中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

"新春の空に、一富士、二鷹!! "

[お江戸のマーシャ・堀内] 2016年1月 6日 09:00

新春、明けましておめでとうございます。

 

一月二日、横浜で厄払いを兼ねた新年のお参りをした後、銀座線/新橋から15分ほど歩いた所にある
浜離宮恩賜庭園に行き、伝統ある鷹狩の技「放鷹術(ほうようじゅつ)」を見てきました。
ここは江戸時代将軍家の鷹場、明治時代には鷹匠を住まわせてこの伝統を保護、この鷹を放ちての実演は
今回で24年目、外国人含めて数百人の観衆が居た様に思います。松の木の木陰だったので少し寒かった~。
--少し宣伝ですが、ここは真向いに見える晴海(2020オリンピック選手村)との間の東京湾から海水を引いている珍しい庭園であること、
また三百年の松があること、吉宗の時代にはベトナムからの白象が暫く住んでいたことでも有名です。

ck1515_20160105 (2).JPG ck1515_20160105 (3).JPG

ck1515_20160105 (4).JPG ck1515_20160105 (5).JPG

(浜離宮の説明版は、クリックすると大きく表示されます)

 

 

さて、メインイベントである210メートルの高さの電通ビル屋上から舞い降りる「オオタカの急降下」の前には、
輪回りといって、鷹に周辺環境に慣れさせるためのウォームアップです。
この日は晴天でしたが、オオタカの急降下時には、何故かトンビやカラスがたくさん集まってきて邪魔をされたり
して(縄張り争い、、)鷹匠の腕にはなかなか戻ってこないという自然ならではの微笑ましいハプニングでした。
一般の方の参加イベントで、鷹が数メートル飛んで腕に乗っかる!"鷹は、思ったよりも軽い"と言っておられたのは
わかるような気がします。
鷹が大空を風に乗って軽やかに飛ぶ姿は雄姿です、一富士、二鷹、三茄子、2016年、佳き年でありますように!

 

最後、この写真の緑の畑は菜の花です、二月以降には黄色一面になった風景がまた素晴らしい、自然を愛でる時として
お時間作って訪れられることをお勧めです。
浜離宮恩賜庭園 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html

ck1515_20160105 (6).JPG ck1515_20160105 (7).JPG

ck1515_20160105 (8).JPG ck1515_20160105 (9).JPG

ck1515_20160105 (1).JPG

 

合掌

 

 

新春振る舞い酒

[サム] 2016年1月 4日 16:00

 R0036710SQLLS.jpg  R0036722SQLLS (2).jpg

 

 2016年の幕開けは、本州付近が南から高気圧に覆われ、平年より気温が高く朝晩の冷え込みも弱い、穏やかな日々。

日本橋界隈では大勢の初売りの買い物客で賑わいました。

1月1日・2日両日10:00から、COREDO室町2 1Fエントランスに於いて、「八海山 千年こうじや」から「八海山樽酒」の、また1月2日11:00からは、YUITO 1Fエントランス内にて「若戎 純米酒 祝酒」の振る舞い。 

新春にふさわしい「おもてなし」イベントです。

若戎のえびす様は常若のえびす様。

いつまでも若さを持ち続けられるという願いが込められた "福" を呼び込む酒との由です。 

 

 「年は人に とらせて いつも若戎」(芭蕉)

江戸時代、上方では、福の神「えびす様」の像が刷られた「若戎」と呼ばれるお札があり、元旦早朝より「わかえびす わかえびす」とお札売りの呼び声が響き渡り、人々は福を招き入れようと「若戎」を買い求め、家の門口に貼ったり歳徳棚にお祀りしたりして、一年の幸を祈念したと伝えられます。

 

 

日本橋の正月風景

[メニイブックス] 2016年1月 4日 09:00

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

1月3日箱根駅伝を応援しながらの日本橋の正月風景です。

日本橋の橋のたもとに獅子舞と大黒様がおりました。

IMG_2234.JPG

恒例の箱根駅伝。三越前で応援しました。すごい応援団。青山学院大学 満面の笑みで目の前を疾走していきました。本当に「あっ」という間でした。

IMG_2238.JPGIMG_2239.JPG

このあと、福徳神社をお参り。ここもお参りの人でいっぱいでした。

IMG_2257.JPGIMG_2258.JPG

天気が良くて穏やかなお正月でした。

 

 

平成の蔵屋敷 in 中央区~その3~

[之乎者也] 2016年1月 3日 14:00

前回の「平成の蔵屋敷 in 中央区」(/archive/2015/08/-in-5.html)では、中央区にある地方銀行についてご紹介しました。3回目となる今回はそれから5か月ぶりとなりますが、今回は中央区に進出している外資系金融機関としてHSBCグループ/香港上海銀行を取り上げたいと思います。

 

東京駅前から八重洲通りを真っ直ぐ歩き、昭和通りと交わるところに、16年4月に地銀最大手の横浜銀行と経営統合することが決まっている第二地銀、東日本銀行の本店があります。その昭和通り沿いの北隣には、ガラス張りのビルが屹立しており、上部に赤地の6角形(Hexagon)に白抜きの蝶ネクタイのような形を合わせたマークの隣に、大きくHSBCの4文字が描かれています。こちらは、その香港の本部と似たガラス張りのデザイン、そしてマークからわかるようにHSBCグループ/香港上海銀行の東京拠点です。HSBC1.jpg

【HSBC東京支店ビル】⇒八重洲通りと昭和通りの交差点の近くにあります。


HSBCといえば、香港をはじめとするアジア地域、ロンドンやパリなど欧州では街中で普通に見かける銀行ですが、日本ではあまり見かけません。

日本ではもともとリテール事業を行っておらず、一時(2008年以降)展開したプレミアバンキング(プチ富裕層向けサービス)もプライベートバンキングとともに2012年に撤退しており、現在、日本においては貿易金融などをはじめとする法人向け商業金融サービス(香港上海銀行)、アセットマネジメント事業(HSBC投信)、証券会社ビジネス(HSBC証券)といった限定された範囲でのサービス提供となっています。

しかしこの銀行、実は日本とのゆかりは非常に深い銀行です。一般に、東京における外資系の銀行(投資銀行、商業銀行)は、赤坂や丸の内周辺に立地するケースが多く、中央区に拠点を設けている有力な銀行では、このHSBCのほかには、アメリカ銀行・メリルリンチ(@コレド日本橋)が有りますが、今回あえて香港上海銀行/HSBCグループをお題に選んだのは、日本とこの銀行のゆかりの深さによります。HSBC5.jpg

【1930年頃の香港上海銀行上海支店】⇒現在は、上海浦東発展銀行の外灘12号ビルとして使われています。

 

香港上海銀行は、1865年にスコットランド人のトーマス・サザーランドにより、香港にて設立されましたが、香港上海銀行が最初に日本へ進出したのは、設立の翌年の1866年です。それは、今を遡ること150年前、明治維新の前ですが、既に居留地があった横浜に最初の拠点を設けたのを皮切りとして神戸(1869年)、大阪(1872年)、長崎(1896年)と支店を開設していきます。明治以降の日本政府の富国強兵政策にも対応し、日本国内の鉄道、水道、港湾等のインフラ整備のために、2億5千万ポンドを貸付け日本の経済成長を支えました。

1923年の関東大震災により、横浜支店が倒壊したのをきっかけに、翌年東京支店を開設し、第2次大戦後も1947年以降、東京と神戸で営業を再開し、その後も日本において貿易金融等の分野を中心に日英間のビジネスをサポートした、まさに英国の在東京蔵屋敷のような役割を果たしてきた金融機関といえるでしょう。HSBC4.jpg【HSBC 香港本部ビル】

 

香港にあるHSBC本部ビルは、全面ガラス張りで更には風水を考慮した設計となっています。こちらについては預金、両替などのリテールバンキングも行っているので内部の見学も可能です。日本橋にある東京支店も、香港本部同様モダンなガラス張りのビル(1998年竣工)となっており興味をそそられますが、こちらについては、残念ながら現在リテールビジネスを行っていないため預金などこちらでは行うことはできず、従って一般には内部見学の機会は有りません。

なお、旧香港上海銀行長崎支店は、記念館として一般開放されており内部の見学も可能です。こちらはガラス張りではなく、明治の銀行建築ではありますが、長崎への旅行の際には見学のため訪れてみるのも一興です。

 HSBC3.jpg

【旧香港上海銀行長崎支店記念館】

 

【香港上海銀行東京支店】

所在地:中央区日本橋3-11-1(昭和通り沿い)

*文中説明の通り、東京支店ではリテールビジネスは行っておらず、基本的にビル内部には入れません。見学の場合は外部から見ることに止めましょう。

 

 

築地本願寺~2015年除夜会~

[之乎者也] 2016年1月 2日 14:00

12月31日の夜、近くの築地本願寺の除夜会に行って来ました。Honganji1.jpg

22時45分、正門前に到着すると既に構内には篝火が焚かれ古代インド様式建築、国の重要文化財でもある本堂(1934年竣工)は昼間のように明るくライトアップされています。Honganji2.jpgわくわく感を押さえながら入っていくと「甘酒とココア

いかがですか!」と温かい飲み物を無料でサービスしてくれます。しばし甘酒で温まりながら、築地本願寺のロゴマークと2016 PEACEの文字を描いたキャンドルアート・平和の灯を眺めます。Honganji3.jpg

それまで流れていたパイプオルガンの穏やかな音楽が終わり、23:00「讃仏偈(さんぶつげ)」作法による法要が始まります。雅楽演奏と声明が30分ほど続いた後、宗務長(築地本願寺の事務部門の長)の安永雄玄(ゆうげん)さんからお話がありました。安永さんは今までずっと仏門にいらっしゃったわけではなく、大学卒業後、22年の都市銀行勤務と経営コンサルティング会社の立ち上げを経て、この2015年の7月に築地本願寺の宗務長に抜擢された方。実社会での経験も踏まえたわかりやすい法話を聞けました。Honganji4.jpg

カウントダウンも終わりいよいよ2016年です。安永さんから今年の字「志(こころざし)」が披露されました。「小さな課題を『志(=目標)』をしっかりと持ちながら一つ一つたゆまず解決していくことで、気が付いたら大きな進歩が得られるようにしたい」というお話でした。Honganji5.jpg【築地本願寺】

所在地:〒104-8435  中央区築地三丁目15番1号

電話:03-3541-1131

本堂参拝時間:6:00~17:00(4月から9月は~17:30) 

 

 

2015年大晦日の中央区

[CAM] 2016年1月 2日 12:00

 年末・年始は関西へ帰りたかったが、それを断念して東京中央区観光特派員の業務に精励することにし、大晦日の中央区内を散歩。

 

 まずは、市場と一体の形としては今年が最後の歳末となる築地場外市場。写真は、13:00ごろ撮影したもので、閉まっている店もあったが、中心部ではかなりの人出でした。

IMG_2457.JPGIMG_2460.JPG

 次に銀座へ。 三越には、「初売りは2日10時から」という垂れ幕がかかっていました。撮影は13:30ごろです。

IMG_2461.JPG

 救世軍の社会鍋も。

IMG_2462.JPG

 京橋を過ぎて、日本橋を臨む。 撮影は14:00ごろ。

IMG_2463.JPG

 人形町の光景。撮影は15:00ごろ。

IMG_2470.JPG

 歌舞伎座。撮影は16:00ごろ。

IMG_2472.JPG

 夕暮れ前の佃・月島を勝どき橋上から臨む。 撮影は16:15ごろ。

IMG_2474.JPG