[ジミニー☆クリケット]
2017年2月 9日 12:00
銀座2丁目にあるギャラリー銀座の1階で、現在、佐久間真人個展「あの街の猫の夢」が開催されています
1998年から始まった個展が、今年で20年目だそうです
昨年の個展も、このブログで紹介させてもらいました。
会場に展示された作品の中で、猫のいる風景画は、レトロでノスタルジックな雰囲気を醸し出す作風で、まさに佐久間ワールド全開でした
特徴的な色使い、人の気配が消えた静寂感が絵の中に広がっています
一方で、新たに本の挿絵をされた原画も展示されていて、「猫のいる風景画」とは雰囲気が違っていて新鮮でした
佐久間氏は1973年生まれ、愛知県出身の画家・イラストレーターです
数多くの書籍や雑誌の装画や挿絵、CDジャケット、広告イラストなどを手がけ、多方面で活躍中です
開催期間は、2月6日(月)から12日(日)までです。
時間は、午前11時から午後7時までで、最終日は午後5時までとなります。
なお、ギャラリー内での写真撮影については、特別に佐久間氏にご了解をいただきました。ありがとうございます
ギャラリー銀座のHPはこちら ⇒
https://www.gallery-ginza.com/
[巻渕彰/写楽さい]
2017年2月 6日 16:00
中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)で、企画展「江戸の装いと出土遺物」が2月4日(土)からはじまった。中央区内各所の遺跡から出土した江戸期のかんざし類、煙管雁首、下駄などを錦絵などとともに展示している。会期は3月20日(月・祝)まで、月曜休館、入場無料。同館HP こちら>>
これまでの発掘現場は日本橋二丁目、人形町、八丁堀、明石町など各所にわたっている。今回の特徴は区内各所からの遺物を出土品種別に展示していることで、同種の形態などを比較できる。
テーマは「装い」。男女を問わず、頭の先から足元までの道具、装飾品、嗜好品、履物を展示している。鏡、かんざし類では銅製、ガラス製などがあり、細かい装飾が施されたものもある。
化粧道具には大小多種の紅皿、お歯黒用品などが揃っている。段重(だんじゅう)と呼ばれる2、3段重ねの瀬戸物容器には化粧品などを入れたようだ。
傘の骨組みの出土品も展示されている。竹製のようだ、柄と骨部が形を残している。小柄(こづか)と呼ばれる小刀の柄の部分には装飾を凝らしたものがあり、ペーパーナイフのように使ったのであろうか、詳しくは不明という。
煙管の雁首(がんくび)と吸口も多数展示されている。江戸期は喫煙率が高かったようで、ほとんどが真鍮製で大きさも各種あったことがうかがえる。銅製で幅4cm・高さ3cmほどの小物入れも珍しいという。用途は分からないが、丁番の蓋も付いたミニチュアサイズである。
足元では下駄が数多く展示されている。男女用・子ども用などのほか形態の違いなども見ることができる。これらの展示物から、主に江戸町人の暮らしぶりや装いを感じ取ることができる企画展である。@巻渕彰
[ジミニー☆クリケット]
2017年2月 6日 14:00
日本橋室町1丁目、中央通りに面して、日本橋三越本店の向かい側にある奈良県のアンテナショップ、奈良まほろば館で、「薬師寺花会式~春のお告げ~」の展示が行われています
花会式(はなえしき)は、正式には修二会(しゅにえ)と呼ばれる行事ですが、薬師寺では、十種の造花がご本尊に供えられるところから花会式と呼ばれ、奈良に春を告げる行事として親しまれています
十種の造花とは、梅、桃、桜、山吹、椿、牡丹、藤、百合、杜若、菊です
「奈良に春を告げる行事」と言えば、東大寺二月堂の「お水取り」が有名ですが、あれも正式には修二会です
奈良まほろば館の1階の展示スペースには、花会式で供えられる造花やパネルが展示され、花会式の映像上映が行われていました
開催期間は、2月2日(木)から14日(火)までです。
奈良まほろば館のHPはこちら ⇒
http://www.mahoroba-kan.jp/index.html
[ジミニー☆クリケット]
2017年2月 5日 16:00
銀座4丁目、ウインド銀座ビルの5階にあるギャラリー「Art Gallery M84」で、写真展「Audrey Hepburn」が開催されています
「ムーンリバー」(映画「ティファニーで朝食を」の主題歌)や「踊り明かそう (I Could Have Danced All Night)」(ミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」の挿入歌)のBGMが流れる中、オードリー・ヘプバーンを見られる幸せ感、最高です
ギャラリーには、「ローマの休日」などの映画のワンシーンやポートレート作品を主に、ゼラチンシルバープリントのモノクローム作品で約23点が展示・販売されています
「永遠の妖精」は、モノクロームの写真の中で輝き続けてます
ちょうど1年前に、このギャラリーで開催された写真展「オードリー・ヘプバーン」に続く2回目の開催となります
ギャラリー内では、グッズの販売も行われています
カレンダー、ポストカード、クリアーファイルなどなど
開催期間は、1月30日(月)から3月4日(土)までです
開館時間は、10:30から20:00までです(最終日は17:00までとなります)
会期中は無休です
なお、ギャラリー内での写真撮影については、特別にご了解をいただきました
Art Gallery M84のHPはこちら ⇒
http://artgallery-m84.com/
[ジミニー☆クリケット]
2017年2月 4日 18:00
日本橋三越本店の新館7階ギャラリーで、「薬師寺慈恩殿 奉納障壁画展」が開催されています
ご承知の通り、薬師寺は、奈良西ノ京のある法相宗の大本山で、南都七大寺の一つに数えられる古刹です
本尊・薬師三尊像や東塔(いずれも国宝)が有名で、1998年には、古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されました
「慈恩殿」は江戸時代に創建され、1988年に現在の玄奘三蔵院伽藍に移設されました。
その慈恩殿に、細川護熙さん(元首相)が、全66面(108枚)の障壁画を奉納することとなり、2019年の完成に先駆けて北面23面(37枚)が展示されているものです
併せて、薬師寺に奉納された「散華」と慈恩大師の坐像など貴重な寺宝の一部も展示されています
散華は、法要の際にまかれるレンゲ型の紙片で、今回展示されている散華は、平山郁夫、東山魁夷、小倉遊亀、小磯良平、上村松篁、奥村土牛、熊谷守一、中川一政、小泉淳作、片岡球子、加山又造などなどなど日本の錚々たる作家によって描かれたものです
散華の極めて限られたスペースの使い方に作家の個性が出ていて面白かったです。
また、細川氏の障壁画は黄色がとても印象的でした。完成が待たれます
開催時間は10時30分から19時までで、開催期間は2月6日(月)までです。
日本橋三越本店のHPはこちら ⇒
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/index.html
[ジミニー☆クリケット]
2017年2月 3日 18:00
松屋銀座8階のイベントスクエアで開催中の、「第32回 東京私立小学校児童作品展 ほら、できたよ -喜びを色と形に-」です
開催期間は、2月1日(水)から6日(月)までです
これは、毎年恒例となっている、東京の私立小学校の児童による作品展です
27校もの出展で、展示された作品一つ一つからみなぎるパワーに圧倒されます
造形の力強さとはっきりした色使いがどの学校の作品にも共通しています
まさに、サブタイトル通り、「喜びを色と形に」した作品が展示されています
平日お昼にお邪魔しましたが、会場には熱心に作品に見入る人がたくさんいました
松屋銀座のHPはこちら ⇒
http://www.matsuya.com/m_ginza/