図は最近公表された、地形構造が分かる最新データである。中央に逆「く」の字に折れ曲がった黄色の場所は「砂州」と分類される微地形で、左図の江戸前島とほぼ重なることが分かる。東京駅辺りはやや異なるが、新橋辺りが江戸前島の南端であることは合致している。右図は明治前期、つまり幕末期の中央区の姿ともいえる。水路が張りめぐらされ、月島はまだ存在しない。
この2図を重ね合わせると、今日の中央区中心部は江戸前島と呼ばれる砂州から誕生したといえるようだ。では現在、その痕跡はあるのだろうか。晴海通りや永代通りを東西にわたる地点で標高差を調べてみると、江戸前島の尾根部、現在の中央通りは周辺より標高(海抜)が高くなっている。外堀跡や楓川跡は江戸前島の外縁部付近と思われる。
今回の歴史散歩は中央区の地形形成の原点を探り、江戸・東京の歴史を見つめる、これまでにない新しい試みである。@巻渕彰
[滅紫]
2014年3月 6日 14:00
話題の「ぐりとぐら展」に行ってきました。2月始めに「みど」さんが紹介されていたので詳細はご存じかと思いますが、会期末まであと1週間となった今日も会場入り口前は携帯やデジカメで記念撮影の人、人です。入り口の係の方に伺うと「土日はもっと凄い人出でした」とのこと。来場者で目立つのは20~30代の若い女性と幼児連れのママさんたち、かなりご年配の方がお孫さんと一緒という組み合わせもちらほら。「ぐりとぐら」の幅広いファン層が伺えます。7作品からの原画コーナーは仕切られていてそれぞれの作品世界に浸ることができます。宮崎駿さんと中川李枝子さんとの何とも楽しい対談映像、出口付近には広々したカウンターに読書コーナーが設けられていて自由に作品を読むことができ、カルタ遊びに興じているのは何と若い女性たちです。幼稚園や保育園のお遊びの時間といった雰囲気。カードやカルタ、ハンカチなどのグッズに絵本、出口の物販コーナーも楽しめます。キャッシャーブースが多く設けられていて来場者を待たせないというのもいいですね。「ぐりとぐら」は196刷り!になっていました。
入場チケットのデザインが変っていて、そうなのです。これぐりとぐらが見つける大きなたまごのかたちです。展覧会企画担当者の遊び心が伺えてこちらまで楽しくなってきました。ウイークデーの昼間が比較的空いているそうです。
3月10日まで松屋銀座8階イベントスクエア10:00~20:00まで最終日は17時閉場