[滅紫]
2018年4月24日 14:00
人ごみの中から「黒フレームのめがね、赤白シャツ、ニット帽が目印」のウォーリーを探し出す「ウォーリーをさがせ!」は世界中で人気の絵本シリーズです。2017年に誕生30周年を迎えたのを記念したウォーリー展が4月18日から始まっています。貴重な原画の日本での公開は初めてとあって会場にはたくさんの親子連れ。1987年に初めて刊行された"In Town"の時のウォーリーの顔が段々シリーズを重ねるごとにシャープな顔に変わっていくのがわかるのも面白いです。こどもと探す競争をしたのを懐かしく思い出しました。
展示の終りのところに「紅茶花伝を持ったウォーリーを探せ」コーナーがあり、幌馬車に積み込んだ荷物が全部「紅茶花伝」になっているのも可笑しくて楽しめます。なかなか探せない私の様子をみて隣の方がそっと教えてくださいました。
隣の展示スペースでは「MOE 40th Anniversary 5人展」が同時開催中。島田ゆか、酒井駒子、ヒグチユウコ、ヨシタケシンスケ、なかやみわー」と「MOE」でデビューした今人気の絵本作家ばかり。私は図書館で子供たちへの読み聞かせのお手伝いをしているのですが、先週採りあげたばかりの本が2冊もあり、嬉しくなってしまいました。原画200点は楽しめます。GWにお子様とご一緒にご覧になるのにおススメです。
「ウォーリーをさがせ」「MOE 40th Anniversary 5人展」
松屋銀座 8階イベントスクエア
5月7日まで 10時―20時 最終日は17時閉場
ウォーリーをさがせ」入場料 一般1000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円
「MOE 40th Anniversary 5人展」入場料 一般800円 高校生600円 小中学生400円
[ジミニー☆クリケット]
2018年4月24日 12:00
東京国立近代美術館フィルムセンターは、今年の4月1日から、独立行政法人国立美術館の6番目の美術館「国立映画アーカイブ」になりました
その開館記念の展覧会第一弾として、現在、「国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより」が開催されています
場所は、京橋3丁目、鍛冶橋通りに面した国立映画アーカイブ本館の7階展示室です。
「影武者」東ドイツ版(1981年)
開催期間は、4月17日(火)から9月23日(日)まで。
開室時間は、11時から18時30分までですが、入室は18時までとなります。
なお、月曜日はお休みで、期間中の8月7日(火)~12日(日)、9月4日(火)~7日(金)もお休みですので、ご注意を
黒澤明監督は、言うまでもなく世界の映画史上においても確固たる地位を占める映画監督です
私は、黒澤監督の作品が大好きで全作見ていますが、ここで「黒澤監督のここがすごい」などというテーマで話し始めると、ブログが終わらなくなりますので、このポスター展のご紹介に徹したいと思います
「蜘蛛巣城」イタリア版〔2シート判〕(1959年)
今回の展覧会では、黒澤明の研究家である槙田寿文氏のコレクションから、世界30か国にわたる黒澤映画のポスター84点を中心に、海外とのかかわりを示す資料も多数展示されています
会場には、まさに「世界のクロサワ」を実感できる世界各国の映画のポスターが展示されています
その現物を間近に見られる貴重な機会が、この展覧会です
「天国と地獄」イギリス版(1963年)
私も、ポスターの実物を前にして、こんなに数多く、世界中の国々で黒澤作品が上映されていたんだと巨匠クロサワの偉大さを改めて実感させられました
展示されているポスターは、そのお国柄も感じさせられてそれぞれにすばらしく、特に、西ドイツの名デザイナー、ハンス・ヒルマン氏による238×332cm()の「七人の侍」8枚組ポスターは、大迫力でした
日本初展示だそうです
「生きる」アルゼンチン版(1950年代)
是非、国立映画アーカイブの開館記念企画となるこの展覧会にお立ち寄りください
なお、会場での写真撮影については、取材のため特別にご了解をいただき、ポスターの画像については、国立映画アーカイブよりご提供いただきました
ありがとうございます
「赤ひげ」タイ版(1965年)
「国立映画アーカイブ」当展覧会のHPはこちら ⇒
http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/kurosawaposters/
[JRTフェルト]
2018年4月23日 18:00
[ジミニー☆クリケット]
2018年4月22日 12:00
銀座5丁目にある画廊「ギャラリーサロン TACT」で、山中翔之郎さんの個展「パステルで彩る猫たち&・・・鮮と淡」が開催されています
こちらのギャラリーサロンでの開催は、3回目だそうです
場所は、GINZA SIXのお隣、みゆき通りとあづま通りの交差点に面したニューセントラルビルの5階です。
開催期間は、4月19日(木)から25日(水)までです。
時間は、11時から19時までですが、最終日は17時までとなります。
会期中はお休み無しです。
私はお昼にうかがいましたが、何人もの方が会場におられ、熱心に作品を鑑賞されていました
パステル画といっても、淡くて柔らかい感じ(まさにパステル調)の作品だけではなく、シャープで細密な作品も展示されていて、山中さんの技法の奥深さ、幅広さに感動しました
鮮やかな色彩の「瞳シリーズ」の猫の目は、眼球自体の透明感や潤いまで写し取られていて恐ろしいほどです
今回は、新作を含めた約30点が展示されています
また、ポストカード、一筆箋、カレンダーの販売コーナーもあります
次回の山中さんの個展開催のご予定は、聖路加第一画廊での7月16日(月)~21日(土)だそうです
こちらは何と32回目の開催になるそうですよ
なお、ギャラリー内での写真撮影については、山中さんにご了解をとり、作品についてもご本人から直接ご丁寧な説明をしていただきました
「擦筆(さっぴつ)」についてのご説明、ありがとうございます
ギャラリーサロン TACTのHPはこちら ⇒
http://gallerysalon-tact.com/
今年1月、山中さんの聖路加画廊での個展を紹介したブログはこちら ⇒
/archive/2018/01/post-4929.html
[ジミニー☆クリケット]
2018年4月21日 14:00
銀座6丁目、みつわビルの地下1階にある画廊「REIJINSHA GALLERY」で、柴田梓さんの初個展「柴田梓展 -ノノカミ-」が開催されています
みつわビル1階は、「宝石のミワ」さんです。
開催期間は、4月13日(金)から4月27日(金)までです。
時間は、12時から19時までですが、最終日は17時までとなりますので、ご注意を
日曜日と月曜日はお休みです。
柴田梓さんの大学生時代から一貫したテーマが「狼」なのだそうです
作品は、和紙に水干絵具と岩絵具で描かれ、箔も用いられています
間近で拝見すると、狼の毛並が細密に描かれ、箔が効果的に用いられ、神々しさを感じさせる作品です
白くて神々しい狼を見て、宮崎駿監督の長編アニメーション映画「もののけ姫」に出てきた「モロの君(二本の尾を持つ白く大きな数百歳の犬神)」を思い出しました
モロの君役の美輪明宏さんの声まで思い出しました
銀座の大通りから1本入っただけとは思えない静かな落ち着いたギャラリーで、ゆったりとした時間がすごせました
なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました
REIJINSHA GALLERYのHPはこちら ⇒
http://www.reijinsha.com/