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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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中央FMのお隣

[りょうきち] 2013年7月30日 14:00

最近、機会があって中央FMを訪問することがありましたが、新しく京橋にできた東京スクエアガーデンのB1に移動していました。スタジアは外から丸見えのガラス張り。収録は今までより緊張しました。あんまりうまくいかなかった 何か飲みたい そんな収録の打ち上げとして最適な店を発見しましたので紹介します。


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場所は中央FMの隣。店名は、「獺祭Bar 23」、日本酒好きの人には言わずと知れた、うまい酒、旭酒造「獺祭」の名称が入っています。実際、獺祭が東京に初めて出したアンテナショップ的なお店で、ストア&バーというスタイルになっています。様々な種類の獺祭が飲めるだけでなく、おいしい食事も摂れるバーとなっています。

 

まずは入ってみての雰囲気。私の目に入ったのは、写真のようにどかんと各種の獺祭が置かれている冷蔵庫。ガラスで見えるようになっているので、ショウケースとしての効果があります。獺祭の蔵元には行ったことがないのでこんなにたくさんの種類の獺祭に会ったのははじめて。少し圧倒されます。調度のよさそうな、椅子、テーブルは落ち着いたバーの雰囲気を演出しますが、バーテンダー(日本酒バーでこの呼称でよいのか?)の後ろにはライトの前にグラスが並べられていて重すぎる感じはしません。きっと、冷蔵庫のガラスといっしょに、透明感を表現しているような印象を感じたのでしょう。コンビニエンスストアや近所の酒屋でもこのような冷蔵庫兼ショウケースであるのに、このような雰囲気にはなりません。それはやはり陰影をつけた光のコントラストの工夫なのでしょう。

 

このようにきれいなお店で、何を飲もうかと気がはやります。この気持ちをどう鎮めようかとメニューに目を通すと、テイスティングのセットがありました。今の自分が求めていたものはこれでした。3種類と5種類があるのですが、迷わず、5種類を選択しました。ちなみに内容はスパークリング(発砲)のにごり酒が2種類、通常の純米酒で精米割合などが異なるもので3種類ということでした。5種類の目玉は、高級指向の新製品「磨 その先へ」が入っていたことでして、それ故にこちらを選択しました。出てきたお酒は、下の写真のようになります。

 

D1IMG_1722.JPG同じ蔵元のお酒がこんなに様々な味をしているのか、とちびちび進めていたのですが、おいしすぎます。テイスティングの常でありますが、あっという間においしいお酒は胃の中に収まってしまいます。少し贅沢な打ち上げになりました。楽しい瞬間は短いものです。今度は別の種類を通常サイズで飲みたいなあ、という思いを感じながらお店を出ました。中央FMの方々はまだ仕事中のようでした。よいお店で飲んだおかげで、少し感じた挫折感は収まり、気分転換は成功です。

 

この店を紹介する、東京スクエアガーデンのHPのアドレスは次の通りです。

http://tokyo-sg.com/shop/b1_15.html

暑い日が続きますが、涼を求めて、これからも中央区の夕べから夜を楽しむべく、いろいろなお店を訪ねたいと思います。

 

 

新富町のビストロ「Sensibilite(サンシビリテ)」

[杏葉牡丹] 2013年7月28日 09:00

銀座と築地に隣接する新富町は、新橋と同様に、かつてはたくさんの料亭があった、粋な町。

知る人ぞ知る、隠れ家的な美味しいお店が、幾つもあるエリアです。

 

その新富町につい最近オープンしたフレンチが、Sensibilite(サンシビリテ)です。

小さな肩のこらない居酒屋、という意味の『ビストロ』という呼び名がぴったりのお店で、席はテーブルが4つとカウンターが4席。

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ck1203_20130725 (2).jpgカウンター席の前はガラス張りになっていて、シェフが料理を作っている姿を見ることができます。

今作っているのが私のかしらとか、へぇーあんな風に盛付けるんだとか、飽きずに見入ってしまいます。

 

ランチは、前菜とメインにパンと飲み物が付いて、1200円。

デザートはプラス200円です。

前菜もメインも、魚系と肉系の二種類の中から選びます。

 

私は、前菜には魚貝のマリネ バジリコ風味、メインは白身魚のグリエ 静岡産有機野菜添えに、コーヒーを選びました。

 

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マリネはイカ、蛸、小海老、アサリがたっぷり。

ソースはマイルドでちょうど良い感じ。

添えられた生野菜も新鮮でしゃきしゃきしていましたが、びっくりしたのは、キュウリの輪切りが、星型やハート型になっていたこと。

これは型抜きをした訳ではなく、そうした形になるように作っている、農家があるのだそうです。

 

ck1203_20130725 (5).jpgそして出てきたメインは、あっさりとした白身魚にきれいに焼き目がつき、さりげなくソースがかかっていましたが、こちらも添えられた野菜の美味しいのに感激。

グリーンアスパラ、かぶ、オクラ、インゲン、モロッコインゲンは軽くボイルされていて、とても鮮やかな色合いで、甘さと野菜本来の味がしっかり出ています。

これは、静岡から毎日送ってもらっているのだそうです。

最後はたっぷりのコーヒーをいただいて、大満足でした。

 

この後に用事があったので、ワインは頼まなかったのですが、やはり美味しい料理には美味しいワインは欠かせませんね。

今度は夜にもう一度行ってみたいお店です。

 

Sensibilite(サンシビリテ) 

 

住所 中央区新富町1ー8ー7 新和ビル1階

電話 (6280)3481

営業時間  ランチ11:00~14:00、ディナー18:00~23:00

定休日  日曜日

 

 

 

銀座ラトゥールでお誕生日ディナー

[まぴ★] 2013年7月27日 09:00

先月の誕生日に、交詢社ビルにある銀座ラトゥールでお祝いしてもらいました。

 

ここも前から行きたかったお店で、

総料理長はパリのトゥールジャルダンで修行を積まれた清水シェフ。

希望でシェフと写真撮れたり、厨房を見学できたりします。

今日は誕生日で来てるので希望しなかったのですが・・・。

本日はozmallで申し込んだプラン

15000円(サ別)でコースになんとグラスワインが3杯もついています。

銀座のフレンチで、この内容にこの価格はかなりお得です!

そして、差額を払えば自分でちょっといいワインも選べます!

これがワイン好きにはすごく嬉しいサービスです★


 

1杯目はシャンパンで乾杯!

そして私のパンには、こんな焼き印が(*^^*)

おまけにこのパン焼きたてでめちゃ美味しいです。

 

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そして、アミューズのあと前菜がいきなりフォアグラ。 でもフォアグラ大好きなので大歓迎です。

 

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ここで白を注文。好みの樽甘系、ピュリニーモンラッシェ★

ただ、次も穴子の赤ワイン煮とマグロのグリエなので、

このモンラッシェは魚用においといて、ボルドーの赤を注文。

メルロー主体でそんなに重くない飲みやすいワインでした。

 
次にイサキのポワレ、バターナッツソース これはモンラッシェとばっちりでした。

お魚はもちろん、回りの温野菜が何気に美味しかった。

 

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そしてワインがなくなってきたので、赤を追加で注文。

メインのお肉にはジュブレ・シャンベルタンにしました。

 

お口直しのヨーグルトのシャーベット!この日は蒸し暑かったので美味し★

 

そしてメインは前沢牛産和牛サーロインのグリエ やっぱりサーロイン美味しい~(*^^*)

やっぱりメインは美味しい牛がいいな!

 

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そしてデザートが控えてるにもかかわらず、

ホームページでチェックしてたチーズが食べたかったので別で注文。

その種類の豊富なこと! ワゴンも豪華で、過去のお店の中で一番多かったと思います。

その中から、大好きなロックフォール、カマンベール、コンテをチョイス。

カマンベールの皮の部分がリンゴ風味で、激旨でした。

 

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そしていよいよケーキ~(*^^*)

実はこのコースの中にはワゴンデザートかホールケーキの どちらかがついてるのですが、

ワゴンデザートがれ6月でなくなるということだったので、追加で両方にしてもらいました。

 

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写真もたくさん撮ってもらい。

お店のカメラで撮った写真はA4サイズで

印刷したものをシェフのサイン入りでプレゼントしてもらえます。

そして同じリコーのカメラなのに、お店の照明用にセットしてあり、

上手に撮れていたので、データをメールで送って頂きました。

 

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しかしこの辺からもうお腹がはちきれそうで、 服が破れるのではという状態でした(笑)

 

ワゴンデザートも4種類くらい選んでしまいました。

でもこの日は特に蒸し暑くやっぱりアイス系とかゼリー系が美味しかった(*^^*)

消化によさそうなハーブティーもちょっと苦くてよかったし。

 

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今回思ったのは銀座でイタリアンとかフレンチとか結構行ったけど、

お誕生日プランのあるお店は、スタッフさんがすごく気さくで、

きめ細やかなサービスをしてくれるお店が多いです。

  

そしてこの銀座ラトゥールはフレンチでは珍しい女子2人組も結構いて、

それだけ親しみやすいお店なんでしょうね(*^^*)大満足のお誕生日でした!

 

銀座ラトゥールのホームページ

 
 

 

 

区内で出逢った素敵な人 ~その3~ 「日中友好は身近なところから」

[下町トム] 2013年7月26日 09:00

中央区にお住まいされている方、あるいは勤められている方の中から、素敵な人をご紹介することにしています。今回は第3回目です。
お訪ねしたのは、銀座2丁目にオフィスを構える「飯沼総合法律事務所」の顧問であり、法学博士である胡健芳さんです。 ティファニービル.JPG

 

銀座のメインストリートにひときわ眼を引くオシャレな〔ティファニー〕のビル。その7階に「飯沼総合法律事務所」が入居されています。ある日の夕方、こちらに胡さんをお訪ねしたところ、気さくにインタビューに応じていただきました。にこやかに丁寧に対応していただいたので、少し緊張していたぼくの気持ちもすっかり和らぎました。

 

胡さんは、中国・上海のご出身。名門・復旦大学をご卒業後、海外への留学を決意されました。米国、豪州、日本の3国に絞り込んだ結果、日本に決められたそうです。日本を選んでいただき、嬉しく思います。ただ留学前には日本のことをそんなに詳しく知っていたわけではなく、日本語もほとんど話せなかったそうです。そんななか勇気をもって決断し実行された行動力に頭が下がります。

 

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日本では上智大学で法学を学ばれました。大変良い先生にめぐり合えたそうです。その後も法律の勉強を続けられ、今では、諸外国とのビジネスにおける契約のアドバイスやコンサルティングを主なお仕事にされているとのことです。著書もいくつか上梓されています。海外ビジネスがますます進化する現代においてはご活躍の場が一層拡がっているようです。

 

 

トム 「海外でのビジネス展開において必要な考え方はどのようなものでしょうか?」

胡さん 「哲学+ビジネス+法律の3つがきちんとつながることです」

トム 「そうですね。うっかりすると目先の利益に眼を奪われて本当にやりたかったことを見失うことにもなりかねませんね。〝哲学〟って大事ですね」

胡さん 「そのとおりです。何か迷ったら一度原点に戻って考えてみるということが大切です。すなわち〝哲学〟の無いビジネスは長続きしません」

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胡さんは「ビジネスには〝哲学〟が大事」とおっしゃるように、普遍的な価値について深く考察されているようにお見受けしました。事実、高校時代から興味があったという「兵法」をどうビジネスに生かせないかと思案されているとのことです。日本でもよく知られている「孫子の兵法」のほか、有名な「兵法三十六計」の一部を教えていただきました。36のうちの一つ「抛磚引玉」というものは「価値の無いものを敵に渡して、価値の高いものを手に入れる」という意味だそうですが、確かに現代の外交やビジネスでも使える教訓だと思います。ちなみに「三十六計逃げるに如かず」という言い草はこの兵法には直接関係無く、恐らく誰かが「兵法どころかとにかく逃げろ」というような意味で用いたもののようです。

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胡さんと話していると、けっこう話が弾んで、とてもリラックスした気分にさせていただけました。胡さんのお人柄だと思います。日中間では政治的にはギクシャクした部分もありますが、こうして身近なところから心を開いて交流することの重要性を再認識しました。隣国同士なんですから〝日中友好〟を進めたいものです。

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帰りがけに胡さんに〝おすすめのランチスポット〟を教えていただきました。同じ銀座2丁目にある〔ミキモトブティック〕3階にある〔ミキモトラウンジ〕。1,500円でゆったりと豊かなランチタイムを愉しめるとのことです。う~ん、確かに素敵そうだけど、男一人では入りにくい感じがします。でも一度訪れてみようと思いました。

 

 

胡さんとの爽やかな会話を終えて銀座の町に足を踏み出せば、夏の宵の薄明るさの中に都会のおしゃれなセンスが風に舞っていました。

 

 

人形町に涼を求めて<壽堂 氷羊羹>

[whatever] 2013年7月25日 14:00

 梅雨明け後の連日の猛暑も少し和らぎ、しばし過ごしやすい日が続いていますが、それでも日が高くなれば、家の中は蒸し暑くなってしまいます。室内での熱中症が意外と多いというニュースが頭をよぎり、少し前に見かけた、人形町にある壽堂(ことぶきどう)の入り口横の貼り紙を思い出し、涼を求めに身支度開始。
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 壽堂は人形町通り沿いにあり、「黄金芋(こがねいも)」という銘菓が看板商品で、お店の近くを通るとほんのりにっきの香りが漂っています。が、今回の目当ては「氷羊羹(こおりようかん)」。
 氷羊羹って何だろう?あずきバーみたいなものなのか・・・とあれやこれや想像しながら、3本くださいとお店の方に注文。冷凍庫から出てきた実物は、なんとも可愛らしい、竹串に刺さった羊羹でした。心の中で「おぉっ!」と感嘆の声を上げ、支払いを済ませ家路を急ぎました。
 
 大きさは1〜2cm角、長さ7cmほど。口触りはさっぱりしていてべたつかず、上品な甘み。ダラダラと溶け崩れることがなく、しゃりっとしているのにしっとりした味わいでした。2本、3本と食べ進めたいところをグッと我慢して、残り2本は冷凍庫へ。また暑い日に大切にいただきます。
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 8月上旬に、人形町通りでせともの市が開催されます。氷羊羹は夏季限定の商品とのことですので、お越しの際は氷羊羹でひと時の涼をお楽しみください。

京菓子司 壽堂(ことぶきどう)
中央区日本橋人形町2−1−4
氷羊羹 1本100円
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅7番出口が便利です。
 
せともの市
毎年8月第一月〜水曜日開催(2013年8月5〜7日)

 

 

Re-Fish食堂

[王冠とあざみ] 2013年7月24日 09:00

中央区築地。

都心のど真ん中にあって、食、とりわけ海産物の聖地であることは明々白々。

しかし、『安くて旨い』魚を求めて築地を訪れたとしても、市場内はプロ御用達、

定食屋よりは、寿司屋で築地を満喫される方が多いと想われる。

 

『けれど、せっかく築地に来たのだから、もうちょっと魚の違う食べ方をしてみたいな』という方に

今、大人気の食堂がある。

築地場外案内所「ふらっと築地」裏手、Re-Fish食堂

 

水産庁の上田勝彦氏のもと

「魚を食べる事」 「魚の大切さを伝えていく事」 「魚を知る事」

すべてがRe-Fishアクションである

という志を共にする

築地市場関係者、割烹・居酒屋・食堂の店主、海洋大学関係者、グルメメディア等

とにかく『魚・LOVE』な人々が集う活動展開のひとつで、

8月まで(8月のいつまでかは定かではない)の期間限定だ。

 

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店長は森山さん。

千葉県富津市から車で通勤している。

刺身のツマにする大根の桂剥きする手際を惚れ惚れと眺めていると

流れる手は止めずにお話くださった。

 

ツマを作ることひとつとっても、特別じゃない、普通のことやってるだけ。

スライサーが無い時代はこうしてたでしょ。

今の『食』は与えられる文化に慣れ過ぎているから

味覚の形成が無く、味の奥深さを知らずにいるのでは?

新鮮だから、高価だからって美味しい訳じゃない。

もっと自分の舌を信用したらいい。

 

だからホワイト・ボードの

「魚にまじめな定食屋です」の下に書かれている食堂のメニューには

聞きなれない、りゅうきゅう丼(大分)、湯煮(北海道・東北)、などあるが

何のことはない、郷土の漁師料理なのだ。

しかし、向き合う心意気が伝わり、何気ないものがすべて美味しい。

 

定食もいいけど、ここは築地。

昼には仕事終いした市場の人に混じって

日の高いうちから、魚の肴をツマミに、一杯やるのも乙なものです。